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内田一成(DCL)
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西域
「漢代以降、玉門関以西の地域の総称で、「漢書:西域伝」に初めて記述された。
「西域」は、狭義では葱嶺以東を指し、広義では狭義の西域を通っていける地域、即ちアジアの中、西部、インド、ヨーロッパ東部、アフリカ北部を含む全てを指す。
漢の武帝が、張騫を派遣して初めて西域と通じたが、漢の宣帝が(紀元前60年)初めて西域都護(駐西域の最高地方長官)を置いた。
唐代では西域に安西、北庭に都護府を設け、以後各代は中原と狭義の西域と、政治、経済、文化等のあらゆる分野にわたって密接な関係を保ち続けた。
アジアとヨーロッパの海のシルクロードが開通する以前。西域を横断するロードは、長期にわたって東西を結ぶ要道として栄え、東西の経済、文化交流に大きな役割を果たした。19世紀末以来、西域の名はだんだんと使われなくなった。」
上海人民出版社1979年版「辞海」より
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