Kawakatsu Home(DTI), Kawakatsu Home(Kaba), 徒然Index, 徒然3, 徒然4, 徒然5,

つれづれなるままに(4)

このページのポリシーは常に「つれづれ」である。気の赴くままに、また、気がついたことをそのまま、書くというものである。

つれづれindex page

このページに関して、筆者への叱咤激励はこちらまで。

1997/11/3
高速太閤船とはなんぞや

オフミーティングの帰り、京阪電車で京都に帰宅途中乗っていた最終急行が中書島駅に停まったときであるその看板をみたのは。題名が高速太閤船とかいてあり、その下の絵をみると何やら時代劇で良くみかける水のうえにある料亭のような船（船の上に畳じきの部屋がのっかており窓はすでて障子になっている。この船のことをなんというのか忘れた。）が描かれているのである。
なんじゃこりゃ
という声を出すのに十分なインパクトを誇っていたのである。なぜ、大名と商人が密談をするようなものが高速で移動する必要があるのか？一体何を想定しているのか？というのがピンと来なかったし、無理やりピントきたとしてその状況はあまりにもおかしすぎる（流れの速い川で、逆行しながら定位置を保つのか？）のである。それとも、この絵から制作者が意図したい別の事実があるというのだろうか。日付のかわってまもない頃に発見したなぞである。
1997/10/31
最近はリスカのスーパーＢＩＧチョコに夢中だ

最近セブン・イレブンなるコンビニで見つけた駄菓子の一つが「スーパーBIGチョコ（りすか）」である。表の宣伝文句によると
- サクッサクッ！と
- まろやかチョコ
- 粒よりピーナッツを食べやすくチョコレートにブレンド。
- サクサク、スナックに美味しく包みました。
- リスカならではのビッグチョコ
- 丸ごとかじってビッグな気分をお楽しみになれます。
とのことである。実際食べてみると、その重量からは信じられないほどの食感が得られるのである。食べるのに要する時間はたぶん3、4分なのではないか。上にも説明してあるように外側がチョコレートで覆われているため直接指でつまんで食べるのではなく、袋に半分入れたまま食うことになる。しかも長いのでその取り扱いが比較的しにくくさっさと食べてしまうことがなかなかできなくなっているのだ。ところがそれが悪いようには働いていない。ほどほどの扱いにくさゆえに丁度良いぐらいにもつのである。それ故に中身がすかすかのわりにこれほど長く持ち値段の数倍ともいえる食感が味わえるのに違いない。
ちなみにこの商品の値段は税抜き５０円である。これはセブン・イレブンで買ったからこうなっているのだろうが、駄菓子屋で買うといくらになるのだろう・・？
1997/10/30
「宇宙への遍路」を知っているだろうか？

その昔、こんな番組知っているか？といってうちの兄からいわれた番組があった。それが、「宇宙への遍路」という番組である。
話によれば、もう１０年どころか１５年近く前になるぐらいの昔に読売テレビと思われる放送局で、何曜日か（平日と思われる）深夜に放送された番組で番組の種類は、ドラマであった。ぼくはその番組を直接みたわけではないので、映像を知っているわけではないが、兄の力説により、その全貌を知ることになった。その全貌を知るにつけそれを見たい、そうでなくともその情報が知りたいと思うようになったわけである。そのときの情熱は、当時わが家で所有してたパソコン PASOPIA 7上のプログラム(T-BASIC 7で組まれたと記憶している。）で次のような表示をさせるほどのものであったのである。
SKY -> SEA -> POND -> 88 という順番で各表示を画面の真ん中で緑色の文字として表示させる。ただしその切り替えは、スペースキーで行う。
ドラマでは、このようなことをする PC９８００上のBASICで動作するプログラムが、フロッピー（5.25インチ）で供給され、自動起動するようになっていたのである。
ドラマではそれだがどう使われたかというと、それまでの話は略するとして、主人公の常時が行方不明になって、慌てているときに、問題のフロッピーが見つかった。それを装置に挿入して PCを起動させると、上のような文字が表示されたのである。そこで、それをみていた人々が次々にそのなぞを解こうとする。
1. SKY SEA POND88 ってなんだ？
2. 日本語で書いてみると・・
3. そらうみいけ 88
4. 漢字で書いてみて
5. 空海池８８
6. 空海！そして。。池これは、＊＊池のことだ。。
7. 88とは、、８８ヶ所参りのことでは！
8. そうかジョウジは四国にいるぞ！
というわけである。これによって、主人公の「ジョウジ」が四国に行ってお遍路参りに行ったということが分かったのだ。 (このはなし全体は、ここ) この番組をだれか知らないだろうか。知ってたら、 kawakatu まで情報を送ってほしい。
1997/10/24
大川橋蔵が３４歳で死んだと断定できてしまうのなぜだろう？

