整備屋日記 毎日車と格闘してます。工場ではこんなことがありました!

整備屋日記全く私的な文なので失礼、間違いはご容赦下さい

その190 息抜きにパソコンの性能アップへ         2023.10.28

ヒサヒサぶりのアップです。今日はこのHP作っているi7-7700搭載PCのグレードアップをしました
今までもHDDは使わずM2SATタイプのSSDを使用してました。ただ256GBと容量が少ないので今回500GBへと
容量アップもかねてNVMeタイプのM2SSDに交換しました。
現行のSSDはヒュージョンM2-SSD(SATA-6G)でしたが今回はWDBLUE SN550(NVMe2280)にしました。
引っ越し作業は今回はWD製SSD使用の為無料のAcronis True Image for Western Digital
を使用し約30分程度で修了しました。交換前後のベンチマークが下記の写真です。
ベンチマーク数値では約4倍から5倍体感では1.5倍でしょうか。

今までの環境とベンチマーク結果



交換後の環境とベンチマーク結果


その189 コロナ再考                      2022.12.14


またコロナ感染者数が増加してます。過去最高の勢いです。厳しい規制が緩やかになったのもあるし、
感染しても症状がいろいろで軽症者が多いのも今のオミクロン株の特徴でしょうか?もちろん高齢者の方は
危険なウイルスであることは間違いありません。
当社でも5月に現場で数人、11月には事務系で4人が感染し業務が一時混乱いたしいました。
最初の感染発生時、社内のウイルス対策が手薄だったことから検温、除菌について対策をしたつもりでしたが
2度目の発生を食い止められませんでした。やはりマスクだけでは感染防止は無理で換気とまめな除菌作業
が大切だと感じました。車用のウイルス防止スプレーを使ったり光触媒コート剤を使用しながら防止策
としていたのですが、ただし光触媒のコート剤はわずかな光源でもコロナウイルスを除去できると
オミクロン株でも公的機関での実験結果から、もう少し積極的に使用しなければと思いました。

その188 定禅寺ジャズフェスティバルが9/10.11と開催されます        2022.9.1

 
 
コロナの影響でここ開催が出来なかった
 仙台の名物お祭りが今年は規模を幾分縮小して
 開催されることになりました。
 ご存じのように名前がJAZZフェスとなってますが
 いろいろなジャンルのバンドの演奏や
 歌声を生で身近に感じることができるものです!
 弊社でも9月よりフロントにてJAZZ系の音楽の
 楽しさをを感じられるように模様替えいたしました。


その187 C-NACの使用感       2022.7.3
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またまた車に関係ないお話ですが年齢とともに目の老化現象に白内障が多く見られますが
今は手術では水晶体を人工レンズに交換し簡単に復活するようです。しかし薬では一度濁ったレンズは
進行を抑える薬(抑えられない)だけで決定打はやはり手術しかないようです!が10年以上前ですがロシアの
何とか博士が研究でN-アセチルカルノシンが白内障の進行を止め濁りをなくすということを発表しました。
その点眼液がCAN-Cと呼ばれるものです。
もともとクラスティルという点眼液の互換品ということで個人輸入で購入できます。
CAN-Cの互換品ジェネリックとうたっているものがC-NACです。逆さまにした名前がなんとも怪しいです?
以前インド製造のCAN-Cを2.3か月使用しましたが目に何の変化も出なかったのでやめました。
久しぶりにまたトライしようと今回はC-NACを3個購入して点眼しました。
2.3滴点眼したら渋みを感じ目が真っ赤になったのですぐに目を水洗いし他の目薬をさして事なきを
得ました。最初は中身がダメになっているのかと思い1週間後別のものを開封しまた点眼したら
またまた目が真っ赤に同じことになったので腹が立ちましたが購入したものは全部捨てました!
皆さん気を付けましょう!

その186 復活画像GETBACK THE BEATLES!      2022.7.15

やっと手元に一昨日到着しました。昨日開けて半分鑑賞しました。
2か月以上の販売遅れでしたので半分期待も薄くなりましたけど?
 今年初めにHMVに予約して確か5月くらいの販売予定では
 と思ってましたが販売遅れの連絡があり今回手元に到着した
 次第です。最近白黒動画をカラー化するソフトウエアも出来たのは
 聞いてましたそれほどIT技術が進んでおり元となる画像や、動画さえあれば
 今見ても鮮やかな画像として鑑賞できるようになってます。
 特にBEATLSはかなりの動画が近年見つかりそれを最新技術で
 蘇らせた画像はとても50年以上前のものとは思えません!
 今回このブルーレイが最後のビートルズのメンバーが一緒に
 曲を作ったりしているところの貴重な動画集です。
 特にスタジオでのジョンレノンに寄り添うオノヨーコの表情やしぐさが
 すっかり伝わってきてます。ブルーレイ3枚組なのでまたゆっくり観賞したいと思います。
 1960年代にデビューしたビートルズが約10年間の活動で作り出した作品は
 ベートーベンと同じくらい(比べられませんが?)スタンダードなものとして
 日常に当たり前に思い浮かぶ曲が多いのですね?表示画像は勝手にコピペしたものでごめんなさい!

その185  11年目にまた大きな地震です     2022.3.17

今年最初の整備屋日記は地震からはじまります。
東日本大震災から11年過ぎた3月16日夜に大きな地震がまた襲ってきました。
寝掛けにどっときて被害がないのを見るとまた寝ようかなと思いたった時
自宅の倒壊を感じるほどの揺れが襲ってきました。またかと思い2階の部屋を見れば
スピーカーが3.4台倒れCD棚も倒れてました。本棚は全てひもをつけ飛び出さないようにしていたため
難を逃れました。それより会社はどうなったかと心配でしたがすでに2時間前アルコールが
入っていたため明日の朝を待つことに。
会社も上階がやはりロッカーや棚が倒れ書類類の散乱、かたずけに約一日かかりました。
もう勘弁してほしいというのが本心です。









 事務所2階の写真
 散乱したところ
 ロッカーなども倒れ
 なかの書類関係がどっさり
 飛び出しました。
 本棚は倒壊防止ステーを
 取り付けしてましたが
 壁からはぎとられてしまいました。


184 パブリカエンジンかからず修理 No2       2021.10.17


 中古エンジンが依頼者から送られてきました。
 一応ジャンクとなっていますがマニアが予備にとっていたものをオークションに
 出品したものを手に入れたもののようです。ヨタ8(トヨタスポーツ800)を所有している人は
 予備として互換性のあるパブリカのエンジンを持っている方が多い?のでもしかすると
 そんな方が出品したものなのでほとんどが生きているものと確信してます。
 
取り外し前                      マフラーを外してエンジンの取り外し

 
交換したところ 補器類とマフラーをつけ終了? 錆びて極薄の状態!修理して取り付け!

 空冷用シリンダカバー(ヒーター用導風板)をつけるとシリンダは見えなくなります!No3へ続く

その183 パブリカエンジンかからず修理 No1      2021.10.8


 エンジンかからないということで車が運ばれてきました。UP20ことパブリカです。
 昭和43年式水平対向2気筒空冷エンジン800ccを積んでいる国民車でした。
 足達点検すると2気筒の点火プラグがグラグラしており見てみるとプラグのネジ山が
 舐めておりアルミ製ヘッドはタップ修正は出来ない位山がない状態です。
 プラグ以外のねじであればオーバーサイズのねじ山を切れば済むのですが
 プラグなのでオーバーサイズは無理です。
 そこで登場するのがリコイルという作業です。ねじ山に代わる金属製の
 コイルを装着する作業(部品)のです。当社でも数年に一度の作業です!工具は持ってます!
 
なかなか見れない車です!            リコイル これをダメになったねじ山に装着

 
リコイルする為そのコイルに合うタップでねじを切ります    専用工具にコイルを装着

 
このようにしてねじ込み最後に先を切り取りねじ山再生!

これで終了かと思いプラグをつけエンジン始動しようとしたらかからず?
 セルの回りもちょっと違う軽過ぎ?圧縮が?コンプレッションゲージで測定すると左右圧縮漏れ大です!
 試しに片側のヘッド、シリンダを外すとシリンダ側に立て傷があり致命傷です。
 エンジン交換が一番いい方法ですと連絡するとご自分で中古探すということで部品待ちとなりました。


その182  ある車雑誌記事の衝撃!         2021.9.26

コロナで出歩きがなくなった昨今ですが久しぶりに本屋さんを覗いてみました。
最近はほとんどアマゾンで書籍は購入してます。特に雑誌はちょっと遅れて中古品を新品価格の
3割から7割の価格で購入するのが多くなってます(品代1円で送料300円くらいのがあります)
なるべくきれいとなっているものを購入します。
本題に入りますが本屋さんで立ち読みする雑誌はいろいろありますがやはりこれから発売される
NEWカーの情報は興味があるので車関係はパラパラ見はしてます。
 左の雑誌もよく見てましたが本日買ったのが
 NEW モデルマガジンMAG X 11です。
          発売潟ックハウス
 表紙を見て興味がある見出しが!
 写真中の赤枠の部分私たちに関係する
 文言が?メーカー系整備工場での
 不正行為があったことは数カ月前新聞等で
 公表されていたので分かっていましたが
 今になって一般雑誌に出てくるような見出しで
 出ていたので買ってじっくり読むしかありませんでした。
 中身はちょっと書き方が誤解のあるような?
 大部分の整備工場はまじめにやっているのですが
 その逆にとらわれかねない記事内容となってます。
 今まではこれからの新車情報が一番詳しく載っている
 車雑誌と思っていましたが改めて中身を読んでみると
 がっかりします。こんなことで信頼をなくしたくありません。 
 これから整備を目指す若者に疑問を持たせそうです。

その181  工場リフレッシュ第一弾!
     2021.8.29

数年おきに実施している整備工場の床面の全面塗装をオリンピック開会式の
3連休で施工しました。最初は10年持ちましたがそれ以降6.5.4.3年と補修サイクルが
短くなってきました。
全て自分たちでやってますが40年以上経って今まで10回位塗装しているので
どうも下地が(コンクリートの劣化や震災の影響で地盤沈下)良くなく凸凹をならして
塗装をやらないと出来栄えが良くありません。また最近は作業後の掃除が適当になってきて
汚れがすぐ付いたり、工具や部品を平気で落とすことが見受けられ、いくら床面をきれいな
エポキシ系の幾分弾力性のあるものでも傷ついたり破損してしまいます。
 
下地処理をしましたがこれでも不十分!               作業塀を塗り終えたところ


検査ラインもきれいに仕上げました?まだラインは入ってません!

その180  ジムニー JB23S 腐れ穴と錆修理で入ってます!        2021.7.8

またまたジムニーの錆修理が入ってきました! 今回も結構な錆穴や後部のフレームの腐蝕等少しづつ錆取り、鉄板溶接
錆変換剤塗布、ESCO塗布と作業は進めております。時々動画も撮ってますので後日編集してYOUTUBEへアップいたします!
 
前部ライトを外すとこんなもんです。                 後部はがっちり錆穴があいてます!なくなっています!

 
フレームと車体は切り離しました!青テープの部分は車体番号 錆はニードルスケラーで取り除いて鉄板を張ります!

その179  おかげさまでこんなものまでなおす事が出来ました! 2021.6.26


三菱ギャランVR-4の錆修理で入ってました車のブレーキパイプ、燃料パイプ、蒸発ガスパイプ等
エンジンルームからリヤの足回り付近までのパイプ類が錆びて使用できない状態でしたので
いつもお世話になっているラジエター屋さんで作ってもらいました!(ふつうは出来ないかも?)
もうこれらの部品はメーカーから出ません。
 
ブレーキ系は鉄系パイプ、オイルは銅パイプ等あったものを使用して作製してもらいました。

 リヤサスペンションメンバーを外したので一気に交換です。

その178 特定認証されました!      2021.6.24


自動車分解整備事業者(車の整備工場のほとんど)昨年から名称が特定認証事業となり
6月初め申請を出していましたが6/23日付けで認可されました。
これで大手を振って最近の衝突軽減装置付きの車も整備等出来る状態となりました。
10月からは車検で対象の装置付きの車の車検も指定整備できるようになります。
 認証書です!

その177 しばらくぶりの更新です。新型Webブラウザ      2021.6.16


WIN10の自動更新でWIN10が突然立ち上がらくなる場面に遭遇しますが以前のアップデートですと
そのアップデートが原因なら以前の環境にすぐ戻れたのが現在は簡単にそれができなくなっています。
調子がいい時の復元ポイントを意識的に作っておかないと大変なことになります。まずOSそのものが
SAFEモードでも立ち上がらなくなると厄介です。また最近はマイクロソフトアカウントとの融合性で
メルアドや電話番号まで人質として献上するのが当たり前の動作になってきてます。
復活できるのは半々で特にWIN7や8からアップデートした物はPCのハードウエアの寿命が
きている時期なので生き返らないものも結構あります。HDDからSSDで体感速度は3倍以上です。
今使用しているCPUコアは最低DUAL(2)コア以上出なければ代替えしたほうが正解です!
話は変わりますが私が最近これをメインに使用しているネットブラウザですが早い動作、
余計なポップアップ広告が出ません。次世代ブラウザBrave ブレイブというものです。
ぜひ使ってみて下さい!

BRAVE

その176 あけましておめでとうございます            2021.01.09


本年初めての日誌です!寒さが続く中1/6日より営業はじまりました。
朝来ると整備業システムがサーバーに繋がらず見ていたらサーバー機がシャットダウンしてました。
年末の掃除で電源切ったのか?無停電電源入っているのでそんなことないし?
電源スイッチONで復帰でしたが次の日また落ちていました。今度は電源スイッチをいれても
画面にはSystem Temperature out of the range.を表示してでストップというのが出てきて立ち上がりません。
少しすると立ち上がりました。サポートに聞いてみると低温下では立ち上がらないそうです。
HDDの結露対策なのでしょうか?今シーズンは寒さが厳しいようです。
サーバー本体にエア梱包材(プチプチ)トダンボールで囲って対策してみました。
いまいちかっこ悪いですがないよりまし!
   

  新品の梱包前のパソコンのような状態
  何とか翌日は氷点下でしたが作動しっぱなしで
  安心しました。












その175 コロナで終わりそうな今年           2020.12.2
1

今年は毎日コロナの話題で終わりそうな状態です。
年初は普通に行動出来たものがその後出来なくなり今も続いてます。
宮城は東北地方では一番多くの発生者数で心配です、
弊社でもいろいろな講習等中止となり整備工場の新認証登録も出来ずに
いました。来年はワクチンが普通に接種出来るようになれば通常なもとの姿に戻ることに
期待をするしかありません。

その174 2台目のステージア260RS修理中完成へ!VOL.3    2020.11.28

  
ステップ修理

  
室内リヤショック取り付け部分         ほぼ大部分作製

  
フーッドリッジ及びフロントショック取り付け部分

  
上記腐蝕修理部分が完成して塗装まで行ったところ

  
完成した前後写真です。

その173 2台目のステージア260RS修理中!VOL.2    2020.10.29

 10月末に完成しお客様に納車できました。約4か月分の作業の一部を紹介いたします。
  
左リヤステップ付近 形がなくなってます          左フロントサスペンション上部後ろ側
  
右側も後ろの方はひどい腐蝕です。              室内ラゲッジ左サスペンション取り付け部分
  
恐ろしいくらいの腐蝕状態です。               右リヤステップ部分       


その172 2台目のステージア260RS修理中!後半月くらいで完成かな?  2020.9.19

 
6月より東京のお客様よりステージア260RSを腐蝕修理でお預かりして
 ました。途中報告ですが写真をアップいたします。

右ステップ部分


左ステップ部分
 

室内から外が見えます。
 
昨年預かった260RSより腐蝕はやや多いようです。
 出来る限り新品部品があれば使いなければ作製しながら
 治していくのを順次アップします!



その171 久しぶりの更新          2020.7.27

久しぶりの更新です。世の中は相変わらずコロナ第2波のおかげで
毎日が特別な日々となっております。
ページ更新までおろそかになりいまHPのリフレッシュを考えておりました。
今までホームページビルダーでHPを作製してましたが今他のものも
候補に考えてどうするか悩んでます。どちらにしても頻繁にHPは
更新されないと見る人も見なくなるのが当たり前なので簡単さが
大切かと思います。

その170 コロナウイルスの影響2
              2020.4.22

コロナ第2弾です。全国にまで広がった緊急事態宣言地区です。
先週週末あたりから付近の騒音が少なくなっていることが身にしみて感じてます。
大きい企業や休みを取るざるを得ないお店が休んでいるせいでしょう。
戦時下の状態(自分が戦時下を体験したわけではありませんが)のような
重々しい空気が漂っているだけです。テレビさえ人が集まって収録が出来ないまで
来ていますね。ドラマも今週あたりまでで撮りためしたものが尽きてきているようで
再放送やダイジェスト版を流して何とかしのぐ様になってきてます。
私たちの仕事は車検があるので何とかやってきてますがここまで周りが動かなくなれば
少し考えなければと思うのですが?やはり暗いことばっかりで?
何か明るい話題はないのでしょか?

その169 コロナウイルスの影響           2020.4.8

とどまるところのない感染者数、思っていたより毒性の強いウイルスなど初期に見られた”対岸の火事”
がまさに自分たちの目の前に立ちふさがっている状態まで来ました。地域により緊急事態宣言がでて
日常生活に制限が加わるようなことになりました。約1か月間の外出自粛はいろんな意味で
日本経済に大きなダメージを与えるのは間違いないことです。緊急事態宣言地区の同業者は
大丈夫かな?とか非常に心配するところです。車検期間の再延長も必要ではと思います。
重量税なども思いっきりゼロにするとかいくらかでも経済負担を少なくするための政策を
きっちりやってほしいと思います。

その168 エーミングを実施してみました!        2020.3.28

特定整備認証の一つの課題であるエーミングとは衝突軽減装置等の校正作業のことです。
最近の新車にはフロントガラスにはカメラがつきあるいはフロントバンパーにも
レーダーセンサーがついていますのでこれらを交換したり脱着したりすれば
正しい作動をしなくなるのを校正し調整等しなければなりません。この作業が
エーミングというものです。
実際今回2台の車を使いエーミング作業をしてみました。
前準備として水平器やメジャー(巻き尺JISマーク入り)3Dレーザー墨出し器及び
専用のターゲットです。総額4万円以内でそろいました。

 各メーカーの整備マニュアルからターゲットを
 ダウンロードして既定の大きさに調整し

 ターゲットを作製し同じく作製したサブロクのホワイトボード
 パネルに規定に合わせて貼り付けし準備をします。
 ターゲットに車両を正対するために
 各手順書には面倒なことが書いてありますが
 3Dレーザー墨出し器があれば簡単に正対できます。
 あとはスキャンツールにて手順書通りに
 進めていくだけです。
 写真は日産ノートHE12のレーンキープカメラエーミングの
 実際の作業の様子です。







 左は現行ワゴンR 
 デュアルセンサーブレーキコントローラの
 
エーミング作業中です。
 ターゲットはノートとは違います。
 トヨタのターゲットと似てます。
 
 実際1台約20分から30分の
 点検作業でした。(モデルは異常のある車で
 ないのでスムーズに進みました)
 (下準備がもっとかかってます)








 
G-SCANにてエーミング完了!            最新機種HDM-9000でもエーミング完了!
                           走行による自動調整も有ります! 

その167 低迷する経済状況    2020.3.23


コロナウイルスの為に車検期間が2/28日切れより4/30日まで伸びることになりました。
役所の窓口が年度末でかなりの人が殺到するためです。どちらかといえば業者の出入りの
多い運輸支局や軽自動車協会ですが一般の方もやや多くなるからでしょうか?
どちらにしても年度末の車検集中がいくらかでも緩和されればいいのかと思います。
ただ年間を通して一番の売り上げを達成させなければならない月なのでちょっと例年より
厳しい感じです。それはお客様の経済動向が幾分反映されているのかもしれません。
お客様がいい経済状況でなければ私たちの商売もその影響を受けてしまうので
いつも気掛かりしているところです。ガソリンはかなり安くなってますが電子部品は
価格の上下が激しいようです。
先週末に年度末の所有者が5月に請求が来る自動車税の支払義務者を担っていたのが
4/15まで伸びたというアナウンスがありました。
3/31まで税金が来ないように廃車や名義変更をしていたことが幾分混雑が緩和されそうです!

その166 新型コロナウイルス   2020.3.16
    
世界的に収まる気配を見せない新型コロナウイルス感染がいろんなところに
影響を与えてます。日本ではまだマスクが入手しにくい状態が続いてますがトイレットペーパー等は
すでに買うことが出来るようになりました。逆に欧州では日用品の入手が困難になっているところもあり
なんとも大変なことになっているようです。
私たちの周りでも集団での行動が中止されることがかなりの経済活動を停滞させていることが発生してます。
早く収拾しないと世界的な経済打撃が進んでいきます。事実中国での最近の日本車の販売台数は
前年の1から2割しかいっておらず特に中国市場を重視しているメーカーにとっては死活問題となってます。
私たち整備業界も同じでお客様が経済的に苦しくなれば車を減らしたり整備費を減らそうとするのは
当たり前となってきます。それよりディーラーでの新車販売が減ればおのずと収益を上げる為サービス(整備、修理)
に力を入れることになり今までのすみ分けが崩れてしまい私たちの仕事も減るという悪循環に陥ることになります。
若者の車離れが進む昨今、整備士の減少と国内市場の縮小がメンテナンス引き受け工場の減少に突き進むとき
また新たな問題を新型ウイルスはつくってしまいました。
アルコール消毒が殺菌作用があるのと同じように弊社ではクレベリン処理(塩素系除菌消臭処理)
かなりのお客様に提供してます
いくらかでも多くの方へ防菌への手助けとして只今特別値引を入れてますのでぜひご利用ください。

その165 本日震災9年後      2020.3.11

日は東日本大震災が発生して丸9年目となります。巷では新型コロナウイルス問題で
ちょっと影が薄くなった感があります。しかし地元ではまだまだ傷跡が残り道半ばというところでしょうか?
常磐線や三陸道ももうすぐ全線開通しそうだし基幹インフラはかなり回復をしていますが
直接の被災者の思いはなかなかそうはいかないようです。
新型コロナウイルスが依然毎日の話題を占めてますがこれから花粉の飛ぶ時期マスクがないと
大変心配します。トイレットペーパー類までなくなるとは40年以上前のオイルショック以来の
出来事です。
            9年前(2011.3.11)当社のフロント事務所の光景 書棚や重いコピー機も倒れました。
  

  
トラックはリジットラックから外れ落ちてます。タイヤも散乱!

