セプターズカップ2001(II)用ブック
zephyr氏 |
日付 | 区分 | 大会名 | 結果 |
11/17 | 店舗大会 | そうご電器札幌本店 | 優勝 |
12/23 | 全国大会 | セプターズカップ本選大会 | 一回戦敗退 |
予選用ブック: ょゎぃゎょ |
Creature | 17 | Item | 07 | Spell | 26 |
デコイ | 3 | ガセアスフォーム | 3 | アップヒーバル | 3 |
ウィルオーウィスプ | 4 | グレムリンアムル | 3 | サンダーストーム | 2 |
ケットシー | 2 | フュージョン | 1 | ホーリーワード3 | 2 |
コンジャラー | 4 | ホーリーワード6 | 3 | ||
パイロドレイク | 4 | ホーリーワードX | 4 | ||
ミスルト | 4 | ||||
ランドプロテクト | 3 | ||||
リコール | 1 | ||||
リンカネーション | 4 |
[予選ブック解説] |
本選用ブック: フードラム |
Creature | 18 | Item | 07 | Spell | 25 |
スチームギア | 2 | ガセアスフォーム | 3 | インシネレート | 1 |
デコイ | 1 | ダイヤアーマー | 3 | ウェザリング | 3 |
ルナティックヘア | 4 | ヘルブレイズ | 1 | クランプ | 4 |
ウェンディゴ | 4 | ホーリーワード2 | 2 | ||
コーンフォーク | 4 | ホーリーワードX | 4 | ||
レベラー | 3 | マスグロース | 2 | ||
ミスルト | 3 | ||||
ランドプロテクト | 2 | ||||
リンカネーション | 4 |
[本選ブック解説] |
本選用予備ブック: ホムンクルス |
Creature | 19 | Item | 07 | Spell | 24 |
ドラゴンフライ | 3 | アースアムル | 2 | インシネレート | 1 |
オドラデク | 2 | グレムリンアムル | 2 | シャッター | 2 |
カーバンクル | 3 | フュージョン | 1 | ドレインマジック | 2 |
グリマルキン | 2 | ベストメント | 2 | ホーリーワード2 | 2 |
コアティ | 2 | ホーリーワードX | 4 | ||
ドラゴンゾンビ | 2 | ミスルト | 4 | ||
バジリスク | 2 | ランドプロテクト | 2 | ||
マッドマン | 3 | リンカネーション | 4 | ||
ワイルドグロース | 3 |
[ブックコメント] カーバンフライブック。機械科ボイラーズさんに原案をいただき、私が自分に使いやすいように組みかえました。全体攻撃スペルさえなければ、相当強いです。1回戦を勝ち上がって、次の対戦相手が全体攻撃系を使わないと分かったら使用しようと思っていました。 |
本選用予備ブック: タイムボム |
Creature | 18 | Item | 07 | Spell | 25 |
スチームギア | 4 | グレムリンアムル | 3 | アップヒーバル | 3 |
デコイ | 1 | フュージョン | 2 | インシネレート | 1 |
ニンジャ | 1 | マイトダガー | 2 | チャリオット | 2 |
ウィルオーウィスプ | 4 | ドレインマジック | 1 | ||
エグゼクター | 2 | バインドミスト | 2 | ||
シャラザード | 2 | ホーリーワード6 | 2 | ||
パイロドレイク | 2 | ホーリーワードX | 4 | ||
バルキリー | 2 | ミスルト | 2 | ||
ラスト | 2 | ||||
ランドプロテクト | 2 | ||||
リンカネーション | 4 |
[ブックコメント] |
本選用予備ブック: ソウルポット |
Creature | 20 | Item | 07 | Spell | 23 |