大川橋蔵。彼は特に水曜日フジテレビ系列で放送されていた銭形平次が特に印象深い俳優であるが、今は東京を拠点に活動しているMが突然言い出したのだ。
「大川橋蔵って若死にしたよなあ。そう３４歳ぐらいやろ？」
「でも銭形平次の放送は２０年ぐらいやったんやろ？」
「そんなに長くはないやろう、いって１０年ぐらいやろ。やし、３４歳。｣
「しかし、その素顔はほんまに６０はまわって見えるおっさんやったぞ。どうらんの白がかなりのもんやったし｣
「そりゃまあ、白くはぬってたけれども。それはそれや。」

といって、３４歳で死亡説をゆずらない。未だ５０代で死んだという話ならば未だ許せる範囲なのだが、そのとんでもなく常識を超えたかけ離れた発言、いくら里見浩太郎が６０近い年齢にもかかわらず作品中の役柄とはいえ「三十路を過ぎたばかりの・・・」といったという話もあるのだが、あれはもちろんその年齢差を自覚しての話である。それにしても謎なのはその３４歳説を力説する理由である。過去にも２時間で歩きようのない距離を２時間で歩いたとか、大和田獏の兄である大和田伸也が死んだとか、むちゃくちゃな事をさもありなんという事を言っていたという話ではあるので、実はたいしたことでもないのかもしれない。