その164 特定整備認証          2020.3.4

修理工場における認証(自動車の整備分解等の事業免許)が4月より変わります
今までは分解整備を行うため認証を取得していたものが時代の流れに乗り遅れないように
電子制御整備も認証の一つとしての出てきました。
今までは整備講習の中で新技術として年一回の研修で各工場の技術を補ってましたが
今や新型車は高度に電子化され追加研修では追い付かなくなったのが今回の制度の変更理由でしょう。
年度末ですが本当であれば今月にでもその認証基準にある技術研修を開催されなければ
4月に間に合わないはずですがこの新型コロナウイルスの影響で合同での研修開催は困難となってきました。
2/28付け国交省発表で2/28から3/31までで車検が切れる車は有効期間が切れても
4/30日までは乗れるという車検延長になりました
これと同じように特定認証制度も2年間の猶予がありますがこのドタバタしている時期に
もう少しの緩和策が必要かと思われます。


その163 昔の名前で出ていますが復活!       2020.2.3

ブレーキをかけると足やハンドルに振れや振動が生じることを一般にブレーキジャダーと
いわれてます。ほとんどがブレーキローターのひずみが原因であることが多く
表面の研磨(研削)または交換で対処することになります。
ブレーキキャリパーを外してローターがすぐ外れるものはそのまま単品でローター研磨機で
研磨するのがほとんどですがローターがハブと結合しているものが中にはありこの場合
最悪ハブベアリングを破損させる可能性がありハブベアリングも準備しておかないと
気安くローター研磨は出来ません。時間と料金がかかる仕事となるのです。
今は自社でローター研磨機を持っているので簡単にローターが外れるものはすぐ対応
出来ますが前述のようなハブを分解しないと取れないものは車両につけたまま
研磨できる機械があればすごく楽です。

 写真のようにローター面が錆でぼこぼこ
 となっておりかなりのジャダーが
 発生してました。(日産チェリー)
 このようなタイプはナックルハブを外し
 ハブからローターを外すのですが
 外すときベアリングを破損させる可能性が
 あるのでベアリングやオイルシールが
 手持ちのある場合以外は分解するのに
 勇気がいります。
 そこで登場したのはオンザカー式
 ローター研磨機です
 キャリパーを外しそこに研磨バイトがついた
 平行移動するバイト台をアタッチメントで
 取り付けて、ローターは外部からモーターで
 回転させながら研磨するものです。                   



 
この機械はもう30年以上前から出ているもので
 結構昔はこの研磨機が整備工場で使われてました。
 当工場でも欲しかったのですがその当時はジャダーの
 発生の修理というよりよりメンテナンス不良で
 パットがなくなりローターに傷が付いたのを研磨修正する
 為の機械という認識があったので導入に踏み切れませんでした。
 そのうち当社ではオフザカー式の研磨機を導入したので
 忘れかかっていたのが実情です。
 今回の車種のベアリングが製造廃止となっていたので
 どうするべきか悩んでいた時に今回中古品を
 入手でき早速今回実際に使用してみた次第です。
 
この機械も昔のとおりで30年来の希望がかないました。
 最近の車種でもローターがハブを分解しないと取れない
 ものがたまにあり活躍の機会が増えそうです。


その163 今年初めて日記です          2020.1.28(火)

遅まきながらあけましておめでとうございます。
今年は暖冬、雪も降らず凍結もなし、今頃が一番寒い時期なのですが全く
水関係の凍結もありません。そういえば年末に車に関係ありませんが
水道使用量の検針に来た人に前月の2倍の使用料となっているので
漏水が疑われるので見てもらうようにとのアドバイスをもらいました。
すぐに水道局に電話すると係員がやってきて点検してもらうと
やはり漏水しているとのこと、あとは業者さんに直してもらってくださいと言って退散。
たまたまお得意様の設備屋さんに事情を話すとすぐ見てくれて漏水箇所が止水栓付近なので
年明けの修理ということになりひとまず安心。(止水栓を止めると漏水なしなので
日中のみ開け夜は閉めて対応)やはり築40年経つと結構基幹とするところが
ダメになってきてます、地道に補修を続けます。

その162 商売道具の積載車が壊れてしまいました!   2019.12.19

整備工場の必需品である積載車が壊れてしまいました。車本体ではありません積載装置が
壊れてしまいました。約14年使用した中で油圧ホースの破裂が2回、荷台ローラーの交換が1回
となんとなく修理しては使用してました。今回は一度荷台を下げると途中で上がらなくなるという
厄介なところが壊れたようです。修理は一般にそのメーカーの代理店でお願いすることになるのですが
今回見てもらうと年内の作業は無理!金額は50万円くらいという返答が返ってきたのです。
1.2日の使用我慢は出来ますが?そんなもんで部品のみ購入して自分で直してみることに。

 
 
工場が狭いので外の広いところで
 酸素、アセチレンボンベを移動して
 いざ作業開始です。

 荷台スライド部分のローラーが
 すっかりだめでシャフトも変形してます。
 作業は本当であれば荷台をスライドさせ
 サブフレームより外して交換するのでしょうが
 当社にはそんなに大きなスペースも荷台を
 吊り下げるクレーンもないので
 部分切開して交換することにしました。
 切断バーナーで外してみればシャフトが
 下の写真のように楕円になってました。
 恥ずかしながらメンテナンス不足です!



 
ローラーを取り出すためフレームを切開!         左が新品のローラーのシャフト右は楕円になったもの


 
新しいローラーとシャフトを入れた状態
 本来ならシャフトをフレームにきっちり
 溶接してからローラーを組み込むのですが?
 ローラーも電車の車輪のように脱線防止のふちがついており
 フレーム内におさめるのに前側の空間から
 転がすように入れるのですが
 そこまでローラーを入れる空間がなかったので
 荷台の天板を切取りそこから目指す位置まで
 転がし裏からシャフトを入れるという荒業で
 対処しました。







 
フレーム裏側シャフトを溶接してます。              ローラーが入るフレーム側も塞ぎます。これで完成!

朝から2人がかりで丸1日かかりました!一応使用できるようになりましたが
他の部分のローラーも悪いところがあったので部品だけ注文して
後から治すようにします。

その161 スタッドレスタイヤについて   2019.12.3

過去の遺産であるスパイクタイヤがなくなってずいぶん経ちますが初めてのスタッドレスタイヤは
どうだったのか今思うところです。
スタッドレス初期時代はヨコハマタイヤのものがすごく評判がよく業界を席捲して
いたのではないかと思いました。
当時スタッドレスタイヤはスパイクタイヤに比べると圧倒的に氷上性能が劣る為
恐る恐る使用していたのも事実でした。スパイク粉塵が騒がれいち早く使用できなくなった
仙台地区なのでなおさらの感がありました。しかし仙台地区は冬季の雪の路面状態にある
期間はおそらく10%未満の少ない地区であり9割は舗装路の走行です。
ほとんどが雪の路面で過ごす北海道でのタイヤ性能はここでは当てはまらないと思います。
氷上性能を上げる為タイヤのゴム質をやわくする(低温での食いつきをよくする)のは
耐久性や舗装路の操安性を低下させることになりかねません。仙台ではどちらかというと
長持ちスタッドレスタイヤがおすすめの商品と思います。もちろん効きも標準以上でです!
カー用品店でのスタッドレスタイヤは松竹梅の商品構成でオリジナル商品は安く国産品は普通
ブランド品は高くというような商品構成になっています。ほとんどが真ん中を選んでいるのではと
思いますが?またタイヤとホイールがセットとなっているものは自分で取り付けるにしても
入れ替えとバランス調整料は別途加算されますのでお忘れなくです。


その160 遠くからありがとうございます!  2019.11.19

遠方からの錆修理のお客様が車が完成したので先週、取りにみえました。約3ヶ月弱での
完成でした。トップページにもステージアの動画をアップしてみたのでなんとなく仕事は進んでいたのが
お客様にはわかってもらったと思います。今回は水戸からのお客様でした。








 
見積もり段階から3度も 
 仙台へ来ていただきました。
 小林夫妻様です。
 遠くまで感謝感謝です!
 GT-Rのワゴンと言われる
 快速ステーションワゴンですので
 大事にお乗りください。
 本当にありがとうございました!
 
 錆修理の過程はトップページから
 見る事が出来ますので
 ぜひご覧ください。

その159 防錆処理            2019.11.9

本日は第2土曜日でお休みの方が多いと思いますが弊社は通常営業でなおかつ
従業員が数名お休みの日なので平日より忙しい日となりました。
本格防錆処理が4台入っておりそれだけで2台のリフトを一日占有することになりました。
うれしい悲鳴か?本日車検が2台だけというのが幸いか?
ただ最近は防錆処理の依頼が多くなり施工数は月間10台を超えるようになってきました。
それだけ車を長く大事に乗りたい方が増えているからでしょう!
最近の車は防錆が良くはなってますがそれでも融雪剤には負けてしまいます。
錆修理が多くなってますが修理代もかかるし、まずその修理を請け負う工場が
あまり多くないのが現状です。それは外見の錆はどこの板金塗装屋さんでもできますが
下周りの錆となればあまり手をつけたがらないのが現実です。
実際弊社に関東から岩手から山梨からいらっしゃたお客様もいるし本場北海道からも
本気で問い合わせもあります。地元に直すところがないのですか?とこちらで聞く次第です。
だから防錆処理はやったほうが絶対におすすめです!!
 
本日防錆処理5台目です!
  
その158 似た者同士が集まる       2019.10.30

ちょっと2.3週間前の出来事でした
ツーショットで撮ってみましたのでセリカ(通称ダルマ)1600GTとLB(リフトバック)の2000GT


その157 天災は必ず繰り返しやってきます! 2019.10.15

先週週末から今週初めに大暴れした台風19号の被害を被った方には心からお見舞い申し上げます。
本日も朝から沢山の電話は水没車両の引き取り等の相談がありました。法人での駐車場での水没は
見積もりうんぬんより程度の差で修理か廃車が決まるかと思います。ただ車両保険に入っている為
見積もりが必要となる為どうしても見てくれないとどうにもならないということです。
昭和61年8月にも大規模な水害がありやはり被害のあったところは今回と同じ地域と重なります。
また4.5年前も冠水あったところです。なぜか車両避難はされていないのです。今回の台風はかなり大きく
到来1日前以上よりアナウンスされていたにもかかわらずです。コンビニとかホームセンター等では一部食料品や
災害常備品が前日まであっという間になくなっているのに会社の車にはあまり関心がなかったようです。
仙台ですと12日PM4時ころまでは本当に台風が来るのかと思うほど静けさがありまさに嵐の前の静けさ
状態でした。30年以上前の災害を覚えている人がどれほどいるか分かりませんがもう少し危機管理意識が
あればなーと思う次第でした。30年以上前の車はほとんどアナログ電子制御ですが現在は
デジタル制御となってます。わずかな水分の影響で電子部品が作動しなくなるのは今も昔も変わりません。
ただしHV車などは高電圧を使用しており危険度合いは比べようがないくらい注意が必要となってます。
東日本大震災の時は海水でしたが今回の水害でも泥水なので真水と違って悪さはいっぱいします。
今良くても一度水につかった個所はいつ壊れるか保証が出来ませんので修理も出来ないということとなります。
修理出来ないことはないですが車の価値の2倍3倍も修理代がかかる場合も出てきますので
そんな答えになってしまいます。特に路上で故障車を見ることが少なくなっている昨今道路の真ん中で
水没が原因でエンジンストップしたら又はブレーキが利かなくなったら大事故を誘発しかねません。
そんなわけで自分で責任持てる方の修理しかできないのが水没修理です。
いつも思うこととして以下のことも問題ありでは
TVでタイヤ半分くらい以上の水位の中を突っ走っている動画ニュースを流すので見た人も大丈夫と錯覚
させられる。これは走行注意テロップを入れるべきです。人命のかかわるときは別としてどうしても水の中を走るなら
車は必ず床底面までの水位が限度です。それでも水面の変動で一時的にフロントグリルへ固まった水がかかれば
タイミングが悪ければエンジンはあっという間に破壊されます。水たまりも入らないほうがいいと思います。

その156 消防署の査察がありました  2019.9.6 

本日は午後から消防の査察があり管内の消防署より2名がいらっしゃいました。
震災後消防設備報告をやっていなかったのをこちらから申し出て早急に提出することにしました。
整備工場ではいろいろな引火物質を扱っており規定量を超すとそれなりの対応をしなければならない
ので主にオイル類やケミカル類の分類を見ていきました。エンジンオイルは第4石油類のはずですが
疑問を持たれてしまったようです。ISO14001でもSDSを取っている旨を伝え納得したようでした。
今の時期監督省庁の訪問が絶えません!そのうち金融庁(損害保険を取り扱ってっているので)や
労基が来るのかと?本業している時間が少なくなってます!
          
その155 運輸支局の指定工場の監査がありました  2019.8.8

ISO更新審査があったばかりでしたが今度は指定工場の監査がありました。
今回は事前に必要書類を支局へ持ち込みでの監査となりました。
3人対3人の対面監査であり必要書類との確認をし工場の現況の聞き取り等があり
終了した具合でした。指摘、指導事項も特になく”なんとなくほっとして”帰ってきました。

その154 昨夜地震がありました。  2019.8.5

最近小さい地震が頻発してます。しかし横揺れなのであまり気にはしませんでしたが昨夜の地震は
震災時のような地鳴りと共にやってきました。宮城県内では震度3から5弱と結構差がありました。
あの地鳴りと緊急地震速報のキューキューという警報音は発生の都度震災を思い出します。
警報音をちょっと変えてほしいと思うのは私だけでしょうか?
朝会社に来たら2階の私のワーキングルーム(倉庫?)の本が棚からを落ちて散らばってました!
1階事務などは倒壊防止にステーなどをつけていましたので大丈夫でした。

散乱してしまいました!

その153 ISO9001      2019.8.2

 ISO9001の定期サーベランス(審査)が昨日ありました。
 基本的なところをしっかりやっていればなんということもないのですが
 関係責任者が中心の活動になりがちなのをもっと全社員的に活動して
 いかなければならないということを今回も感じました。
 今回、特に大きな不適合もないと思われますが1か月以内に
 審査対象がエア21車検工場200工場のうち約30社くらい
 なので全体評価が東京の事務局であるのでその評価待ちです。


 エア21車検のホームページ


その152  明日は更新審査    2019.7.31

あす8/1はISO9001の更新審査です。
まずは2.3日前から環境整備をと始めましたが昨日やっと梅雨明けした暑さとの勝負となりました。
2から3時間の間で9001の活動を審査するのはかなり困難と思いますがちょっとの引っ掛かりが
その部分をピックアップしてくるので結構しっかり活動をしてないと返答に困る事態が発生してしまいます。
あせらず恒例行事だと思って応対するつもりです。

その151 はじめての社内動画   2019.7.16

以前のISOの内部監査にて動画にて当社のPRをと指導されたままで現在まで実施されていない
ことを指摘されたのですぐに準備に取り掛かりました。
あまりカッコつけるのもどうかと思い最初は今岩手のお客様から預かっているランクルの錆修理の
動画をデジカメで撮りYOUTUBEへアップロードして当社のHPへ貼り付けしました。
他の方の動画をHPに入れるのは今までも何度か出来てましたが自分たちの動画はYOUTUBEへ
登録は初めてなのでいろいろサイトを調べながらアップロードしました。音やトリミングなど
思ったより簡単にできました。文字挿入だけは後から入れようとしたのですが次回までの
お預けとします。
もう少し見栄えの良い動画を作る為動画編集ソフトを物色中です。(もちろんフリーソフトで)

その150 初めてのお客様      2019.6.24

従来私たちの街工場のお客様は、ほぼ98%が固定のお客様であり、飛び込みのお客様は
年に1,2件がせいぜいです。ほとんどが従来のお客様の紹介が新規のお客様となってました
しかしここ2年前くらいからインターネットのホームページを見たというお客様のお問い合わせや
修理依頼が増えてきてます。最近は一日一件のお問い合わせ、週1.2台の新規入庫が
当たり前となってきてます。どこの工場でも仕事のやっていることはそんなに変わりませんが
そのやっていることのアピールの度合いがホームページにどの程度反映されているかが
街工場に入るか入らないかを判断させる大事なものとなってます。
かれこれ当社のHP開設は20年くらいたってますが業者に頼まず素人が作っているので
いまいち垢ぬけてませんがややボリュームがあるのでやっと芽が出てきたのでしょうか?

その149 これは○○なのか、普通に使えるWIN10     2019.5.27

令和になって初めての記事となります。当社もゴールデンウイークは9連休でした。
今迄からすれば考えられない長期休暇です?なかなか計画を立てられずなんとなく過ごした方も
多かったのではと思います。サービス業の人は連休中も休みなしでご苦労様です。
自分たち自動車整備もサービス業の一つだと思ってましたが関連業種(まずは部品屋さん)が
休みなので工場を開けていても仕事にならないということで結局9連休となってしまったのです。
せっかくの休みでしたので自分のパソコンのグレードアップを考えいま最もCPの高い
Core i5 9400F(6コア)に入れ替えることにしましたがこれだと第9世代CPUなので最低でも
第8世代のCPU対応のマザーボードも必要となります。事前にZ390マザーを用意していたので
CPUとマザーとメモリー交換を現状の環境(SSDはそのままでWIN10が入ってます)で入れ替えました。
何の問題もなくWIN10が立ち上がりましたが今迄のCore i3 オーバークロック版と使用感の差は
あまり体感は出来ませんでした。10から20分使用していると画面に嫌な文字が?
再認証のメッセージが!大きなハードウェアの変更があった場合の再認証です!WIN7のような
電話での再認証はなく、マイクロソフトアカウントとの紐づけがきっちりしてないと再認証は無理みたいです。
前のプロダクトキーを入れてもダメみたいで困ってしまいました。
ネットオークションではOSのプロダクトキーのみ販売しておりWIN10本体はマイクロソフトよりDLできるので
インストール出来ることを知りました。インストール途中にこのプロダクトキーを入れれば普通に進んでくれます。
クリーンインストールとなりましたが正規認証となりました。Officeシリーズも同じように販売されているようです。
コピーしたOSやソフト本体だとネット販売ではご法度ものですがシリアルキーやプロダクトキーは
どういうわけかいっぱい出てますね?

その148 やっぱり夏タイヤ交換時期は4月半ばです              2019.4.11

暖冬といわれ続けここ何年かは積雪が少ない冬でした。今シーズンも11,12,1、2月と
水道の凍結も2.3日だけで本当に冷え込む日が少ない状態でした。
夏タイヤに交換する方は2月から数台あり?なんとなく不思議な感じがしました。
3月は車検が忙しいせいでタイヤ交換はなるべく4月にとお願いしてましたが
3月後半には待ちきれないお客様は交換してしまいました。ところが3月末に積雪があり
うむ!やはりタイヤ交換は4月からで間違いなしと思い今月に入りもう雪は降らない!
と確信し連日タイヤ交換をやってましたが本日また積雪がありました。
シャーベット状ですぐ雪は解けると思いますがやはり夏タイヤの交換は15日以降が正解だと
思う次第です。
   
事務所2階より近所の風景


その147 事故になる寸前!危険な腐食!     2018.12.11

スバルサンバーがハンドルふらつきで入庫してきました。
見てみるとギヤボックスの取付けてある車体フレームが腐食して
脱落寸前でした。大事になる前に分かってよかったですが
はて修理はどうするかと悩みましたが車検のある期間だけは何とか
安全に使用出来るようにという(1年くらい)確約のもとで修理に入りまた。




 
一部作業に入ってしまってからの
 写真となります。
 左側の鉄板部分が
 ステアリングギヤボックスが
 取付けられる箇所で
 フレーム全体が腐食で
 大きな穴となっています。
 
お仕事で使用している車なので
 早く現状復帰と思い
 2人がかりで修理をしました。




 
鉄板の溶接を終えた写真
 ギヤボックスの取り付け部分は
 ボンデ鋼板0.8mmを3枚貼りとして
 強度をもたせました。
 錆変換剤とノックスドールで
 後処理をしてギヤボックスを取り付け
 作業終了!
 予定より作業が早く納めることが
 出来て一安心でした。
 






その146 セリカ完成引渡し    2018.11.29

やっとTA22セリカ1600GTを引き渡すことが出来ました。
この車の持主である小貫様には大変喜んでいただき有難うございました。
作業途中の写真も100枚をはるかに超える数を保存できHPへのアップもご了承いただき
感謝しております。
 
 今回は旧車のレストアという作業までは
 いかないものでしたが今後ガラス周りの
 部品が入手できたらその辺も修理して
 いただくことになりました。
 このセリカ1600GTは47年式で初期型の
 テールランプは俗に言うワンテールで
 大変貴重な車種です。
 またドアガラスはパワーウインドが標準で
 付いており高級スペシャリティーカーと
 思える装備もついているものです。
 しかしこの車のすばらしさはデザインともに
 エンジンであるということはマニアなら
 誰もが知っているとおり2T-Gという
 ツインカムエンジンが搭載されてます。
 また吸気には2機のソレックスキャブレタ-
 が装着され独特の音を奏でるトヨタの傑作
 エンジンといわれるものです。
 小貫様はにこやかな表情で愛車に乗込み
 元気な吸排気音を響かせながら弊社を
 後にしました


その145 TA22ダルマセリカ1600GT作業もうすぐ完了!  2018.11.19

 
 おなじみのステップが腐食で
 型がなくなってます。
 もちろん新品部品もありません。
 鉄板を折り曲げて型を作りながらの
 作業となりました。
 本格的なレストアでは有りませんが
 ひとまず朽ち果てる前のこの車の
 延命処方といったらよいのでしょうか?
 決して何百万円かけるフルレストアではなく
 あくまで錆防止の一環として腐食部分の
 修理としてはじめたものです。
 
それでも預かり期間は3週間から2ヶ月を
 限度で修理できるものに関してだけ
 修理を承るようにしてます。
 ノックスドールや錆変換剤などがあるから
 出来る仕事となってきました。

その144 中華製タブレットの問題    2018.11.19
 

 中華製に格安タブレットが1万円以下で購入できますがメジャーなデバイスを
使用したものでないとウインドウズ10の自動アップデートでまともに
作動しなくなってしまいます。品物自体のドライバーのアップデートで対応できるのでしょうが
タブレットそのものの型番やメーカーも分からず苦慮するはめとなります。
正常作動時に復元ポイントを作っておきトラブルが起きたとき元にもでせば
何とかOKですがOSバグやセキュリティー等の対策がおろそかになってしまうのが
残念ですね!

その143 続く錆修理                  2018.10.6

前回のジムニーの錆修理が終わったと思っていたらまた似たようなのが入ってきました
R33GT-Rと俗称だるまセリカです。どちらも両サイドのステップ(ジャッキアップするところ)が
腐食して形がなくなっているものの修理依頼です。ほとんど新品の部品供給が無いので
ゼロから平鉄板からの作製です。寸法取りの下準備が大切で現在残った形状をかたちとして
コピーしたゲージを作ってからの作業になります。33GT-Rは先週末に無事お客様に
納車できました。現在セリカの作業を続けております。 

その142 ジムニーJB23S 腐食修理!         2018.7.28

突然電話にて仕事の依頼がそれも青森県の方からです300km以上はなれているのですが
HPを見てということでお預かりしました。写真は完成時のオーナー田口様です。
車の外見は普通です。(綺麗)個人売買で購入されたばかりなのでぜひ修理でという話しです。

ジムニーは本格的SUV車で車体とフレームが別体となっております。
この車両はその各々を連結している部分が朽ち果てている(大げさですがそれほどの物)
果たして当社でボディーとフレームを分離して修理が出来るか預かった以上
修理挑戦です。詳しくは別ページで記録写真を公開いたします。

 その141  愛車もついにおかまを食らってしまいました!   2018.7.5.AM6:30

我愛車ENR34がついに息絶えるのか!信号待ちでノーブレーキ車に突っ込まれわが愛車は
悲惨な姿に?約8年前から使用している最後のスカイライン(直6)4WDなのです。
前の持ち主はお寺さんだったのでこれは縁起の良い車だと思い手に入れ愛着のある
ものすごく運転しやすい車です。憧れのBNR34(34GTR)に近づく為にいろいろ手を加え
てましたが今回の事故で見積り額によっては修理か?代替えか?迷うところです。
代替えするにしてもトランク付きの車で希望の車はあまりないのが現状です。



7/6追記
修理する方向で考えてます。リヤフェンダーとトランクフロアーはOUTです!
右トランクの下にはE-TSユニット(自動的に2WDと4WDを変化させる為の油圧コントロール群)が
スペアタイヤフロアにヒットしたのでだめになった可能性が有るので日産部販さんに在庫と値段を
聞いたところ33.○万円でメーカー生産中止で在庫無し新品はもう手に入らない。
しかしながらこの値段には驚きます!相手が対物超過特約に入っているのを祈るだけです。

7/9追伸
相手保険が追加特約が入っていたのでなんとか修理は出来ますが見積総額が110万円超え
でE-TSユニット(アテーサ油圧コントロール)も損傷していたので値段を聞くと34万弱!しかも製廃
何とか中古を探さなければなりません。車両時価額は28万円+超過特約50万円で修理することになりました。

  その140 男も裁縫?でもゴッドハンド医者の裁縫は超凄腕では!   2018.6.25

W杯2戦目セネガル戦夜遅く見てました。引き分けに終わりましたが決勝進出は3戦目持越しです。
ところで弊社の会社の代車のシートが破れていたので補修してみました。(見た目重視?)
  
結構見栄え悪いです。お客様に失礼しました!  針に糸を通すのも老眼にはつらくなってきました
”こんな代車で申しわけありません!”
  
