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ルールを大事にする、という教育環境の中で生きている子どもは、異質なものを批判したり否定したりすることが正義だ、と無意識に感じます。だからそういう子どもがおとなになると、自分の原則を大事にするあまり、自分の原則と違うノイズに対しては、否定的にしか向き合えなくなるのです。

 


 

高橋巌「自己教育の処方箋 おとなと子どものシュタイナー教育」角川書店


 

 

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