大川橋蔵についての検索は、ここ。

関係ないが、「河岸をうつす時・・」という言葉を今更ながら知ってしまった。
1997/10/21
間接的一人ボケ突っ込みとはこれのことか？

今日も生協での夕食をとったのであるが、生協に似合わないぐらいの豪勢な飯を食うことになった。もちろんこういうことは今までに結構あったのであるが、いまだに根強く残る「生協飯安上がり」の妄想はそう簡単には崩れまい。というのは、組み合わせによってはこれは（！）とおもほどに安く上がってしまうからである。しかし、今回はそれには失敗してしまった。何と600円を越えていたのである。これでは近所の定食屋と同じ出費ではないか・・実に反省すべきところであるが、実はそれが今回の主題ではない。（ならば話すなと言う突っ込みはとりあえず、横にかわしておくことにする。）
生協の飯は２種類に大きく分けられる。それは、既にできているものを盛り付け刷る、あるいはいれてあるものを客が自らとるタイプのもの、もうひとつは、客からの注文を聞き、その場で調理してくれるものである。既に出来上がっているものは、ほとんどメニューが固定しているためにそのメニューは、パウチッコのような形で表示されているので、注文を間違えることはほとんどない。たまに、ショーウィンドウででていたのに食物を受け取るところにはそこには表示されてなかった、という例もある（今日で言うところの「いももち」がそれであったらしい）が、注文を間違えることはないであろう。それとは対照的に、客のオーダーを聞いてからつくるところは、日によってつくるメニューが異なるといったことが日常茶飯事である。それゆえに、そのメニューは主なものは、活字体でそのメニューが書かれた、磁石付のお品書カードを受け渡しするカウンターの上の壁に張り出している。そのようなレギュラーではつくらないメニューというのも多数あって、それについては、なにも書いていないカードか書いてあるカードに紙を巻き付けてその上から手書きでメニューを書くことがある。日によって違うだろうが、そういうメニューはたいてい2、3種類はあるようだ。たまたまそこでできあいのものではあき足らず、注文後につくるメニューを食べたくてそこにいったときに、その時間（朝の11時頃）にたいていそこで調理を担当しているおばちゃんたちがその時間の注文が少ないこともあろうが暇を持て余して、少々だべっているのが確認できた。
- 「そういえばちょっと今日はおかしいなあ。」
- 「なにが？」
- 「なにがって、今日はあれが売れてないやろ。」
- 「あれって、牛どんか。そやな、売れへんにしても全然とはへんな話やな。」
そのような会話がなされていたとか。はじめは、「ははん、そういう日もあるんだ。」と感心していたのであるが、そうきくと何となくその「牛どん」が食いたくなる。そこで、注文しようとするがいつもの癖で、メニューで一度確認してから注文しようとした。冷静に考えればその話を聞いていた時点で、既に「牛どん」メニューがあることは明らかなはずなのだが、癖というものは恐いものである。やはりその確認をしないと落ち着かないのである。見上げてみると・・
- 普通の豚カツどん
- 鳥カツどん
- ・・・
等と書かれている札が並んでいるのだが、どうも「牛どん」の字が見当たらない。どうしてだろうともう一度見直してみると、
- 普通の豚カツどん
- 鳥カツどん
- ・・・
- 手どん
- ・・・
たしかに「牛どん」はない。間違いなくないのだ。しかし、先ほどのおばちゃんたちのだべりの内容から考えて、今日ここで牛どんを注文できないはずはなかった。・・・そう考えってハッとした。これは字の間違いではないのか？ということである。何がどう違うのかといえば、
手
という漢字が違うのである。その正しい字というのは・・・もちろん
牛
の字である。考えるときは少々自信無げに考えてみたが考えてみればなるほどと思う点がある。「牛」という漢字の最初の一画を上に持っていくと「手」の字のようになるではないか。字が手のようにタテの棒が少々左に曲がっているのはあまりにての字に近かったので、無意識に途中で「手」の字を書いている気分になってしまったのであろう、というのである。これで確信してしまった次の瞬間には、既に声が出ていた。
「これって、牛の字の間違えですよね」
まさに図星という顔をされてしまった。まさにそれが正解だったのである。オバチャンはその字を書いた人のようでオバチャンらしい言い訳に終始した。
1. あっ、ほんま。牛やノウテ、手ぇってかいてるわ。何か小学校からやり直さないかんなあ。
いろんな意味で的を得ている発言だったのかも知れないが、少なくともその朝からのそのぼけはなかなか秀逸なものである。それはそのぼけ自体もおもしろいが、それを知る前のだべりの中に伏線が張られていたことが見事というほかあるまい。そう、そんの「手どん」の表示のおかげで「牛どん」の注文がなかったのである・・・。
以上の話は自らが体験したことではない、残念ながら。実は、生協で有名をいっしょに食ったK君の体験談である。その場に居合わせなかったのが実に悔しいところであるが、致し方あるまい。その悔しさを幾らかでも解消するために、こうやって書き下し疑似体験したつもりで要るのである。
1997/10/20
小さくて大きい喜びと言えばこれ