男のへたくそな裁縫が終了!慣れてくると      糸のほつれと柔軟性のあるボンドで補強!
それなりに見えます!                マスキングを外せば完成!この位で勘弁してください! 

医療ドラマで外科医師は常に針と糸での縫合が基本みたいで常に訓練している場面に遭遇します。
私たちが手工具でねじ類をいろんな角度から挑戦しているのと同じ場面かもしれません。
命がかかっていないだけでやっていることはひじょうに似ています。だからもう少しわれわれも
事前に作業シュミレーションを行い常に手の万全な動きを訓練しないとだめだなと思う次第です。  
ゴットハンドと呼ばれるお医者さんほど針と糸を使う訓練を人より数多くやっている方なのでしょう!

  その139 W杯1勝!コロンビア戦下馬評を打ち破る!       2018.6.20

整備士日記には関係有りませんがロシアワールドカップH組初戦
強豪コロンビアに2-1で勝利!にわかサッカーファンも嬉しい限りです。
勝負前から3強1弱と言われた日本、厳しい試合になると思われたものの
予想をはるかに超えた勝利で日本中が昨晩は歓喜の場面が見られました。
期待を超える何々”は私たちのISO9001の品質目標の一番目の
言葉と似ています。
下馬評が高いほど実力を出し切るのは難しいのか?同組のセネガルも
H組ランク最上位ポーランドに勝利しました。
次のセネガル戦が一番重要になるようです。最終戦では今回ポーランドは1敗したので
後の2試合勝つことしか決勝トーナメント進出が無くなるのでこれからが
大本気モードのH組となり日本の試合はますます厳しいことになりますね。

   その138 労働基準監督署の監督官の来社!   2018.6.15

1年ぶりに労基の監督官が突然のように来訪、別にブラックでもない弊社に何の用?
それは以前鈑金塗装工場での有機溶剤や特別化学物質の使用管理においての
指摘がありそれについての是正報告どおり実行できているかを確認に来たようでした。
今回は新任挨拶ということで別途確認日を設けるという話でしたが
こちらでは今すぐ見ていただいても是正はしているのですぐその場で
確認をしていただきました。大体は出来ていることばかりでした。
他の塗装工場には指導に行っているのかは少々疑問でしたが労働環境の改善に
役に立つことは大いに指摘してもらってOKです。
私たちは運輸支局の監査や労基の監査、ISOの監査など年中監査だらけで
なんとなく管理社会(統制化の社会)に進んでいる様な感じがします。
権力があまりに強くなりすぎると自由な(良い意味です)活動にまで横槍が
入ってくるのも考え物ではないでしょうか?飴とむちの時代か?


   その137 安い任意保険にはからくりが?    2018.5.1

車を運転するには強制保険(自賠責保険)任意保険をかけてからが常識ですが
最近任意保険に入らないで運転している人もいるようです。強制保険は車検が有る車には必ず
付いているので人身事故に対しては最低限の保証が有ります。ただし車検切れで走っている
車と事故にあったら大変なことになります。もちろん車検切れ=自賠責切れの車を運転していたら
免停の違反点数12点です。
 
今回は任意保険ついてですが今はネット社会が当たり前でやはり任意保険もネット直販保険が
安くて簡単に見積もりできるし加入も楽です。しかし安いのは割引率の高い優良安全ドライバー
だからです。ほとんど事故を起こさない人たちです。そのクラスの人たちを安い価格でCMを流し
もっていっているのが現状です。おそらく初めて保険に入る方、20歳未満の方であれば
既存の損保会社の価格と変わらないか逆に高いかあるいは等級がもっと低い人は受け付けさえ
してもらえませんかも知れません。また保険料が安いということはお金を出す際
(自分にも過失があった場合)相手方への保険金を出し渋ると言うことも出てきます。
 以前あるちょっとした事故で相手側がネット保険だったときは相手の運転者の事故報告のとおりに
過失割合が決まるという(事故事例のみ参考として一切事故現場での検証はしてない態度)なんとも
机上の考えだけで(屁理屈は言う)保険の過失割合を押し通そうとするのです。警察の検分も見ない
こちらは自分の加入している従来の損保会社より内容証明文書を送り半年もかかって
解決したことが有ります。
TVCMはかっこいいですがいざというときにきっちり対応できていないのが
現状ではないでしょうか?
 あるネット保険会社のホームページのお客様の声を見ているとほとんどがレスキューで保険を
使い助かったということが満足度を上げてるようです。ただしバッテリー上がりは
年1回のみの救援とかせこい決まりがあって今後は継続を見合わせたいというお客様の声も
多いようです。今の時代バッテリー上がりのために任意保険に加入しているわけでないので
そんなところにも低価格のつけがきてるようです。保険料安い=保険金安い
要は商売なので当たり前ですが保険料収入>保険金支払いという式が納得出来ます。
ネット直売保険に価格以上のものを求めてしまえば必ず不満となりそこを理解できる方はお得だと思います。
ただし事故は自分の一生にそんなにあるわけではないのでもしもの時のために十分吟味したいものです。

   その136 ヤフオクのとんだ失敗!大物は安い元払いで!着払いは? 2018.4.24

 ヤフオクは月にすると10品程度落札しております。今回はなかなか中古業者ネット
ワークにでて来ない品物がヤフオクに出ていたものを落札した物のことです。
スバル車のリヤのバンパーで1万数千円の物でした。他にも安い物が出ていましたが
型式や年式がぴったりあってなかったので(おそらく同じ)やや良い値段(12500円)でしたが
後々のことを考え落札したのです。関西の出品業者さんに送料を聞くと’大体8千円
位ですが運送屋さんに聞かないとわからない?’とのことで私はちょっと送料が高い
と思いましたが(予想では5千円以下)それだったら送料着払いでとお願いしたのです。
 出品者も今までの送付経験からそのような送料を言ってきたと思います。
2.3日すると西濃運輸さんが配達に来て’お宅は契約してました?’と聞くもので
うちは契約してませんよと言ったらそこから端末でちょこちょこ調べていました。
もしかしてドライバーさんもこの送料をもらっていいのか一瞬考えて尋ねてきたのかと
思います)。その後うちの事務員さんが送料を支払いしたのですが当日の終業時時に
送料いくら払ったのと聞くと23000円!びっくりしてしまいもしかして出品者が
間違って品代も含まれている代引きで送付してきたのかと思いすぐ連絡しました。
間違いなく送料着払いで送ったとのことで少々私はクレーマーに思われたようです。
いや今まで20年くらいヤフオクを利用していてこんなこと初めてでした。
 すぐ西濃運輸の電話をしたのですが荷物を預けたときに料金が決まることでサイズが3辺で
決定するので仕方がないと言うばかり、重量では200kg以上の品物に換算されている。
バンパーはコノ字型で3辺を計ると結構なサイズになりますが重さは6から7kgです。
まして梱包は箱ではなく型どうりの包装ですからもう少し運賃を考えてくれてもいいのでは?と
食い下がりましたがだめ。集荷のドライバーさんだと融通が効くのに?
今は個人宅宛の大型商品は送付不可だったり高額な追加料金を取られていますが
 今回のように業者から業者までの送料でこんなにかかってしまったことについては
なんとも残念でした。自分の最初の確認不足が招いた結果です。
 現在運送業界では人で不足や、長時間労働で運賃が上がってますがあまりにかけ離れた
金額が同時に発生している(ヤフオクで同条件のバンパーの送料で最高値で1万円くらい
最安値で2500円くらいなので今回はとび抜けた送料23000円)とは不思議だと思うし
もっと気をつけて入札しないと大変なことにまたなります。慣れてきたら気を引き締める!
と言うのが今回の勉強なのでしたほとんどの人が出品価格のみで品定めを
しているのが普通でしょうが送料も考えてないと悔しい思いをします。
また安いと思ってもその品物を買う前に必ず品番(品名)を検索すると新品でも
その出品価格より安くて送料無料の場合も有るのでじっくり下調べをしてから
落札したいものです。

   その135 マッキントッシュウーハースピーカーエッジ修理
   2018.03.20

レガシ-B4に設定されているマッキントッシュサウンド設定車の20cmウーハーの
修理です。リヤ側の一番日光の当たる場所についているウーハーは経年劣化で
特にウレタンで出来ているエッジはぼろぼろとなります。
その61ではやはりアリストの
ウーハーのエッジをセーム革で
修理して生き返らせましたが
やや見た目が悪い感じがしたのを
覚えております。
しかしスピーカーは
きっちり生き返りました。
今回はネットでも今は
いろんなサイズの物が
購入できるので
これを使用して修理してみました。


エッジがかなりすごい状態でした


新品ウレタン製エッジ 専用水性ボンドも購入全部で3Kくらいです。


壊れたエッジを綺麗に取ります(これが根気のいる仕事)


何とか張り終えました。


ブラケットをつけて完成です。
今はネット上で寸法さえきっちり測ればほとんどのエッジを探すことが出来ます。
今回は北海道のファンテック(株)さんより一番近い物を取り寄せ説明書どうりに交換作業は
出来ました。その61に比べるとアマとプロの差のようです。(見た目)
ただしオリジナルとは材料等違いますので前の音には100%は完全に戻りません。
おそらく最初は硬い音で鳴らしこんでいくうちに柔らかなメリハリのある音になるでしょう!

その134  名車のエンジン1/5模型     2018.2.7

週間スカイライン2000GT-R KPGC10の100号からのS20模型作成です


俗称ハコスカGT-Rの
エンジンの模型です。
まだ途中ですが後2.3ヶ月で完成です。
エンジンの格好が出来てきましたので
写真を撮りました。
24バルブDOHC6気筒のS20です。
SOLEXの3連キャブ、結晶塗装のカムカバーが
芸術品です!
この模型はシリンダブロックが透明樹脂で
出来ておりクランクシャフトを廻せばピストン
およびバルブが作動します。
タイミングチェーンでバルブタイミングを
取ってるくらい細やかな作りです
今回は金属部品としてオイルパンやカムカバー
を使ってますがかなり精度が高い
模型です。
ー画像クリックで大きくなります。

その133 ISOの内部監査           2018.1.25 

年に2度の内部監査です。ISOの内部規定も最新版となり2015年版へ
移行したので前回より9001と14001が同時に内部監査となりました。
毎度のことですがなかなか監査に近づかないと書類等の整理がすすみません。
しかし年に2度外部からの指導や指摘があると思うと前日までは責任者は
きっちりやっておこうと言う気が起きるのです。常にやってればなんていうことないのですが?
もしこれがなければと思うとぞーっとします。Hi!

その132 しばらくぶりの積雪          2018.01.23

昨日夕方より降り始めた雪は今朝方晴れましたが積雪は20cmくらいでしょうか。
太平洋側で南の関東地方でも結構積もったみたいです。
仙台地方は特に弊社のある東部地区は
仙台の中でも積雪が少ないところです。
市内の山際で10cm積もってもここは0cmなんていうのはざらです。
ここ2年は降雪が少なくスタッドレスタイヤの活躍がない状態が続いてました。
これでやっと性能が発揮できますが気温が低い時のアイスバーンには
極低速運転が常識です。AT車であればシフトダウンDからD3とかOD-OFFからD2
更にD1と今流行の人力ワンペダル走行です。ブレーキはあまり使わず車間距離だけ
注意して運転するのです。エンブレを急に効かすと横滑りします。
結構シフトが忙しいですけど楽しいです。

久しぶりの積雪この後社員総出で雪かきです。

その131 明けましておめでとうございます     2018.1.9

平成30年になりました。平成になってもう30年も経ちました。
あっという間の30年ですが来年は平成も終わりとなります。
どんな年号になるのか?ちょっとだけ気になります。また西暦との
変換が混乱しそうです。いっそ公文書関連は西暦に統一したらと思うのですが?
今でも私は昭和20年(終戦の年)が1945年と覚えていて昭和の旧車なら
1973年式なら昭和48年式とすぐ出ますが平成になるとまるっきりわかりません?
R32スカイラインが出た平成はじめの年式も西暦だと何年かすぐには出てきません。

その130 2年ぶりの運輸支局の監査         2017.12.27

昨日夕方暗くなるはじめたころフロントへ運輸支局の方2人が突然の
来訪です。来ると水戸黄門の印籠如し指定工場の監査令状を出すのが
指定整備工場の立ち入り監査です。昨年の1月以来の監査なので約2年ぶりでした。
まさかこんな年の瀬も迫った時期にってくるとは思いもよりませんでした。
今年納車の車検は本日の整備で終わりだったもので夕方になればなおさら
すでに納車された車が多く工場はがらんとした状態でした。
案の定来るなり必要書類の提示を求め書類準備の時間の間にはさっそうと
作業現場工場の立ち入り見聞です。
まずは検査ライン検査機器、検査基準値の掲示と見て周り作業中の車両や
駐車場にある車両の観察に目を光らせます。特に変わったろころがなければ
それからやっとフロント内に入り書類チェックです。直近の車検の整備記録簿や
適合証の綴りをじっくり見ます。先日受け入れ検査について問題が有りそれについての
報告をしてなんだかんだ質問したり指導受けたり約30分くらいです。
今回は指導以外の専門官の本音がちょっとだけ見えた受け答えが有り
これが本来の監査の姿ではないのかと30年以上の監査を受けてきた中で
初めて思えた感じがしたのです。

その129 11月の忙しさに一息       2017.12.5

 毎年のようにこの時期は工場がお祭り騒ぎのようになります。
そうです、タイヤの交換が急増するのです。まして天気予報で
明日雪になるなんて予報を出したら普段の何倍も殺到するのです。
幸い弊社は仙台地区でも降雪が少ない地区なのであまり気にはしてませんけど。
しかし西部や県外に行く車は早い時期に交換します。今年は10月下旬に
5台くらいは交換してます。今後はこの時期に交換していればひじょうに
スムーズに待ち時間なくなおかつ新品タイヤの値段も一番安く購入できるのですが
なかなか人間と言う者は白い物(雪)を見ないと交換する気がでないようです。
 最近はご自分でタイヤ交換をする方が少なくはなってきてますがそれでも
整備経験者以外の方は注意です!11月だけでも2.3台タイヤの取り付け
締め付け不足が原因で異音を発生したというお客様が来ております。

ほとんどご自分で1から2週間前に交換したものです。

交換してすぐには緩みませんがホイールがなじんでくると緩むのです!
特にアルミホイールの左側は注意です!今からでも遅くありません
再度工具をあててみてください!

その128 日産の完成検査問題     2017.12.4

日産の新車の完成検査の問題ではじめに日産社長の説明に対し
ちょっとした弁明があり国交省を怒らせたようでした。
私たちの工場の車検も自動車検査員という国家資格の合格した者が
検査をして記名捺印をして初めて晴れて車検の更新が出来るという
こです。ほんのちょっとした不備でも再検にもなるしいつ来るかわからない
運輸支局の立ち入り監査でも不備が有ったらすぐ指摘されます。
ただ私たちの車検に思う考えとしては車検証とおり(つまり新車時)と
いかに同じ物かを点検することが芯となっていることも事実なのです。
ほとんど自動化された工場で出来上がってくる車はまず問題がないと思うのですが
それを人間が最終チェックすることは特に機械化された今こそ大切ではないでしょうか?
数値云々は機械に任せてもOKでしょうが特に五感に感ずるものも大切と思います。


その127 エア21車検全国経営者会議

10/24に社長が年に一度首都圏でのエア21車検全国経営者会議に行きました。
エア21車検の加盟工場は全国で200数十社で今回の会議では
半数以上の参加があると思われます。内容はISO9001活動での
好事例の発表会のようなものです。参考になるような事例をぜひ盗んで
来てほしいとおもいます。

その126 旧車の部品の価格       2017.9.20

約7から8年前辺りから製造を終えた車の部品価格が上昇しており
特に旧車の部品に関しては異常な価格がついております。
旧車の部品ではメーカーに在庫があれば嬉しいの一言ですが値段を聞いて
その嬉しさが悔しさとなってしまうほどです。
最近チェリーを走らせるとなんとなくガソリン臭いので
見てみるとキャブレターの下のほうからガソリンが漏れてます。
なんとなく細い燃料のホースのようです。
写真左のくの字の物がSUキャブのチョークに該当する箇所に使っている燃料ホースです。
小指ほどの長さの物です。日産に問い合わせると在庫ありということで
値段を聞くとなんと1700円もするとのことです?ウあー高い!!
数十本在庫あるようでしたが今回は純正部品をあきらめネットで
該当するサイズの燃料ホースを探しだしたのが写真右の1mものです。
おそらくバイク用として出している物だと思いますが1/3程度の値段でした。
ちょうど良いサイズに切り交換終了です。まだ10本以上取れる程あまってます。
もうひとつのキャブのホースも交換予定です。
 

その125 シフトレバーブーツは男手の裁縫で修理  2017.06.10

愛車のチェリーX1-Rも年間100km程度しか走行しないとブレーキの
ローターが錆びてちょっと強くブレーキを踏むとハンドルなどに振動(ジャダー)が
強く発生します。いろいろ不具合があるもののなんとなく我慢してましたが
ここらでインパネの割れとシートの破れを今回修理することにしました。
シート破れは座面を外しシート屋さんに外注修理です。インパネは革靴の
クリームなどを昔から扱っているコロンブスの修理剤を何色か取りよっせて
修理をし始めました。これは後ほど修理過程をお知らせしたいと思います。
室内を見廻していたらセンターコンソールのシフトレバーブーツがかなり
ぼろぼろの状態で見た目も悪いのが気に食わずブーツ作製をしてみました。
まずはブーツを取り外しブーツの分解です。本革製でカッターナイフで糸を
少しずつ切っていきその部分を展開します。
  
左の写真が分解したぼろぼろのブーツです   型取をして手縫いで作業を進めます。

合成皮革の切れ端があったのでそれを使用して前の部材を展開し型を写し2つのパーツを
まずは準備しました。シート屋さんでしたら工業用ミシンでさっと縫い付けるのでしょうが
私はそんな物がないので100円ショップ
購入した裁縫セットで手縫いをしました?
針穴に糸を通すのも何度かのトライでクリアし
ちょっと細い糸ですが場違いの男の手で
一所懸命縫い付けを試みました。
今回は縫う長さがあまりないことで
30分くらいで完成しました。
シフトレバーカバーのフレームに取り付けて
センターコンソールに無事取付け完了しました。
細かく見ればもう少しと言うところが有りますが
やはり新品(合皮)ということで気分は良くなります。
最近は運転席のシートのほつれやタバコ穴の修理も
私のへたくそな裁縫をやっているのです。

その124 ダッシュボードキズ修理      2017.04.18

中古車のダッシュボードにキズが結構あるので直してみました。
これ以上大きな傷ですとパテ+塗装となりますが今回は耐水ペーパーと
工業用ドライヤーだけです。ちょっと練習すれば誰にでもできるかもしれませんが
素材の熱変化をよく見ていないと溶けてしまいます。(変形等)

修理後 まあまあ見れます!


黒い樹脂のところも

修理後 結構よくなってます!


その123 キーレス作動検査   2017.3.27

 
最近の車(ここ20年くらい前?)ドアの開け閉めに鍵のスイッチが
付いているものがほとんどとなってきました。もう少し新しいとキーフリー式
となってきています。キーフリー式ですと2年くらいしか電池が持ちません。
当社でも車検時には交換のお勧め実施してます。
普通のキーレスにしても3.4年は持ちますが点検方法がはっきりしません。
まずは電池交換してみることから始まります。ですが電池切れなのかキーレスそのものが
だめなのかを一瞬に判断してくれるテスターが有ります。
キーレス電波の周波数帯域の受信機のような物で中身は簡単な
半導体を使った電界強度計(電波の強度計です。)
当社では埼玉県の自動車整備振興会での講習で頒布した機械を使用してます。
宮城ではこのような便利な機械を必要性としない優秀な工場が多いのでしょうか?

電波の強さを測る電解強度計です。隣にキーレスキーをおいてスイッチを押します。


メーターが上がりますこれでOKです。が電池を新品にした時の
強さも覚えておかないと電池が半分でも振れることも有りますので注意です!
キーフリー式は注意して交換します。ドアの開閉可能距離なども参考にしませんと
うまくいかないときも有ります。
ボタン電池は2.3年に一度の交換で安心です。車検時の交換が最適でしょう。

その122  ISO14001定期更新審査    2017.2.6


 ISO14001の認証をとってから初めての更新審査が1月にありました。
審査の前に内部監査が有りその1週間後に審査がありました。
審査員の方は実質的な活動をよく見て今後の活動の仕方等を
教えていただいた感じでなんとなく2.5時間は過ぎました。
常に書類等の管理をしてなかったので1月はこの審査の為に
なんだかんだで終わった次第でした。

その121 はずかしながら連絡ミスは大きな問題になることも?   2016.12.27

 事故で廃車になる車についてです。
弊社のお客様であるO氏が自損事故をおこし全損扱いとなりました。
車両保険に加入していた為保険金が下りるのですが車の所有権は
M損保会社へ移ることになりました。
1.2週間工場で預かっていたので損保会社へいつ車両の引き上げに
くるのかと言う問い合わせをしたら当方ではもうかかわっていないと言うことで
事案は関連会社Sサポートとへ移ったということでした。それならその連絡先を教えていただき
その会社へ電話してみました。担当者はすでに引き取り業者へ
依頼はかけているという話しでしたので今度は引き取り業者の連絡先を
聞こうとしましたが先方より連絡させると言うことで話が終わりました。
 年末が近づいているのでこちらはいつ引き上げに来るのかだけを
心配していたのですが?そのときです
私とのその話を聞いていた弊社の事務員が昨日
そのような感じの電話を受けた
と言ってきたのです。
”うわーこちらの車内連絡ミス”引取時間等どこからの電話かもあやふや?(全く初心者以下)
そのときです引取業者さんから直接連絡がありこの電話最中にも車の引き上げは
完了しましたとのことでした。おそらく前日引き取り業者様から引取時間等連絡受けていたにもかかわらず
こんなことになってしまったのです。
 車の所有者より廃車の書類を預かっていたのですが引取時引き渡すつもりでしたが
直接渡すことが出来ないので関連会社Sの担当者へ引き取り業者の連絡先を聞くため
電話を入れました。そのときです先方の担当者が言ったことは
こちらはきっちり仕事をしているので今回の件はあなたの会社の連絡がでたらめの為
なのだからということと引き取りに行ったドライバーからは工場に行った時

こんな対応がめちゃくちゃな工場はない”とも言われたとのこと
 今回はこちらの連絡ミスなので謝りましたが何度も同じ様なこと(こちらは連絡しているのに
同じこと聞くな!それはお前のところがでたらめだからじゃないか?)を連発!!で
言うので、それでも引き取り業者の連絡先を教えてほしいことを言うと”何逆切れしてるの?”とか
どうどうめぐりになって話にならない”とか常識外のことを平気で言うのです。
話しをしていて全く筋が通らないように話してますこの人?
ミスを謝ってもそこをずーと攻撃している人ですよ。こちらは次は改善するつもりなのに?
 私もこちら連絡ミスが発端なのであまり強くは出ませんでしたが最後に連絡先を教えてもらい
無事連絡が出来書類も送付できました。
なんとも情けない話しですがちょとした連絡ミスがこうも大きくなるということが
わかった次第です。年末のひと騒動でした。

追伸  すぐ対策をうたないと大変なことに!


その120 復活ネタ 燃料タンクのオーバーホール               2016.12.6.

