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セプターズカップ本選大会


たにだ氏のレポート

たにだです。
第1回セプターズカップの結果報告をさせて頂きます。

[闘いに先立ち]
私の引いた3ブロックは北海道予選で優勝したたつや氏、東京予選を勝ち抜いた女性セプターのセルクル氏、そして大阪代表のデューク氏の3人。 公式ホームページ等から受けた私の3人のイメージは、

たつや氏
いわゆる正統派セプター。アイテム等を巧みに使い、攻守のバランスも良い。要警戒の人物である。

セルクル氏
正直よくわからん。「ドレインマジック」や「スワップスペル」を使うということだが、それ以外は不明。

デューク氏
いわゆる全体攻撃スペルを駆使するスペラー。私の数少ない妨害スペルは彼に献上することに決定。おそらく彼がゲームを動かすことになろう。

総評として、いわゆる有名どころのセプターもおらず、比較的組みやすしとの印象を受ける。(2回戦まで含めても)

[戦闘経過]
まずは一番目のデューク氏。手札内に「カタストロフィ」2枚、「テンペスト」1枚を確認。嵐の予感である。 ちなみに私の最初の手札はクリーチャーが「ニンフ」のみとあまりよくない。さらに2ラウンドで「リコール」を引き、リコールが3枚の状態。 ただたつや氏が風属性、セルクル氏が地属性と主属性はかぶっていない。

中盤。デューク氏は周回を重ねながら、聖堂を銀行代わりに使用。 私も「シャッター」で「テンペスト」を壊すが、「リバイバル」、「ホープ」を効果的に使用していため、危険カードを常時手札に温存していた。 一方たつや氏は中央部の「グレムリン」のレベルを上げ盤石の状態。この時点でたつや氏が4000Gを突破。 こりゃいかんと判断した私はテレキネシスで連鎖を崩し、さらにはデューク氏が「コラプション」をたつや氏に使用。当面の危機を乗り越える。

勝負は24ラウンドに動いた。デューク氏が「カタストロフィ」を使用。さらに27ラウンドで「テンペスト」発動。この時点でクリーチャーは半減。 (実はこれに先立ち、ほこらで土地属性の違うクリーチャーはHP半減という現象も起きていた)

もう一発くらえば全滅かというところでせるくる氏の「スワップスペル」発動。火薬庫と化していたスペラーの手札を根こそぎ奪い去る。 私はもはや虫の息であるたつや氏の高レベル「グレムリン」(HP16)に「クラステ」で移動攻撃。ここは「ホーリーグレイル」でかわされる。(これが全体を通して唯一の戦闘)

まあここまでは計算通り。もう一回つついてやろうとしたところで、せるくる氏が「テンペスト」を発動。この時点で誰がTOPだったか記憶にないが、これは私にとって予想外の展開。 これで一番喜んだのはデューク氏であろう。嵐が過ぎ去り、マップには私の蟹さんと亀さんが数匹残るのみ。最終ラウンドで「グレムリン」の屍のうえに「ニンジャ」を配置するも及ばず、終局なった。

開拓者たち 30ラウンド終了時
順位 セプター 魔力 枯渇
1 デューク 2592  
2 せるくる 2129  
3 たにだ 2063  
4 たつや 1330  


敗因の前に私が犯したボケ技を披露。

(1)最初の周回で護符を買ったが東エリアの水を買ったつもりが、西エリアの護符を購入していた。

(2)高レベルの「グレムリン」を攻略するため隣に私の愛する「ニンフ」をセットしたが、風属性には移動できず。 まるまる2ラウンド無駄になる。

(3)分岐地点で操作を間違い、あらぬ方向に動いてしまう。

(4)戦闘機会も少なく、相手が「テンペスト」を持っていたことを承知していたにも関わらず、「マッドクラウン」を配置する。 当然の如く即死。

勝因のない勝利はあっても敗因のない敗北は有り得ない。私の場合、

(1)ブック構成
スペラーに対する妨害スペルとしては「シャッター」と「ドレインマジック」のみ。 「ライフフォース」、「スワップスペル」、「コラプション」があればというところだが、私としてはブック構成に致命的な欠陥があるとは考えていない。 一応スペラー対策として亀さんと蟹さん、鰻さん、魚さんを防御の主力としており、嵐の3連発がこない限り耐え抜けるようにしていた。

(2)カードの引き
正直よくはなかった(3枚入れていた「ヘイスト」が引けなかった)が、これも致命的とは考えていない。 重要カードは複数枚仕込んでいたため、それなりに戦えた。(ちなみに「リンカネーション」は入れていない)

(3)護符運用
最悪である。エリアを間違えたこともあるが、それなら買い直すなり、「シンク」を使って強引に属性を変えるなりの対策が考えられたが、なにも出来なかった。 元々護符運用は不得手であったが、研究不足の感は否めない。

(4)フィールディング
これも最悪。全体攻撃スペルが来ることは分かっており、しかも連発ではなかった。冷静にクリーチャーを交換していけば生き残れた。 格上のたつや氏が「グレムリン」「ミルメコレオ」主体であるのに対して、うちの主力はHP50なので、冷静に対処すればスペラーを踏み台にしてたつや氏を追い抜くことができたのである。 (事実たつや氏は地の底に沈んだが・・・)

また、序盤だぶついていた「リコール」を捨てていたが、デューク氏に使用し、周回回復を遅らせる展開も有り得た。

結論からいうと、ベスト電器福岡店舗大会で喫した惨敗なみの不甲斐なさである。

ただこの大会を通して多くのセプターと出会えたのは幸いであった。皆さん個性的ではあるが、実に気持ちの良い方ばかりだった。

メディアファクトリーさん。第2回大会を開いてくれ〜。このままではこれから半年は毎日自責の念に襲われそうだ。


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