最近手元にあるボールペンの数が増えてきているのだが、なぜかでないのが多い。もちろんインクがなくなってしまってでない、というまともな例もあるが、ほとんどのものはそのように天命を全うしたものではなく、一見すると書けそうなのに書けないという実に「悔しい」思いのするペンなのである。しかし、その悔しい思いのするペンにも２種類あって、１つは最初から全く線の書けないもの、もうひとつは最初はふつうに書けるのに、３文字目くらいから急速にそのインクの出が悪くなり、しまいには（出なくなるとついついペン先に力が入ってしまうがゆえに）線の部分のくぼみがノートに残ってしまうようなものである。前者の方ももちろん悔しいと言えば悔しいのであるが、その悔しさの度合いが必然的に大きくなってしまうのは明らかに後者である。その悔しさはその起こる原理ゆえに何かしらの増加を伴っており、それゆえに新鮮な悔しさとして心に伝わってくるのだ。
基本的に物持ちになるのは気持いいことに思うのであるが、この書けないボールペンの大量所持ということになるとまた話は違ってくる。
やはり腹が立つのである。特に上でのべたような原因からついつい利腕である右腕、右手がだるくなってくる感覚をいやでも感じるのだ。その人わりと残るだるさがそのストレスを最高潮にしてしまう。。それならそのペンを捨てればいいではないかという話であるが、最初になまじ出るだけに、「こいつはまだ使える余地が残っているのでは？」という錯覚についつい確認せずにとってしまうときに持ってしまう。それでまたでないとなったときに捨てれば良いのであるが、その最初の甘い誘惑ににた「まだ使えそう妄想」がボールペンをゴミ箱ではなく、その横の本の上においてしまったりするのである。それで、再び同じ過ちを・・というこのとの繰り返しであるが、これを解決する手段がないわけではない。その代表的なひとつが、そう。ボールペンの修復作戦である。それでやることは次のようである。出ないボールペンはたいていペン先の部分のインクのところにすきまができてしまっていることが多いので、まずペン先を抜き、数か吹くかしてインクを前にせり出す。そして、再びペンを装着するのである。こうすることによってボールペンが復活することがたまにある。しかし、これでなおるというのはどちらかというと少数派であろう。やっているとその客観的な事実を忘れがちなのであるが（最初のインクのでは良いので、ついついなおってしまったと思ってしまう為）冷静に考えてみるとそうでもない。欠陥はペン先に原因があることがある。つまり不良なペン先ゆえにインクがちゃんと充填されないので、字が書けない状態になっているのである。もちろん、この時の解決法と言えば、正常なペン先と交換することであるが、そのペン先を探すのが難しいと言えるであろう。まさか、正常に使えているペン先をわざわざとって使うというのは、本末転倒も甚だしいので、次の二つが考えられる。１つは、インクが空になったボールペン。最後まで使いきれたボールペンの先は正常であることが多いはずである。もうひとつは、何らかの原因で、インクが異常であること。たとえば、吹いても吸ってもインクの移動ができないとか、インクが固まって使えない状態などである。前者のペン先を使えれば非常に気持のいいことであるが、なかなかそんなことはないのが現実である。かといって後者のようなものにであうのも結構確率的に低いことである。しかし、何となく後者の方がそれが起こる可能性としては高い気がするのはやはり最後まで使われないペンが多いからだろう。今回体験したのはこの後者に当たる。。インクがどうしようもなくなったのにもかかわらずゴミ箱に入ってなかったボールペンがあったのである。結果的にその作戦は成功りに終わったのであるが、やはりそれは偶然の産物であるという部分がかなり大きい。しかしそれだけにうれしいという事実はある。更にうれしいのは、悪循環を立ちきれたという解放感がついでについてくることであろう。理屈は抜き（？）に、やはりうれしいことである。
1997/10/15
金網にひっそりたたずむ（矢追型）宇宙人？

最近朝飯と夕飯に生協を利用することが多いのであるが、必然的にその時に利用してしまう道がある。それは研究室と生協食堂（北部）を結ぶ最短経路の道なのであるが、その途中に某K庁管轄の場所に接しているところがあり、その境に金網が張ってある。その金網の部分のちょうど中間地点の当たりの部分ちょうど腹の当たりの高さのところであろうか、良く見てみると金網の附属物とは異質の物体がそこにあるのである。しかし、色がその金網の色に比較的近いため意外に発見され難いと思われるのである。さらにいえば、道の周辺にはいろいろなものが落ちておりなんとなくそっちに目をやりがちなのも事実である。筆者がここを通るのは、上にもいったように朝食や夕食の時間である。暗いよみちや寝て惚けた頭でそこを通過してもなかなかその金網に注目することはないし、そこに同化してしまっている宇宙人の人形に気がつくスベもない。しかし、K君（またもや！）の指摘によってそれを確認したところその存在の素晴らしさを即座に認識することができた。その素晴らしさは、金網に見事に同化していること、その人形の材質、半透明な姿、それに何といっても、その金網の後ろにある某K庁管轄の場所という位置的状況である。これを設置した人間のセンスが伺える事実であった。
1997/10/10
土曜日やのに火曜日とは？

KBSの看板番組（？）「気ままに歌謡Be」の放送時間が変わる旨の CMをみた。土曜日の朝９時３０分からになるという。さわやかな感じを出そうという努力に満ち溢れていた CMであったが、何か間違っていないだろうか？というのは、この番組はもともと火曜日放送だったのだ。（正確にいえば水曜日かも知れないが、事実上火曜日といって良い。）それゆえのこの番組名なのであるが、土曜日に移ってしまってはそのいみもなくなってしまう。この番組名が浸透しており、かえるわけにいかないというのならそれはそれで良くわかるのだが、とてもその知名度があるような気がしないのである。それにも関わらずそのままにしておいてしまうとは。何ともなぞな決断である。しかし、以下にこの番組の所存が変わろうと、ほとんどの人の生活に影響がない、といってしまえばそれまでなのではある。
1997/10/9
11番に感じる思い

