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セプターズカップ2001(II)用ブック


森陽氏(セプター名:ヒノカ)

日付 区分 大会名 結果
11/24 店舗大会 ベスト電器福岡本店 二回戦敗退


予選用ブック: 山封壁の陣

Creature 17 Item 00 Spell 33
アイアンアイドル 2     インフルエンス 1
グラニットアイドル 1     エスケープ 4
アンゴスツーラ 3     パーミッション 4
グリーンモールド 1     ピース 2
ストーンウォール 4     フライ 2
バロメッツ 2     ブラックアウト 3
マミー 4     ボーテックス 3
        マスグロース 3
        ミスルト 4
        リバイバル 1
        リンカネーション 3
        ワイルドグロース 3

[予選ブック解説]
一見しておわかりいただけるように、このブックのクリーチャーは全て防御型です。侵略意欲のカケラもございません。遊び心と研究心の結晶であるこの「壁ブック」を採用した理由は、予選大会当日3人の組にあたったからという安直な理由でしたが、3人なら勝てると言う自信をもって挑めました。 テレキネシスやアシッドレインが天敵ですが、あっても1〜2枚だろうとやまをはって、それなりの対策と秘策を塗り込めたつもりです。

基本戦術はパーミッションとエスケープを組み合わせた高速周回とおなじみのアイアンミスルトでの資金稼ぎ。エスケープを使う際には防御型クリーチャーを配置できればなおのこと良いです。そしてボーテックスをかけたストーンウォールやアンゴスツーラに一気に投資して土地を守ります。 メテオがあったらこの戦術は苦戦を強いられるのですが、まぁないだろうと予想しました。あったらあったで、レベル4あたりで我慢すれば撃たれてもまた回復でき、撃たれないなら通行料収入も期待でるだろうと踏みました。

このブックの魅力は短時間に大量の魔力を捻出できる点にあります。配置コストの安さ、侵略を全く行わないこと、アイテムを全く廃したこと。全てが魔力保存に繋がります。この魔力保有能力に信頼をおいていたので、メテオもさほど恐くありませんでした。壁ブックはタフです。少々魔力を削られてもまた復活できます。 また、マスグロースと高速周回を組み合わせることでダメージスペル対策にしました。地味ですが少数のスペル攻撃には効果的です。(本当は地形変化からのエグゼクター対策でもあったのですがこれは少し狙いすぎました)

今見直すと、いまいち完成度が低い様に思われます。メズマライズ、ドレインマジック対策として入れたグラニットをグリーンモールドに代えてもう1枚入れ、マスグロースを減らしリンカネーションをもう1枚、といったところでしょうか。 リンカネを3枚に抑えたのは、エスケープ〜パーミッションが被り過ぎると困るから、という理由でしたが……今考えてみればだからこそ4枚必須かな、とも思います。むしろリンカネを3にするなら防御アイテムを入れるべきかと。

実戦を終えての感想は、「詰めが甘い」でした。相手の領地を踏んでもいいようにブラックアウト3枚投入していたのですが、ニ回戦の4人戦で、それを掛けた相手の領地を飛び越して違う相手の土地を踏む事態がおこり、1位2位を加速させるという醜態をさらしてしまいました。4人でも勝てる様にブックを組んだつもりでしたが、やはり甘かったようです。 ワードを排してアイアン、フライというのも微妙な選択でした。アイアンでは相手を踏ませる能力にいまいち欠けますし、フライにしても相手領地を飛び越すという役割が十分に果たせない感があります。

む〜、さらなる研究が必要のようです。



究峰森泉: http://plaza.rakuten.co.jp/sinyou/



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