に1.2個はフエールタンクのオーバーホールの仕事が有ります。・
基本的にはタンク内部の錆取りをしてコーティングを施すという作業となります。
出来る限り内部の錆を水で
洗い流し(スチームを使うことも有りますがタンクに
穴が開くことも有ります)
ある程度ごみや錆かすが取れたら今度は錆除去剤を
タンクに入れシェイクをするのです。

10〜20個程度のいらないボルトを入れ
10分程度タンク開口部を塞ぎシェイクをします。
シェイク?両手でぶん回すのです!
中に入れたボルトが暴れ周り錆が取れやすくなる??
10分もシェイクしていると両手が疲れてきますので
そこで一休み、時間をおいてもう一度繰り返します。

そこそこ疲れが出たところで開口部のガムテープを
外し内部を見れば結構綺麗になってます。
中に入れたボルトはすっかりきれいと言うよりも
地肌が出たうまれたてのボルトとなっています。
しかしここからが時間との勝負です、錆がとれて
新鮮な鉄の地肌が見えますがあっという間に
新しい錆が出てきますのですばやく中和液で
内部を洗わなければなりません。専用液も売ってますが
中性洗剤でひとまず洗い流します。
後は内部を完全に乾燥させて(一日程度乾燥させます)
 
内部を見ればまだ錆の粉などが残ってますが
エアガンで出来る範囲できれいにします。少々の錆は
OKです。POR15タンクシーラーで内部を
カッチンカッチンの壁でコートしますので
あまり気にしなくても大丈夫かと思います。
丁度いい量のタンクシーラーを注入して
開口部をきっちり塞ぎまたシェイクするのです。
タンクシーラーは粘度があるので前後左右裏表
ゆっくりまんべんなく内壁にいきわたるように
作業します。もちろん燃料吸い込み口やガス抜き
パイプにもシーラーがいきわたりますので
つまりが出来ないように注意しながら行います。
POR15の兄弟商品なので少々の錆や小穴も
コーティング処理で良好な硬い内壁となります。

その19 パワステの怪             2016.9.5

フロント足回りを縁石にヒットした車が入庫しました。
タイヤはバーストしアルミはがっちり曲がりストラットも曲がってます。
ロアアームもアルミ製ですが曲がっている可能性ありでナックルハブ
と一緒に交換しなければなりません。また入庫時点から
パワステも効かなくなっております。ステアリングギヤボックス(ラック)
の曲がりかコントロールバルブへの影響で効かなくなったと思われたので
これも交換することになりました。全てリサイクル部品で作業進行です。
作業が完了しましたがパワステが効きません。どうも油圧がかかってないようです。
これではポンプしかないと思われたので交換となりました。
もちろんリサイクルパーツを使用しての交換です。しかし変化なし。
リサイクルパーツなので不安があり、もう一度リサイクルパーツを取り寄せ
交換してみました。それでも変化なし。考えてみれば今まで
パワステポンプの油圧が全くでない(油圧低下でやや重い車は有りました)物は
皆無でどちらかと言うと油漏れがほとんどでした。かなり現場ではあせりました。
最初に配管のつまり等の確認はしておいたのですが何かがおかしいのは
感じてました。もう一度油圧ラインを確認していくと油圧パイプを止めるユニオンボルト
が2個有りますが1個がボルトの中にチェックバルブが入っているのが見えたのです。
おそらく外からの力の逆流を止める為に入っていたものと思われます。
今回の事故でチェックバルブが機能したままで戻らなくなり
油圧回路を塞いでいた事が分かり原因が分かりました。
今回は時間がかかりましたがやはり経験と基本作業の大切さを感じた一件で
また一人作業での基本作業でうまくいかないときは別の人がもう一度基本作業を
実際に再度試みなければならないとつくづく感じた作業でした。

その118 最近のディーゼル車は手ごわい    2016.06.11

最近ディーゼル車のトラブルが増えております。H14.5年式以後の
ディーゼル車は排ガスや粒子状物質低減の為いろんな装置が付いております。
そろそろ発売後10年超えてきておりまた年々排ガス規制値が厳しくなり
多くのセンサー類を設置してこれを防御してます。
一般にコモンレール式ディーゼルが主流となりガソリンエンジンの電子燃料噴射式
のからくりと似てます。しかし軽油を燃焼させることに関しては変わりなくマフラーから
出るものを少なくしているという大変難しいシステムとなってます。
ECU(エンジン電子制御ユニット)に各センサーより情報を集めこまめな
燃料噴射を調節します。しかしちょっとでもセンサーより異常な信号が入れば
エンジン警告ランプがつきドライバーをあわてさせることになります。
触媒やDPF(粒状物質を除く装置)も故障の多いものです。定期的に内部を燃焼させないと
つまりが生じエンジン不調になります。最悪エンジンがかからなくなります。
専用のエンジンオイル(DH2,DL1と呼ばれるもの)を使用しないとトラブルが
発生し多額の修理代に驚くことになります。
メンテナンスをきっちり守って運転していてもトラブルは
以前のディーゼル車に比べたら多くなっています。

その117 WEBERキャブ車が入ってきました。   2016.06.02

5月のことですがエンジン不動ということで入庫した車のキャブが
WEBER3連キャブ車でした。最近はめったに見なくなりました。SOLEXだと
何個か手元にあり、またジェット類もいくつか持っていたので苦労はしませんが
WEBERは全く手持ち部品がなくちょっと心配でした。
ただしSOLEXはオーバーホールキット等は手に入るのですが
新品本体や大きい部品は製造廃止になっており中古を
治して使う他ありません。
ところがWEBERはまだ新品で
本体も手に入るし部品も入手できる
ことから安心して手をかけることが
出来ます。
写真はL28にWEBER3連キャブ装着の
様子です。
3個ともオーバーホールしました。
分解すると、燃料の腐食で
独特のにおいが充満し体にこれが
染み付くのです。仕事が終わっても
なんか独特の臭いが残ります。
見てみるとニードルバルブの固着で
燃料が出ません。また、加速ポンプも
働きません。粉末の洗浄剤をお湯に
溶かしその中で綺麗にしてオーバーホールします。
燃料ホースも新品に交換しました。
プラグも最近ではあまり見なくなったBP6ESを新品交換しました。
点火系統の配線の取り回しの関係で最初初爆のみでしたが
配線取り直し後快調にエンジンが始動できるようになりあの独特な
吸気音を聞くことが出来るようになりました


その116 塗装工場は労基に注意!にいろんなことが有りました    2016.4.25

先週税務署の税務調査
が約6年ぶりにありました。現場では特に気にすることはなく
一応工場内の整理整頓に気をつけたくらいでしょうか?でもお上が来ると
何にも悪いことをやっていなくても身が硬くなるのは車の運転中パトカーやおまわりさんを
見つけたときの自然に体が反応するものと同じ様に感じます。
税務調査で特にチェックを受けるのが期末の(弊社は9月決算)変わり目の売上げの
書類関係です。期末中に入って作業をしたのに納車が新年度になってしまった場合のものを
よく見ていきます。基本的に作業をやった日の売上げとみなすようです。
実際作業を完全に終わらなければ納品も出来ない(売上げ出来ない)のが調査では
各々の作業日報をみて期内中に着手しているものについては売上げ分とみなしているようです

 表題の労基は労働基準監督署の略称です。
労働災害や労働争議ばかりが監督署のお世話になることではありません。
労働者の健康管理についても企業がきっちり管理しなければならないということです
一般に自動車の鈑金塗装工場では塗料などは有機溶剤といって使用方法を
誤れば健康を害するものも多くありその為法律で厳しい管理方法が定まっております。
特に害のあるものについては特別化学物質と呼ばれこれを扱う工場については
なおさら気をつけなければなりません。今回は突然のように監督署の方が来て
塗装工場の塗料缶の側面に書いてある成分表を写真を撮っていき
”エチルベンゼンは特定化学物質だから”
云々言っていったのが昨年です。
今年の3月にまたやってきて勧告と指導を受けました。法令違反だから
指摘事項については早急に対策を講じ是正計画を立てました。
こんなところでもISOでの経験が役に立つことです。
法令遵守は当たり前ですので自分の工場だけはしっかりしなければなりません。
しかしこの業界はかなりの工場数が有りはたしてこのことを十分に認識している
かと言うと甚だ疑問に思う次第です。
監督省庁からはもう少し業界への周知が必要ではと思います。
大体鈑金塗装工場の件数の把握や日本車体整備協同組合への事前周知
あるいは整備工場(塗装もする工場は一部)をまとめている日本自動車整備振興会への
事前周知は出来ていたのでしょうか?近所には多数の同業者が有りますが
こんなことにはあまり関心はないようです。

その115 ベンチレーテッドディスクの哀れな姿   2016.2.24

なんか怪しい姿のベンチレーテッドディスク

真っ二つです!お客様は”なんとなくブレーキジャダがある”
としか言わなかったのですが?融雪剤使用地区限定の故障ですか?


その114 監査の月         2016.2.10

どうして同じ月に監査がやってくるのでしょうか?
先週運輸支局の指定整備の監査が有り昨日はISO14001の内部監査と
立て続けの慌ただしさがやっと終わりほっとしています。
だいたい支局の監査以外は1ヶ月以上前から日程が決まるのですが
なかなか直前にならないと準備等をしないのが正直なところです。
今回はISO14001の内部監査でISO9001は定期訪問(内部監査にやや近いのですが)
室内に閉じこもりの一日でした。
なかなかISO9001とISO14001の両方を認証取得しているところは少なく
全国でISO9001取得のエア21車検グループで約210社、
ISO14001取得のエアeショップ2170何社位ですので
エア21車検と一緒にとっているところが多いので70社くらいだと思います
おそらく宮城県内では稀な存在かと思われます。

その113 運転注意!狭いところでは油断大敵!    2016.1.25  

宮城地区でもようやく雪のシーズンが来ました。
昨年もそうだったんですが1ヶ月遅い冬です。
今回はちょっと山際のお客様からレスキューの電話がきました。
”田んぼに脱輪したー”との電話を取り何か不吉な予感?
車は何ですか?と尋ねれば”大きいトラック”という返答です。
われわれの力では救出不可の2トンロング車です。
農道というより田んぼのあぜ道といった方がいいような雪のないときでも
気が抜けない道路です。もうレッカー業者に頼む他ありません。
1台で駆けつけてもらった業者さん一人では無理な状態です。(これがそのときの写真)
もう一台助っ人を呼んで約三時間の格闘の末上がりました。
さすがレッカー業者様!一般にJAFはトラック関係は出動しません。
取引先の紹介でレッカー業者を紹介していただき助かりました。
とにかく狭いところでもう少しがっちり落ちたら救われなかったかもしれません。
おそらくクレーン車が入っていけないところなので今回は幸運と思います。


その112 スカイアクティブP5エンジンオーバーホール   2015.12.16

 
9月の集中豪雨でウオーターハンマーでエンジンをだめにしたH27年アクセラスポーツ1.5の
 エンジンのオーバーホールをしました。当初ガソリンエンジンはなかなかウオーターハンマーは
 発生しにくいものと思ってましたが最新のエンジンシステムのスカイアクティブはなんと
 圧縮比が14.0という常識はずれの値(世界的に見てもトップ)なのです。
 これはシリンダ容積に対し燃焼室が狭いことを意味しちょっとの水混入でもウオーターハンマーが
 発生しやすいということ考えられます。
 シリンダ内の水を出しエンジンをかけるが金属打音がかなりするのですぐエンジンを止めました。
 コンロッドがシリンダの角に接触している可能性が高いので作業はまずはオイルパンを外し
 下側からコンロッドやピストンの状態を見ることにしました。
 残念ながらシリンダに傷が入っていました
 こうなったら以前ならオーバーサイズピストンとボーリングという作業になったのですが
 最近のガソリンエンジンはスタンダード単品しか製造されてなく新品部品の交換対応となるようです。
 
飴のように3次元に曲がったコンロッド
  
ピストンもピストンピン方向に
曲がったコンロッドの為逃げ場のない
ピストンは破損してます。
この為シリンダ内面に傷がつき
エンジンオーバーホールとなりました。
2本がだめでピストン2個コンロッド2本
ピストンリングセット4本分
親子メタル、スラストメタル
ガスケット類、シリンダブロック、
アンダーブロックの交換となります。
作業注意点を聴こうと思いましたが
地元のディーラーでもオーバーホール経験が
ないようで返答できず整備要領書だけでの
作業となりました。 

コンロッド大端部(粉メタルがつくところ)
今回の驚いた作業のひとつがこれです。
通常は綺麗に端面処理されたコンロッドと
キャップが合わさるところなのに
あわせ面はまるでハンマーでかち割したような
断面で唖然としました。
精度度はこの方がよくでるのはわかる様な
気もしますが製造はどのようにするのでしょうか?
大変興味のわく加工技術です。
マツダの技術者に聞いてみたい気がします





ハンマーで割ったような割部分(新品)
マウスを上の写真にあてると拡大します
決して壊した部品でありません

その111 ものすごいハコスカが入ってきました    2015.10.6

なんともすごい仕上がりのハコスカが入ってきました。
当時からすれば新車以上の仕上がりです。
Iさんのお車が車検で入庫しましたが
GT−R仕様ですが一般的な2.8リッター以上の
エンジンを積むR仕様3ナンバーではなく
2000cc5ナンバーの車です。
エンジンを見なければまったくのGT−Rです。
入庫も雨天時以外ということで雨の日は
乗らないということですから
コンディションは抜群です。
関東のショップでレストアされたとのことで
かなりの(うん百万)金額をかけたそうです。
もう新車から40年以上たつ車ですが
今でも旧車の中でも一番人気の
ハコスカ(C10スカイライン)はだんだん手の届かない
車の宝石となっていくのでしょうかょうか?

その110 アルテッツアのインパネのべとべと対策   2015.9.30
アルテッツアの中古車を販売することになりオークション場より車が運ばれてきました
やはり状態は現物をこの目で見ないと心配です。
現地で下見をしてもらったときインパネが汚いといわれていたのが気になり
そこをすぐ見ました。接着テープでもはがした後の糊が残ったような感じで
メーターパネルの周りがべとべとです。
ネットで見るとこの車特有の症状みたいでオーナーさんはいろいろ苦労されている
様です。
最初プレソルベント(塗装の前に使用する脱脂剤)で
べとべとを取ろうとしましたが
取れることは取れますが溶剤が
強く少ししみをつけそうなので次は
ブレーキクリーナーを使用してみましたが
これも同じでややしみが残るようです。
最後に薬局から消毒に使うエタノールを
買ってきてこれで大体とることが出来ました。
取った後はある程度光沢(樹脂の地肌)が
でてきますのでちょと安っぽく見えるので
染めQで色をを調合していくぶんフラットベースを
混ぜややつやを消し塗装しました。
写真:作業中のインパネ付近


ついでにセンターコンソールも
せっかくシフトレバーブーツを新品に交換するので
同じ様に塗装しました。
インパネダッシュボードの置く(ガラス面に近いところ)は
塗料がうまく届かずある程度ご勘弁いただきました。

写真:センターコンソール








その109 旧車の季節        2015.9.2
お盆を過ぎてから気温がぐっと下がってますがそれより天候が
雨ばかりです。旧車にとっては雨はもちろん大敵です。
スカッと晴れ他ところでゆったり乗りたいものです。
写真は当工場に入庫している旧車たちです。
左の写真は
トヨタスプリンターセダンです。
カローラと姉妹の車です。
このような極普通に使用された
ファミリーカーはなかなか
現存するものが少なく
かなり貴重なものです。
オーナー様もかなり大事に
扱っており十分なメンテナンスを
実施なさっている一台です。



左の写真はダイハツの3輪車の
ミゼットです。
300ccの2サイクル単気筒エンジンを積んだ
軽トラックです。
ミッションはもちろんマニュアル前進3段後進1段です。
ひじょうにかわいい車ですがオーナー様は
イベント等に借り出されるくらいで
この車でのドライブなどはもしかすると交通渋滞を
起こしかねないとのことであまり走ってはいないようです。





左の写真の真ん中がセリカリフトバック(LB)
2000GTです。当時若者の大人気車種のひとつでした。
オーナー様は若い時にはあこがれでとても購入出来る
程安くはなかったのでやっと10年ほど前に念願の
この車を手に入れた次第です。
今見ても当時未来系のスタイルだったので
カッコはいいです。エンジンは2000cc4気筒の
DOHCでソレックス2連キャブレター装着
このあと排ガス規制でもトヨタ製DOHCエンジンは
残りCMで他社のGTカーを
「名ばかりのGTは道をゆずれ!」は
記憶に残るものです。
もちろんパワステなんかは付いてませんので
根性腕まくりで「えいやっ!」と
ハンドルを切ることになります。右となりはスプリンタートレノです。1600ccDOHC
  
マツダオート三輪です
何年か前に会社の前に止まっていたので
写真に撮っていたのが見つかりました。
若い方が乗ってたようで大変
大事のしているように見えました。
実際走行しているのを見たのは
何度か有りましたが
ウインカーがバナナタイプだったかは
ちょっと確認までは出来ませんでした。
昔(50年前位か?)仙台市内の大きな交差点でも
信号機がなかったもので時間帯により
交差点の真ん中に台を置いてその上でおまわりさんが
交通整理(信号役)をやっていたのを
かすかに覚えております。
その108 4月時期         2015.4.13
4月には弊社でも新卒の社員が3人も入りかなり新鮮な感じです。
事実ここ2.3年は新入社員は1人づつ入ってましたがその前はずーっとゼロの状態でした
現状では若手でも30代といったところで平均年齢が毎年上がっていた状態です。
本年度からはこれで何とか平均年齢が下がってきます。なんとなく張切る気持ちが
出てきます。年いったものから見ればちょっとばかり若いもんがきたと思う位ですが
新入社員の若い人から我々を見ればかなりのおっさんに見えるのですね?これが。
ここが双方のギャップがでる一番の落とし穴ですか、気をつけて対応しなければ
なりません。
その107 明日あの日から4年目     2015.3.10

テレビを見ていてあの日が近づくとかなり震災関連の特番が目に付きます。
パソコンの中にはその当時の写真が結構あり
時々整理の為見ることが有ります。
本日も朝ちょっとしたHPの更新で中身を
整理していたら会社の被害状況の写真を見て
これが印象的でした。神棚の隣の時計の写真です。
地震のあった時間で止まってます。

地元でもだんだん風化されつつあるものが
また気持ちを呼び起こすには十分なものとなります。
工場近辺は大きな被害はありませんでしたが
ほんの1〜2km先では甚大な被害がありました。下の写真

地方での被害でこの有様ですから首都圏や東海地方で
予想される大規模地震が発生したら
想像もつかない被害をもたらすのかと思うと
心の焦りを感じてしまいます。
先日TVで”河北新報のいちばん長い日”の
再放送を見ましたが涙がこぼれる
すばらしい番組でした。




その106 暖かい冬        2015.2.25

今年の冬は暖かいし、雪が少ないです。地球温暖化のせいでしょうか
全体的に暖かいです。例年ですと11月下旬から洗車場の洗濯機の給水ホースが
凍るので一日の始まりが解凍から始まるのが今シーズンは
凍るのが現在まで約10日くらいしかないのです。
管理は楽ですがなんとなく季節感がない感じです。
夏は暑く冬は寒くあるいは秋、春は過ごしやすくといった四季の変化が
少なくなってきているように思えます。このまま温かく春を迎えると
夏タイヤの交換時期も幾分早めに動くかも知れません
いつも4月からの夏タイヤの交換の勧めもこう暖かいと
ためらうことになるのでしょうか?

その105  K6Aエンジン不調修理  ついでにオイル消費過大も治しました  2014.11.21

日産の初代モコ(スズキのOEM:MRワゴン)がアイドリングで止まるということで
入庫しました。すぐ見てみると3気筒のうち1本働いていません。
最近のエンジンですとイグニッションコイルがダイレクトにプラグの
上に乗っておりその故障が多いので在庫品と取り替えてみたが変化なしでした。
もともとノークレームで販売した車だったものでオイルの消費が多いので
オイルの量だけはよく見てくださいと言っていたものでした。
オイルも規定量は入っていたので異音や焼きついた様子もないようでした。
今度は1本づつ圧縮を測定したら1番が0kg/cm2たが12kg/cm2以上で
ピストンかバルブの損傷と判断しました。2番のバルブ破損は多いと聞いてましたが
1番でしたが早速ヘッドを取り外すことにします。
ヘッドをはずすにはタイミングチェーン方式のこのエンジン
フロントカバーを外さなければ進みません。
そのためにはオイルパンの取り外しも必要です。
これらを取り外しタイミングチェーンを外しますが
VVT(可変バルブタイミング機構)が付いていて
取り外すのにちょっとしたノックピンの戻しが必要です。
特殊工具がない自分が径の合いそうなボルトを
サービスホールへ入れわずかな引っかかりを感じたら
そのまま引けば驚くように簡単にVVTギヤがはずれ
カムシャフトが外すことが出来ます。


ヘッドを下ろしてみればやっぱり一番右(1番)
排気バルブが他のものと明らかに焼けていない。


1番排気バルブ(右下)が溶けてます


せっかくだから今回の原因であると思われるオイル消費過大の
対策もすすめようとピストンのオイルリングを見てみることにしました。
カーボンぎっしりのピストンをはずしました。


部品洗浄液できれいにしてリングが自由に動くように作業し
リングの張りを確認して合口隙間は今回は勘弁してもらい
このまま組上げ作業終了となりました。
エンジンオイルの消費が少なくなれば異状燃焼でのバルブ破損も
少なくなることを念じて納車となりました。

その104        2014.10.16
久しぶりの社内芋煮会&焼肉パーティーを10/11(土)4時ごろから
仕事を早く切り上げて開催しました。下準備をしてくれたおかげで
大変おいしい芋煮や気合の入った焼きそば、とっても柔らかい焼肉群で
約2時間おなかいっぱいになるほど飲み食いして終了しました。
今はなかなかアルコールはご法度、もちろんノンアルコールビールが
飲み物の主役でした。準備やらいろいろご苦労様でした。


その105 プレミオ、アリオンT240系ナビ取り付けに関して  番外編
最近よく表記の車に市販のナビの取付けに関しての電話がかかってきます。
そこで秘中の(?)作業方法を分かりやすく公開いたします。その48でも
説明して有りますのでそちらも一緒に参考にして下さい。
ちなみに弊社で部品べつで作業料金は38,000円(税別フルセグタイプ)となります。必要部品は
約10,000円くらいです。宮城県内でしたら朝入庫で夕方お渡し可能です。(要予約、代車有り)

オーディオ、エアコンユニットを外します。
外した物全体がこれです。
ご自分でここまで出来るならば
今回の取り付けも出来るかと思います。
またはんだ付けや簡単な電子工作が
出来る方にも可能かと思われます。
ただし全く縁がない方は、作業可能な工場へ
頼んだほうがよろしいかと思われます。









エアコン操作部より上を交換します。(純正品)
純正はこのような形をしているので
社外品の2DINナビの取り付けが出来ない。
どこのメーカーでもこの車種については取付け
キットが出てません。
写真の上側を純正オーディオレスのパネルと
交換するわけですが簡単にはいかないのです。
オーディオ基板の中を通って上部のHAZARD
スイッチへ繋がっています。この問題さえ解決すれば
ふつうの2DIN内蔵ナビをつけることが出来ます。
ほとんどの方があきらめているようですが
普通に取付け可能です。
ワイド2DINパネルなので7インチ以下であれば
綺麗に取付け可能です。



裏側はこうなっており上部についていた
CDやMDのメカ部分を外したものが
この写真となります。
大きなサイドのフレームはそのまま
2DINタイプのナビが取付け可能なので
トヨタ共販からはパネルのみの購入と
なります。















使用するのは右側配線だけです
左側はオ−ディオ関連なので綺麗に
処置してください。

















HAZARDスイッチカバーを外す
少し長めに中央の基板より切断し
右から番号(1-6)をふります。
6本の色違いの線があれば楽です。
















右から1から6番まで20〜30cmの線を
付けその先をエアコン操作パネルの
1から12までふった番号を記入し
写真の様に接続します
















1.2.8.10.11.12は使用しません


















黄色の熱収縮チューブで半田付後処置し
ショートとかしないようにしましょう!
使用しない配線は特に!

