１０月１８日に市バスと地下鉄が大幅に変わるという話しを最近知った。それまでは単に地下鉄東西線が開業することとその周辺のバスが再編されるぐらいなものと思っていたのだが、どうもそれだけでおさまりそうにないのが事実らしい。聞くところによれば、バス停名もいろいろを変わるというのだ。身近な例では、「東一条」ー>「京大正門前」とか、（といいつつ例を一つしか知らないのは辛いけど）。。。とか、である。しかし、それ以上に悲しい思いをすることがあった。１１番の運行路の変更である。錦林車庫から三条四条を通って嵐山にいく路線なのだが、ひそかに、北白川と東一条を結ぶ唯一の路線としての役割も担っていた。これは何かといえば、僕の通学路に当たるものである。ただしその運転の頻度は、よっぽどうまく合わせていかなければ乗れるしろものではなく、いままでのったのもそういう機会でしかない。しかし、研究室前や、自分の下宿から一本でいける嵐山、というなんともうきうきする路線の消滅というのは、実際に利用してなくてもそういうものがあるという気持ちがもてなくなるということになるだけでも寂しいものなのだ。これまで決して使うことになかった、２２０円以上の運賃を支払って嵐山へ１１番にのっていってみようと、思う今日この頃である。
1997/10/2
ともは「やぐち」か

ともという名前、とくに「知」という字を書くともという名前には深い思い出があるのであるが、意外な別名がある事が明らかになった。「矢口」である。横に押しつぶしてみてみるとその様子は良く分かるのではなかろうか。そう言えば、別の方向の同値類として「北陸先端大」のある辰口町と唇というものであった。
1997/10/2
金沢訪問雑感

９月２９日から１０月２日まで金沢の隣の隣の町にあるという北陸先端大学院大学（しかし金沢のタクシーの運ちゃんは場所を知らない）へ日本ソフトウエア科学会の講演を聞きに行く。ここではそこにいたる道そこでの過ごし方などで感じたものをいくつか書く。
- 朝食の納豆は嫌いだ
  
  金沢は東になるのだろうか。まあ、広島でも体験したから西も東もないかもしれないし最近開催でもそれの愛好家が急増加中なはずだから一概に言えないのだがやはり関西育ちの僕としては「納豆」というのが未だに苦手である。苦手ゆえに、朝食の和食と聞いてそれを予想する事も忘れていた。ビジネスホテルでは良くある朝食である。パンよりは飯を食いたい僕は自然に「和食」を予約したわけであるが、朝になって実物を見て愕然とした。納豆である。その臭いは遠くに離れていてもにおってきた、というほどすごいものでもないがやはり鼻を近づけると相当なものがある。いわば生ごみくさいに近いそれはどうも食欲をそそるという世界のものではない。もちろんそれを残すという事はどうしてもできない悲しい性の為毎食（！）それを平らげるわけであるが、ほとんど丸呑み状態である。その生臭さを通り越して感じるうまさがすばらしいとおもうにはまだその体験が足りないのか、いくら食ってもまずいものである。
- お代わり自由に感動
  
