宇井、暫定ポール - 予選1日目
500cc - カピロッシ、暫定ポール
春の鈴鹿から南アフリカはウェルコムへ。500ccクラスの予選1日目は、ホンダのロリス・カピロッシが唯ひとり1分36秒を切る1'35.618で暫定ポールを獲得した。0.565秒差の2番手に同じくホンダのヴァレンティーノ・ロッシ、3番手にヤマハのギャリー・マッコイ(昨年の活躍が見られるか)、4番手にスズキのケニー・ロバーツが入った。阿部典史は5番手、宇川徹は6番手、中野真矢は7番手、芳賀紀行は12番手、青木治親は14番手。
250cc - メランドリ、暫定ポール
250ccクラスはアプリリアのマルコ・メランドリが1'37.936で暫定ポールを獲得。2番手に同じくアプリリアの原田哲也、3番手にホンダの加藤大治郎、4番手にアプリリアのフォンシ・ニエトが入った。松戸直樹は11番手。
125cc - 宇井、暫定ポール
125ccクラスはデルビの宇井陽一がセッション終了間際に1'43.087のタイムでTSRホンダの上田昇を逆転して暫定ポールを獲得した。0.228秒差の2番手に上田、3番手にジレラのマヌエル・ポッジャーリ、4番手にホンダのアルノー・ヴァンサンが入った。東雅雄はクラッシュしたが怪我はなく15番手。
ロッシ、加藤、宇井、ポール獲得 - 予選2日目
500cc - ロッシ、ポール獲得
500ccクラス予選2日目はホンダのエース、ヴァレンティーノ・ロッシが1'34.629でポールポジションを獲得した。2番手に前日暫定ポールの好調ロリス・カピロッシ、3番手に2戦連続のフロントロウとなるヤマハのルーキー中野真矢(!)、4番手にギャリー・マッコイが入った。宇川徹は6番手、阿部典史は7番手、芳賀紀行は10番手、青木治親は14番手。
250cc - 加藤、ポール獲得
250ccクラスはホンダの加藤大治郎が1'36.937でサーキットレコードを更新しポールポジションを獲得した。2番手に同じく1分36秒台にいれたアプリリアの原田哲也、3番手にマルコ・メランドリ、4番手にロベルト・ロカテッリが入った。ヤマハの松戸直樹は13番手。
500cc - 宇井、ポール獲得
125ccクラスはデルビの宇井陽一が1'42.059でポールポジションを獲得した。2番手にTSRホンダの上田昇、3番手にジレラのマヌエル・ポッジャーリ、4番手にアプリリアのルーチョ・チェッキネッロが続いた。東雅雄は9番手。
大治郎、連勝! - 決勝
500cc - ロッシ、連勝/宇川、表彰台!
500cccクラスの決勝はホンダのヴァレンティーノ・ロッシが鈴鹿に続いて優勝を飾った。2位には同じくホンダのロリス・カピロッシ、3位に500cc初表彰台のルーキー宇川徹が入りホンダの1-2-3となった。中野真矢は4位、阿部典史は5位、青木治親は12位、芳賀紀行は2戦連続のリタイアとなった。
次戦ヘレスからヨーロッパラウンドへ。ビアッジ辺りが巻き返しをかけないと、ロッシがこのまま逃げてしまうかも。
250cc - 大治郎、連勝!
250ccクラスはホンダの加藤大治郎がスタートからリードを奪い、これにアプリリアの3台、マルコ・メランドリ、ロベルト・ロカテッリ、原田哲也が続いた。メランドリはロカテッリ、原田とのバトルを制して残り6周でトップの加藤を追う。メランドリは1周に0.5秒以上のペースで加藤との差をつめていったが僅か0.083秒およばず2位に終わった。優勝は加藤。原田はロカテッリを押さえて3位でフィニッシュした。松戸直樹は9位。
125cc - 宇井、優勝!
125ccクラスはポールポジションからスタートしたデルビの宇井陽一がフィニッシュまでレースをリードして今シーズン初の優勝を飾った。2位にジレラのマヌエル・ポッジャーリ、3位にファイナルラップでジーノ・ボルソイをかわした上田昇が入った。東雅雄は10位。
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