ジャズ・シンガー山口葵さんのCDアルバムデザイン（2010年9月制作）
「Aoi Yamaguchi Featuring Bill Mays & Friends」という最新CDアルバムのカバーデザインです。
デザイン
山口葵さんとは、1月のチャリティー・イベントでご一緒して以来のお付き合い。舞台で歌声を聞いて、福岡にもこんなに素敵なジャズ・シンガーが居るんだと一気に尾ファンになってしまい、同席した打ち上げで意気投合して、何度かライブにもお邪魔したお友達であります！(^o^)v
今回は、その葵さんの最新アルバムのカバー・デザインという願ってもないオファーを頂いたので、楽しんで作らせて頂きした！
今回は2枚同時リリースということで、別に葵さんのポートレート写真をフィューチャーしたデザインのものの制作を進められていて、イラスト主体で違った雰囲気のものを担当することになった訳です。
タイトル「& Friends」とあるように、暖かで、ほのぼのした感じを出したいというリクエストだったので、ハートをピアノに見立て、メンバーをバンドワゴンのように配置してみました！
ポイントは、顔をどこまで似せるかというところで、あんまり「似顔絵」になってしまっても、そちらに注意が集中してしまって、肝心な「和気あいあい」とした味が出ないんじゃないかという判断で、「ちょっと似」程度に押さえてあります。(^o^;)
その中で、センターにいるのが、ベースとギターとアレンジを担当される山村さん。今回のバンド構成では、曲によって入れ替わるベーシストが2人ということなので、ここをどう表現するのかが問題。カバー・イラストでお２人共にベースを弾いている姿にすると、どの曲でも2本ベースで演奏するような誤解も生まれそうだということで、結局、アレンジもされた山村さんのベースを机代わりにアレンジしながらタクトを振るというデザインに落ち着きました。
背景にはト音記号を配置して変化を付け、オビには葵さんが大好きだという紫を配置して完成です！(^_-)-☆
内側見開きページ、盤面などなど
今回のアルバムは二つ折りの紙ジャケット。
見開きになる内側ページはメンバー紹介と録音風景。最初は片側のページにメンバー紹介、もう片側に録音風景と考えていたんだけど、いざレイアウトを始めるとやっぱり狭い！(^o^;)
今回のアルバムの参加メンバーはそれぞれその分野の第一人者敵な大物プレーヤーなので、やっぱりプロフィールは削れ末世ん！！そこで、メンバー紹介を主体に構成するようにデザインを変更し、録音風景はアーチスト紹介フォトと区別が付くように少しトーンを暗くして配置。
それぞれの担当パートは、表のイラストで作った楽器などをシルエットにした小さなアイコンを作って、ちょっと遊んでみました！ただ、フルートだけは小さくするとただの棒になってしまうので、やむなく大きめに…（^^ゞ
裏面は、売り場で収録された曲目が分かるように制作というお約束デザインです。
盤面のデザインは、このアルバムのメインアーチストのお２人のシルエット。カバーデザインを見て、ピアノがハートの形をしていると気付かなかった人も、盤面を見ると実はハートだったんだと気付く仕掛けです。色は、もちろん葵さんの大好きな紫。
上の画像はクリックするとイメージが展開します。(^_-)-☆
山口葵さんのCDやライブの情報は…
ハートウォーミングな歌声は二人で過ごすクリスマスにはぴったりのアルバムですよ〜！(^_-)-☆
アルバムやライブの情報は「Welcome to Jazz Singer Aoi's website」で！