  以前訪れたときよりは随分広く新しくなった金沢駅であったがその中に新設されたと思われる食い物屋街で飯を食おうという機会を１０月１日に得たのでうろうろしてみたがさすがに新しい食い物屋街だけあって、少々値段は高めに設定してある。そのため二の足を踏むわれわれであったが、何というか宿命というかある「とんかつ」屋にその活路を求める事になった。（というのは、僕に限ってかもしれないがこういう時に決める食いもんやはほぼ、とんかつ屋蚊、カレー屋か、ラーメン屋なのである。）その「わくら」という名前のとんかつ屋は平日の夜だったのかそれほど人の入りが多いという訳でなく、比較的すいていた。そのすき具合は従業員がその暇を持て余すのが良く分かるほどのすきかたである。おそらく平日とはいえこの時間にこれぐらいしか入らないのは少々経営上つらいかもしれない。もう少し客を呼ぶ努力が要るかもしれないという事を感じざるを得なかった。それはさて置く事として、ここのよさはちゃんとある。それは特製のごまだれの解説が某まんがの親子キャラクターを使った対決風に書いているということではなく、飯およびキャベツのお代わり自由という事であろう。最初そのサービスがついていつメニュー以外のものを頼もうとしてＴさんにその事実を指摘され危うく難を逃れたのであるが、やはりこの手のサービスはあるのであれば享受しないと行けないという義務感のような感覚が体中を走るものである。もちろん某洋食屋「よりみち」のように比較的安い値段でこの手のサービスをする店というのは少なく、この店でも１ピラの札が飛んで行くような値段ではあるのだが、少し小さ目のとんかつを頼むと大阪にあるＫＹＫよりは少し安いぐらいの値段でこのサービスは享受できる。実際頼んだのも「小」という大きさのとんかつであったが、その大きさは普通のところで出てくるものの中の上といったほどの大きさか。他のメンバーは「中」というものを頼んでいたが見る限りそれほどのボリューム感覚の差は感じられない。この時何か「勝った」という感覚がよぎったのだが、とくにＴさんには危うく難を逃れる手伝いをしてもらった事もあってそんなことはよう口にださんものである。Ｔくんは飯まえのいつものそのぎらぎら下目でその飯を食っていたが、その量はちゃんと感じて食べたのであろうか。ぼくはキャベツ２杯飯３杯がちょうど並行して消費できるペースで食べた為「たくさん食べた」という感覚が終始感じられるときの過ごし方ができた。先ほどちらっと述べた「ごまだれ」のすばらしさはそれほど感じる事はできなかったが、それを含めても十分に満足できる食感は味わう事ができた。Ｈ君はその飯の内容より店の有線で流れていた「ビートルズ」の曲の方がよっぽど気に入っていたようでまさに飯よりビートルずな状態であった。
  しかし、Ｋ君の車で帰る途中８号線沿いにとんかつ屋を数軒見たのだが、いずれも同じようなサービス（飯・キャベツお代わり自由）別にかまわないのであるが、「ここだけだ」といわんばかりの発見をした積もりで居た僕にとっては少々肩が落ちる事実であった。
- ハイエナのようにむさぼる参加者（あんたもその一人やろ）
  
  この学会恒例の行事が懇親会である。懇親会とは何かといえば、飲んで食って話そうという会である。特にその参加費が無料である事から会費の元を取ろうという意気込みでついついその食事に気合いが入ってしまうのであるが、今回は少々事情が違った。人数が多すぎるのである。というよりは飯が少なすぎるのである。この会の最初の挨拶で「人数が多すぎるのだがそれは精進して競争に負けないように」というへんないいわけをしていたが、まさにそれを具現化した様相がそこに繰り広げられてきたのである。Ｔ君の動きまで追尾する余裕がなかったのであったが、ほとんど飯がなくなるぐらいのときにちらっと見てみるとその機敏な動きは驚かせるばかりであった。しかしそれに気づいたもう既に遅く、飯は見事になくなってしまっていたのである。腹３分目ぐらいだろうか。後にそれに追加して飯を必要があるようにかんじたである。
- 香林坊・片町界隈にあるラーメン屋
  
