お 茶 会 報 告

轟悠ディナーショーオネーギン‐あるダンディの肖像』

日本青年館大ホール 2010年10月15日−21日 

宝塚バウホール 2010年10月28日−11月7日

 

☆ お 茶 会 ☆

 於:宝塚ホテル 2010年11月6日

 

皆さま、

いよいよあと二公演を残して、オネーギンさま達とお別れ・・・・(涙)ということで、

6日の午後公演、そして、お茶会に行って参りました。

ま、そういった経緯で、

ふだん、こんなに意識を集中し感情豊かに過ごす事のない生活をしているものですから、

終演後は、脈拍も乱れがちに、ヨタヨタと、宝塚ホテルのお茶会会場に、向かったのでした。

 

そして、二時間少々経って、ようやく正気も戻った頃、お茶会が始まりました。

 

ドアを開け、入って来られたTOMさまは・・・

「あるダンディの肖像」画から抜け出たような、あのポスターのお写真と同じ(?)

白いフリルが豪華に付いたシャツに、細身の黒いパンツスーツ。

白いロングファー(黒い毛が点々と入ってる)を優雅に肩に掛けられて。

どちらかというと、オネーギンモード入ってらっしゃるようなクールな面持ちで、

さっさっさとひな壇に向かわれました。タメイキ〜

 それでも、お話が始まると、次第にいつものTOMさまになられて、

ちょっとお茶目さんだったり、可愛〜いかったり、宝塚を心から愛するタカラジェンヌさんだったり。

特に、司会の方がとても楽しくお話されるので、

(TOMさまは、いつもこんな感じで冗談とかおっしゃるのかしら^^)と思うように、

リラックスされた雰囲気でお話くださいました。

たとえば、

付けていらっしゃるおヒゲは、いくつかあって、

それらのお手入れは主にご自身でなさるのがお好きなので、洗って乾燥させたりしてらっしゃるそうですが、

「時に、イリュージョンが起こります」(つまり、おひげが、どこぞに消える現象)

すると、美穂さんが登場されて、冷静沈着なご対応で発見に至るらしいのですが、その口調など真似されて。

おひげ、特に東京公演中は、はがれやすくて困られたそうで、

その時、ワシーリィ叔父様が、ご自分は両面テープで押さえてらっしゃるので

「テープにする?おいっこ」と、その言い方も面白くご披露くださいました(大爆笑)。

あの超かっこいいタバコのシーン、電子タバコは、思い切り吸わないと煙が出ないので、

強〜く吸った時の舞台写真が「ガイコツみたいだった」とかおっさって。

それから、決闘が起こる前のパーティでテーブルを叩くシーンは、なかなか強い音が出ないので、

思い切りドンッと叩いていて、当初、指輪が当たってアザがひどく出来てしまった程。

今は小さめの指輪にしてらっしゃるそうですし、レンスキーさんが倒す時も、地味な音しか出なかったので、

「きゃー!」という叫び声を入れることにしたとか・・・いろいろ工夫されたそうです。

その他にもいろいろ・・・どなたかよろしゅうお願いいたします。

 

25周年CDについて、

収録曲は、コーディネーターの方が集めたものを、TOMさまが念入りにチェックして決められたそうです。

中でも、「シナーマン」は、著作権をようやくクリアして収録できたものだとか。

 

今回の作品は、脚本がしっかり書かれているし、雪組生も真面目

(とてもお世話になってらっしゃるそうです^^)。

そうした中で、自分が何をやりたいのかを模索しながら皆で成長できたと思う。

とおっしゃって、

雪組さん達が今回の経験を今後のステップにつなげて成長して行って欲しいと

願っていらっしゃるようでした。

ご自身も、「舞台の上で本当の呼吸(役の人物になりきるという意味かと)が出来るのが楽しみです」

とおっしゃいました。

 

そして、最後のご挨拶で、ちらっと

次の舞台もありそうなニュアンスをほのめかされ(!)、私達の希望の灯をともしてくださいましたです。

これからも幸せな道が続いて行きそうですね。

  やうこ