グラニットアイドル | 2 | グレムリンアムル | 2 | アップヒーバル | 4 |
スチームギア | 3 | ヘルブレイズ | 2 | インシネレート | 1 |
デコイ | 2 | ホーリーグレイル | 3 | フライ | 4 |
ウィルオーウィスプ | 4 | ホーリーワード2 | 2 | ||
コンジャラー | 2 | ホーリーワードX | 4 | ||
シャラザード | 2 | ミスルト | 4 | ||
パイロドレイク | 2 | リンカネーション | 4 | ||
バルキリー | 2 | ||||
フレイムロード | 1 |
[ブックコメント] 大会終了後、これらの本選用ブックをマサオサダさんに見せたところ、「ソウルポット」が一番強そうとのこと。私の中では4番手のブックであり、作成期間も最も短いのですが…。やはり私はかなりアレなのでしょうか。ぐはぁ。
zephyr 「何故分かるのですか!松岡さんは私の心が読めるのですか? インシネレートがこれでもかと言うくらい入っているのは、本選前にオンラインで秘密スパーリングを行った際、師匠であるR−ヲカダの水テンペスト(勿論アヌビアス入り)に敗北し「テンペストは多いだろうからインシネレートは大分得」と言う結論に達したからです。 つーかそのとき、戦いのペースを掴んでいたのは私だったので、正直悔しかったわけですが。アヌビアスにだけはやられまいとそのとき痛烈に思いました。 それにしても人の心など手に取るように読めるとは、さすが日本の端っこの最強アナログセプターですね。私も高橋UFY(バル大校長)からマインドシーカー(ナムコ)を借りて日々修行しようと思い…ましたが、マインドシーカーをクリアしている校長のカルドの実力を思い出しましたのでやめます。 あとこの理由を見ても分かるとおり、予選ブック「ょゎぃゎょ」には、インシネレートが入っていません。そしてこれからはほぼ全てのブックにインシネレートが入っていくものと思われます。私は極めて他人に影響されやすい性格です」 松岡 「ナムコのマインドシーカーは福岡でもNO.001さんやマサキさんがカルドのトレーニングメニューに取り入れているくらいですし、実際に効果あるんじゃないですか? どうなんでしょうね。 さてブックの話に戻りますけど、zephyrさんの予選ブックはホーリーワードはめですね。確かに山は構造上、比較的通行料を搾取しやすいマップですし、何しろサドンデスルールにおける通行料搾取は脅威です。 通行料取りの選択肢としてはセプターはめ(ホーリーワード)と土地はめ(クイックサンド)があり、上書き回避率ではクイックサンド上位、セプター位置の可用性ではホーリーワード上位と言えます。ホーリーワードの選択は、自分の土地取りとの兼ね合いもあると思われますが、最終的にzephyrさんがホーリーワードはめを選択するに至ったブック構築のプロセスを教えてください」 zephyr 「侵略ブックの方が個人的には好きなのですが、バ=アル、ボジャノーイ、マッドマンに同時に対抗する手段が思い浮かばなかったため、侵略よりも通行料収入を優先しました。ちなみに本選ではコンジャラーがそれほど使いやすくないため、バ=アルを無視することによりクランプうさぎで万事OKと勝手に決めつけましたが、文句有りますか? (とっても有りそうだ…) さてホーリーワードになった理由ですが、一言で言うと「保身」です(威張って言うことではない)。ホーリーワードは土地を飛び越したり、砦に止まったり、自由自在に使用できます。クイックサンドなど持っていたら、警戒されて仕方がありません。それにホーリーワードはめはクイックサンドはめよりもコストが安く、気楽に使えます。実戦ではレベル3の土地にはめることが多かったです」 松岡 「なるほど。あと、個人的にはメズマライズ無しが非常に好感持てます。いやむしろ最高。そういう見地ではブック「ソウルポット」と同様に「フードラム」にもグラニットが入りそうな雰囲気で、これは何か他の事情があって抜いたのではないかと感じないでもありません。