  よる９時過ぎといえばもうまともな飯屋はやっていないのであろうか。どこを探しても居酒屋とか飲み屋ばっかりである。たまに定食やという表示があると思ってもそれは昼間だけのサービスであると告げられることがおおい。はじめからそうかけと思うのであるが、常識と思ってかどの店もただ「定食」という文字を掲げているだけである。まったく困った事である。その途中でもらった風俗店のパンフレットも、なぜか顔のところが塗るつぶしてしまっているという本当に宣伝になっているのか疑問であるものもあったように、少々普通の感覚とはずれてるのは事実であろう。結局そこで選んだ店は、道に面している店ではなくて少々ビルの中に入り込んだラーメン屋である。その名前はＤＯＮという名前であった。特に意味を感じる名前でもない店は、そのギトギトさにはあまりあわないお兄さんが店主である。そこで「コッテリ」という種類のラーメンを食べる。味はＴさんが評するところによれば京大の近くにある「天城」のスープに似ているという。僕は、もしかしてバスによってしまったのか、あまりおいしく感じなかったのであるが、その具の多さはなかなか良かった。しかし、それより良かった事がある。ちょうどそこに居たときに居たときに放送していた特別番組である。ＴＢＳ系列と思われるその放送局の放送は、例のぶっきらぼうな警察ドキュメント番組であった。他の放送局で見られる、うまいで気だが疎のうまさが少々鼻につくやりかたではなく素人の編集したかのような（しかしその下手さはかんじられない）テロップとアップされる文字、映像。その中途半端に下手さか現を残したものをスタジオに返すことなく放送するそのスタイルは、意外にはまってしまうものである。当初はナレーションまで下手に作られていたのだがさすがにそれはやめてしまったようで、有名どころ（中江真二：それでもなかなか濃い選択である。これが田中信夫になってしまうとかえってうまくデキスギに感じてしまうのである。）これの痴漢逮捕のコーナーをそこで見る事ができたのが何よりうれしい事であった。ラーメンはどうしたという声が聞けてきそうであるが、これはこれでまた重要な食後の過ごし方である。この時間の過ごし方でそれ以前に食べたものの後味が変わってくるものといえよう。残念ながら北陸鉄道バスの例の名運転手には出会う事ができなかったが、それでも十分に満喫できたラーメンの食事であった。ただ少々値が張ったのが残念な事ではある。
- それにつけても接続の悪さよ
  
  北陸鉄道は、実はJAIST（北陸先端大）への公共交通に深く関わっているのだが、どうもその接続はあまりよろしくない。その接続待ち時間を過ごす接続駅がまた何もないところだから厄介である。そこで飯を食うところもないので、どうもその時間を有効に過ごし用がないのである。たんに暇な時間を過ごす方法しか適用できないのが悲しい。接続が良くないのはいいとしても到着時刻が9:06などどというへんな時間というのは何とかしてほしいものである。
- インスピレーションは得たか
- トンネルの前に立ちはだかる軽ワゴンその行方は・・
  
  京都の北、いよいよもう京都も近いという国道をＫ君の車に乗って軽快に走っていたときの事である。あるトンネルの入り口にさもその進入が拒まれているかのような格好で、とまっている白の軽自動車が一台とまっていた。それがちょうどトンネルの入り口のところだったので、「これは中で何か事故でも起きていて、それが容易に目視できたからその進入に二の足を踏んでいるのだろう。」という事を予測して、その車の後ろについた。しばらくとまって居た車を見て、相当に何かすごい事があるのだろう・・と思うや否や、突如としてその軽自動車がバックをし始めたのである。慌てて、こちら側もバックをしたのだが、少々それに手間取り危うくぶつかるか、と思えるところまで迫られたのである。何とか回避できてはいるものの、その状況が相手に伝わっているとは思えないので、それをつかえるために大きなクラクションをなんかいかならしたらその動きは止まった。どうも予想とは違う目的の為にとまっていたようだった。相手がとまるのを確認してから、道路の真ん中を占拠しているその軽自動車をよけて先を急ぐ事になる。抜かす際にその運転手の顔を見たが、相手はどうもたいしたことをしてないかのような様子で別に割りぶれた様子もない。むしろこちら側を「へんなやつだ」と思っているような顔を見せていた。この体験は乗客以上に運転手であるＫクンの方が恐かったという。とっさによけるという以前の状況（自分が動いていないときに相手のみが動いて迫るという状況）がとてつもなく恐かったのだという。
1997/9/29
蜘蛛嫌いは予想以上にあるようだ

