【1999年1月6日掲載】 以前の雑記帳へBACK 次の雑記帳へNEXT

金沢part1 〜名所編〜

北陸を代表する街である金沢は、歴史のある街でもあります。
今回、金沢、そして能登半島にある輪島に行ってきましたので、Part1と2に分けて、紹介します。
(撮影日1998年12月18〜20日)
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■ 兼六園
回遊式庭園であり、金沢の代表的な観光地である。金沢城の隣にあり、加賀藩の栄華を色濃く残している。五代藩主である前田綱紀(つなのり)が造った、蓮池御亭(れんちおちん)および蓮池庭(れんちてい)が始まりとされる。
兼六園の名前は、眺望や水泉などの六勝を兼備するという意味に由来し、1820年頃に命名されたものである。1874年(明治7年)に一般開放されている。
虹橋・徽軫灯篭・霞ヶ池 噴水
虹橋・徽軫灯篭・霞ヶ池
兼六園で最も有名なポイントだろう。
手前の橋が虹橋(別名琴橋)。右の灯篭が徽軫灯篭(ことじとうろう)。そして奥に広がるのが霞ヶ池である。
徽軫灯篭の名前は、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることに由来する。
噴水
霞ヶ池を水源とする噴水で、自然の水圧で吹き上げており、ポンプ等は使われていない。日本最古の噴水である。
唐崎松 唐崎松(からさきのまつ)
13代藩主斉泰(なりやす)が琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せた松。園内で最初に、写真のような雪つりが行なわれる。

■ 金沢城跡
加賀藩の本拠地である金沢城だが、度重なる災害のため、現存するのは石川門、三十間長屋のみとなっている。現在、敷地内は大工事中であり、開放されているのは一部の区域のみ。2001年(平成13年)には、全面公開とのことだ。
金沢城石川門 金沢城石川門
金沢城の兼六園側にある門で、白門とも呼ばれる。いざというときに鉄砲玉として使う目的で、鉛瓦葺きとなっている。

■ 長町武家屋敷跡
加賀藩の武士の住んでいた武家屋敷の跡。金沢で最大の繁華街である香林坊(こうりんぼう)から、5分ほど西に歩いたところにある。昔の屋敷が残っているのは一部のみだが、当時の城下町の雰囲気が味わえる。
長町武家屋敷跡 長町武家屋敷跡
土塀に囲まれた通りが続く、長町の武家屋敷跡。現在、周りは一般の住宅なのだが、野村家の武家屋敷跡だけは、有料で見学できる。

■ 輪島
石川県輪島市は、能登半島の北端にある温泉郷である。輪島塗の漆器と、朝市は、全国的に名前を知られている。
金沢からなら、金沢駅から約2時間でたどり着く特急バスが便利。能登半島のほかの観光名所を含めていろいろ見たいならば、定期観光バスという選択もある。鉄道なら、JR七尾線で和倉温泉に行き、そこからのと鉄道に乗り換える。ただし、鉄道は時間がかかるほか、運転本数が少ないので、注意されたい。
追記
のと鉄道輪島-穴水間は、2001年3月31日に廃止されました。現在、輪島に鉄道で行くことはできません。
輪島朝市 輪島朝市
輪島の名物といえば、コレ。新鮮な魚や輪島塗など、数多くの露店が朝市通りにぎっしりと並ぶ。
朝7時から12時頃まで開かれている。毎月10日、25日とお正月はお休みなので、旅行のプランを立てる際には、要注意。
輪島港 輪島港
朝市の通りから、ほんの少し歩けば、すぐ港にたどり着く。

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