無事出来上がり。
仮付け時HAZRDスイッチと助手席の
シーベルト警告(PASSENGER)助手席に
人が乗らないと点きません。
左右のエアダクトは前についていたものを
取外しつけます。
ダクト奥のビス2本が締めること不可能
なのでそれはつけなくても支障ありません。










参考その48

その104 ちょっと考えてしまいます   H26.9.10

当社は今年4月より楽天車検の取り扱いをはじめました。
まだお問い合わせが2件、内見積依頼が2件で見積もりの
約束時間にきた方が1件、もう一件は連絡もつかない状態です。
ネットでの予約なので責任がないような方です。見積もりに来た方は
どうも事前にディーラーで見積もりを取ってきたらしくマフラー交換や
ボールジョイントブーツ交換などで結構な価格表示されたらしく
こちらでは修理可能な爆音マフラーだったもので車検入庫時の料金での
見積提示したところあまりの価格差に驚いた様子ですぐにでもマフラーだけは
直してほしいという依頼がありお客様待ちで修理に取り掛かりました。
もちろん車検と同時に行った場合の料金でです。ブーツ交換も後日
やはり車検時同時作業料金で作業を実施しました。が車検入庫日の
予約はにごすかたちでついに車検有効期日になっても入庫はありませんでした。
おそらくユーザー車検でやってしまったのかと思われます。
悪いところの見積を取り格安で直しそのような行動をしている
ユーザー様がいるのはやはり一見客は怖いと思った次第です。同じ作業でも
車検時同時作業と一般作業とでは関連作業を有無でかなり価格差が生じます。
ディーラーでやらない溶接作業とかタッチアップなどかなり幅広い
作業体制でやってますので一回限りの入庫にならないようにしたいものです。

その103 結構効きますケミカル用品  H26.8.20
一般にケミカル用品、特にオイル添加剤、燃料添加剤、燃費向上装置
などは目に見えて効果のあるものは案外少ないのが実状だと思います
私たちも色々なものを使用してますがWINN’SのATオイル交換についてだけは
100%体感出来て喜んでいただいた商品です。しかし昨今油圧AT車は密閉式が
多くなり無交換タイプであったり圧倒的にCVT車が多くなり実施作業が
少なくなってきました。パワーステオイルもそうです。電動パワステが
主流となってるからです。仕事が少なくなっている現在はべつのケミカル商品が
注目されて来てます。
いま売れ筋はPITWORK F-1という燃料添加剤です。これはレース関連添加剤
の有名なメーカーであるWAKO’SのフュエールワンのOEMです。
効能はググッてみれば分かるほど値段のわりに良い物のようです。
月間30本程度出ております。ケミカル商品でも良いものが有るのが分かりました。

その102 またまたISO内部監査   H26.6.19
昨日は一日ISO9001の内部監査、14001の定期訪問がありました。
私たちのISO認証はグループでの取得で年に一度のグループ事務局の
監査が有ります。また3.4年に一度は審査機構からの審査もあります。
日常の活動はそれに沿ったものですが必ずついてまわるのが書類関連の
整理整頓です。案の定2.3日前より書類の見直し、押印忘れ、環境整備と
ばたばたしました。年間14001と交互に監査が有るのでゆっくり後でとはなかなか
思っていられません。すぐやる癖をつけないと後で大変なことになります。
”鉄は熱いうちに打て”ではないですけれど早めの対処が後悔のない業務に
直結するようです。まずはいっぱい宿題をいただいたので優先順位を決めて
対処したいと思いました。
その101 消費税やら            H26.4.15
いよいよ4月から消費税が8%となり多種のものが便乗値上げ?されてます。
車では諸費用が税金だからあまり変わらないかというとそのようなことではなく
登録時から13年以上の重量税が上がっております。せっかく民主党政権で
重量税撤廃まではいかなかったけれど使用年月によりせっかく下がったものが
また逆戻りになってしまいました。環境にいいいガソリンの食わない車が優遇税制
でかなり安い税金となってる一方、大事に長年乗ってきた車が高い税金を支払うことに
なんとなく違和感を覚えるのは旧車好きの私だけでしょうか?
古い車を大事に乗るのもエコのはずなのですが、今はとにかく使い捨ての時代
大事に物を長く使うということをしなくなればいろんなサービスに携わる人の
仕事も減ってくるのは当然。国内産業は衰退の道をまっしぐら!

その100 やってきました内部監査等   H26.3.3
先月20日にISO14001の内部監査が有りました。不適合も発生し
報告書の提出やこれからの改善やらたくさんの問題処理に時間が
とられそうです。毎日車検の入庫台数は例年より少ないのですが
4月からの消費税アップのせいかやたら新車も含めて中古車の引き合いが
多くなって来てます。ただしほとんどがオークション仕入れなので
現在の輸送が新車が主なので関西地区からの輸送は軽く1ヶ月超えるようです。
地元での仕入れは錆等の関係であまりすすんではしなかったのですがここへ来て
直ぐ輸送できる近いオークションからの仕入れも1.2ヶ月続くかもしれません。

その99 助け合うエア21車検グループ   H26.2.17
うちの会社では整備や鈑金塗装を主として仕事としてますが
車両販売も最近台数が増えてきました。先日神戸の大きなオークション
より事故現状車を購入しました。しかし陸送の手配をすると走行が
不安定なので陸送が出来ないという連絡がきました。写真で見るとたいした
事がないようだし、オークション会場も自走し写真も撮っているので
積載車の乗せるくらいならと思っていたのにがっかりでした。
事の真実がよく分からないので一度はこちらから積載車で運搬するかとも
考えましたが東京近辺までなら生きますがさすが関西までとなると
あきらめました。見知らぬ土地での実車の状態を知るには
プロの整備工場にお願いするほかないです。ディーラーに頼めば
大丈夫でしょうが何しろ予算が決まった車なものでなんでも交換と
なるとなかなか頼みにくいこととなります。そこで弊社が加盟する
エア21車検グループもしくはエアジャパンの加盟工場へ突然の依頼を
することになりました。このような時は全国レベルで対応できるグループは
心強さを感じました。
兵庫県のエア21車検の加盟店を探しみると神戸のオークション会場から
その店まで運搬してもらいプロの目から車の現状を確認してもらうこととしました。
兵庫県には加盟工場が2工場がありそのうち株式会社 酒井自動車 三田営業所さんが
オークション会場から近いのかと思い初めてですがこちらから事の内容をお話ししましたら
すんなりと入庫の承諾を得たのです。年末時期の忙しい時期だったのですが
快く受け入れをしていただき感謝いたしました。
年明けには搬入でき車の状態を確認していただきました。
いくぶんの損傷は有るが近距離の走行は大丈夫ですよという連絡を
聞き安心した次第でした。
酒井さんにはお手数おかけしバッテリーまで分けていただき遠方からの
依頼を快く引き受けていただいたおかげで無事仙台へ陸送も出来まして
1月末にはお客様へその車を納車出来ました。
今回の反対の立場なら私たちも同じ様な対応をしてお役に立ちたいものと感じた一件でした。

   
その98 毎日が雪かき      H26.2.15
12月、1月が異常な暖かさで今シーズンは雪が少ないなと思っていたのですが
2月になると大雪です。軽い雪、重い雪いろいろですが腰には負担がかかります。
そして週末になると降り始めるのも今年の特徴でしょうか?
仕事のないときのほうが何かと不自由しませんが平日だったら道路は大渋滞で
大変なことになります。それでも残雪が日陰で凍ってしまい危ない場面がかなりあります。
凍結に起因する事故修理がちょこちょこ入ってきてますが
弊社のお客様が入ってきても嬉しいのやら悲しいのやらなんともいえない
複雑な感がいたしいます。

その97 年が明けました     H26.1.23
あっという間に年末年始が終わりもうすぐ2月へと突入してしまいます。
年間で一番寒い時期であり、1月から2月終わりまでは毎日朝の仕事といえば
外にある水道管類の解凍作業です。10分20分で終わりますが今年は暖冬なのか
半分程度の日しかその作業が必要ありません。宮城県より南のほうが降雪が多い
所もあるようですが今のところ雪も少なく事故入庫車両が少ないように感じられます。
また昨年からの任意保険の料率改定後小さい事故修理は保険を使用しないものも
多くなってきているようです。改定前は車両保険適用のFガラスの交換や修理は
等級据え置きだったものが1等級ダウンの上、前年度事故ありの等級が設定され
割高となってしまいました。

その96 政治に物申す      H25.12.10
特定秘密保護法案がどんなものかよく分かりませんが戦時を体験した方は
ほとんど反対しているのではと思います。
また車業界でも波乱が生じてます。消費税の値上げによってある一定以上の
価格の車を購入するときにかかる取得税が無くなることです。これは消費税と
取得税を今まで2重の払っていたものを正常に戻すということで当たり前のことです。
ところが政府はその頼りにしてきた財源の不足を軽自動車税(年に一度くる軽乗用で7200円)
が1.5〜2倍に上がるというのです。今まで安くて維持するのが経済的に楽だという事で
所持する率が上がってきたのにです。早い話排気量の大きい車は必然的に自動車税が高く
高給取りにしか乗れないだからいくらかでも維持費の安い軽自動車に乗るのでは?
まあこんな案件を作る高級官僚や政治家が軽自動車をメインに使っているはずもなく
庶民の考えを全く分かっていないのは確実だと思います。
またそれでも財源確保の為古い車ほど重量税(車検を受けるとき支払う税金)
上げるということなのです。新車は安い金額、あるいは免税になるかもしれませんが
新車を買える人はいいかもしれませんが実際15年程度大事に乗り続けている人も
たくさんいるのです。経済的に新車は大量出費品の2番手です(1番手はマイホーム)
そんなに直ぐ買える物ではありません。これが現実です。
どうせ新車を買うくらい予算があるのだから免税とか減税はほどほどにして全体で
自動車各種の税金を下げてもらうことがわれわれの願いだということです
本当のエコを真剣に考えてもらいたいと思います。

その95  車体腐食の深刻さ     H25.11.6
 
時々車検で入庫してくる車両にこれはと思うものがあります。
右の後部のフレーム部分です
このままでは折れてしまいそうな
感じがします。
単なるシャーシーブラックの
防錆塗装はこの地方では
効果は疑問です。











なんとか鉄板をあて溶接し
防錆処理を施したものです。
もちろんノックスドールでの最終処理は
怠りません。










次はトラックのフレームの腐食で当工場では車検を受けることは不可能だといったものです。
しかしお客様が運輸支局へ持ち込み車検ですんなり合格してきたものです。
このままではあまりにも危険なので穴部分のみ3mm厚の鉄板を溶接し
何とか穴だけは塞いで見れるようにした応急処置作業です。
 
   
 
その94 汎用スキャンツールの限界    H25.7.9
 
最近の車はほとんど電子制御によるエンジン、ブレーキ、車体が
 管理がなされておりそれらが関係する箇所の故障は
 ECU(いわゆる制御コンピュータ)に記憶が残る仕組みを備えております。
 ただし各自動車メーカーがばらばらに設計していたのではそれ専用の
 資料がなければいざ故障してもメーカーのみしか対応できなくなってしまいます。
 それを防ぐ為業界ではある一定の基準を設け全メーカー共通の
 データ開示が出来るようなシステム(一般にOBDU最近国産車J-OBDU)を
 車に搭載しております。
 私たちの整備工場でもそのデータを読み込む為のテスター(スキャンツール)が
 必要となってきてます。当社でも世界の主要メーカーの車については
 ほぼ対応出来てます。実際使用してますが国産車に関しては大変故障診断に
 活躍できてます。ただし輸入車となると独特の故障箇所(読み込んだデータ)が
 異なったものを表示することがあり誤診につながる恐れや階層的に浅い診断しか
 出来なく、取り扱いディラーに助けてもらうほかありません。
 部品を交換したときなどECUとのマッチングの為コーディングという
 作業が必要となるものも少なくありません。一般のコンピュータでいう
 ドライバーの更新のようなものです。国産車のディーラーでも最近は
 ECUのプログラム修正など結構やっているようですがこれなども
 いろんな所からメーカーへののフィードバックでの改良プログラムで
 ディーラーだけの供給でもちろん私たち一般の工場ではわからない部分が
 たくさんあるはずだと思います。一般のコンピュータのように煩雑な
 ドライバー更新が自由のできるようなシステム作りが必要ではないかと思います。
 
その93 ISO9001の内部監査    H25.6.12
 
6/7にIS9001の内部監査が有りました。内部監査といっても
 社内の人間が実施するわけでもなくエア21車検グループで認証されている
 ので大阪の事務局よりいらっしゃる外部の人が実施します。
 1.2週間前より不備な書類はないか各担当者はチェックをし
 監査の備えます。まあ監査日が決まっているのが余裕なのか
 以前よりそんなに緊張の度合いは薄れたような気がしました。
 しかし毎年同じ活動ばっかりでは何の進歩もないことから必ず
 改善の度合いもアップしなければならないという壁が生じてくるのが
 現実です。まだまだ改善の余地はたくさん有るのでひとつずつ確実に
 PDCAサイクルを回していかなければならないと感じた次第です。

その92 やはり高い輸入車の整備   H25.5.14
 
 
H17年式BMW320の故障で入庫した車のことです
 特に走行には異常がないがエンジンチェックランプが点灯したので
 見てほしいという事で入庫しましたが
 弊社のG-SCANでは大まかな場所のみの故障箇所しか出ません。
 最寄のBMWディーラーへ外注し詳しい点検を依頼しました。
 エンジンの可変バルブコントロールモーターとセンサー不良ということで
 約16万円の見積もりが出てきました。お客様へその旨説明したら
 少し長く乗るのできっちり整備をしてくださいとのことでそのままディーラーで
 修理を依頼しました。その後修理が終わり車を引き取りに行くと
 帰社時には今度はミッションの異常が発生すぐディーラーへ逆戻りしました。
 詳細にまた点検してもらうとミッションに異常がありこのミッションは非分解で
 アッセンブリ交換で70万円ほどかかる見積もりを提示してきたのです。
 前回の修理に関連していないのかよく見てほしいことを先方に確認しましたが
 やはり本体ということでした。ただし70万円の見積もりを
 そのままお客様へ言えるわけはなく、良い中古品を探し見積もりを提示し
 事のいきさつをきっちり説明し承諾を得て今度は弊社で交換しました。
 たったエンジンチェックランプが点灯しただけで全部で約34万円位の出費が
 お客様に負担することになったのです。ただ今回はディーラーからの回送途中で
 発生したトラブルだったものでまだお客様へ納車していない状態だったもので
 クレームの発生も間一髪で防げたのですがなんとも複雑な一件でした。

その91 自賠責保険の料金が上がりました。 H25.4.25
 
4月1日より自賠責保険の料金が上がりました。
 自賠責保険とは別名強制保険という車検を受けるとき必ず加入しなければ
 ならない保険です。もちろん加入しなければ車検も取れません。また道交法でも
 車検が切れたまま乗っていれば必ず保険も切れている状態となりますので
 行政処分と罰金が科せられます。そんな保険ですが年間の収支をみて保険料の
 改定が時々実施されてきました。今回はかなり大幅な値上げで特に軽自動車は
 4,5千円の値上げとなっており普通車との差が少なくなっております。
 自賠責保険は人身に対してのみの最低限の補償で物損に関しては
 一般に言う任意保険というもので対応することになります。
 この保険はあくまで任意ということから加入は自由ですが社会的責任上
 車を運転しているなら必ず加入すべきものです。
 自賠責保険での死亡保険金は3000万円が最高で傷害が120万円までですので
 それ以上かかる場合は加害者が負担することとなります。その役割を果たすものが
 任意保険なのです。お医者様とかが被害者になられた場合数億円の賠償責任が
 生じているのは普通となってます。また物に対しても保険適用になりますので
 必ず加入すべきです。また任意保険の中には対物、対人、搭乗者、車両と
 各々内容が選べますので必ず加入店で内容をよく聞いて保険をかけるように
 して下さい。最近のテレビやラジオ又はネットではかなり安い金額での
 広告が出ておりますがこれにはからくりがありまして最高割引者についての
 保険料ばかり提示しているのがほとんどです。
 最高割引者=事故を起こしにくい人(おそらく10年以上無事故)であり
 今まで掛け捨てである保険料をせっせと支払ってきた人たちですから
 当たり前です。事実一般の損保会社の料金より安いのは当然ですが
 初めて保険に加入される方、あるいはここ数年で1.2度保険を使用した方
 の見積もりを出してもらってください。びっくりする金額(高い)が出てくるはずです。
 ダイレクト販売、ネット販売、は中間マージンがないので安くなるのは
 当然ですがいざ事故時の対応は?(広告では対応No1と言っているようですが)
 事故に遭ったとき一番大切なのは実際その場で対応する能力です。
 事故当事者にとって一番頼れるものが近くにいることが大切なのです。
 電話だけですまないことはたくさんあります。こちらの過失で事故を起こしたら
 全て保険会社に任せられますか?特に相手が人ですから?

その90 外見で判断される悲しい出来事  H25.3.31
 
 一般整備工場では車の保証期間中のお客様の車については
 ディーラーさんにお願いすることが多々あります。本当は直接
 ディーラーさんへ行ってほしいのですがお手間をとらせないようにと
 代行することが多いです。
  先日よく利用させていただいているTカローラ店に保証継承点検が
 終了したとのことで作業服を着たまま取りに行きました。
 店に入っていってカウンターまで行ってこちらから名乗って支払いをし
 何人かのスタッフがいましたが誰一人挨拶するでもなく、有難うの言葉は
 こちらからのみ、更に見送りなしで車は入り口にあるから勝手に持って行けと言う
 ニュアンスでの対応でした。これは約一年前の出来事でしたが
  先日Hカーズ店へ同じ様なお仕事を頼んだので取りに行ったことの出来事です
 またまた作業服で取に行くと店内に入っても数人のスタッフがいましたが
 誰一人いらしゃいませ!の言葉はなしでした。フロントに行って車を取に来たことを
 告げるとちょと待ってくれといわれカウンター前で10分程度棒立ち状態、その間
 何人ものスタッフは無視(下請け業者と勘違いしているのでは?
 普通だったらいすにかけて待っててとか言うのでは?)

 支払いをすませ出て行くときも有難うの言葉一切なしでした。(特別値引きも全くなし)
 仕事をやってやるんだと言う感が有り有りです。
 車を買いたい人だけがお客様でしょうか?業者は客じゃないのでしょうか?
 作業服を着た同業者は別扱いされる(仕事をいただいているわけでもないし)
 いつか三菱のサービス対応の後に大変なことが起きたことが目に浮かびました。
 自分たちの反面教師となったこの出来事大事な財産として活用したいと思う
 一件でした。特に外回りの営業の方が一生懸命に動いてくれるのとは
 正反対の動きにはここの車をお客様に薦めていいものか悩んでしまいます。

その89 CVT故障      H25.3.26
 日産の初期のCVTが最近故障修理に入庫してくるのが多くなりました。
 セレナC24型やプリメーラP11あたりでしょか?
 ほとんどスピードが出なくなる(変速しない)現象ですかね。
 スピードセンサ、ステッピングモータが怪しい部品の筆頭でその次が
 バルブボディーでしょうか?これでほとんどが治ります。
 普通のオートマ車ですとリビルト品と交換でも価格的には何とか納得出来る
 位ですがCVTミッションの場合20から30万円がほとんどです。
 最近のスキャンツールで故障箇所がほとんど分かるので
 CVTの故障時にはぜひ修理をお勧めいたします。
 修理代は3万円から12万円くらいでおさまってます。

その88 例年と違う2.3月    H25.3.25
 先月辺りから車検の入庫が減少となってきました
 現に2月の車検台数はここ2年間で最低台数です。
 内容がよければ台数にはこだわりませんが通常通りで
 この有様でした。2年前の大震災で車検期間の延長や
 代替えが進んだ結果かもしれません。また震災後の
 緊急的な中古車需要であった車の再代替が有るようです。
 消費税アップが実施されればいくらアベノミクスが効果を出しても
 末端まで浸透する前に国民の生活苦は増すだけです。
 今まで以上に計画的な整備入庫の手立てをしなければと
 手探りの状態の今です。
   
その87 2013年      H25.1.23
 遅くなりましたが明けましておめでとうございます 

 年明けてあっという間に1月もあと1週間で終えます。
 暑かった夏が終わったと思ったら短い秋からすぐに厳冬となってしまった感が
 ありました。実際例年ですと、会社の洗車場の水道蛇口が凍ってしまうのは
 1.2月で12月にすでに発生しているほど今シーズンは寒いのかなと思ってます。

その86 番外編 スピーカー作製    H24.12.1
 オーディオ専門雑誌STEREO誌8月号になんと欧州の有名
 スピーカーメーカーであるスキャンスピーク製10cmスピーカーユニットが
 付録でついてきました。
 たかが付録といえど有名メーカー製、興味しんしんで何冊か購入し
 ネット上をいろいろ検索しどんなタイプの箱のするか悩みました。
 まだ出たばかりで製作した方が多いわけではなく参考の程度で
第2弾で作製したダブルバスレフ
結構低い音まで再生出来て
一般受けするのではないでしょうか
ほとんどのジャンルの曲を
こなすようで逆に低域を
もう少し抑えるべきだと
思いました。
スピ−カーカバーは定番の
油こしを100円ショップで購入し
つや消し塗装をして
両面テープにて
固定しました。
前面と上面のみパテ仕上げ
ピアノ調茶系で塗装をし
最後のガラスコーティングを施工しました。
仕事の合間に作製したもので
約1週間かかりました。



第三弾は第2弾と全面投影面積はほぼ同じで
やや奥行きが長いバックロードホーンです。
ホーン長がやや短い為完成後の低音の響きが
今一歩かなと思いますがこのユニットからすれば十分な性能を感じ取れました。
ただバックロードホーンだけ有り
内部構造材が多く板材はほとんどコンパネ
12m厚のラワン合板を使用したため
各部を補強したので結構作製は苦労しました。
これも仕事の合間を見て工場の端のほうで
遠慮がちにやったので完成まで2週間かかりました。
前作と同じ塗装方法で色艶も大体同じ感じが出ました。
STEREO誌が現在増刷してあり購入可能なのでチャレンジしたい方は販売元より購入が可能となってます

その85 毎日がタイヤ交換    H24.12.27
 
毎日がタイヤ交換にあけくれてます。23日の祝日は特別営業で
数人が出社8:00から15:00までびっちりでした。
仙台でも昨日初冠雪を記録したようですが会社のある地区は
仙台でも一番雪の少ない所なので全く関係ありません。しかし
マスコミがちょっと降雪情報をアナウンスするとどっとお客様が
入庫してきます。昔は朝起きたら外が白くなった時点からの
タイヤ交換戦争が始まったのですが?
現在で約半数は交換が終わったのではないでしょうか
12月初旬まではこの状態が続きそうです。

その84 犠牲者がでないと分からない残念なメーカー?
 
 
 マツダのお客様相談室に以前この日記その49でも紹介したスプリング折れ
 についてまた同じ状況が発生したので相談をしました。結果は前回同様
 自社ディーラー工場からの情報でない(ディーラーで整備をしていない)
 ということで取り上げることは出来ない(聴く耳を待たない)という返事でした。
 全く進展がない状況です。
*写真が当該車両(前がシャコタン)
 メーカー担当者は地元ディーラーへ相談したら
 ということでしょうがなく電話すると担当者が
 電話中とのことで終了後電話くれるように頼んだら
 全くなしのつぶてです。
 その49の時点や以前も何回か電話をしたときも
 今回と全く同じ で電話をくれません。
 今回もフロントスプリング左右の折れで
 板ばね一枚程度でアクスルを保持している状態
 運転者がハンドルがふらつくということで弊社に入庫に
 なりましたが見てみてびっくりあと少しで重大事故です。
 大きい道路の反対車線に飛び出し犠牲者がでるのが
 目に浮かんだくらいです。メーカーの担当者に
 現物写真とレポートを送付するといったら受け取り拒否されてしまいました。
 私たち整備会社は何もマツダに弁償しろうんぬんは何も言ってないのに
 現実に発生している事例を資料として役立ててほしいと思っているだけなのですが?
 今の時代クレーマーといわれる人も多いかもしれません。メーカーの担当者の
 自分たちの保身ばかりにとらわれている対応がいやに耳についたのです。
 自分たちの身内の情報だけを取り入れるという体制自体が今後の新車には全く期待が出来ない
 ことになるのは間違いありません。
 
 
  *写真はフロント左右の写真です。
 いぜん三菱のハブの問題で犠牲者が出たことでメーカーそのものの存続が危ぶまれた
 のを忘れたのでしょうか?すっかり三菱の対応がよくなったのは犠牲者が
 出た事で体制が変わったことで分かることなのですが?