前日の事である。何人かの知り合いで車に乗りあわせる事になったのだが、その中で些細な（と僕は思った）出来事が起こった。ちっちゃい蜘蛛が出現したのである。もちろん、タランチュラなどの大型毒蜘蛛であるはずもなく、また、背赤後家蜘蛛のような小型だが毒も持っている種でもない。本当に小さい奴である。といっても気がつかないうちに太股を駆け上がり、おおいにこばがらせて思わず反射的に手を打ったら、圧死していたというほどに確認に手間取る小さい蜘蛛でもない。指で摘み取る事が容易であるぐらいの代物である。先に「些細」といったが、それが出現しただけの事であるから実に些細な事だと思った訳である。そういう意味で隣に座っていた女の子に「ほら、可愛いやろ」といいながら指差してみたら、「大変な事が起こってますぅ」などと大袈裟に返されてしまって、その後部座席の出来事を不審に思ったのか、のんきに「なに？」とのんべんたらりと述べる男もいる。そこまで来ても「事の重大さ」に気づいていない僕は、その蜘蛛をつまんで前の人に披露しようという企てを行った。「ほら蜘蛛やで、かわいいやろ」といいつつ見せようと思ったときに、今まで冷静だった運転者が「ぇえ！うそっ！」とでかい声でびびるのである。そのあとになって、助手席のやつも「きもいなぁ」と語末の小さい文字を活用しながら答えた。要するに車内に居る４人のうち僕以外３人が蜘蛛が苦手なのであった。世間というのはやはり広いものである。自分の常識は他人の非常識、あるここもたまに読んでいるという友達の口癖であるが、まったくその通りだと思った出来事であった。
1997/9/27
不動産屋の蛍光文字の看板をくるくる回る様子見入る少女に現代の生活感を見た

くるくる回る看板に見入る少女を市バスから眺めたとき、なんともいえぬ懐かしさが思い出された。特に具体的に見た事がない光景なはずなのだが、妙に懐かしく思い出される。デジャビュという奴だろうか。
1997/9/27
ピンクのドラえもんヘルメットで走るバイクを目撃

今日の朝、眠い目をこすりながら研究室から下宿に戻る途中よく聞く五月蝿いミニバイクの音が前方から迫ってくる。よく見ると朝にはみたくない蛍光色で装飾されている。バイクだけではない、ヘルメットもである。更に見ていると妙な事実が明らかになってきた。何がかというと、そのヘルメットである。とんでもないヘルメットをしていた。それはドラえもんであった。それも蛍光色のかなり色使いの違うドラえもんである。口の部分がちょうど窓になっているのであった。そのバイクが過ぎ去るまでは平然と歩いている振りをしていたが、過ぎ去った後は辛抱溜まらず吹き出してしまった。何を吹き出したかといえば、その姿形はいざ知らず、その格好になり代る瞬間である。やはりその外からの様子を想像しているのだろうか、という疑問である。していたらなかなかできないはずのその障壁を如何に越えたのか、という難問である。未だにその具体的な回答はわからないが、一つだけ思い至る事はあった。なぜ朝に走っていたかである。それも土曜の早朝である。あまり人が通りそうにないその時期を選んでそれを下のは少しでも（本能的？に感じる）はずかしさを押し隠そうとしたゆえの事かもしれない。しかし考えたら、土曜日は小中高校は休みではないのである。それとも・・・こどもからの攻撃は、あまりショックではないのであろうか。なぞである。

つれづれなるままに(4)

つれづれindex page

高速太閤船とはなんぞや

最近はリスカのスーパーＢＩＧチョコに夢中だ

「宇宙への遍路」を知っているだろうか？

大川橋蔵が３４歳で死んだと断定できてしまうのなぜだろう？

間接的一人ボケ突っ込みとはこれのことか？

手

牛

小さくて大きい喜びと言えばこれ

金網にひっそりたたずむ（矢追型）宇宙人？

土曜日やのに火曜日とは？

11番に感じる思い

ともは「やぐち」か

金沢訪問雑感

朝食の納豆は嫌いだ

お代わり自由に感動

ハイエナのようにむさぼる参加者（あんたもその一人やろ）

香林坊・片町界隈にあるラーメン屋

それにつけても接続の悪さよ

インスピレーションは得たか

トンネルの前に立ちはだかる軽ワゴンその行方は・・

蜘蛛嫌いは予想以上にあるようだ

不動産屋の蛍光文字の看板をくるくる回る様子見入る少女に 現代の生活感を見た

ピンクのドラえもんヘルメットで走るバイクを目撃

愛のHOME PAGEに戻る。

不動産屋の蛍光文字の看板をくるくる回る様子見入る少女に現代の生活感を見た