ひかりサンテクリニック 心療内科・内科・神経科
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まめ知識
 こころのかぜ
 "こころの風邪"ってご存じですか?最近は"うつ"のことをそんな風に呼ぶことが多くなりました。その理由は"うつ"が誰でもがかかる病気で、少しの間休むと以前の様に元気に生活ができるようになるからです。どんな病気も早めの治療が大切です。ちょっとしたコツをつかんで、上手に休息をとることができれば、かならず良くなる病気ですので、「おかしいなぁ…」とひとりで悩んでいないで、まわりの方や当院に気軽に相談してみてはいかがでしょうか?きっと、笑顔が戻ってきますよ。
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 ◇ 高脂血症と動脈硬化
 コレステロールや中性脂肪が高いと言われたことはありませんか? 高脂血症は自覚症状がないため、検診などで、血液検査をするまでは気づかれないことが多い病気です。しかし、そのままにしておくと、血管にいわゆる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)がたまりはじめ、血管が固くなったり傷つきやすくなるため心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気の原因となります。軽い運動を心がけることや食生活(生活習慣)に気をつけて高脂血症を予防するとともに、おりにふれ血液検査を受けて高脂血症になっていないか確認しておくと安心です。
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 ◇ おなかの調子が…
 トイレに行ってもおなかがすっきりしない。便秘と下痢を繰り返してしまう。調子が悪いのでいろいろと検査を受けても異常ないと言われてしまう…。そんなときは、何かのきっかけでおなかの動きが上手く調整できなくなっているのかもしれません。気持ちのうえでも「また調子が悪くなるのではないか」と悪循環に陥ってしまっていることも多いと思います。便をほどよい硬さに整えるお薬などを使いながら、一度悪循環を断ち切ることが必要です。思っていたよりあっさりと気分の良い排便ができるようになるかもしれませんよ。
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 ◇ 「頭が痛い」について
 頭が痛くなることが多い方はいませんか?頭痛の原因にはいろいろありますが最も多いのは、肩や首の凝りをともなう筋緊張性頭痛です。しかし、最近「片頭痛」が注目されています。脈を打つような痛みで、動くと痛みが悪化する様な時には片頭痛かもしれません。女性の方は特にその可能性が高いと言われています。痛みの起こる前に、ギザギザした光が見えたり、視野が狭くなったりすることもあります。片頭痛の痛みは一般の痛み止めではなかなかおさまらないことが多かったのですが、最近は服用しやすい片頭痛のお薬が開発されました。一度、自分の頭痛のタイプを確認されてみてはいかがですか?そして、どの頭痛でもストレスためすぎないようにすることが大切です。
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 ◇ インフルエンザの特徴
 インフルエンザは普通の風邪とくらべて高い熱や筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴です。脳症などの重大な合併症も知られていますし、小さなお子さんやお年寄りは特に注意が必要です。予防法としては、外出後にはうがいをする、部屋を乾燥させないようにする、免疫力を高めるために十分な栄養と休養をとることなどがありますが、ワクチンの接種も有効な予防法のひとつです。毎年11月上旬ごろより流行が始まりますので、その前に接種しておくことをおすすめします。効果は5ヶ月程度持続すると言われているようです。
 ただし、ワクチンを接種してもその年に予想された型以外のウイルスやインフルエンザ以外の風邪までは予防できませんので、前述の予防法がとても大切になります。
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 ◇ 突然、死んでしまうかと思うほど息苦しくなる
 ある日、突然に胸が苦しくなり、息ができなくなって救急車を呼び、病院で検査を受けたが、「異常はない」「精神的な問題だろう」と言われる。しばらくすると、また、おなじ事が起こるため、しだいに、「いつ、また起こるのか」と考えると外出さえできなくなってしまう・・・そんな方が最近増えているようです。パニック発作と呼ばれるこの苦しさは、「精神的な問題が中心で起こるものではない」と近年考えられるようになった病気です。有効な治療法もありますので、ぜひ、早めにご相談をされることをおすすめします。
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 ◇ かぜに負けるな!
 かぜはウイルスや細菌が原因と言われていますが、菌が体の中に入ってきても、体の中の”かぜと戦うしくみ(免疫)”が元気であれば、かぜをひくことはありません。ですから、精神的なストレスを減らし、充分な栄養と休養をとっておくことが風邪予防にもなるわけです。
 そして、かぜをひいてしまったときは、体のかぜの菌と戦いやすい様にしてあげることができれば、はやくかぜが治るということになります。ウイルスや細菌を直接攻撃する薬があれば、薬が体の強い味方になるわけですが、かぜの多くはウイルスが原因なので、直接攻撃する薬は実はとても少ないのです。(最近はインフルエンザウイルスについては効く薬があり、症状が出てから2日以内に飲むとかなり有効のようです。)
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 ◇ かぜの症状とくすり
 ”熱”は体がかぜの菌との戦いを有利にしようとして体温を上げるために起こると言われています。体温が上がると菌は弱り、”かぜと戦うしくみ(免疫)”は活動が活発になるのです。38.5度位までは戦いやすい体温と言えます。しかし、長く熱が続く場合などは体全体が弱ってしまいますので、薬で熱を下げる必要が出てきますし、仕事などをするために無理にでも熱を下げなくてはならなくなることもあるかもしれません。鼻水やせきなどは、かぜの菌や菌との戦いのために出たゴミを体の外に出すために起こります。こんなことも頭の片隅に入れておいて薬と上手に付き合いましょう。
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 ◇ ”ものわすれ”は病気でしょうか?
