ここは、技術情報等を提供するページです。
高尾トリオリーグは楽しさ優先?のマイナーリーグですが、良いスコアが出なければボウリングは
面白くないということもあり、技術的なことも多少は研究しています。
突っ込んだ話はボウリングマガジンやプロボウラーにお任せして、素人ならではの話題提供、
後輩達へのデータベースとしていろいろと書き留めたいと思います。井上会長、協力お願いしますよ!
全国スターレーンクラブ・東日本シングルス選手権大会(1999.7.18)~足利S/L
下のパーフェクト達成レポートと同様に、吉水選手より大会の報告をしてもらいましたので、
ここに紹介します。大会に参加できなかったメンバーは参考にして下さい。
(図が少し重いかもしれません・・・ページを分けようかな)
~以下、吉水選手(第1シフト)のコメントより~
高尾S/Lで開催される大会のように、1階と3階に分かれて前後半戦を行いました。
前半戦は3階の27&28Lからのスタートでしたが、ピン前がきっちりとクリーニングされていて、
ジャストポケットだと思うアングルから、ピン前で鋭角に切れ込むレーンにイメージが合わずに玉砕・・・
とにかく曲がり方が半端じゃない。(^ ^; (図-1参照)
かと言って、出し過ぎると戻りきらないので、ラインの合わせにくいレーンでした。
(図-1)
スペアアングルで言うと、10ピン方向が延びていて、4or7ピン方向は切れてしまうので、
スペアのイメージも取りにくかった。(図-2参照)
雅巳君(井上会長)の話だと、前半戦1階で投げた人は全く曲がらなかったそうですが・・・
(図-2)
後半戦は第2シフトを挟んで、1階の1&2Lで投げました。
前述の話を聞いていたので、後半オイルが薄くなっていいかな?と思っていたのですが、
外はまだ早くて、入りきらない。(図-3参照)
それで、レーンを掴みきれずにタップとワッシャーの嵐でした。
結局、6ゲーム目でイージーミスを連発して、ローゲームを出してしまい、撃沈・・・
(図-3)
7ゲーム目に思い切り中に入ってみたら、イイ感じでポケットに入るので「おやっ?」と思い、
17枚目位から10ピンに向かって投げるようなラインでピッタリでした。(図-4参照)
最後(7&8ゲーム目)に222、236が出たけど、時すでに遅し・・・(T_T)
6ゲーム目で、まだ外寄りが早かったので、中も早いだろうと思っていたのが間違いでした。
(図-4)
全体的にハイスコアの出にくいレーンコンディションだったようです。(言い訳モード(^ ^; )
対外試合って、いろいろな意味で難しいですよね。
ホームレーンで投げているようには、なかなかいかない・・・
参戦したメンバーの全スコアは「対外試合結果」のページにあります。
祝・パーフェクトゲーム!
第69回・高尾トリオリーグ・第7週目(1999.7.11)に、吉水英治選手がパーフェクトゲームを達成しました。
昨年も1度出しており、吉水選手2度目の快挙です。(トリオリーグにて本年初)
そこでコメントをお願いしたところ、解説図付きで答えて頂きましたので、ここに紹介します。
~以下、本人のコメントより~
パーフェクトの時のレーンですが、最近の高尾はやや中遅のように感じていたので、
12~13枚付近から外へ出すようなイメージで投げました。(図-1参照)
(図-1)
前々日の金曜日に投げており、同じラインだったのでイメージが取りやすかったこともあります。
今の高尾では外を使うよりこの辺りのラインの方が安定しているし、幅も使える気がします。
・・・・・・・・・・
7フレームあたりまでは、「何か調子いいぞ」程度の気持ちでしたが、8フレームあたりから
欲が出てきて、9フレームでは力が入り、サムの抜けが悪くて、ややラッキーでした。
10フレームの1投目は気を持ち直して投げられたけれど、
最後の2投は流石にプレッシャーを感じて、投げ急いで中落ちのラッキーストライクでした。(^ ^;
昨年の初パーフェクトの時は、結構ダメもとで開き直って投げましたが、
やっぱり2度目の方が意識しちゃいますね。(^ ^)
・・・・・・・・・・
「300は、1に練習、2に練習、3・4に遊んで、5にラッキー」ってとこかな。(^ ^)
どうでしょうか。参考になりましたか?因みに使用ボールは「エルニーニョ」でした。
次は対外試合でのパーフェクトが見たいものです。
以下はウェブマスターが最近考えていることを少し・・・
その1.プロボウラーの凄さ
高尾S/Lには専属のプロボウラーがいなかったのですが、昨年より酒井崇裕プロと吾郷喜久子プロ
によるレッスン及び練習会が行われるようになりました。
