2002 「なんてっ探偵霜月(前編)」
「自分は別に仕事が遅いことは仕方ないと思っています。
初めてのことに対して、なんでもうまくできる人のほうが少く、出来なくて当然です。
ただ仕事というものに対しての姿勢、社会人としての行動様式、というものがあまりにも希薄なのです。
知らないことは教えてもらえる、できなくてよい、のような考えがあり、義務教育から抜け出せていません」――せっちん
シンクロニティというヤツだろうか。
今月はじめの日記、同じような事柄について書いている人が複数名いた。
ことは物事に取り組む姿勢の問題であろう。そして俺も(社会人でもないのに)この件では困惑している。
特にせっちんの日記は、同期ということもあって非常に共感を覚える。およそ共同作業を行うときに、出来ない、やれないというのは、そりゃまあ迷惑ではあるけれど、当然だし仕方ないことでもある。
しかし、出来ない、やれないに加えてそんな自分を理屈で自己肯定というのが入ってくると、うんざりげんなりさせられる。
どれほど子理屈並べたところで、「出来てない、やれてない」という事実には全く変わりはない。「俺はこんなに凄い理想を持っている。俺はこんなに立派なことを考えている」どうぞどうぞ。ご立派なことです。でも「それとは関係なく」今、自分に求められている仕事をやれよ。
責務を果たせ。全てはそれからだ。
この単純な事実がわからない人間がいるということが理解できない。それでも彼等のために、求めがあれば尽力してきたつもりだったが。
今月で答を出す。
「ジーザス。俺の名だ。地獄に落ちても忘れるな」――”JESUS”
日記といえば昨日の浅見君の日記……。
こんな漫画あったのか……。知らなかった……。
この手ではアフタヌーンで連載してる「げんしけん」が結構オモシロイと俺は思うのだが、とりあえず身内ではあまり評判を聞かない感じ。
やはり皆、身につまされすぎて辛くて目を背けているのだろうか。
漫画の話が出たついでに言うならば、「闇のイージス」にあのジーザスが登場したのですね。懐かしいなあ、という前に単純に格好良かった。こういう演出は燃える。
最近では「エルフェンリート」の「すいませんねえ。人間として下の方で」も格好良かった。名ゼリフがたくさん聞けてラッキーだ。てゆーかエルフェンリートはさすがに皆、読んでないか。俺は要チェックしてます。あまりにも。
で、明日が結婚式本番なので今日は半分徹夜で猛準備でした。どうなることやら。
「言い訳はしなくていいから。自分の仕事して」――格好いい撮影監督
大変でした。
もー結婚式はいーや。しばらく。
あんまり忙しかったので良く覚えてないし。オベロンの撮影チームに取って貰ったビデオを見て、あとでゆっくり反省するとしよう。
とりあえず責務は果たせた。それで充分。てゆーか限界。
これから結婚する皆さん、覚悟しておけ。たーいーへーんーだーよー……。
ま。幸せなんだから良いことですけど、ね。
「じゃ、ばいばーい」――妹子
昨日は式場のホテルに泊まったのでした。
で、起床して母と二人で朝食を食べようと思ったら、宿泊客はチケットで食べられるのだけれど混んでてねえ。都会のお洒落ホテルだから泊まり客以外の人も来てるのか? 客だけでキャパオーバーって、なんか間違ってないか。
その後出発準備をして、先方に挨拶などしたら、とっとと帰宅。新郎新婦はすぐに大阪に行くというのでここでお別れ。あっさりしたもんでした。
で、我等は普通に帰宅。帰宅して直、寝。
起きたらひとみ悟空ツアーズが発生したので相模原でチャーハン食ってたら、偶然にも鷹村さんが来てたので合流。ひとみ悟空は明日があるので帰ったけれど、我等はそのまま遊び倒しました。
なんかずいぶん結婚式の話をした気がするが、やはりこういうイベントの話は人に喋りたいものなんだろうか。慶事だからかなあ。
「雪の日とかどうするんだろうねえ」――ホントに。鷹村裕樹
帰って寝て起きて、今日はバイトです。ゴー。
そしたらねーでやんの。終了ー。
一日仕事の予定が急に昼以降が全部空いたので、昨日ペンを忘れた鷹村家へ。
するとノリで食事に行って、そのままドライブに行くことになったので、一度自分が行ってみたかったけど遠いから怠いと思っていた丹沢湖を非常に強く推奨。
行った。
ホントに行っちゃうから凄いよなあ……。ひとみ悟空といいこの人といい、相変わらず「エンジンかかると一瞬(C)柴三郎」だわ。
夕暮れの丹沢湖は清冽な寒さで。雰囲気があった。黄昏れていく景色の中にたたずむ巨木の影。その下を帰宅していく自転車通学の中学生。ひどく非現実的。非日常の世界だった。あんな道が何処までも続いているとしたら、いくつく先はどんな場所なんだろう。山に呑まれる。かなあ。
ドライブはそこで終了。非日常から日常への回帰は一瞬だった。普通に道路を走って普通に帰宅。これが逆に不思議な感じさえした246よ。
帰宅後、ひとみ悟空とも合流して鷹村家でガンダム。
日常過ぎ。
「きたへー ゆこー らんららん♪」――例のゲーム
あ。
気付いてしまった。
Cozy君が、北海道まで就職活動に行ってるのですが。その理由に。
これか……。
そういや好きだったもんなあ。前作。
……。
彼が今回の就職活動旅行で、素敵な女性と知り合えますように。
南無南無(祈るとこ間違ってるぞ)。
「超スーパーですからね!」――オベロン
あれれ。今週も新宿の講義が休講だった。
補講は別に良いけれど、補講期間に新宿になんて行ってしまったら、帰りに遊んでしまいそうで困る。
てゆーか終わったあと飲み会か。補講期間だもんな。
とりあえず夜の予定が空いたのでとっとと家に帰って作業などしていたら、オベロンから電話がかかってきて、結婚式のテープの編集をやってますと教えてくれた。うむ。仕事が速い。やるな。
しかし「これから超スーパー銭湯へ行くんですよー」と素で自慢されたのが悔しい。編集をしてくれるご友人も電話で紹介してもらったが、やっぱり自慢しやがった。オノレ。
でも初対面の人間相手にノリで普通に自慢が出来るくらいの余裕がある人で良かったなあと。あんまり気難しいゲイジュツカで、凄い「惰眠の群衆」とかタイトルつきそうな重苦しい作品に編集されても困るもんね!