その63 あなたの車もすでに解体されているかも?  H24.8.21
 
 
 暑い日が続いております。盆明けで多少入庫が多くなっていますが
 今回驚くことが有ったのでお知らせしたいと思います。
 前日に車検整備が終わった車の車検更新手続きを運輸支局に
 行ったところこの車両はリサイクル法による最終処分完了(解体して
 この世の中から完全に抹消された状態)となっているので

 車検は更新できない」と言われ車検更新が出来ない問題が発生したのです
 わが目を疑うということはこのようなことか?現にこの車は弊社で10年来整備しており、
 車体番号、登録番号についても全く問題がない車両です。(あたりまえですけど)
 車のお化けか?同一登録番号、車体番号車両が2台合ったのか?
 とにかく自動車リサイクル法の最終処分完了通知を発行管理している
 自動車リサイクル法の管理団体である公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
 この旨をつたえると調査に1週間程度かかるという返事、今すぐの問題になんとも悠長な
 お答え?いつ誰がどこでこの車を解体処理(あくまで書類上)を
 実行したのか?よくも車がないのに最終処分完了通知を出したやつは誰か?
 北九州で2008年に解体処理されていることまではこちらですぐ分かったが
 実際ここに車があるのになんとも考えられない事態が発生してしまったのです。
 この車のオーナーは引渡し予定時刻にいらっしゃたので以上の内容を話し
 2時間ほどお待ちいただくことになりました。リサイクル促進センターと運輸支局で
 話ししていただき車検更新は何とかしてもらい引渡しできた次第です。
   登録番号と車体番号が分かれば自動車リサイクル法では引き取り、引渡し、
 中間処分、最終処分さえ終わればその通知が国交省のコンピューターへ伝われば
 その車は解体処理されたことを示しなおかつこの世に存在しないものととらえられる
 のです。リサイクル法以前であれば抹消登録でこの世からの存在が失われたものが
 今は一時抹消と永久抹消の2本立てとなりこの永久抹消がリサイクル法の最終処分完了
 通知がないと出来ないということがこのような問題を発生させたのではないかと思います。
  とにかくどこに責任があるのか全く見当もつかない事態で
 リサイクル促進センターや支局はことの重大さがあまり分かってないような気がします。   

その62 ISO9001更新審査 H24.7.31

 エア21車検加盟店のISO9001の認証を得てから8年目
 本当だったら昨年更新審査があるはずでしたが
 震災の影響で東北地方の加盟店は一年ずれての今回の審査となりました
 事前の書類関連のチェック等準備をし7/25の審査に望みました。
 今回は特に実質的なISO9001の活動を審査し細かい書類関連のミスとかは
 あまり重要視しなかったようです。審査の為のISO9001の活動ではないということを
 審査員は力説しておりました。
 おかげさまで日常のありのままの活動が認められ大きな指摘事項はなく
 審査は終了しほっと致しました。

その61 スピーカーエッジの修理 H24.7.6

 160アリストの標準オーディオはJBLサウンドシステムでひじょうに良い音がします
 特に豊かな自然な低音は標準オーディオでは最高のものだと思います。
 ただ発売後10年以上なるとウーハーより異音が出て来るのです。せっかくいい音で
 聴く曲もがっかりなものになってしまいます。
 その原因は後部にあるウーハーのエッジが風化してぼろぼろとなってしまいコーン紙が
 自在に動きまわっているせいでした。
JZS161

スピーカーエッジはすっかり破損!綺麗に取り除きました。
人工セーム皮を切って貼り付けました。
 見た目は悪いですがJBLサウンドが戻りました!

その60 R32GT-Rシート修理一案 ----- 2012.7.3

 R32スカイラインGT-Rはもう発売後20年近くになろうとしてます
 名車としては中古車が安い金額で購入できるようになりました。
 せっかく手に入れてもオリジナルの運転席シートは乗り降りが激しい為
 擦り切れているのがほとんどです。中古のシートもほとんど同じ状態です。
 ところが助手席は案外良いものがまだ見つかるのです。
 そこで助手席のシートの一部流用で簡単に蘇る作業をしてみました。
ほとんどがこんな状態
背もたれの部分を助手席と運転席を交換
リクライニング機構の穴が反対になるので加工
右側はくりぬき、左側は埋め込みです。

  完成ちょっと布地でカモフラージュ!

その59 またまたOIL管理の重要性!     2012.5.10
 
軽自動車のターボは焼きつきやすいことが分かっていますが
 現実に新車登録後3年程度で壊れてしまうのは?
 スズキエブリターボですがエンジンからの異音で入庫しました
 まだ3年ちょっとなのでディーラーへ入庫させました。
 そしたらオイル管理が悪い為ターボに損傷が有るとのこと
 メーカー保証整備は無理ですと一言、ユーザー様へそのことを伝えると
 直接ディーラーへ文句を言いに行ったが門前払いのようなことが有り
 ユーザー様はご立腹で5年リース契約だった車両でしたが中途解約すると
 言い出すことになり結局弊社で格安価格で修理をすることになりました。
 ディーラーの言い分ではヘッドカバーにスラッジがあればオイル管理不良と
 いうことになり保証修理は出来ないということになり指定のオイル交換サイクルで
 オイル交換をしていてもだめらしい。また純正オイルを使ってないのも
 だめという言葉も出てきた。この車両は弊社でオイル管理はしていなかったけれど
 ユーザー様は普通にオイル交換はしているようでした。
 差別するわけでは有りませんがスズキ車のK6A,F6Aエンジンはオイル交換サイクルは
 2500から3000kmごとの交換をしないと将来(3から7年後)オイル消費が過大に
 なることが多いので良いグレードのオイルをそれこそ頻繁に交換しなければ
 新車時のエンジン状態を保てない作りと思われます。整備屋日記その43参照
 
それにしても保証について純正オイル使用が前提とは?ATについては
 指定オイルの使用が当たり前ですがエンジンオイルについては純正指定でないと
 だめだとはちょっと問題な発言と思われる。同グレードでも最低限度の性能だけを
 満たした純正オイルと逆に過剰なくらい高品質に製造された市販品を較べれば
 価格の面から考えてディーラー担当者の発言はおかしいことだとすぐ気がつきます。
 どちらにしても販売するときのみいい顔して売り何か問題でアフター保証に関すると
 渋い顔で対応することはそのメーカーからユーザー離れをいっそう加速させることが
 分かってないのでは?(メーカーは今期はかなりの利益を出しているはずなのだが?)

その58 かっこいいセリカLB2台入庫!!    2011.11.6
 

 たまたま先月セリカLB(リフトバック)が2台整備に入庫いたしました。
 偶然2台が整備で入った姿が非常に珍しいので写真アップいたします。
 動画も撮りましたのでそのうちYOUTUBEへアップの予定です。


その57 R34スカイラインに2DINナビ取り付け   2011.11.6
 
 
ちょっと年数のたっている車両に2DINのナビを取り付けようと思うと
 まずセンターメーター式のものはほとんどダメ。あるいは取り付けするのに
 異型パネルから2DIN取り付け用パネルに交換もしくはオンダッシュナビ
 で我慢、または1DINインダッシュスロットパネルナビ(現在販売少ない)
 とにかく頭を悩ませます。
 H12年式R34スカイラインは2DINスロットは有りますがかなり下部への
 取り付けとなります。純正あと付けがスロットタイプ、メーカー装着は
 センターダッシュボード上部でリトラクタブルタイプ(ターボは3連メータ有るので
 不可能)と言う具合です。そこで34GTR用マルチディスプレイ用カバーを入手して
 いろいろ加工して最近の車種と同じ目線位置に取り付けをしました。
 ダッシュボード内部はエアコンダクトが在り半分程度切開加工してようやく
 取り付け可能となりました。詳細はこちら
     

その56 地デジ化で     2011.10.24
 

 震災でこの地は地デジへの移行が1年先延ばしとなりました。
 ぼちぼち車のナビのTVについても地デジ化への相談がでてきてます。
 すんなり地デジチューナ−の取り付けが可能であれば何でもありませんが
 拡張端子がなければお手上げとなります。価格もそれなりで結局ナビ本体の
 入替を勧めることとなります。ここでも元来異型パネル仕様のナビや特に
 センターメーターの車については入替不可となります。こうなると
 オンダッシュタイプのポータブルナビを勧めることとなります。
 バックカメラや車速信号入力も備えた商品も最近出て来ており幾分選択肢が
 増えてはきました。
 このように最近車齢が伸びその車が開発された時代には地デジなど
 まだ考えられてなくVIDEO入力端子があるもののみ基本的に地デジ化が
 可能となってます。また従来のアナログTV対応の解像度の低い液晶画面では
 綺麗な地デジ映像もいまいちな写り(アナログよりは断然良い)となります。
 
その55 たまには整備ネタを  2011.10.3
 
ずっと震災ネタばっかりでしたのでこの辺で整備ネタを書かねば?
 
最近新車でEV,HV以外で高燃費車が相次いで発売されております。
 ダイハツのイースもそのひとつですがカタログデータで30km/リットルなので
 実際は20km/リットルくらいなのでしょうか?でも今まではこんな燃費は
 HV車以外考えられなかった値です。今後これが普通になってくるのでしょう。
 マツダのスカイアクティブもしかりです。HV以外の省燃費達成は拍手喝さい
 ものです。
 EV,HV車も運転してみると皆良く走ります。燃費も当然良いものです。
 スタイルも良いです。ただ感性に訴えるものはちょっとと思えるのでは
 ないでしょうか?アクセルを踏んだときの搾り出すパワー感等、
 燃費以外での選択技が有ればまだまだ化石燃料車を選ぶ理由はまだまだ
 あるのではないかと。
 
 
その54 震災5ヶ月たった今 2011.8.22
  
現在工場では普通に作業が続いております。しかし工場敷地地面や
  社屋の壁等のひび割れが生じていたので最近補修しました。
  津波の被災地ではまだまだ建築物の復旧は手つかずで廃墟のような
  姿がそのままとなっております。三陸地区などはお盆休みや休日には
  他県ナンバーの車両が観光?目当てで来ている状態です。
  当工場近辺には数箇所の仮設住宅が設けられましたが工場、事務所が
  多いこの地区で日常生活するには不便ということで入居率が低く、
  仙台市内ということも有り一般賃貸物件に入居する方がひじょうに
  多いと聞いております。
  せっかく建てたものも無駄な仮設住宅ということになっております。   

その53 震災100日後  2011.6.28
  
もう震災より100日以上たち現在当工場は正常に稼動しております
  しかしちょっと被災地に目を移すとまだまだ悲惨な現場が当時のまま
  残っており愕然とします。震災のあおりで運輸支局や軽自動車協会は
  現在でも混雑しておりまた20日より始まった被災者の高速無料についても
  料金ゲート付近が大渋滞となっております。
  今回被災車両についても減税、免税の措置がとられてますが手続きの
  煩雑さが混乱させているようでひとつのことをするのに3つの役所に
  足を運ばなければならないといったことがあります。
  
その52 東日本大震災 3  2011.5.24
  
本震より2ヶ月以上たちましたが一応生活は正常に戻っております
  ただ県内の津波被災地区はまだまだ大変な状態のままです。
  津波被害が甚大なもので直接の地震被害があまり報じられず
  地震の大きさが良く分からないと思いますがかなりの数の民家が
  地震被害を受けております。瓦屋根の破損がかなりの数、壁面の崩れ
  割れ、天井落下、その他、弊社の取引先お客様で8割以上が被害を
  うけたようです。毎日数回の余震がまだ続いておりせっせと次の
  防災処置を徐々に講じております。  

その51 東日本大震災 2  2011.4.11
  
3.11より1月たちましたが4/7の夜に震度6強の余震があり
  また愕然となりました。せっかく整理つきはじめた工場が、事務所が
  また逆戻りの散乱状態へとなってしまいました。こうも連続で
  大地震が来ると精神的に参ってしまいます。
  県内のライフラインの復興には他県より数多くの救援隊がかけつけて
  電気や、ガス、水道、警察、自衛隊、各国の救助隊、米軍他の助けには
  本当に感謝の一言です。

その50 東日本大震災 1   2011.3.23
  
3/11日PM2:46ごろ東北および関東太平洋側に地震により
  かなりの被害をたらしました。被災者等には心からお見舞い申し上げます。
  弊社工場でも3月期の一番忙しい時期を迎え連日残業で対応しており
  その日は2トントラック2台と6台の車検を実施している最中でした。
  その2週間ほど前に地震があったせいで地震発生時すぐ整備車両から
  出るように声がけすることが出来、全員安全に避難できました。
  2トントラックはリジットラック(馬)で上げて作業してましたが2台とも前部が
  馬からはずれ床面へ落ちてしまいました。また乗用車一台はリフトの足から
  一部外れましたが大事には至りませんでした。レストア中のハコスカも
  片側の馬からはずれ傾いてしまいました。
  工場内では預かりタイヤが何本かが棚より落下しましたが保護棒により
  被害はありませんでした。検査機器のライトテスターが走行線路より脱線
  一部破損しました。ストック部品のロッカーが車検整備最中の車両に
  倒れ損傷を与えました。また常用部品棚や休憩室も書籍関係がみんな
  散乱しました。フロント部門はパーテーションやロッカー類が全て倒れ
  ましたが力自慢の従業員で格好だけは復元し週明けより営業開始を
  望む時でした。  2へつづく

その49 いまどきのスプリング折れの不思議  2010.11.24
   
マツダタイタン2トンドライバンです。
   毎年車検のたびRスプリングが左右交互に折れておりました。
   5年間はクレーム処理をしてもらってましたがそれ以降は
   お客様負担でした。登録後8年たちましたが昨年についに
   なんと前側のスプリングまで折れてしまったのです。
 
写真
ちょっと強烈です。
最初は後のスプリング折れ(1枚)の
修理で引取にいったのですが
なんとなく外観が前部が低いのです。
コリャなんかおかしいぞとなり
キャビンを上げてみれば写真の通り
両側のスプリングがほとんど
折れているのでは?
良くこれで毎日走っていたものだと
トラックはスプリングでホーシングを
抑えているので全部破断されていたら
大事故も予想された事態です。


写真:Fスプリング左右               写真:Rスプリング1枚折れ
急遽現場での両側スプリングの交換となり     
思ってた以上の作業となりました。
積載量は決してオーバーしてないお客さんの車だがこれからも毎年
どこかのスプリング交換は続きそうです。

その48 プレミオに2DINナビ取り付け挑戦!    2010.9.30
  
 
   中古車に気軽に純正オーディオから2DINナビの交換を
   気楽に受け取ってみたところ、このNZT、ZZT240プレミオは
   標準CDオーディオ付だと変換パネルがどこでも発売されていなく
   基本的にオンダッシュタイプのナビしか付けられないことが判明!
   もうナビは発注済だしどうしたものかとトヨタ共販へ相談したが?
   このオーディオを取り外すと分かるのですがエアコン操作パネルが
   一体となって外れてきます。CD,カセットのメカシャシーとエアコン
   操作基板が同じ配線から入っているのです。物理的にエアコンの
   パネルとオーディオ部分を分離しても電気配線を工夫しないと
   だめだということが分かりました。共販さんからオーディオレス車の
   パネルを購入していざ改造となりました。
      
ちょうどオーディオ操作基板が
この写真です。
この基板を下の9PINのコネクタ
にオーディオコネクタより入り
上側の6PINコネクタから出て
HAZARDランプスイッチ等へ
いく様子です。この基板は廃棄
この部分をジャンプさせれば
うまくいくと思い配線加工を
実際にやってみました。
その内容がこれらの写真です。
最終的はうまくナビ取付けは
終了しましたが一部取付けビスが
つかないところもありその辺が
ちょっとだけ心残りでした。
HAZARDスイッチ部の配線
加工部分 画像クリックで拡大
2DIN部を超えたジャンパー線
何とか取り付けできました!

いろいろネット上を検索しましたがこのプレミオ(アリオンも同じ)の
2DINナビ取付けに関しての情報は否定的なものばかりだったので
今回挑戦しました。もしどなたか聞きたいことがありましたら会社まで
連絡お願いいたします。H17年式以降の同型車は改善されおそらく
加工なしで2DINオーディオ、ナビの取付けは可能となったみたいです。


その47 新車購入補助金が急停止!       2010.9.29
   
昨年より続いていた新車購入補助金制度が9月初旬で終了しました。
   この制度は9月末、もしくは予算満了での終了のアナウンスでした。
   8月までの予想では9月中旬まではもつのではという観測で販売側も
   対応していたと思いますが8月お盆開け辺りから申請数が急激に増え
   今回のように急に終了となった次第です。ところがTVでも販売店でも
   9月はじめまで堂々と補助金を目玉に販売合戦を繰り広げていたのです。
   特に13年超えの車を代替えした場合、普通車で25万円という結構な額
   でしたのでこれ目当てに代替をしたかたも多かったのではないかと思われます。
   予想に反しての急な補助金制度の終了でかなりの方が補助金がもらえないという
   事態が発生したのです。せめて期日までの申請は全て受理するとかしないと
   多数の不満が爆発しそうです。家電エコポイントが延長されたが自動車は
   延長されなかったのですからせめて期日での終了としてほしかったと思います。 

その46 ついに入庫!ハイブリッド車のトラブル!     2010.9.13
    
ついにハイブリッド車の故障が入庫してきました。
    H13年式プリウスです。走行中コーションマークが出たので
    近くのトヨタディーラーへ行ったということでした。
    そこまでは良いとして修理見積もりがなんと70万円超出たということで
    弊社に電話が入った次第です。見積内容はHVバッテリー交換と
    HVコントロールユニットの交換と書いてあります。
 この車の型式はNHW11で初代プリウスの
 後期型でありHVバッテリーはかなり
 改善されており初期型のような永久保証を
 つけないとだめなものと異なり結構丈夫なものです。
 しかし今回突然DOWNしたのでした
 HVバッテリーはリサイクルバッテリーとして
 トヨタより販売されておりもちろん価格も半分以下
 であり、またコントロールユニットも最悪交換が
 必要なものであり今回はリサイクルバッテリーの
 交換で仕事を進めることに致しました。
写真上 NHW11プリウス


 写真上 後部座席とトランクルームの間に入ってます
  
 初めてのHVバッテリーの交換でしたが
 手順どおりやれば
 約2.5時間くらいの作業です。
 一部高電圧(400V程度)
 の端子がありHV車の取り扱い注意点を
 良く理解していれば順調に
 作業自体は出来ます。 
 



 
写真上 新旧バッテリー
 
HVバッテリーといっても低電圧の
 充電可能の高性能バッテリーが
 40個程度直列に配線で繋がっており
 それが動力源として使用されているのです。
 ちょうどビデオカメラやノートPCのバッテリーの
 様なものの集合体です。
 
直列に接続されているので一個でもだめになれば
 全体のバッテリーはだめになったと判断されます。
 今回使用したリサイクルバッテリーはバッテリーメーカーで
 だめなセル(1個1個)部分を良品と交換したものと
 考えられます。他のセルの寿命にちょっと疑問が
 写真上 直列接続バッテリー       残りますが交換後は警告ランプもつかず作業終了となりました。


その45 班長さん    2010.6.23
    
6月はいろいろ団体の会合、総会が多くあります。その中で
    議題の中で役員改選というのも多くあります。役員さんは
    いろいろ会員の為一生懸命活動してます。しかし長年役員を
    続けていれば本年度こそは他の方にバトンタッチしてほしいと
    思うのは当然です。先日整備関連の会合である班長さんが
    もう4.5年やっているのだから交代してほしいという話がありました。
    理由は班長の仕事に非協力的な(ルーズ)会員がいるのでいやになった
    というのです。もっともです。おそらく今回の会合にもそのルーズな
    会員さんは出てないでしょうから?ただ本当にルーズなのか、あるいは
    たまたま一回だけ何らかの理由で協力できなかったのかもしれません。
    班長さんは周りからの信頼が有るのですからその辺も察して
    やらなければと思った次第でした。
    今回は班長さんの改選について自動的に名簿順に持ち回りで担当すること
    となりましたがなんとなく機械的な決定で?が残る事となりました。
    本当であれば自分で手を上げる(これは少ないです)又は
    他人から推薦を受ける(周りはよく見ています)、役員間の互選が
    やはり良いのではと思った次第でした。
    
その44 集中した監査      2010.6.2
    
ここ1.2月は会社には税務署の税務調査が入り、ISOの内部監査も
    有り、ひとつも気を緩めることが出来ない日々がが続きました。
    別に今気を引き締めても遅いわけですが?でもなんとなくいやですね
    常日頃キチィットしていればなんともないことなのですが。
    そうしたら本日指定整備工場の陸運支局の監査が有りました。
    例の抜き打ち監査です。突然公用車に乗り、いかにも役人といった
    感じの人(専門官という)2人がやってきました。水戸黄門で有りませんが
    フロントで監査令状の様なものを示し監査が始まります。
    日常の車検整備の記録をチェックし工場内を見て周り不正がないかを
    見ていきます。工場はぴりぴりムードと思いきや
    先日のISO内部監査の余韻が残っていたせいで世間話などした程度で
    工場内の整理整頓もまずまずだったせいか平常どおりの応対で
    無事終了いたしました。ほっとするのがほとんどの人では?

