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文学談義は、「何か」とか「誰かが」とか「どこだったか」とか、そんなあいまいなことばを起点に、寄り道しながらゆっくりと進みます。

「知る、わかる、それで終わり」の時代に、それとはちがう、やわらかな空気がそこにはあります。

 


 

荒川洋治「文学談義」〈NHK「視点・論点」2007年11月1日放送〉


 

 

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