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セプターズカップ2001用ブック


キャップ氏(セプター名:ドモン)

日付 区分 大会名 結果
01/20 店舗大会 エマーソン浜北小林店 一回戦敗退
01/21 店舗大会 ゲームショップぱる曲金店 一回戦敗退
01/27 店舗大会 焼津谷島屋TVパニック登呂田店 一回戦敗退
01/28 店舗大会 マジカルステーション各務原店 3位(繰上2位)
03/04 全国大会 セプターズカップ本選大会 一回戦敗退

予選用ブック: プラチナ(1/28時点)
予選用マップ「転送×転送」は、「ホーリーワード」や「リコール」で確実に歩を進めるのが良いのだが、当然それを阻止するために相手からは「ライフフォース」を撃たれる。 移動系スペルを多くすれば周回する速度はどんどん増すが、その分ライフフォースのダメージも大きくなる。そして、1度頭上に花が咲けば後は完全にダイス任せで、「アポーツ」やリコールで更に邪魔される可能性も大。 そこで選択したのは、自分の速度はある程度諦め、相手の速度を奪いつつ戦闘を主体とし、土地を奪って勝ちに繋げるというもの。

ただ、テストプレイの段階にして、高速周回ブックが絶対に強いということは揺るがなかった。自分以外の3人が高速周回で土地は守るだけという様な場合、1人では流石に全てを止めることが出来ず、どうしても誰かに抜け出られ追いつけないという状況に陥る。 基本的にはいい組み合わせを願うしか無いのだが、ライフフォースだけでなく「バリアー」も動員して邪魔を図る。バリアーはリコール、ホーリーワードを無効にするだけだが、速度重視のブックにはこれだけでもかなり有効。

そして、高速周回者はバリアーを持っていないので、「シャッター」で壊し放題。シャッターの必要性は後から気付いて入れたものだったが、ここまで揃えてやっと邪魔ブックとして機能してきた様に思う。この3つを臨機応変に使用し、もし先手を取られライフフォースを掛けられた時は、クリーチャーの手数の多さでカバーする。


Creature 20 Item 08 Spell 22
シーフ 2 グレムリンアムル 2 アンサモン 1
スチームギア 3 ネクロスカラベ 3 オムニポーテント 1
デコイ 1 ファルコンソード 3 シャッター 3
バンディット 3     チャリオット 2
フードラム 3     ドレインマジック 1
ミスティエッグ 1     バリアー 3
リトルグレイ 2     ホーリーワードX 4
ルナティックヘア 3     ライフフォース 3
ミルメコレオ 2     リコール 3
        リバイバル 1

クリーチャー(20)
ブックの中は予選を通じていくらか変わって行ったが、クリーチャーの数が20前後という線だけは、ライフフォース対策として変える訳にいかなかった。無属性主体なのは“安さ”に尽きる。ただでさえ安いのに、ライフフォース時の安さといったらもう。その時の稼ぎ手として、「バンディット」は欠かせない。

無属性の土地には、無条件でクリーチャーを配置。属性の付いた土地は、色を選んで配置。相手が揃えようとしている色が大前提で、複数の場合は倒し易そうなクリーチャーを置いている人の色、数多く置いている人の色などから選択する。これは、相手の土地を奪うことが、即自分の土地の連鎖に繋がるようにするためである。相手が3連鎖4連鎖していれば、1つは奪えそうな土地があるはずだ。

但し、自分にライフフォースが掛かっている時には、それほど色を気にせずに置く。移動と「チャリオット」1回で届く範囲であれば問題は無い。最悪そのまま放置されることになるが、それでも報酬アップには役立ってくれる。

「フードラム」は、バンディットの武器として機能させるためのものであり、これ単体でどうにかしようという意図は無く、それをより明確にするために「ファイター」ではなくこちらを選んだ。安いし。

アイテム(8)
相手の先制クリーチャーには滅法弱いので、それを補う「ファルコンソード」。他、ここでも安さは1つの選択基準となっている。

スペル(22)
予選を何試合か見て出した結論の1つに、“「アンサモン」は効く”というのがあった。「ランドプロテクト」が思っていた以上に少なく、更にシャッター辺りも余り多くないので、見せカードとして威力を発揮し、実際に使用して効果を上げる。200Gというコストがネックだろうが、それに見合うだけは充分に役立つ。