そのあたりも含めて、zephyrさんのメズマライズ無し戦術をご説明いただけますでしょうか」 zephyr 「「フードラム」にグラニットアイドルですか。入りますね。反論を色々考えたのですが、思いつきませんでした。間違いなく入れるべきでしょう。ちょっとヘコみました私。あんなに考えたのに、やはりブックに穴がありましたか。 気を取り直して、メズマライズについてです。メズマライズを使わない理由は上記の通りです。いや、でしたと言うべきですか。こんな私でもメズマライズが強いくらいのことはわかります。しかし。ここで私はあえて、メズマライズ絶対必要論に対して情緒的に反論を試みます。言葉に矛盾があるようですが気にしてはいけません。さらっと流して進みましょう。 メズマライズは便利です。相手のカードを自由に使用できるのですから。でも、それによって大事なものを失っていることにあなたは気付いていますか? それはブックの美しさです。ブック中の全てのカードが互いに関連付けされ、単体のカードとしてみた場合には気付かないほどのパワーを発揮する、そんな美しいブックを私は目指していきたいのです。 あなたがメズマライズをブックに組み込むとき、それはどんなカードとの相乗効果を狙っていますか? とりあえずいっぱい入っていれば強い、そんな思いで組み込んではいませんか? 私はメズマライズを組み込むときは、必ずそこに何らかの狙いを秘めるべきだと思っています。例えば聖堂マップで無属性ブックを用いたとき、地形変化スペルを外して他を厚くし、他人の地形変化スペルを奪うことによって勝負するとか…。これは今、即興で考えたので、ものになるかは分かりませんが。 と言うわけで、とにかく、そう言うことです(まとめ下手)。これからも私は美しくありたいと思います。 さて大会使用ブックの話に戻ります。本選でクランプを選択した一つの理由にメズマライズの標的に成り得ないこともありました。リンカネーションは仕方がないですが、取られたらうさぎと防具2枚くらいを抱えて行進してやろうと思っていました。 実戦で一度も能力値交換が決まらなかったのが残念でしたが、自分のプレイングスタイルともぴったりで、ブックバランスもかなり良かったと思います。元々リンカネーションは1枚かぶるのを前提に、ブックが1回転する間に3枚使えれば良いようなブックとプレイングを心がけていますので」 松岡 「メズマライズはあらゆる意味でおかしなカードです。私も語りたいことは山程あるのですが詳細は自分のブック解説用に取っておくとして(笑)、簡単に言うと今大会は、メズマライズにどういう態度を取るかが最大のポイントだと私は考えていました。
(1)奪い合いにどっぷり漬かる 大別するとこんな感じで。zephyrさんは(5)、わたしは(4)ということになりましょうか。(5)の無視というのは、じゃあどこでアドバンテージを確保するかというと大方戦闘でしょうから、zephyrさんのブックにグラニットが入らないならそういう観点から切り捨てたのだろうと思ったわけです。 グラニットを、出して、維持する。そのアクションはブック要素的にもプレイング的にも“戦闘メイン”と両立するのは難しく、どちらの要素に比重を置くのかという問題になるでしょう。その結果として、勝負要素が薄くなるようなことがあれば“全国”で勝ち抜くのは難しいかもしれません。 “美しいブック”のお話は、要約すると「ネタ的にメズマライズは全然ダメ」という事でよろしいでしょうか? バル大理事であるzephyrさんのお言葉ゆえ、わたくしごときに正しく理解できているかちょっと自信が無いのですが.......。 zephyr 「うむ、よろしい」 松岡 「(笑)。ネタに関しては、北海道の双璧CBWとCRAが今やカルド界を席巻していると言っていいでしょう。検索ディレクトリ風に分類するなら「カルドセプト-ネタ-芸能」と「カルドセプト-ネタ-戦術」か。 zephyrさんの名言「日本の端に行くほどアレ」も、そもそもあなた方が原因ではないのかと全国のセプターが無言のツッコミ入れてます。そんなわけですから、道内にマッドマンがいない位でいまさら驚きはしないのですが、今大会zephyrさんの目から見た北海道セプターのメタ或いは特徴など、何か気付かれた点はありますか?」 zephyr 「まぁ私はアレなので、北海道セプターの傾向と対策などを分析するなどという大それたことは出来ません(ひねくれもの)。自分なりに気付いたことを挙げてみます。
