中野ブラザーズ60周年記念 博品館公演(2007年)
東京公演DVD
福岡公演と同様に東京での博品館劇場公演の模様も収録されDVDになりました。こちらは販売というより、ゲスト出演者や関係者などに記念品として配られたもの。
東京公演版は、福岡版では表に表示していた出演者などの表記を裏に移し、すっきりとイラストだけにしています。
裏面は東京版プログラムと同様に若き日のプラマイドを使い、新たにコピーを追加しています。本来であればコピーライターの仕事なんでしょうが、ずっと貧乏なデザイン事務所ばかりにいたせいか、なんでもやらないと生きていけないので、コピーも必要に応じて書くようになってしまいました。(^o^;)
もともと文章を書くことは嫌いではないし、一応日本語教師のお勉強もしたことがあるので、文章にはちとうるさいかもしれないです。
さて、晩面の方は福岡版の流用ですが、タイトル周りなどが違っているので、そこはレイヤーの使い分けということで処理しています。最初に作った時に問題だったのは、右側のカーテンの幅が足りなかったこと。
原画はAdobe Illustratorで作成し、全てのパーツはレイヤーを分けています。そこでレイヤー構造を残したままAdobe Photoshopに書き出し、ぼかしなどの処理を加え、入稿用に再びIllustratorの台紙に埋め込んでいます。DVD盤面のデザインでは、Photoshopの原稿の右カーテンに関係するレイヤーをリンクして幅を変更しました。
ミュージカル映画が好きな方は、もうお察しかもしれませんが、モチーフにした大階段。この少し螺旋を描くような形は、もちろんジーン・ケリーの「巴里のアメリカ人」で「I'll Build A Stairway To Paradise」のナンバーに登場した大階段をモデルにしました。フォーリー・ベルジェールのレビュー・シーンでジョルジュ・ゲタリーが登りながら歌い、ショーガールたちがぞろぞろと降りてくる、あの大階段です!!(^_-)-☆