2007/6/1
昨日までの観光視察やミーティングが全て終わり、大沼さんは日本へ帰国。こちらは時差1時間遅れだから、おそらく今ごろ成田に到着する頃だろう。
昨年ツアーが終わってみんなが帰った後に一人でバリ島・サヌールのホテルに残り、自称プリンター大作戦と銘打っていろいろな人と仲良くなり、楽しい時を過ごす事が出来たのだ。 今回も希望して、観光視察終了後にわずかな日数だが、また一人で勝手気ままな旅をセッティングしてしまったのだ。つまり、いよいよサヌール放浪の旅
II の始まり々々〜、という訳である。
今回もまたプリンター大作戦で再挑戦!と言う事で持ち込んだ機材は、昨年同様キャノンのモバイルプリンターiP90と、PCは昨年のMac
PowerBookからより軽量なSONY VAIO-T に変更。そしてデジカメ一眼はNikon
D70 からD200にバージョンアップ(本当は観光視察取材目的でこれと大型三脚をしっかり持ち込んだんですけど。^_^)と、準備万端なのだ。
という事で遅めの朝食を済ませてから、去年会った連中に早く会いたいというはやる気持ちをなだめながらカメラ片手にのんびりとビーチ沿いの遊歩道をジャランジャラン開始したのである。 ところが今回のホテルの場所はサヌールのほぼ中央、前回のホテルは北の端だったから、歩けど々々いっこうに目的地である北へは到着しない。予想はしていたが、こりゃけっこうな距離だ!
後で地図を調べたら、ビーチ沿いを通るほぼ直線距離で約4キロある。去年の記憶を辿りながらようやくバリで一番高い建物のグランドバリビーチへ到着、ジャランジャラン開始からすでに1時間は過ぎているが、ここまで来ればもう一息。
まず最初に去年お昼ご飯を食べに通った屋台へ顔を出して生まれた子供の様子を伺いたいのだが、まだお昼ご飯には少々時間が早い。という事でル・メイヨール美術館で時間を潰そうと行ってみると、何故か今日は門が閉まっていて入れない。
結局、はやる気持ちを押さえきれずにそのまま屋台まで到着。声を掛けると、夫婦二人とも私の顔をちゃんと覚えていたので一安心(*^_^*)。そしてその奥の木陰には、何と子供の寝姿が・・・。
去年奥さんのお腹にいた子供はまだ1才にもなっていないだろうからこんなに大きいはずはないので、この子はたぶん上の子。という事は、無事にお腹の子供が生まれて上の子の面倒を見ながら屋台で商売している、という事なのだろう。(お互い片言しか通じないのでたぶん・・・。(^^ゞ)
ダンナが私に「マカン?(ごはん食べるか?)」と聞いてきたので、単語と身振り手振りで「ジャランジャランしてまた来るから後で食べるね。」と伝えたつもりで、しばらく時間潰しついでに他に会いたい人を捜しにあたりをほっつき歩いてみた。
ここから去年泊まったホテル
プリ・ダレムまではすぐ近くなので、レストランのマデのオバチャン→(これは去年のマデのオバチャン)に会いに行ってみた。
直接レストランへ行って知った顔を探すが、それらしき人物は誰もいない、厨房も閑散としていてマデのオバチャンに会えるどころではなさそうな雰囲気である。しかたなくフロントで聞いてみると、「今はオフで休みだ!」とのつれない返事、残念。
諦めてホテルを後にし、今度はTシャツを買ったオバチャンを探しにまたビーチへと戻ってみた。
場所はビーチ手前の路地を左に入ったマーケット、いつもマーケットの入り口あたりにみんなで集まって、ポンポコリンなお腹でお供えを作ったり井戸端会議をやっていたのでその場所へ行ってみた。

去年のポンポコリンなお腹 |

今年のオバチャンとその娘 |
すると見覚えのある顔のオバチャンが・・・、向こうも私の顔を見付けて、「ア〜ッ!」とお互いに指差しっこである。
生まれた子供の事を聞くと、無事に生まれたけど今ゼンソクで大変だとの話。上のお姉ちゃんを店に連れて来ていたので、二人揃ってパチリ!
再会した記念に今年もオバチャンの店でTシャツを2枚買ったけど、今回はちゃんとディスカウントしてもらいましたとさ。
そろそろ時間もお昼時、さっきの屋台へ戻って、久しぶりにここの美味しいナシゴレンを注文。 するとさっき木陰で寝ていた子供が目を覚ましていて、屋台の廻りをウロチョロ。ちょっと目を離した隙にヨチヨチと勝手にとんでもない方向へ歩いて行っちゃうし、落ちている物を見付けると手当たり次第に口に入れるので本当に大変である。
しかしこの子、顔の輪郭は奥さんそっくりだし、目鼻立ちは見事なほどダンナにそっくり、イヤ〜!しかし可愛い。
久しぶりにここの美味しいナシゴレンを食べ終わって、支払いをしようと去年と同じ金額を出すとどうやら違うらしい。
こんな時のためにメモ帳とペンをポケットに忍ばせておいたので、早速奥さんに手渡すとRp6,000-と書いてくれたので追加でRp1,000-を渡して支払いを済ませた。
「最近のバリは物価高騰で、お米の値段が倍にはね上がって生活が大変だ!」と聞いていたので、そんな状況下で屋台の値段も上げざるを得なかったのだろう。
帰りはバイパスへ回って道路側のコースをジャランジャランしてみたが、バイパス沿いにあるごはん屋さん!とスーパーマーケットの様子がおかしい。どちらも閉店している様子なのだ。
道路の反対側からだったので詳しい事は今度また調べる事にして、今日はこれからカルパタルへ行ってブディに会い、「またバリに遊びに来たよ!」と挨拶をしておきたいのだ。
途中Bahagia's→の前を通る時、また去年みたいにここのオヤジさんの流暢だが、しかし少し怪しげな日本語で呼び止められる事を期待していたのだが、残念ながら何事も無くすんなりと通過してしまった。(x_x)
いよいよ懐かしいダナウ・タンブリンガン通りにさしかかり、去年の記憶と照らし合わせながらワクワクする気持ちでカルパタルまで到着。
ブディの持ち場であるカウンターバーを覗くが、まだもぬけの殻である。奥にいた女の子に「ブディは居るかい?」と聞いてみると、「3時になったら来る。」との返事。なるほど、去年は一日の最後に足をのばしてここへ立ち寄っていたのでいつも夜だったのだが、今回は逆に帰り道なのでまだお昼過ぎなのである。
改めて夕方になってから出直す事にして、途中スーパーマーケットのHardy'sで買い物をしてホテルまで戻った。
ホテルの部屋へ戻り、まずは写真データのバックアップである。今回は後で調整が可能なようにJPEG高画像と一緒にLawData(現像処理前の生データ)も保存する設定にしてあるので、6ギガのマイクロドライブで約250ショット。
撮る気になれば2日分は持たないショット数なので、毎日バックアップを取るようにしているのだ。
バックアップ中は終わるまでプリントも何も出来ないので、Hardy'sで買って来た缶ビール片手に夕方の行動の作戦会議を開始、それに飽きると今度はプールでひと泳ぎ。
そしてバックアップが終わると、今度はプレゼントする写真のピックアップとプリントアウト準備といった具合で、行動開始までの時間をノンビリと、しかし有意義に過ごしたのであ〜る。
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