 「最近、物をどこに置いたか忘れてしまうことが増えた・・・」年を重ねていくと体のあちこちが若いころのようには働かなくなってきますね。記憶力も例外ではありません。それでも、経験の豊富さがそういった面を補ってくれることも多いはずです。
 しかし、血圧が高いなど脳血管系の危険因子がある場合は脳梗塞などの脳の病気が関係していることもありますので、検査を受ける事が大切です。脳梗塞などの場合はある日突然に脳の働きが悪くなることが多いのですが、少しずつ物忘れをするようになっていく場合は、アルツハイマー型と呼ばれる状態かもしれません。
 ご家族のことでも構いませんので、ご心配な点やわからないことがありましたら、遠慮なくご相談ください。
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 ◇ ”ものわすれ”を治すくすり?
 あたま(脳)の中では、たくさんの神経が網の目のように張り巡らされ、お互いに連絡を取り合っています。神経の連絡係(神経伝達物質)が足らなくなると、頭の働きが今までのようにはいかなくなります。アルツハイマー型の痴呆の場合は、アセチルコリンと言われる連絡係が足らなくなっていると考えられています。最近は、連絡係を助けるお薬ができ、物忘れの進み具合を遅らせることができるようになりました。痴呆は恥ずかしい病気ではなく、原因がわかっている体の病気です。早めに治療をすることが悪化を遅らせ、家族の苦労も少なくしてくれるはずです。
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 ◇ HbA1c !?
 血液検査の結果に”HbA1c”と書いてあるのを見たことがありますか?特に糖尿病が心配な方や糖尿病と診断されている方には覚えて頂きたい検査項目です。「ヘモグロビン・エー・ワン・シー」と読むのですが、この結果をみると、最近一ヶ月の間に”体の中の糖分が多かったかどうか”がわかります。血液の中の糖分(血糖)は、何かを食べたりすると、すぐにグンと上がってしまいます。そのため、朝に食事をしないで検査に来て頂くのですが、それも結構大変ですし、検査をした日だけの結果よりも、普段どんな状態なのかがわかった方が、糖尿病のような生活習慣病には良いのです。正常値は6%くらいですので、自分の値を確認してみてください。当院では、以前の検査結果でも、希望があればお渡しすることができます。(グラフにもできますよ。)
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 ◇ LDL-C !?
 今回は”LDL-C”についてです。「エルディーエル・コレステロール」と読むのですが、いわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれているものです。なぜ、悪玉と呼ばれるのかと言いますと、肝臓から全身にコレステロールを運ぶ役目をしているため、体の中に余分にコレステロールがある状態では血管の壁にコレステロールを置いていってしまうからです。血管の壁にコレステロールが溜まると、血管が硬くなり(動脈硬化)、血液の流れが悪くなったり、ぼろぼろになった血管の壁のかけらが細い血管に詰まってしまったり(脳梗塞、心筋梗塞)してしまいます。総コレステロールよりもこちらの数字をよく見るようにしましょう。基準値は50〜140mg/dlです。以前の検査結果でも、希望があればお渡しすることができますのでお申し出ください。
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 ◇ ”気持ち”ってなに?
 怒ったり、悲しかったり、嬉しかったり、楽しかったり・・・。私たちは普段、いろいろな気持ち(感情)を感じながら生活をしています。感情は自然に起こってきて、自分にはどうしようもないものと考えがちですが、実は”ある出来事に対して自分なりの判断(認知)をして感情が起こっている”と心理学的には考えられています。ですから、意識して練習をしていけば、ある程度、感情をコントロールすることは可能です。自分が感じる事に対して、罪悪感や嫌悪感を持たずに、まずは受け入れてあげることも大切です。その上で、上手にコントロールする方法を少しずつ学んで行けば良いのです。
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 ◇ 認知療法について(1)
 前回お話ししたように、感情はある程度コントロールすることができます。その方法の一つが認知療法です。ある出来事に対してどのように、感じたり考えたりするか(認知)は、ひとりひとり自分のクセがあります。そのクセに気付いて、変えていこうとする方法が認知療法と呼ばれている方法です。うつの治療法として薬を飲むのと同じくらい効果があることが確認されていて、効果が持続するという面では薬よりも効果が高い治療法として有名なのですが、病気の治療法としてだけでなく、日常生活のストレスが多いと感じる時に、ストレスを減らす方法としても利用できます。
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 ◇ 認知療法について(2)
 認知とはどんなものでしょうか。暗い夜道を歩いているときに、後ろから自分に近づいてくる足音が聞こえてきたらどうでしょう。@犯罪者が近づいているに違いないと認知(判断)したら、恐怖感を感じるでしょう。そのあと情報が増えて、後ろからくる人が警察官の服装をしている事が判れば、A警察官が巡回をしてくれていたのだと認知し、安心感を感じるかもしれません。このように、足音を@と受け取るかAと受け取るかで、湧いてくる感情は変わるのです。感情は自然に起こっているのではなく、出来事の認知の仕方により変化することに注目するのが認知療法です。
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 ◇ インフルエンザの流行について
 インフルエンザは普通の風邪とくらべて高い熱や筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴です。今年はインフルエンザと症状がよく似ていると言われるSARSの再流行も心配されていますので、これまで以上に注意が必要です。インフルエンザにはワクチンやウイルスを退治する薬がありますので、早めにワクチンを接種したり、薬を飲み始めるようにしましょう。ワクチンの効果は5ヶ月程度持続すると言われているようです。インフルエンザ、SARS両方に効果のある最も大切な予防法は、外出後にはうがいをする、部屋を乾燥させないようにする、免疫力を高めるために十分な栄養と休養をとる、マスクを使用する、などの基本的な予防法です。面倒がらずに、実践してみてください。
 
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