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近くてありふれたものは、ほかの場所にいるひとにはめずらしくあこがれの対象になるのです。そのあこがれの対象と真近に接することのできるしあわせとメリットのことも考えにいれておくと、なんというのかな、世界を眺める視野がぐっと広がります。

 


 

森村泰昌『「美しい」ってなんだろう?──美術のすすめ』理論社《よりみちパンセ26》


 

 

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