●クリーチャー及び属性はバラバラ
●プレイングについて
●機械科ボイラーズさんはやっぱりかなりアレ 松岡 「ボイラーズさんはイイですよね。最近CRA掲示板は戦術論に最適(笑)とか言われてますが、実は以前から私もそう考えておりまして。他所にも実力あるトップセプターさんの戦術論は存在しますが、それらは至極納得な内容であり「うん、そうだよな」と頷くわけです。最近は彼らの理論に相乗りした戦術論も多いですね。 ところがボイラーズさんときたら、「マジデスカ!?」っつー提言ばかりです。わたくし的に戦術は理論と発想のバランスなので、答じゃなくて過程、それも独創的で愉快なのが嬉しい。これからもボイラーズさんのネタには期待しています。 で、ネタなら最後にこの話題は不可避ですか。本選の1回戦11ブロックはネタセプターが集中し、『あれは主催者メディアファクトリーによるフーリガンの隔離政策のようなもの』と一部で噂されていますね。蓋を開けてみると、実態はマーカーフラッグとスーパースコープの直接対決でした。zephyrさん的にズバリあれはどっちの勝ちですか?」 zephyr 「“一部”というのは松岡さんとか松岡さんとか松岡さんとかのことでしょうか? 私のスパスコなど、弾を抜いてありますから子供のおもちゃのようなものです。隔離する必要などないと思いますが。つーか実際に子供のおもちゃですか。 もしもカッパさんが山口からあの旗をかついで来たのなら、私に勝ち目は無かったかもしれません。しかしカッパさんは、東京に着いてからこれを自作したそうです。スパスコを北海道から運んできた馬鹿馬鹿しさ加減を考えると、私が1ポイントリードです。 ただあの旗を一時的にせよ、電車内に持ち込んでいるのは見逃せません。(注:危険なので真似しないで下さい) 私のスパスコは会場でバッグから取り出されたもので、そこに少しばかりの羞恥心が見え隠れしています。あれを取り出すときのハズカシさといったら…。と言うわけでカッパさんに1ポイント。同点です。 問題は入場行進の様子なのですが、私はカッパさんの入場行進を見ていません。よってここは考慮外としておきます。レポートにも書きましたが、スパスコを構えたときの腰の落とし方が足りなかったため、ここでは微妙に負けているかもしれません。 ここまで触れていませんでしたが、ぶるうすさんの衣装もネタとして非常に分かりやすく、うらやましかったです。あれで白くてデカい袋の中にスペクターフィギュア(紙粘土で自作)をいっぱいに詰め込んで登場し、周囲のセプター達にプレゼントをしてまわられていたら負けでした。ってかスペクターフィギュア欲しいです。 さてここで旗の出来について考えてみます。あの旗の布の部分は四角形でした。そのため一部で『むしろパーミッションではないか』と噂されていたわけです。これについて、カッパさんの公式見解を求めたいところです。疑惑が晴れないうちはマイナス1ポイントです。そんな曖昧なことでは、任天堂の最高傑作であるスーパースコープにはかないません。 もう一つ、カッパさんが大会後、マサオサダさん宅でスパスコを体験したことを報告しておきます。妙にジャンプ(何故かある)に失敗していました。やーいやーい。 結局何のことやら分かりませんでした。一番どうでも良さそうな質問に一所懸命答えるのは自分でもどうかと思うのですが、この質問への答が最も短時間で仕上がったのは紛れもない事実です。そんな自分がちょっとイヤです」 松岡 「パーミッション疑惑は是非解明して欲しいですね。その後、あの旗はチャンプTARE氏宅の雑巾になったらしいです。それではzephyrさん、本日はありがとうございました」 |
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