私はアベ180台の壁にブチ当たっている自称中級ボウラーですが、酒井崇裕プロの練習会に参加して、
いろいろと勉強になりました。仲間内で練習すると、改善すべきポイントの指摘は的を得ているのですが、
具体的にどうしたら直るかという点でよく煮詰まってしまいます。
また改善すべき箇所が複数あった場合、どれから手を着けたらよいかという点にも悩みます。
その辺りの教え方がプロは違うなと実感しました。
その2.良い投球フォームとは
ボウリングはプレーヤーの骨格や体力、運動経験の差などによって投げ方も球質も千差万別です。
しかし、良い投球フォームというのは共通して無駄な動きがなく、
スムーズな流れが感じられるものではないでしょうか。
ボウリングマガジンに連載されている「大久保洪基のエースを狙え!」を見ているとよく分かります。
お褒めの言葉を頂戴しているプロのフォームは、皆スムーズです。
綺麗なフォーム≠ハイスコアというところがボウリングの難しいとろですがね。
良いスコアを出すにはレーンの読みやボールの選択、コンセントレーションなども重要なポイントですから。
その3.ボウリングの快感
ストレートボールなのに、変な回転をしているのに、ガンガン打ち上げる人がいます。
また、裏のストライクが出てもスコアシートにはブルックリンとは書かれません。
「要はスコアが良ければいいじゃん」という意見があると思います。
しかし、「それではボウリングがつまらない」という意見もあるでしょう。
趣味ですからいろいろな考え方があって良いと思います(裏で助けられることもあるし)。
しかし、狙ったラインにキチッとボールが乗って、想定したポイントでグググッとフッキング、
そして軽快な音を発てて完璧なストライク(よっしゃ~)!こういったことに快感を覚えて
ボウリングをやっている人が、実際は多いのではないでしょうか。
その4.理論と実践
道具を使うスポーツには必ず理論がある、というのが私の持論です。
これは今まで水球(高校)、ヨット(大学)、基礎スキー(社会人)~脈絡がありませんねぇ(^ ^;~
と幾つかのスポーツをそれなりにこなしてきた経験から出された結論です。
しかし、ボウリングはタイミングのスポーツなので、理論を実際の動作へつなげることが実に難しい。
また、自分の投げている感覚と実際の動作にかなり誤差があることも問題です。
デジカメやビデオを駆使して視覚的にそれを認識しても、修正するのは難しいですね。
皆さんはこの辺の問題をどのように克服しているのでしょうか。
その5.練習不足の問題
考えて投げているうちはまだまだの段階で、自然に体が動くようにならないとダメだと思いますが、
なかなかそこまではね・・・
スポーツで上手くなろうと思ったら豊富な練習量を継続してこなさなければなりません。
毎日練習する学生のクラブ活動が良い例ですね。
しかし、私は子育て真っ最中の多忙なサラリーマンですので、投げ込む時間もお金もありません。
しかし、上手くなりたい。そこで、少ない時間で効果的な練習をしなければなりません。
現在、7月に行われる大会を目標に、フォームの改善をじっくり行っているところです。結果や如何に。
その6.レーンコンディション
最後に、レーンのコンディションについて一言。
自分の投球が不安定なので、まだレーンの違いに合わせるという高度な技は使いきれていません。
と言うより、レーンの状態がこうだと自信を持って言うことができません。
同じレーンで投げていても人によって受け取るニュアンスが微妙に違うし。
早いか遅いか程度の区別はつきますが、試合中のレーンの変化が分からないんですよね。
つまり自分の投げ方がおかしいのか、レーンが変化したのか、の区別がつかないということです。
それにボールの選択で悩んだりしたら頭の中はパニック。
要は練習不足ということです。分かっちゃいるけど・・・
その7.できたらいいなぁ
そこで最近、オイルに色が着いていたらいいなぁなんてつまらないことを考えています。
そうすれば何処が切れているか、伸びているかが一目瞭然なのに。
そのままではボールやレーンが汚れるので、空気に触れて12時間経ったら自然に消えるとか。
ダメですかね。
ボールが進化しているのだからオイルも進化?して良さそうな気がします。
でも、試合で使ったらつまらないかも。ボウリングは難しいから面白いという面もあるので、
練習に限って使用可能な「自動消滅機能付き着色オイル」・・・できないかなぁ。
以上、ウェブマスターの独り言でした。m(_ _)m
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