2007/5/28
今朝は早朝のアグン山(日が昇ると、とたんに雲に霞んで見えなくなるので)を撮影する為に、私とアリさんの撮影隊だけ日の出前にバンガローを出発、という事で朝5時前に起きて準備を開始。 外に出てみると、うっすらと東の空(北半球の感覚からすると西なのだが???)が明るくなって来たので、トランベンの夜明け直前の景色をパチリ!
撮影隊の二人はまだみんなが寝静まる中、車でアグン山の登山道入り口まで行って撮影を開始、気が付くとアグン山の真向いには海に朝日の昇る絶景が・・・。
刻々と変化する海山両方の風景にカメラは1台、状況を見ながらシャッターチャンスを見定めて三脚の上のカメラを反転させ、無事に撮影を終えたのであった。
バンガローに戻ると、レストランには大沼さんが一人ポツ〜ンと座っているだけでスタッフはまだ不在、今撮って来た写真を見ながらしばらく話しているとようやくスタッフが現れて朝食の準備開始、のどかなものである。
すぐ近くで「カッカラ・カッカラ」と、いつもバリで目覚めと同時に耳にする鳥の鳴き声がしたのでカメラを向けてみると、いました。
今まで鳴き声だけでどんな姿なのか判らなかったのだが、とうとう正体(ヒヨドリを一回り小さくしたような鳥)を写真に収める事に成功(^^)V。
ボートが到着したので海からの視察を開始。10年ほど前には何も無かったはずのトランベンだが、今回海から見たあちこちに出来たリゾート・ラッシュ風景にビックリ。
次にアメドの塩田まで行ってみたが、まだ乾期に入ったばかりだからか残念ながら塩作りはまだ行われていないようである。
ここでの塩の作り方は右の写真のとおりに椰子の木の幹をカマボコ状に縦二つに割り、その中をくり抜いて海水を汲み入れて自然乾燥させる方法で行なう。苦みが無い美味しい天然塩が採れるそうである。
推測するに、この方法だと海水に含まれるニガリ成分が程良く木の幹から地面へ抜け出して、美味しい塩になるのではないかと思われる。(上陸したついでに、おみやげとしてアメドの塩を買って帰りました)^o^(。)
トランベンへ戻り、ボートから水面を覗くと海底の石が目の前に迫るぐらいに透き通っている(画像をクリックすると拡大)。本当にこのあたりの海は見事なほどに綺麗である。
アリさん、今日の我々のためにいろいろと視察コースの計画を立ててくれていたようなのだが、ボートでの視察ですでにタイムアウト。
たぶんいろいろと観て廻りながらサヌールまで戻るコースを考えていたはずだが、そろそろ寄り道無しで戻らないとサヌール到着が夜中になってしまう。ちょっと残年そうな顔つきだった。
戻る途中で素敵な風景に出会うたびに、車の窓から、そして途中で止めてもらいながら写真を撮りつつサヌールへ。
こちらの女性は軽かろうが重かろうが、何でもかんでも頭に荷物を乗せて運ぶ。そしてそのおかげだと思うのだが、若かろうが年寄りだろうがみんな背筋がシャンッ!としている。
日本人みたいに、背筋の丸まった若者とか腰の曲がった老人なんてのは一人も見た事がないのだ、まことに見事である。
今夜の宿は、サヌールのほぼ中央にあるパリカタ・リゾートホテルである。
チェックインを済ませ、すぐ近くのサークルKでビールを仕入れ、そしてどこか適当に入った店で夕食を済ませて、また明日も出かける視察に備えて・・・(
^.^)( -.-)( _ _)
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