それはそれで面白いけど。
そんな編集職人ことアト吉君のサイトはこちらー。と、紹介し逃げ。無断リンク万歳!
「 業務連絡。
銀天盤のアドレスをアト吉に知らせておきました。日記を更新すると良いと思います」――名監督
してるよ。
「今日は北千住に鈴虫さんと肉豆腐を食べに行ってまいりましたあ」――名監督
俺を置いてな。
「鈴虫さん、今月末に結婚なさるそうです。
結婚ですよ、結婚! もう尋ねた僕がびっくりです。
本当におめでとうございます。心より祝福します」――名監督。
同じく、おめでとうございます! と。
毎日、名監督の日記に絡むことで進めている最近ですが。
今日の話題はなんともかんとも。
俺は「書く」というのは完全に自分の趣味で好きでやっているだけだったので、あんまり深く考えたことはなかったのでコメントできねー。
飛んだり跳ねたりゲームやったりプラモ作ったりミステリ読んだりダラダラしたり。
誰でも好きでやってることがあって、そういうものの平行線上に「書く」という行為も置いてしまっているので、「書かない」人達はその代わりになにかしらやってるのだろうと。
だから結局、皆一緒よね。くらいのことを漠然と考えておりました。
いかん。なんか考えておかないと。
「下手なフォローは却って人を傷つけますよ」――ただきちさん
明日が発表なので必死です。
というかまあ、実は毎日必死だったわけですが。昨日まで。
もうそんなに連日名監督に頼るわけにもいかないので普通に泣き言。
とりあえず今日の打ち合わせでめっかった問題点を一通り拾えればなんとか……。
「これはちょっと、世界史の勉強が足りない……」――主査
そうそう。知ってる人も多そうですが。
地元で、こんな事件があったんですよ! 怖いデスネー。恐ろしいデスネー。
いやー。茶飲み話はこれでもちきりですよ。現場見に行った人も多いし。地域の話題独占、て感じ。
そんな心温まる情報でした! じゃあ!
「博士、部屋を出るぞ。
大尉が本気で戦う。
まきこまれてはかなわん。
……Sieg Heil!!」――”大隊指揮官”
あ。今さらながらOURS増刊が手に入ったのでそのことなど。
てゆーかだから、HELLSING外伝ですよ! そのためだけに買ってもイイ!
さらに言うなら大尉ですよ! 大尉最高! 大尉のためだけに買ってもイイ!
(あ。もちろんカムナガラは大好きなんですが。アレは本編含めてあまりに設定等がややこしいため、単純に楽しむ前にちっと勉強が要りそうなので保留。勿論やまむらはじめさんなんだからキッチリ仕上げてくれると信じてはいるが、それでも現段階では保留。でもコミックスは1、2巻までサイン本で集めた!)
とにかく大尉ですよ。無口な大尉ですよ。無口で怪力で格好いい大尉ですよ! モーゼルだし! 関係ねえ。
嗚呼。こんな格好いいキャラそうそういないよなあ。平野耕太天才。間違った方向で常に天才。
あと俺もモーゼルを買おうと決めた。そして腰に置いたまま白兵戦。決まりだ。
ええすぐに影響されますよ。ゲームやアニメにね。影響されやすい27歳。来やがれPTA共! 俺が相手だ!
そして発動したPTAの力とPTAソードの前に1秒で死。
「そうだ! そうだよ! そうだとも!!
もうおしまいだ」――ウォルター=クム=ドルネーズ
PTAそーどより遙かに強力な主査ガンが発動しました。
画面四分の三ほど消滅です。
サヨウナラ。サヨウナラ。てゆーかだから毎週発表って無茶だって! パス2使ったけどさ!
などと11月に愚痴っても仕方ない。あと1ヶ月、乗り切ってやる……。
「だから、個人の前了解はその人の判断というよりはむしろ、彼の存在の歴史的現実であると言った方が、ずっと適切である」――Hans-Georg Gadamer
金曜の昼からはバイトが入ってるわけなんだが。
まあこのバイトが、シフト制なんだけど。人によって仕事の密度に差があるらしく。
簡単に言うとサボる人は相当サボってるらしい。ノルマがあるわけじゃないけれど、誰かがやらなかった仕事は次の人へ次の人へと回っていくわけで。
でね。
なんで先週の金曜に俺がやってた作業の続きを、今日俺がやってるの?
引き継ぎノートに書いてあるのに。どういうことだ。
世の中おかしいですと吠えたい気分で霜月前半戦終了ー。