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セプターズカップ本選大会


ズト氏のレポート

記憶だけが頼りなので、経過と状況が一致しないところもあるかもしれませんが、ご了承ください。

[一回戦]
本選という緊張感と本当に砦は3つでなく2つなのだろうかという不安で、最初のリコールで城に帰るまで心臓バクバク状態が続いた。

ゲーム序盤、西エリア城近くの地属性の土地2つにデコイとアンシーンを配置し、ミューテーション。 これで自分の土地を押さえるとともに、地属性が中心となるセプターの妨害にもなる。なかなかいい滑り出しだ。 しかし、なぜか私の隣にはこうじ氏のクリーチャーが...戦闘はついでで毒を消したかっただけだったんだよー。 まず、デコイの移動攻撃により、一体を葬った。次に東エリアの真中の土地にドリアード、ミューテーションでHP70?になっており、高額土地。 「自分が護符を買う反対エリア」、「万が一止まったらヤバイ」、「ここの土地に注目を集めよう」と考えて、隣に配置してあったデコイを移動させ、ライフジェムで自爆。 コーテツと何戦やっても結局1枚しか集まらなかった虎の子のライフジェムを使えて、気分はスッキリ。

しかし、いかん。こうじ氏には確実に恨みを買ってしまったし、序盤は目立たないつもりが、他セプターの引きが悪いのも手伝って一番目立ってしまっているではないか。 恨みを買うのは手遅れとなった後半でなければダメなのだ。

そして不安は現実のものとなる。 私が城を通過し周回ボーナスをもらったばかりのところで、ジャッジメントを引いてくるセプター。 逃れられない。少なくとも攻撃対象になるのは確実だ。相手に魔力が入るわけではないし、一から出なおしだと覚悟を決めたとき、ドスンッ、あっ、あれっ、無事だ。思わず自分の頭の上を見上げそうになった。 そして、危機はまた訪れる。2枚目のジャッジメント、今度こそダメだ。しかし、またもやセーフ。2回連続でかわすとなると16分の1の確率。(「もしかしたらカード」ならゴールじゃないか。)

ゲーム中盤、おっと、手札に見えるのはイビルブラスト。HPの低いクリーチャーで構成されている私のブックにとって天敵の一つである。 同一エリアに3〜4の土地は確保しておきたいので、HP30のガスクラウドにミューテーションで焼死体になるのをとりあえず回避。 ミューテーション済みのデコイが敵デコイに支援反射で削られそうになるが、高額土地ができそうになかったため、 スリープを使ってダメージ0。やはり、早いこと勝負を決めなければならない。

西の火護符を予定のリミットの100まで大量購入。戦略を練ったときに、コラプションが場に登場する枚数は少ないという結論に達したじゃないか、魔力を削られるよりはこちらの方がましだと言い聞かせるが、コラプションが恐くて内心ドキドキ。

後半、手札にアップヒーバルが2枚、真中にガスクラウド火属性土地レベル3、北の砦近くにガスクラウド火属性土地レベル1、地属性土地レベル1が2つという状況。これで連鎖を作れば勝てる。

まず、アップヒーバルで自分の地属性の土地を属性変化、城を通過後300G払ってもう一つの地属性の土地を強引に属性変化、西土地に配置された他セプターのグレムリンがレベル3にあげられるのを見て、アップヒーバル。 これでもう後は砦を通過して城に帰るだけだ。飛べ、フライ!無事砦を通過。最後はリコールで城に帰り、ゴール。

開拓者たち
順位 セプター 魔力 枯渇
1 ズト 5638  
2 Y.I 2638  
3 かつおうex 1819  
4 こうじ 1436  


[二回戦]
今回のブックは公式大会用に一発勝負ということでチューニングしたもの。手の内を知られると極端に弱くなるので、勝つと同時に短時間で終わらせる必要があった。幸い一回戦は一番最初に終わったか??

二回戦の相手は、激闘の6番テーブルを勝ちあがってきたボナパルト氏、東京予選決勝で戦ったいちにの氏であった。 どちらも実力者ではあったが、いちにの氏はスワップスペルを効果的に使う地属性ブック、ボナパルト氏は風ブックということがわかっていたため、ゲームが始まる前は若干有利かなと思っていた。(大間違い)

お互いに狙っている属性にクリチャーを配置し、ゲームは淡々と進んでいく。 ドレインマジックで魔力の多いほうから交互に吸いとっていくボナパルト氏。私のパーミッションを見た途端、スワップスペルするいちにの氏。 対人戦経験が少なかった私は予選ではじめてスワップされて、対人戦ができている喜びを感じて内心うれしくてしょうがなかったことを思い出す。 スペルのきついコンボを食らっても、思わずニヤッとしちゃうんだよねえ。今回も平常心を失っていたようだ。 もらった手札をさっさと捨てりゃーいいものを、何とか活かす方法はないかと変に力が入り、数ラウンド無駄にしてしまった。

ゲーム序盤、ボナパルト氏が真中の土地にミルメコレオを配置。自分が狙っている反対のエリアであったため、スワップスペルでもらったサンドマンでとりあえずトンボ(ドラゴンフライ)にする。 トンボになったところで、デコイで攻めこむいちにの氏。やはりこの人は狡猾。(誉め言葉)

中盤、ドレインされて魔力が少なくなって一刻も早く城に帰りたい私。飛べ、フライ!結果3。フライではダメかー。 ヘイストの「きゅるるるる」という音が耳障りなのと、ダイス運はきわめて良いという自負から、移動系は少なくしてフライとホーリーワードXそれぞれ2枚ずつだけである。 続いて1、2、1と敗因の一つとなった牛歩で城にたどりつけない。トホホ。やはり移動系カードは重要だ。

手札にリバイバル、リムーブカースを1枚消費という状態のとき、ボナパルト氏の拠点のグレムリンを裸にするためのリムーブカースを2枚にしておきたくて悩んだ末リバイバルを使ったが、リムーブカースは出ない、4枚入れたアップヒーバルも1枚も引かないという、予想した最悪の事態。 さっさとリンカネーション使っておけばよかった。

ボナパルト氏はグレムリンが拠点、いちにの氏と私は特に拠点がないまま終盤。 ボナパルト氏がグレムリンの土地を一気にレベル5に。なにっ、もう点滅。この時は、いちにの氏がワイルドグロースを持っていたので、とりあえずは連鎖土地の地形変化により危機脱出できることはわかっていた。 グレムリンのランプロさえ消せれば...

しかし、願いはかなわず、最後は私の手札にリコールが来たが、ボナパルト氏の手札にもリコールがあったため魔力達成。私の熱い夏は終わった...

開拓者たち
順位 セプター 魔力 枯渇
1 ボナパルト 5338  
2 ズト 4742  
3 いちにの 3725  



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