その43 ワゴンR(CT21S)F6Aの白煙修理 決定版!     2010.4.12
    その26
でのF6Aエンジン修理ではバルブオイルシール交換
    で完治したものが今回入庫した9年式ワゴンRCT21S(走行100.000km)
    NA車は少々っかいな物でした、始動時かなりの白煙を吐いていたので
    まず定番どおりバルブオイルシールの交換とエンジン内部洗浄と高性能
    オイル添加剤(オイルシーリング)の注入しましたが変化なしでした。
    1週間程度様子を見てもらうことになりましたが白煙は気持ち程度の減少に
    とどまり今後も作業決断を迫られました。
    一応下準備としてブローバイガス通路、メータリングバルブ、
    この車はAT車なのでバキュームガバナのダイヤフラムの
    穴の点検をして異常ないということでエンジンの分解を始めました。
エンジンを下ろしブロックて下からクランクキャップを外したところ

ピストン写真右
1番上がトップリング
2番目がセカンドリング
ここまではいたって正常で
3番目のオイルリングが一見
やや張力がヘたっているかなと
いう程度で固着しているようでも
ありませんでした。
ところがリングをはずしてみれば次の写真のようなことで原因が!  
これが問題のリング溝です。
上から3番目の溝がオイルリング
のつく溝です。
カーボンがびっしり付いてます。
下地のアルミ色がほとんど見えない。
これでは潤滑オイルがどこにも逃げない
つまり上へ上へとオイルは上がってしまうのでは?
そしてそのカーボンの下には10個の穴が
あいているのです。全て密閉状態でした。
古いピストンリングを削って穴をしこしこ
削り全て貫通させました。

溝を綺麗に交換したリング
ワゴンRはエンジンのみの脱着がミッションと一緒にしたほうが楽なのですが
思ったより手数がかかりました。オイルパンが簡単に外せればヘッドを外して
作業するのですがクランクリヤのオイルシールの交換も実施したので
OKとしました。エンジン始動するときが一番の緊張の一瞬ですがデスビーの
差込ずれで一回で始動出来ずちょっと不安がありました。でもかかってしまえば
排気ガスの色は殆ど無色となり思わず疲れが吹き飛ぶ次第です。
スズキのエンジンはオイル管理を徹底して良くしておかないと長持ちしません!
とくに新車からが大事です。出来れば3000km毎の交換が良いのではないかと思います。
タイミングチェーンを使っているK6Aの初期型もオイル消費が多いものがありますが
もしかすると今回と同じ様な作業が必要かと思われます。
今回の作業は販売した車だったものでアフター無償修理となりましたが車両代金と
同じ位の修理代となりました。(約12万円)

その42 パソコンネタを続けて        2010.2.24
    
お得意様との話中「ノートPCが作動しなくなったので投げようかな」
    ということです。詳しく内容を聞いてみるとまだ見込みありのようです。
    HDDがどうも故障したようです。どうしても可動部である機械は
    故障がつきものです。車のナビにしてもMD,DVDHDDは故障の
    最右翼をしめてます。中古車を売るときMDの要求は結構有りますが
    4.5年たったものはいつ壊れてもおかしくないので新品のものを
    付けるようにしてます。車のオーディオ関連で一番多い故障はMD機器
    です。おそらく小さい円盤が高回転で作動しなおかつヘッドも
    小型な物で振動、温度差、ほこり等動作環境の悪い車の中では
    あまり長生き出来ないのではと思います。その点CDはもちます。
    ところで前述のノートPCはPCパーツショップで2.5インチHDDを
    購入し交換してOSを再インストールし無事復活しました。
    修理代金は部品代のみ約8千円にて終了でした。
     
その41 事務処理にパソコンをパワーアップ     2010.1.28
    
今は事務処理もほとんどがパソコンで処理することが普通です。
    毎日使っていると「こんなもんか」と気にせずにいるようですが
    たまに別のパソコンを使ってみるとなんと動作の遅い、鈍い
    と感じるものも社内に有るのです。WINDOWSXPの出たころ
    の普及品だと最低限の動作のみでちょと負荷がかかると
    遅さが苦痛となって感じられます。そこでメモリーを256MBから
    512MBへCPUをセレロン1.2MhzからペンティアムIII1.4MHzへと
    取り替えました。HDDがちょっとうるさいかと思いましたが体感はかなり
    良くなり、これなら何とか使えるかなというところまでいきました。
    今回は1400円(メモリー200円x2、CPU1000円)の中古パーツを
    使用したのでほんとに経済的なパワーアップとなりました。 

その40 広範囲なサービスエリア             2010.1.27
    
年に何回かは近県まで故障車引取りがあります。
    ここは宮城県なのでお隣の県くらいまでなら何とか対応しております。
    年一度は東京方面までもお邪魔することも有ります。
    さて本年早速岩手県の一戸町まで引取りがありました。午後3時くらいに
    仙台を出発し到着が6時過ぎ帰社が午後10時近くとなりました。
    仙台は雪がほとんどありませんが北上するにしたがい岩手県に
    入ると高速道路から見える景色は白一色となっていました。
    特に盛岡を過ぎると高速道路上にも雪があり圧雪状態でした。
    
50km/hの速度制限もあり冷や冷やしながらの引取でした。

その39 温暖化による工場入庫量             2009.12.21
    
本年の冬タイヤ交換シーズンは約1ヶ月遅れでやってきました。
    
例年ですと11月下旬にタイヤ交換のピークがきますが
    暖冬のせいでここ2.3日が交換で工場が忙しい状態となりました。
    先日そのせいで1日40台の作業入庫車両が有り過去最高の数を
    数えることとなりました。COP15で先送りとなったCO2削減目標設定が
    なおさら温暖化に拍車をかけなければと思います。
 
その38 環境対策車(エコカー)購入で減税        2009 5 25
    
未曾有の不況風が吹いている自動車業界ですが国内需要は
    ここ5年以上前より徐々に落ちていました。ただ海外の成績が良く
    目立たないだけでした。ところが昨年の米国のリーマンショックから
    稼ぎ頭の海外販売ががた落ちでメーカーも大赤字となってしまいました。
    このままでは日本の基幹産業である自動車産業がだめになると感じ
    国や自治体では新車購入費用の補助や免税、減税を実施し始めました。
    ハイブリッド車だけではなく低公害、低燃費車などにも適用してます。
    なんと車検時の重量税もH15年式以降の車で特定の条件を満たしているもの
    は減税となりお得な制度となっております。車検時の減税はここ   

その37 ハコスカのレストア開始        2009 5 13
    ついに47年式GC10ハコスカのレストアの始まりです。
    
          ちょっとだけばらしました!      車齢36年ではしょうがないか?
   
              洞窟か?               アクセルベダルがない!

 
その36 リビルト品の品質             2009.5.11
    
リビルト品(修理品)とは一般に再修理品のことを指しております。
    車でいえばATミッションやパワステポンプ、ドライブシャフト、オルタネーター
    セルモーター等、今ではなくてはならない修理時に使う部品のことです。
    昔は故障した物を修理して使った為に使用部品の供給時間や完成テストを
    するため時間が結構かかっておりました。最近は整備も時間との勝負だし
    それぞれ専門家が前もって修理してストックしてあるものを交換したほうが
    圧倒的に早く、確実であることから使用頻度はかなりのものとなってます。
    近年かなりリビルト品価格が下がっていることからなおさらです。
    価格は新品価格の半分程度が目安です。  
    このように整備工場ではなくてはならないリビルト品ですが品質はというと
    ちょっと考えてしまうようなことが結構あります。こちらから直接リビルトメーカーへ
    不具合を話しても一切謝罪等はありません。別の品を送るからというだけです。
    どうしてそのようになったかは全く関知してないようです。価格競争だけで
    リビルト品を売っている業者が当てはまると思いますがまっとうなリビルトメーカー
    までも悪者扱いされかねません。現在リビルト品の発注の際○○の業者のは
    持ってこないでという指名をしております。
    最低1年から2年欲を言えば3年は無故障であることを誇りにしたリビルト品が
    出てくるのを期待しております。    


その35 ETC狂想曲2                2009.5.5
    
3月末より高速道路大幅割引が実施されました。全てETC取付け車のみ
    の特典です。当社はETC制度が出来てからずーっと取り扱いをしておりましたが
    今回の突然の割引制度にはちょっと?と思うところもあったしだいです。
    3/12からの助成金制度がまず始まりましたがこれにしても助成開始前日にようやく
    申し込み用紙が届くといったことで準備が不十分での開始となりました。
    あっという間にETC車載器の手持ちの在庫は予約だけでなくなり追加発注したときは
   
 もう納期が2-3ヶ月かかるとのことでお客様への対応が不可能となりました。
    今でも毎日1.2件のお問い合わせがありますがほとんど納期未定というお答えしか
    出来ずひじょうにご迷惑をおかけしてます。十分な量のETC車載器を市場にあることを前提に
    制度の施行を実施してほしかった今回のヒト騒動でした。
    1000円ぽっきり高速代はひじょうに魅力的ですがこのゴールデンウイーク中は
    方向と時期を誤ると大渋滞に巻き込まれる方が多かったようです。
    パーキングエリアの拡充等もう少し全体的に考えて制度化しなければならないと
    良く感じた次第です。しかしおかげでJRは空いていたようですが。

その34 H社の対応                  2009.4.1
    
先月弊社でH社の中古車を販売することがありまだメーカー保証期間が
    あるので保証継承の定期点検に出すことになりました。そこで弊社(整備業者)
    なので幾分料金の割引(値引き)が有るのかと聞いたところ全くなしとの
    返答が有ったので担当者に何とか5%くらいはお願いしたいとのことを伝えました。
    しかし良い返事はもらえず、逆に担当者自身が自分の権限ではそんなことは出来ないし
    会社の規定に反することから処分を受ける可能性も有りうることを言われてしまったので
    それ以上のことは頼むことが出来ず通常価格で了承しました。
    そこで料金は別に弊社でもH社の車の修理や販売紹介もしてきたつもりだし、
    リコールにも協力してきていると思います。
    H社の社員は自分たちだけで自社の車を売ってアフターフォローをしてきたと
    思っているのではないでしょうか?
    H社の車というだけでお客様がH社の車を選んでいると勘違いしているのではないでしょうか? 
    車業界ではいろいろな人がいろいろな経験をしてきていろいろなアドバイスや批評、評価
    で数ある自動車メーカーの車のなかからひとつを選択したり、薦めたりしているのだと思いますが。   

その33 ETC狂想曲                  2009.03.31
    
政府予算が通ったら高速1000円になることが現実のものになりました
    ETC車載器のみの特典です。2年間の期間限定ですが今まであまり必要と
    していない人までETCを希望してきます。3/12日より95万台の新規購入助成も
    始まりましたがすでにこの時点でメーカーへの発注は出来ない状態でした。
    事実発注しても6月以降の入荷という返事です。弊社でも12日以降問い合わせ
    (ほとんどがETCがほしいという電話)が毎日10件ほど続きましたが品物がないので
    わずかな在庫の予約販売のみでしか対応出来ませんでした。
    ETC車載器メーカーも必死で増産しているようですがこの不況時代に人員整理や
    合理化してきた背景からそんなに劇的な増産体制を構築できるはずはないと思います。
    今、新車でも発注後の生産が多くすぐほしいというのはなかなか難しい注文となってきてます。

その32 低粘度エンジンオイルに気をつけましょう!2008.8
    
燃料の高騰には皆さん大変な思いをされているかとおおもいます
    最近のファミリークラスは軽自動車よりも燃費の良いものもが多く見うけられます
    それらの車のエンジンオイルの規格はSM 5W20とか0W20と記されています。
    これらの指定オイルを使用しなかったらエンジンにダメージがくるとはいいませんが
    燃費がまず落ちます。そして一番体感できるのが加速が悪くなるということです。
    必ず指定オイルを使用してください。2種類指定ある場合は5Wより0Wを使用してください。
    ところで指定オイルに5W30,10W30と記されているものに5W20や0W20は
    絶対使用してはいけません。
    さらさらオイルがエンジンに十分な油性皮膜が作れないからです。     

その31 車検証に走行距離が記載されてます。
    
現在の車検証のは備考欄に車検点検時の走行距離が記載されるように
     なってます。今回中古車を販売したので弊社にて車検整備を実施して
     登録しました。出来上がった車検証を見るとなんと実走が48000kmなのに
     98000kmと記載されているではないでしょうか?このまま納めれば
     詐欺?になってしまうので即刻支局で訂正してもらうことになりましたが
     簡単には訂正きかないのです、適合証や発行台帳、届出印と検査員が
     役所へ出向いて厳重な注意を受けて訂正となった次第です。原因は
     作業指示書への打ち込みミス(記録簿にもそのまま反映)が発端で
     受け入れ検査と完成検査で見落としたことが最終的な過ちでした。
     日ごろ保安基準や不正改造車に対しての注意は怠らないように
     していたのですがこんなところで今回チョンボしてしまい社内での
     早急に対策をたてるように致します。
 
その30 大型RVはここまで乗ったらひじょうに危険!  H19.5.7
     
ランクルプラドがブレーキ修理で入りました。
      なんとリアブレーキが空回りしている(表現が難しいですが要はノーブレーキ)
      ここまで乗るかと言いたい状態です。 
ディスクが取り付け面から完全分離      
ディスク面が破断されてます。










キャリパーのピストンが飛び出して
ローターの亀裂にひっかかり
破断したようです。
ピストンも楕円となっています。





    ランクルとか大きいRV車はブレーキもかなり大型化しております。
    車両重量もかなり重いことからブレーキが強力になっております。
    タイヤの音が大きく、しかし室内の遮音が良くなっているせいで
    ブレーキの異音がなかなか分かりにくい傾向となっており、パットセンサー
    が警告する小さな音に気づかなければ今回のような状態になってしまいます。
    ひとつ間違えば大事故となります。一年一度の定期点検の重要度が
    分かります。季節タイヤ交換時にちょとみれば分かりますので案外
    整備工場でタイヤ交換したほうがいいのかもしれません!


その29 暖冬のしわよせ     H19.2.20
     
今年はほとんど積雪がありません。昨年の11月からずっとこの調子です
     
路面の凍結も数えるほどの日数です。冬物衣料があるいは防寒用具も
      さっぱりだめなようです。もう処分バーゲンがとっくに始まっています。
      昨年あれほど売れたストーブ類もだめ。スキー場も深刻な雪不足のようです。
      逆にゴルフ場は例年なら冬場は閉鎖しているのに本年はなんとフルオープン
      のところすらあります。
      私たちの仕事も事故修理が例年より減ってます。また冬季独特の故障修理も
      少ないです。お客様が事故に巻き込まれることはけっして望みませんがせめて
      定期点検等の入庫率を上げれば自然に左右されない企業体質になるのかなあと
      思うのです。
 
その28
 バッテリーも純正でなければ?           H19.2.某日
     先日車検で入庫したお客様の車で整備が終わり無事納車したと思ったら
     苦情の電話がきました。トヨタ車に他メーカーのバッテリーをつけるとは何事か!
     というお叱りです。ほとんどがOEMなので製造元は限られていますが?
     でもそんなことを言って弁解してもやはり確認、了承得ずして交換した
     当方のミスだったので今回は当社保証で勘弁していただきました。

その27 バッテリーの寿命、定期交換部品でお願いします   H18.12.15

     最近のバッテリーの寿命について1年保証あるいは2年、3年保証という
     物が多くなってきてます。以前は弱くなってきたもの(比重が下がっているもの)
     は充電である程度生き返えりましたが最近は即交換となってきてます。それは
     現在のバッテリーはついさっきまで普通に働いていたものが突然息絶えてしまう
     というのが大半なのです。徐々に弱くなっていき充電しながら持ちこたえたというのは
     ほんとうに昔話となってしまったのです。
     私たちは車検で入庫した車については全部バッテリーテスターで
     負荷テストと充電テストを実施してます。昔はバッテリー液量と比重測定
     が重点的に点検してましたが現在それだけでは前述のようなことが多いので
     テスターでの点検が重点となっております。それでも整備終了後1.2週間で
     エンジン始動不良でお客様から大目玉をいただくことがいくらかでてきます。
     バッテリーも新車5年、その後は4年くらいで定期交換するようにしたいものです。
     実はバッテリー交換は燃費にも好影響を与えるのですHI!

その26 スズキF6Aエンジンの白煙とオイル消費過大修理   H18.12.1
     
スズキのF6Aエンジン搭載車はエンジンが弱いとのうわさがあります。
     本体自体が別に弱いものではなくほとんどがオイル管理が悪くて
     だめにしてしまう例が多いです。オイル管理が悪ければいくら良いエンジンでも
     あっという間にいかれてしまいます。オイル管理が悪いとだんだんとマフラーより
     白い煙が出てきます。特にアイドリングでしばらくとまってから発進しようとするとき
     多めに出ます。もうこうなったらエンジンオイルの消費はどんどん多くなっていってます。
     おそらく1リットル/1000kmの消費量程度にはなっていると思います。
     約2000-3000kmの走行でオイルは空の状態となりエンジンは昇天してしまいます。
     白煙がではじめたらこうなる前にオイルをしょっちゅう点検補充をして下さい。
     整備するには内科的にはエンジンストップリークというエンジン内部のスラッジ等を
     綺麗にしてゴムシール類を膨張させ密閉を良くする液剤の注入の方法があります。
     しかし初期段階であれば良くなりますが経済的な理由がなければ次のような
     外科療法となります
     外科的にはバルブのオイルシール(12個付いてます)を交換することで
     直ります。とにかくオイル管理は大事です。また再発の恐れがありますので
     必ずエンジン内部の洗浄とブローバイガス通路の洗浄を必要とします。
     最近の車はオイル交換サイクルが15000km毎というものも多くなってますが
     実際は半分の距離での交換が愛車の長生きの秘訣と思うのは私だけでしょうか?

その25 ベンツW201のハンドルロック故障  H18.9.4

新しいキーシリンダが納まっている写真です。
この車の故障はハンドルロックがかかって
鍵が回らないということで入庫したものでした。
とにかく作業するのにはキーがACCの位置まで
回らないと作業が進みません。
結局ハンドルロック本体を破壊してはずしましたが
大変な作業となってしまいました。
キーシリンダ自体は車検証を提出すると本国
にて現在の鍵にあったものを作成して送って
くれますので、国産車のように全部の鍵の交換
あるいは一箇所だけ異なる鍵になってしまう
ということもなく2週間程度で仕上がってきました。
修理期間中の予備キーシリンダの貸し出しもあるそうです。


その24  ワゴンRのリヤフレームの腐れに注意   H18.7.18
  
 
初代ワゴンRはいまでも街中でいっぱい見かけます
 足回りがアルトベースのハイトワゴンであるワゴンR
 には、いろんな問題点もあるようです。
 そのひとつが左の写真のように後部のフレームが
 腐食しやすいというものです。
 写真で分かるようにフレームの真ん中が腐れて
 なくなってます。お客様は「うしろになんか変なものが
 ぶら下がっている」という様な意思表示で入庫してきます。
 ショックアブソーバが外れているのですね
 ショックの取付け部分にパイプを入れて両側から鉄板を溶接
 して作業完了となりました。とにかく多いです。融雪剤のせい
 でしょうか?過去に別の車ですが写真の中央にクッション
 バンパーが写ってますが(スプリングがはまります)そこが
 真上に抜けていったのがありました。もちろん腐食のせいです。
 2代目ワゴンRもここがまだウイークポイントで残っているような?。
 融雪剤使用地区はもっと防錆処理をきっちりやってもらわないと
 ダメ!ですね。 ディーラーでは無償修理するようなしないような?


その23  ホンダS600?どんなくるま!   H18.6.13
     
    
独特のRサスペンションアーム。アームの中にチェーンが入ってます。
  
 
 スイングアーム式のリアサスペンション
 アームの中でチェーン駆動している。
 さすが当時バイク屋さんといわれたのが懐かしい。
 発進時後が持ち上がるのも納得です。
 現在の軽自動車より少ない600ccのスポーツカー 
 
 


 


  
 
分解しました。軸受け間距離が短いので
 ベアリングに負担が多くがたがでやすいです。  
 
当工場で初めての作業となります。
 









その22  ランクルフロントアクスルからのオイル漏れの修理 H18.6.5


 
デフのホーシング(丸い部分よりオイル漏れ)        上下のアクスルベアリングがだめでシャフトより油が漏れた
                             

 
分解箇所の部品です!               約3時間で作業完了の予定です。

その21  デントリペア     H18.3.24

 ボディーに傷をつけたり、あるいはちょっとした凹みを直すのには
 そのキズを元に戻す作業(板金)パテ埋めの下地作業とそのあとに
 塗装作業となります。下の写真はスーパーの駐車場で隣の車が
 ドアを気にせず開けた場合に生じた凹みです。
 これを通常の作業であればドア1枚の塗装になり約4万円ほどの
 出費となります。まわりとの色合いはほとんど同じにになりますが
 日焼けなどがあればやはり微妙に異なることも少なくありません。
 それを防止するためそのブロックとの両となりの部分もぼかし塗装をして
 違和感のでないような作業となってしまいます。たった親指大の作業でも
 場合によってはこのような作業になります。ほとんどカー*ンビニでは
 色合いについてはお客様に勘弁してもらっているのが実情です。
 そこでデントリペアという作業方法があるのです。塗装面にキズが
 入ってればこの作業は出来ませんが単純なえくぼへこみならほとんど
 元に戻ってしまいます。熟練した技能者が腕と工具で裏から押し出す
 作業ですが本当にどこを直したのか分からないくらいの仕上がりとなります。
 もちろん塗装作業がないので色合い等に悩まされません。
 弊社では外注作業となりますがこれからまだまだ伸びる商売のひとつだと思います。
 丸の中へこみ  
 どこを直したか分かりません(28000円也)


その20 タイヤ交換に注意!        H18.3.8
  
 そろそろ暖かくなってきました。まだ夏タイヤへの交換は
 ちょっと早いと思いますがご自分で交換される方へちょっと
 ご注意を!です。特にアルミホイールの交換時には注意が
 必要です。それは必ず2度締めするということです。
 
アルミホイールは車体への取り付けの際ほとんどホイール自体に
 たわみが生じないので必要個数の取り付けねじを平均に締めないと
 あっという間に緩んでしまいます。そして悪いことにねじが緩んでも
 あまり運転者には感じないことが多いようです。異音とか振れが
 あまり顕著にでないので走行中タイヤが外れて初めて気が付くのが
 圧倒的に多いのです。鉄ホイールはそれ自体のスプリング効果で
 ねじが緩み難いのと緩めばがたがた音がしたりハンドル振れが生じて
 案外事前に緩みを発見出来ます。
 そこで大事故にもなりかねないアルミホイールの取り付けナットの
 締め方は
  1. ホイール(裏側面)と車体側の面に異物等がないかよく確認する
    よく土や砂等付いてます
  2. ホイールを車体にあわせナットを仮にとりつけます。
  3. ホイールの穴とボルトの中心が合うようにセットし
    対角線上にナットを締めていきます。(5穴の場合は1穴飛ばしで)
  4. ホイールのテーパーとナットのテーパーが合っているのを確認しながら
    3の手順を3回くらいで本締めにします。
  5. 車載工具ですと成人男性の片手力いっぱいというところでしょうか。
    必ず一通り終わったら全輪のナットをもう一度工具をあてて緩みがないか
    確認します。
  6. ここまでは鉄ホイールも同じ作業です。
  7. アルミホイールの場合はここから走行テストうをしなければなりません
    低速(40Km/h走行以下)で数百メートル出来ればハンドル左右に切る
    動作がある運転をします。(車体とホイールの間のなじみをつける)
    もう一度全車輪のナットに工具をかけ緩み等を確認し増し締めして
    初めて交換完了となります。
  くれぐれも平均に締めることが大事で締めすぎには注意するようにお願いします 

その20 特殊なタイヤサイズ
   H17.12.3
 こちらの地区でも冬タイヤ交換の真っ盛りという季節となってます。
 ところで最近の車の標準タイヤサイズの大径化には驚くばかりです!
 19インチを履くものまであります。以前はドレスアップや輸入車専用と
 限られた人たちの趣味的要素のおおきな商品であったと思います。
 ところが1500ccクラスでも15インチはてはて16インチのサイズも標準となってきてます。
 足回りの設計が高度になってきてタイヤが重要なパーツとして認められてきたのは 
 分かりますがどうにもその車種の専用サイズとしか思えないものが多くなっております。
 当地ではほとんどはホイールつきで冬用タイヤを用意しているのがほとんどで
 最新ファミリーカーむけの16インチとなると鉄ホイールや社外アルミホイールは
 まだ市場には出ていないのがほとんどです。16インチ以上だと幅が6.5J以上
 のものが大半で165,175幅のタイヤにはマッチしないのが現状です。
 軽自動車でもそれが当てはまります。タイヤ代がかなりの高額になってきてます。
 メーカーはタイヤメーカーに超格安で納品させているのでしょうが
 後から補修用として購入する立場のユーザーのことまでかんがえているのでしょうか?
 純正しか選べないようにしているメーカーの戦略なのか?

