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セプターズカップ2001(II)用ブック


ぷちなん氏

日付 区分 大会名 結果
11/11 店舗大会 シーガル泉バイパス店 準優勝
11/18 店舗大会 シーガル郡山店 優勝
12/23 全国大会 セプターズカップ本選大会 一回戦敗退

口惜しい。
会心の「チュパブック」を活かし切れずに代々木の店長に一手差で負けた、第2回全国大会本選。その口惜しさが癒えぬまま、今回の第3回全国大会本選を迎え、ルマーさんに負け。
口惜しい。
松岡さんのHPにレポートとインタビュー、「九州の伊達男」ルマー、カコイイ。
口惜しい。

ダメだ。あまりに口惜し過ぎて、バル大の試験問題に手が付けられない。仕方が無い、この勢いで予選・本選ブック解説を書いていこうか。



予選用ブック: バード・グリーン

Creature 19 Item 08 Spell 23
デコイ 2 グレムリンアムル 3 エスケープ 2
ソーサラー 1 ゴールドグース 1 サプレッション 1
バード 2 フュージョン 1 テレポート 2
パイロドレイク 1 ヘルブレイズ 1 ドレインマジック 2
ガーゴイル 3 ホーリーグレイル 2 ホーリーワードX 3
グリマルキン 1     ミスルト 2
ダークマスター 1     メズマライズ 1
ドラゴンゾンビ 1     ランドプロテクト 3
バジリスク 2     リンカネーション 4
マミー 2     ワイルドグロース 3
コーンフォーク 3        

[予選ブック解説]
一応、「地属性」ブックということになりますね。一般的なモノとは趣を違えているつもりですが。実際に仙台で使用したのはもう少し、魔力加速重視でしたが、調整されたこのカタチで郡山を勝ち抜きました。

私のシミュレーションでは、「山」の最重要ポイントは連鎖数。高額地を踏んだ際に売却する土地を確保しておき、二枚腰、三枚腰の粘りのプレイングで挽回することを重視したブック構成が必要とみて、クリーチャーはテンペ耐性が強いモノを中心に20〜22と多めを理想としました。

仮想敵の有力ブックとしては、ホーリーワードXと好相性の火属性+テンペ、人気の地属性、対地属性で台頭してきたクランプ兎、水アムル+ドルールといったところ。これらに対抗する為の回答として「ガーゴイル+バジリスク+グレムリンアムル」を中心にブック構築しました。 土地数をもりもり増やすことがとにかく重要。周回時の領地ボーナス+コーンフォークの遺産が魔力補給のベース。6、7連鎖を確保したら高額地踏んでも大して痛くない。プレイングのポイントは、「やたらとリンカネしない」。切り札握ったままウロウロし、その威光を示しましょう。メズマでリンカネ持ってかれようが、放っておきましょう。

■重要カード解説
「バジリスク」
バトルギアβ、ケットシー、アイスウォール、マッドマン、グリマルキン、オドラデク、レベラー、四天王・・・。皆、レベル上げたら殺しに行くよ〜、ウヒヒ。だから一気にレベル上げないでね。頼むから。

「ガーゴイル」
バジリスク怖い、兎怖い。対抗するにはコイツが一番。移動侵略でST回復するし。同じガーゴイル、バ=アルに侵略可能な先制クリーチャーとしても使用。

「バード」
ぷちなん流「山」攻略のキークリーチャー。彼の存在があまり一般的ではないと感じたとき、予選突破の確信を得ると共に、クリーチャーの枚数を減らしてもブックを機能させる調整が可能になりました。スチームギアより安いし、巻物も読める。マミーやグースとの相性が良い。

「グリマルキン」
テンペを連発された時のHP回復兼、ランプロ。それ以外の使い方はあまり期待しない。配置しても後から回収するのがこのブックでの役割。

「エスケープ、テレポート」
共に有効であり、甲乙つけがたい。使用タイミングは選ぶし、手札は保持るプレイングということでカブリが気にならないよう、両者を薄く採用。

「ミスルト、ドレインマジック」
少ない。でもこれで足りる。「山」では貧乏なのは最序盤のみ。予選の日程が進むにつれ、各参加者がしっかり「仕事」をするか、クリーチャー依存を強める傾向が出てきて、ゲーム速度は遅くなると考えました。 レベルを早めに上げても勝ちきれないとなれば、加速で振り切られる心配は無し。バリアーという選択肢も十分考えられ、あまりこれらに頼る必要性は無いでしょう。

「メズマライズ」
1枚と少ない。弱いと思ったからね。地上戦を重視した自分のブック&プレイングが充分強いと認識した上で、他人も同系統ブックを使用した場合、役に立たないと判断しました。 ただ、手札を保持るプレイングにおける見せ札効果はバツグンなので1枚だけ採用。ホ〜ラ、あなたは段々、コスト使ってまで、クリーチャーや地形変化を流してしまいたくな〜る〜・・・

■採用されなかったカード達
「マッドマン」
風土地に入れないし、バードも殴り殺せないし、MHP40だし、即死の的。仮置きにも、拠点にも中途半端。

「ドリアード」
風土地に入れないし、単体ではバードも殴り殺せないし、再利用しようにも他のクリーチャーカードが必要だし、グレアムは居そうでしょ。土地確保要員としてはバードの方が評価高い。ちなみにコンジャラーは無属性のバラ撒きに対して実に無力。テンペスト等を併用してこそのクリーチャー。

■運用してみた感想
予選トータル、【5,1,0,0】。非常に安定。いろんな場面に遭遇したが、やはりオーソドックスをベースにしたバランス対応型は柔軟なプレイングが可能なのが大きな利点。コーンフォークやソーサラーを拠点にしてはダメという決まりは無い。 ・・・まぁ、クリーチャー依存度が高いのでゲームコントロールという仕事は実プレイングより、見せ札によるモノが大きかった。見せるだけならコストかからないし、楽。

世代さんの予選レポートによれば影響うけてバードを投入したらしいけど、4体は流石に多いでしょ。序盤、他のモノが置けるときはそれ置けば良いし、交換すれば手札に戻るわけだし。さらに代わりに置くのがマミーじゃなくて、バルダンなわけでしょ。ましてや3人戦。それではダメやん。



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