「リバイバル」は余り好きじゃないスペルなのだが、元々移動系スペルを使わなければ運が試されるマップだし、今回はこれの運に賭けてみようと思い入れた。あわよくば「オムニポーテント」を2度、他序盤に出てしまったカードを引き戻し、というのが狙い。 しかし、今回は敢えて「リンカネーション」を外してあるので、基本的に使い難いものではある。この辺りは流動的で、予選毎に違っていた部分。

雑感
自分の感覚では、これでもスペルの数が多過ぎてライフフォース時に手出し出来ない時間が長くなってしまう様に思ったが、かと言ってどれを捨てるのかと考えても最早選べず。戦闘を主体にすると言いながらクリーチャーがもう1つ非力なので、減らしたスペルの分強力な(でも安い)クリーチャーを入れるべきであったろう。


本選用ブック: (髑髏)ドリラー
色々考えた結果、対戦者の中に地属性主体の人が絶対1人はいるはずだと結論を出し、対地属性というものを基本とした。更に、予選マップに比べ格段に魔力の余裕が発生することから、「テンペスト」などの大物全体攻撃スペルが使用される機会も増えるだろうと、クリーチャーは高HPのものを主とする。 そして、いざという時のための絶対的な破壊力が必要。以上全てを満たすものとして、自分は水属性を選択した。


Creature 14 Item 07 Spell 29
カリブディス 1 フュージョン 2 アンサモン 1
シーモンク 2 ホーリーグレイル 3 シャッター 3
ジオファーグ 3 ホーリーシンボル 2 シンク 2
G・アメーバ 2     スワップスペル 1
G・イール 2     チャリオット 2
ディープスポーン 2     テレキネシス 2
リヴァイアサン 2     ドレインマジック 3
        パーミッション 4
        ヘイスト 3
        ライフストリーム 1
        ランドプロテクト 3
        リバイバル 1
        リンカネーション 3

クリーチャー(14)
「カリブディス」は配置制限がきついが対地属性としては問題無く、場合によってはチャリオットで他の属性へも侵入可能。城越え、或いは砦越えなどのアタックには、相手もノーケアである場合が少なくない。 「シーモンク」はスクロール強打という替え難い決定力がある上、更に人族をマヒさせるというおまけも付いてかなり重宝する。そして、一発で場の状況を激変させることも可能な「リヴァイアサン」。相手の高レベル土地へ「フュージョン」を持って攻め込み、土地を奪うだけでなく同時に護符へも大ダメージを負わせる。

「G・アメーバ」「G・イール」はそれぞれ無効となる場所で様子を覗い、いざという時のチャンスに繋げる。「ディープスポーン」に「テレキネシス」で相手を引き込んで、バインドを与えるのも基本か。ところで、「ジオファーグ」の即死が発動したところを見たこと無いのは、ただの偶然だろうか?

アイテム(7)
「ホーリーシンボル」は、戦闘時の決定力を付けるために採用。フュージョンだけでなく、これもリヴァイアサンに持たせることで、場合によっては同様の効果を発揮させることが出来る。スクロールを持てない獣族が、必殺の一撃を繰り出せるようになるのも良し。しかし、この攻撃が外れると自分に返って来る精神的ダメージは大。

スペル(29)
水属性を選択した以上シンクを入れるのは当然だが、リヴァイアサンの期待もあって2枚に留めた。ただでさえクリーチャーが少なく、序盤にリヴァイアサンとシーモンクが全て出てしまうとその後何も出来ずに終わってしまう可能性もあるので、保険のためにリバイバル。使わずに済めばそれに越したことは無い。

雑感
もっと地属性主体の人が多いかと思っていたが意外と少なくて、もし勝ち進んだとしても自分の思惑通りにはいかなかっただろうと思う。1枚のみ入っているスペルはある意味迷いの証でもあるので、それらを全て無くして他のものに振り分けるか、ホーリーワードXにでもしておけば良かったかも知れない。



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