その19 オイル管理の重要性とディーラーの保証修理の対応   H17.5
 
H15年式プレミオがエンジンの異音で入庫しました。
 まだ保証期間があるので
 ディーラーへ保証修理をお願いすることとなりました。回送途中でオイルランプが
 時々点くとの連絡があり工場へもどってオイル量等を点検してからディーラーさんへ
 持っていきました。しばらくするとディーラーさんフロントより連絡があり異音の原因は
 オイルポンプで発生しており試しにヘッドカバーを開けたらオイルスラッジが堆積していて
 オイル管理(適切なオイル交換)不備によるものなので保証は効かないということでした。
 この車両はリース車両であり定期的にオイル交換はしているはずなのですが、ディーラー
 に粘ったのですが聞き入れられず工場へ戻ってきました。
 まずは工場にてエンジン内部洗浄を通常の2倍を実施してからオイルパンを取り外し
 見てみたところ物凄い状態でした。新車から2年で5万km、その間オイル交換は4.5回
 実施してますが写真のとおり沈殿したスラッジとオイルストレーナー(写真)でした。
 これらを交換して組み付けしましたらオイル系統は正常となりましたが異音は消えません。
 全てノベルトを外して再点検をしてみるとエアコンコンプレッサーから出ているようです。わずかに
 オルタネーターからもでているようです。
 こうなるとオイルに関係ないところから発生している音なのでもう一度ディーラーさんへ
 持っていくこととなりました。
 ところがです、またまたディーラーさんのフロントの方からは
 ’オルタネーターのベアリングを交換しても音が消えないのですが’と連絡してきたのです。
 ’あれーコンプレッサーは異常と言って置いて来たのですが?’と聞けば当工場では
 コンプレッサーは治せないと言うでは?
 普通は電装屋さんとかに外注するのでしょうがそれすらやる気配を見せないのです。
 ほんとうに’異音’を治す気持ちがあるんでしょうか?
 保証修理だからといってまたは業者だからといって気軽な対応しているのでは?
 と勘ぐりたくなります。
 普段温厚な工場長も今回のディーラーの対応には爆発寸前になりました。
 私たち町工場はディーラーとなるべく仲良くやっていきたいのが心情として持っています。
 技術情報等しょっちゅうディーラーさんにはお世話になっているからです。
 私たちも同じ立場です。一人の診断結果が最終結果とならないように
 再修理には相当吟味した結果をお客様へお知らせしないと、大変なことがおこります。
 当社でもこのような失敗はあります。続きはまたあとで
スラッジとオイルストレーナー
 
その18  あるところには有る旧車の新車   H17.4
 最近お得意様の輸入車中古販売店より旧車の整備が入庫するようになってきました。
 実際昭和43年当たりから平成5年当たりまでどれも走行が1万km以内というもの、中には
 1000km以内というほぼ新車に近いものまで有ります。半々でエンジン始動出来ないので
 それから修理が始まります。多いものがガソリンの腐れ、キャブの固着等がありその解決
 から始まります。聞くところによれば前オーナーの所有車は300台を越えるそうで歴代GT−R
 なども放出したそうです。内張りにビニールがまだ張られていたり、外見はほこりが
 かぶっているのでいまいちですが内装はまさしく新車のただよう雰囲気がいっぱいです。
 私たちが所有出来ないこのような車と接することが出来ることはやはり職業上の役得でしょう。
 現在の車とは比べ様がありませんが各々特徴を押し出しているところがかえって新鮮に
 感じます。しかしよくもこんなに出て来るのかちょっとの油断があっという間に錆が発生してしまう
 事を思うと市場に出回らないほうがよかったのでは?と思うのです。

その17  ベンツW140エアコンの泣き所    H17.3
 威風堂々のW140ベンツのことです。S500やS600という大きな車の整備についてですが
 まずは私たちが修理するのに全てが高い部品代となることをお客様に説明することから始めます。
 新車価格が結構な金額でしたが今流通している中古車は程ほど手の届く価格なので入手される方も
 多いかと思われます。どんな車も年数が経てばいろいろな故障がでてきます。
 このW140ではドアのオートクロージャーの故障、トランクのクロージャー、ヒーターレジスター、
 エアコンガス漏れ、トランスミッションすべりが多いのではないかと思います。すべてが国産車から
 比べると3倍以上の修理代金となります。
最近のW140ベンツエアコンエバポレーター交換の模様
最初は市販の漏れ止め剤を注入しましたがいまいち効果が出ず2回目の注入でも漏れは止まらず
 今回の修理となりました。インパネを全部外し一番奥のエアコンユニットを取り出して交換となります。
 部品と工賃で活性炭フィルターの交換等含めて3*万円くらいでした。納期は約1週間でした。
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その16  ターボ車の悲劇
    H17.2
 某ディーラーよりエンジンより白煙が出るのでタービン交換という依頼がきました。フロントより
 工場へ作業指示がながれ約半日で作業は終了しました。しかし交換後も白煙はまだ出ています
 マフラー関係にたまったオイルが燃えきるのに時間がかかるのではと1−2時間走行等繰り返しました
 しかしエンジンの調子もいまいち1本働いていないようでプラグがオイル湿ったのかと思い交換しました。
 確かに1本だめでしたが交換後も変化なしということでこれは圧縮を測定することとなりました。
 やはり1気筒が4kしかなくデトネーションによるバルブの溶けかピストン破損が考えられました。
 原因を見る為ヘッドを取り外したところピストン破損(溶けてます)という最悪の状態が確認できました。
 修理はエンジンフルオーバーホール(もちろんオーバーサイズピストン交換+シリンダボーリング含む)
 という高額な見積となりました。しかし現在は中古エンジンで交換したほうが安くて早いので今回もこの
 方法での作業となりました。中古エンジンが届きタイミングベルトやウオーターポンプを新品に取り替え
 交換作業は約1日で無事完了しました。直接の原因は燃調の不良やブーストアップによるものだと
 思いますが最初の総合診断(火花、燃料、圧縮)を今までの慣例より(白煙はタービン不良という)大事に
 実施していれば最初から確実な見積が出たのではないかと思いました。
  溶けたピストンRB20DET
  
 
その15  車検や整備いろいろ      H16.11.15
 私たち整備工場では今でも車検整備が基幹職種となっております。お客様の車についての情報管理は
 どうしても車検証がベースとなります。現在のように車検価格の下落が大きいと同じ台数の入庫では
 到底やっていけません。だからといって整備内容を省くわけにはいきません。逆に正確な点検診断が
 必要となってきてます。整備機器の導入や年一度の検査機械の校正などがあり毎日の仕事の内容は
 変わらないようでも結構緩やかな変化は待ったなしでやってきます。最近はスタンドやカー用品店、
 代行車検屋さんは一時の安売り(中身のない)車検から専門的に車検を実施する箇所が増えてきている
 ようです。お客様が行き易い環境も整備工場より上でしょう。設備も最新式を導入しているところもあり
 羨ましいこともあります。  
 ところで自動車整備はほとんど人間が行なうものなので経験(もちろん失敗経験も)数が工場の財産と
 して先輩から後輩へ受け継がれてきました。これだけは後発業者に絶対負けられないところですが
 それだけにあぐらをかいていれば大変な危機を迎える事となります。
 豊富な経験(マニュアル以外の作業方法や特定車種の整備知識や情報)を生かした技術と
今の最新の技術をマスターしておかなくては時代遅れになることは免れません。
 

その14  クレーム隠し    H16.7.7
 欠陥車による事故等で暴きだされた M社の企業体質に社会的制裁がじわりじわり
 浸透しているようです。100の善行は1つの悪行で吹っ飛んでしまうという信用がなくなって
 しまったら企業は成り立たなくなります。  以前ここだけの話のコーナーでM社のクレーム
 対応に不満を書いた事がM社の企業体質そのものだったということがわかります。
 車は市場に出して初めていろいろな不具合が出てきてそれをメーカーがいち早く対策をして
 改良して良い商品となっていきます。他のメーカーでもいろんなリコール、サービスキャンペーン
 などあります。これらに対する気持ちの良いすばやい対応こそがM社の一番欠落したところ
 だったのではないでしょうか?

その14  冬タイヤについて   H15.12.2
 毎年この時期になると車の冬支度としてスタッドレスタイヤの交換が始まります。
 例年ですとやはり12月に入ってから本格的に交換が始まります。
 しかし昨年は11月上旬に初雪が降り交換タイミングが ずれてしまいました。
 それで今年は11月半ばより交換作業を始めました。今現在当社管理車両で
 50%ほどの交換率でしょう。あとは一降りしないと交換しない方なのでしょう?
 山沿いは朝晩冷えれば 道路の凍結などがあり、早めの交換がなによりですが
 経済性(早く装着するとタイヤの減りが心配となる) があって直前まで交換しない方も
 いるのも事実です。 すべって事故を起こせば経済性なんかはすぐふっとびます。
 話は変わりますが東北以北では冬タイヤの交換(タイヤの販売)があり11.12月は
 工場は忙しい時期 となりますが冬タイヤの必要のない地域の整備工場は
 どうなのでしょうか?カーショップも同じです。 お客様に余分な負担がかかるのも
 全く同じです。これが自然の摂理(せつり)なのですね。

その12  気候と景気の関係  H15.9
 ひさひさ振りの日誌ですが今日は整備についてではなくこの夏の天候と景気の関係を
 書いてみたいと思いました。今年は6月あたりに30度を超す日が何日かありこの夏は
 かなり暑くなるのではと危惧されましたが、いざ梅雨に入るとほとんどお日様が出ない
 有様でした。このまま梅雨明けしないで夏が終わるのではと思いました。
 しかし無理矢理と言おうか気象台は梅雨明け宣言を出したのです。が、その後も
 晴れの日は数えるばかりで今年は夏なしといえました。ところで整備工場にとって
 平年であれば6.7月はエアコン修理の入庫がかなりあり売上は車検につぐ稼ぎ頭と
 なっています。ところがこの冷夏で入庫は激減、涼しければエアコンが
 少々効かなくても気にならないようです。
 普通暑ければ運転手さんは我慢できずほとんどは治すのですが今年はそれがありません。
 7.8月はこんな調子でした。電装品屋さんはもっと大変なようで年間の半分の売上を
 この時期に上げているところは大打撃のようです。 宮城県は先日の地震で県北で
 かなりの被害がありこの悪天候と重なり復旧に苦労しているようです米どころでもある
 被災地区は作況指数が凶作が予想されまさにWパンチを受け途方にくれる人も
 多いのではないかと思われます。心からお見舞い申し上げます。
  
 夏の甲子園でわが宮城代表の東北高校が準優勝したのが唯一の励ましかと思いましたが、
本当は優勝して不景気を吹っ飛ばしてほしかったのですが?
 
その12  本年もよろしくお願いします タイヤエア圧警告ランプ一考!  H15.1.29
 お得意様が年明け早々車検で入庫しました。AE110です。通常通りに作業は終わり
 お客様にお渡ししたら5.6分後警告ランプが点灯したとのことで戻ってきたのです。
 この車にはメーターの付近にタイヤの空気圧異常の警告ランプがついており取り説にも
 タイヤ交換とかした場合その装置のリセットが必要と記載されてました。何かの拍子で
 空気圧異常の信号でも入ったのかと思いリセットしました。警告ランプは消えてこれで
 一件落着と思いお客様に帰っていただきましたが今度は20分後にTELがありまた点灯した
 とのことでかなりのおかんむりの様子であり後日対応するとのことで平謝りとなりました。
 工場ではすぐこの装置の解説技術をとりよせ対策を練りました。ここでどんな原理でタイヤの
 空気圧の異常を検知するのか興味をもちました。以前輸入車(ポルシェ)についていたのを
 覚えてましたが今回のはどうもABSシステムを使い各車輪の走行ばね定数の変化をコンピュータ
 で見ているようです。しかしABS関連のセンサー類に異常があればABS警告ランプがつくので
 それは除外していいとし、システム図を見ると吸気温センサーからもコンピュータに信号が入って
 るのです。はてはと思い吸気温センサーを交換したところ異常点灯は完治したのでした。
 ところでどうして吸気温センサーがと思いましたが車検時エアクリーナーケースについている
 センサーを外したままエンジンをONしてしまった場合異常信号がコンピュータに入ってしまうのが
 原因だったようです。エンジンコンピュータと空気圧警告コンピュータの両方のリセットで治る
 ということが判明しました。吸気温がタイヤ空気圧に関連するのか?空気温度でエア圧が変わるので
 それの補正でその温度をみているのか?なんとも簡単で複雑な一件でした。

その11  今年もあとわずか 平成14年12月
 あっという間に12月後半後1週間働けば今年も終わりです。最終日には工場の大掃除をします。
 夏のお盆休み前も大掃除もしますがやはりメインは暮れの大掃除です。とにかく全員で壁から床から
 工具からよくもこんなにと思うほどのがらくた?ごみ?がでてきます。掃除最中にもお客様が修理に
 寄られますので作業場はパニックに近い状態となります。工場には投げたくないもの=まだ使える
 というものが結構ありそれがどんどんたまってしまいます。それらを処分するのがこの時期なのです。
 1年間再登場の機会がなかった部品などはその対象となるのです。よくあるのが処分してまもなく
 してその部品が必要になったということがあります。そんなことがあるのでなおさら私たちはなかなか
 ガラクタをいつまでも温存するようになるのですね。まあ綺麗になった工場に社用車をいれて神飾りを
 リフトなどにつけて来年も事故のない作業ができるようにしたいものです。

その10  続その6です。       H14.10.7
 その6でサーフ系のL型エンジンでのオーバーヒートについて述べましたがハイエースでも
 出て来ました。サーフだけかと思いきやついにハイエースにも発生したのです16万km走行で
 オーバーヒートすると入庫してきました。ヒーターホースの水漏れが有りそれで冷却水が少なかった為
 のものと考えてお客様に納車したのですが、しばらくしてやはり冷却水が減るということで再入庫
 どこにも漏れは見られず後は機関内部だけということがわかりヘッドの可能性が高まってきました。
 実際いくらか冷却水の吹き返しが出て来ておりヘッド交換の見積りをお客様に連絡する次第でした
 その作業が終ころあるお客様のサーフがオーバーヒートにて入庫これもヘッドだめです。となんと
 弱いヘッドなのでしょう?サーフはH6.7年からは3000ccの1KZ型エンジンに代わっているので
 それ以前のL型エンジン搭載のサーフのユーザーは心配ごとを抱えるのではないでしょうか?
 年数もたっているのでクレームも効かないと思いますが、メーカーに部品(特にヘッド)を特価にて
 出すとかしてほしいと思うのは私だけではないはずです。

その9 相変わらず多いエアコン修理   H14.6.12
 気温が25度を超えると急にエアコン修理が増えます。涼しいとき感じなかったエアコンの効きも
 このくらいの気温になるとどうも効きが悪いと入庫してくるのです。
 一番多いのがやはりガス漏れです。現在R12フロンは流通してなく当社でも補充用が僅かに
 残るだけとなってます。本年からはR12互換ガスを使用すること なるようです。
 ところでエアコンの効きが悪いとすぐガスを交換とか補充とかする人がいるようですが
 これが コンプレッサー等の寿命を縮める原因となっているのです。
 ガスは冷媒の作用をするわけですがガスが漏れてコンプレッサーオイルもいっしょに
 少なくなるのでこれが繰り返されれば焼け付きなどのトラブルとなるのです。
 勿論過充填もだめです。エアコン修理の基本はとにかく基本エアコンサイクルの熟知と
 ゲージを使った低圧側高圧側の圧力測定が最初の取っ掛かりとなります。
 それからが悪い部分の判定です。ガス漏れ個所はR12は見つけやすいですが
 R134aはひじょうに困難な場合がありある程度予想をつけて分解しなければ
 分らないものもあります。特にエバポレーターは車によっては(輸入車)ダッシュパネルを
 全て取り外さないとだめなものも有り整備士泣かせ(お客様も料金で泣く?)の作業の一つです。

その8 タイミングベルト切れ   2002.5.8
 お客様からのTELです。お話を聞けば朝エンジンをかけて出ようとすると止まってしまったのこと
 仕方なくディ-ラーで引き取ってもらったらというのです。これからが問題です。お客様は
 後から故障の様子を聞こうと思いそのディ-ラーへTELしたらタイミングベルト切れとのことで
 なんと見積り額が30万からへたすると50万円程かかると効かされ当社へびっくりして
 TELしてきた理由です。
 こちらでは一応輸入車なのである程度は金額がかかるということとタイミングベルトの働きや
 交換時期について説明した次第です。車種は6年目6万Km走行のOPELです。
   最近はどこでも車検を扱うようになってきてます。車種により整備ポイントがあるので
 それが分らず車検さえ通ればという風潮や情報不足の整備工場(弊社もはいってるかも)だと
 上記のようなことが発生してしまいます。
 どうしても車検時にタイミングベルト交換をすれば車検金額が高くなります。がもし切れたときの
 修理金額を説明すればたいていほとんどの人はは納得するのではないでしょうか。
 ただしこれもこの車種の情報知識がなければお勧め出来ないのですが?
 タイミングベルトの交換時期の判定は大変難しいと思います。メーカー推奨走行KMはあくまで目安で
 使用方法やメンテナンスで全然異なってきます。例えば移動販売車なら1万Kmでも交換します。
 これは走っている時よりエンジンをかけて止まっている方が圧倒的に多いからなのです。
 あと警備会社さんの車も要注意です。これも夜中にエンジンをかけ待機しているのが
 ほとんどだからです。整備時は距離計を倍に換算したくらいで考えないと難しいようです。
 また伊車は3万Km交換のが多いようなので要注意です。

その7  ETCについて 2002.4.3
 ETCが弊社にやって来ました。ETCとは有料道路自動料金収受システムのことであり
 要するに高速道路でいちいちゲートで通行券の受け取りや料金の支払いせず自動で出来る
 システムのことです。昨年より全国的に専用レーンが設置されて身近にはなってきてましたが
 なにしろ車載機(レーダー探知機のようなもの)を3-4万円で買ってセットアップしなければ
 使えない代物なのです。当工場も一応セットアップ店となってましたが今まで需要がない状態で
 今回やっと問い合わせがありセットアップ登録を初体験しました。
 初めてなもので問題点が出て来ましたがしたが関係者の手厚いアドバイスにより正常に
 動作しているようです。初物だったものでいろいろ勉強になりました。
 次からスムーズに取り付けやセットアップ登録ができるようになると思います。
 2002.5.22追伸
 取り付けやセットアップが迅速に出来るようになりました。先日も高速入口でETC専用レーンを
 結構なスピードで通過する車を見てこれからはETCがあたりまえの時代になる予感がしました。 
   

その7 任意保険 2002.3.6
  任意保険についてです。最近は若年層の方の保険料がかなり高くなりせっかく車を購入しても
 任意保険に未加入という方が多いようです。保険料が高いから未加入ということではなく
 任意保険の存在,必要性が分らないようです。実際未加入者から事故をもらえば泣き寝入り
 に近い事態が発生してます。もしくは未加入者は自腹をきって金銭的および精神的な賠償を
 背負うことになります。そんなことにならないように車購入時は車の値段ばかりに気をとられず
 保険料も含めた予算を組んで計画をたてましょう。
  さて当工場にもいろいろな事故で入庫してくる車がありますがいちばん頭を悩ませるのが全損
 という裁定が出たときです。もちろん保険会社の査定担当の方が判断しますがその事故車の
 その時点での価値より修理代金の方がかかる場合全損とみなされその時点の価値分の保険
 料金が支払われるのです。年式の古い車はほとんどが全損でも10万から20万円くらいでしょう
 いくら丁寧に大切に乗った車でも修理代金が50万円かかろうとも全損金額しかでないのです。
 ほとんどが修理せず全損金額を次期購入資金にまわす方が多いようですが中には直して
 乗り続けたいと思う方もいます。そうなるともめてきます。間に入った私たちがいくらかでも安く
 と中古部品などを使用して両者折り合う点をさがし解決とむかいます。
  過失ゼロのもらい事故の場合では相手が100%保証するといっても上記のようなことで
 安心出来ないのが今の自動車保険です。最近はいろいろな特約をつけて自分の保険で
 そのようなことを防ぐのもあるようです。
  商売柄事故が少ないとあがったりになるのですが事故では被害者、加害者どちらも同じような
 境遇になるので事故には縁がないような運転を心がけしたいものです。

その6 錆びたクーラントに注意 2002.1.28
 サーフのL系エンジン搭載車ですがどうも冷却系統のトラブルが多いようです。
 最初は水漏れの故障で入庫しますがそのとき冷却水をみればほとんどが茶色になってます。
 錆がまわっています。あるいはラジエターの上部の亀裂が出ているのが多いです。
 錆が出ているのはほとんどがエンジンヘッドの交換になる可能性がひじょうに高いです。
 金20万円程の出費になります。新車からのメンテナンスにおいて冷却水(LLC)や
 ラジエターキャップを定期的に交換すればやや長持ちしそうですがラジエターの
 亀裂などはどうしても防ぎようのない故障です
 たぶん強度または取り付け設計に問題ありと考えてますが?
 エンジンヘッドは亀裂が生じるのですが原因は水漏れの後遺症なのか
 ヘッドそのもの不具合なのか分りませんがガスケット抜けをしていないことから
 ヘッドの強度不足が考えられます。
 最近ガスケットの材質がひじょうに良くちょっとのオーバーヒートでも
 ガス抜けはしません。殆どがヘッドの熱変形によるガス抜けです。
 これほどの故障頻度が多いのも最近では珍しいことです。
 他社でもH9年以前のタクシー(クルー)のヘッドも亀裂が入りよく交換しました。
 これも設計の強度不足ではないかと思います。
 錆の多い冷却水はガス抜けの一番分りやすい証拠のようです。

その5 カーオーディオにMDは?
 別に整備に関することではありませんが最近のカーオーディオについてです。
 CDやMDの耐久性についてです。特にMDは3.4年しかもたないようです。
 それに修理代が高いのです。
 読み取りヘッドがモジュール化していて丸ごと交換となるからだそうです。
 CDの耐久性も同じくらいですが修理代はまだ新しいのを買うよりは安いので
 修理をすすめております。車内の過酷な使用条件ですのでもう少し耐久性を
 上げてもらいたいのですがメーカーさん?
 CDの普及はかなりです。MDはレンタルCDのコピーに中高生には
 人気一番でしょうが車用としては疑問が残ります。
 いまいち普及が伸びていないのが現状です。
 今後CD-R/WやDVDが一般大衆化され家電なみになったらカーオーディオの
 主役であるのはやはりCDなのでしょう。
 

その4  クレームとリコールとウイークポイント
 クレーム隠しとかで自動車メーカーが摘発を受けた問題がありましたが
 私たちが毎日整備をしていると
いろいろな不具合が実感できます。
 とくに弊社ではほぼ全てのメーカーの車両を整備しているので

 その故障頻度がある程度把握できます。
 これから2.3の実際の不具合についてのお話をしましょう。

 Cというヂィーゼルエンジンはここ5年くらい以来ヘッドカバーに
 バキュームポンプが取り付けて
あります。ところが変な音が出てるのが2台、
 カバーを突き破ったものが1台ありました。全て10万km超えていたので
 クレーム処理はしませんでしたが異常な故障発生率です
 別にリコールにもなっていません。

 普通ならメーカーリコールになるのではと思いますが?

その3
 7MGいうエンジンがオーバーヒートぎみで入庫したときのことです。
 私たちが最初に見るのが水量です。それが少なくてオーバーヒートしたのかあるいは
 水量に関係なく
ヒートするのかを判断します。何しろ10年以上経過している車が多く
 ラジエターのつまり、漏れあるいは
ウオーターポンプの不良、もちろんサーモスタットなどが
 点検対象です。これらが正常な場合はほとんどが
ヘッドガスケットの吹き抜けが原因です。
 今回もやはりそうでした。ラジエターはどこかで修理していたようで

 いくぶん見積もりは安くなりました。今までの経験からするとラジエターの冷却水に
 錆が多く出ているのは
ヘッドガスケットが怪しいようです。
 以前のように過度のオーバーヒートでのガスケットの吹き抜けはひじょうに

 少なくこの10年くらいありませんが逆にガスケットよりもヘッド自体が曲がってしまうのが
 多くなっています。

その2
 お得意様から電話で現場でトラックのエンジンがかからないとのことで
 至急現場へ行きました。
バッテリー上がりのようですセルモーターが廻りません。
 バッテリーを見れば外観はそんなに古くはありません。

 ところがターミナルが怪しいのですこれは24Vなので2ケバッテリーが付いてあり
 4つのターミナルを見ていくと
一つだけ緩んでいるのです。
 ネジを締めようとすると手応えがありません、真中で腐食して切断状態でした。

 ボルトを入れ替えてターミナルの接触面を磨き他も点検して作業終了となりました。
 この点検は方法は普通のサーキットテスターでバッテリーのターミナルと
 そこにつながった配線ターミナルの間の電圧を測ってみればすぐ分かります。

 その1
 先日突然初めてのお客様より電話がありエンジンがかからないので見てほしいとの
 依頼があり、現場に行ってみれば
単純なバッテリー上がりでした。
 最近のバッテリーは突然お釈迦になるのが多いですよとお客様に話しながら
バッテリーを見ればなんとバッテリー液が半分以下です。 中の極版がからからの状態でした。
 お客様には
バッテリーは交換しなければだめですと言うと
 えー1週間前車検したばっかりと言うではないですか。
 ふむふむこれは実施した工場のクレームかなと思い

 どちらの工場で車検を?と聞けば、工場ではなく街中にあるOO車検で実施したとのこと。
 これではしょうがない事ですね。
 バッテリー液がなくても車検の有効期間の更新には何ら関係ない等、
 お客様に
車検と点検整備の違いと車検屋サンと整備工場の違いを簡単に説明しました。
 それでバッテリーは交換して
充電系とベルトの張りを見て作業完了となりました。
 まだまだピンキリの車検が氾濫してますね。