2002 「睦月よければなんとやら(後編)」
十六日(水)
「01:16 >taduoka< しねぇなぁ
01:16 <yu2> ああ。しないな。
01:16 >taduoka< 負ける気がしねぇ!
01:16 <yu2> 負ける気がしねぇ!」――俺とyu2
接骨院から学校へ。未練がましく論文手直し。
その後帝某大学へ必要な書類を貰いに行ったのだけれど。
着いたらもう事務が終わっていた。三時までかよ……。
いくらなんでも早過ぎないか。閉まるの。三時って……。
十七日(木)
「本当に君は何をやってるのか。この論文だってもっといっくらでも良くなったのに。まったく馬鹿者愚か者。この愚か者。本当に馬鹿。あぁー。もう。この馬鹿。この……」――Tア先生ごめんなさい
論文提出後初のゼミ。
死ぬほど凹んで死んだように帰った。
卒業赤ランプ点灯。
十八日(金)
「だから、二人ともボールじゃダメなんですって!」――俺と鷹村さん
真剣に治療したら、腰の調子が素晴らしく良くなった。
とりあえず座っても階段降りても痛くない。
不思議だ。
いやまあそれが普通なんだろうけれど。健康って有り難い。
今日も接骨院から学校。その後久々のひとみツアーズ。
鷹村さんを拾って新年初カレー。鷹村さんは今年も日本中飛び回る予定らしい。大変だ。
その後柴三郎と合流してゲーセン。鷹村・多津丘コンビで負けまくる。ガンダム。
おのれ柴三郎のギャン。そしてひとみ悟空の旧ザク。いつかリベンジを。
十九日(土) 不動参り
「東京国立博物館にて、高幡不動御本尊展示中であります」――高幡不動
祖母、母の運転手で高幡不動へお参り。久々に学校以外へ車で。
生まれて初めて内陣、というのかな。なんか儀式やるところへ入った。お札買う人は皆呼ばれるのかな。
中ではお坊さん達が七、八人くらい座ってお経を唱えている。その前には本尊を模して作ったかなにかの不動明王尊が三体。遠くからはご尊顔が拝見できないように緞帳が垂れている。
上手いなあ。宗教系の演出は。
この、お経ってのも日本の聖歌だし。聞いていて小気味よい。
で、薄暗いお香の焚いてあるところで、大勢で合掌して座ってればそりゃ厳粛な気分になるわな。
だから、読経が終わったときは無闇に満ち足りた感じになるのですね。これが宗教か。
てなことを体験したり蕎麦を食ったりした日でした。車が洗えなかったのが残念。
二十日(日) 若竹の会 写真受け取り
「ドロンですよ」――ヲベロン
今日は若竹の日でした。ヲベロン、yu2といったニューカマーを迎えて気合いが入りつつ再編の時期かなあと思うキャンペーン。もう三年だものな。
柴三郎が「新しい人が来てるのに敵が強すぎ」と言ったが、終わるまでまったく思いも寄らなかった。
それはPLがなんとか対応しているからだということに、今さら気付いてみたり。
環境って恐いなあ。慣れも。
その後SAKONと合流して、某さんが大好きな馬車道でダベって解散。
来月は2月17日。うし。
※お詫びと訂正
先月の日記中の「コンプティーク」を「E LOGIN」に脳内変換してください。
そうしないとyu2に狩られます。
二十一日(月) 書類提出〆切×2
「政府を信用する方がどうかしていると言えるのではないでしょうか」――筑紫哲矢
いや凄い雨だった。横浜線が止まるだか遅れるだかしたらしい。
今日は一日中書類にかかりっきり。なにを貼れとかどれを書けとかどの判子をつけとか郵便局へ行けとか銀行へ行けとか……。
こういうのはもう今後は貰ったその日に書いてしまおうと誓いを新たにした日でした。終わったら八時でヤンの。
全然関係ないけど唐突に今日思ったこと。
OURSで平野耕太がHELLSING一回お休みしてたのだけれど、2ページだけ宣伝漫画描いてたんだ。先月。
バレンタイン兄弟がダラダラする内容で、HELLSINGの関連商品とか特別編の紹介をやっていたのだけれど。
最後の方で「他になんかないの?」「ない」「本当に?」「ない」とかいうやりとりがあって。
当初は相変わらず力抜いた漫画だなーと流していたのだけれど。
今思うとアレは平野耕太がアニメ版を凄い嫌いで、ひょっとしてあそこでアニメの悪口を描くつもりだったのを自制してやめたのかも。とか思ったのだが。
もう一歩進めて恐い考えになってしまった。
つまりHELLSINGアニメが終了を迎えるこの時期に、普通ビデオやDVDの宣伝はするだろうに、それ関係が一言もなかったわけで。
ひょっとして本来宣伝を頼まれていたのにブッチしたのではないかとか。
まあ、思っただけ。
二十二日(火) 健康診断
「ぶっころすぞヒューマン!」――任意たんラジヲもーサイコー
今日の千代大海の負け方は残念。
例えばポケモンを遊ぶときに俺はゲーマーなので「絶対的に弱いヤツ」「絶対的に強いヤツ」がいるのが嫌いだった。バランス悪い、と思っていた。
どのポケモンでも運用によっては勝てる芽がある。そういうバランスにすりゃいいのに。でも数百匹じゃ無理かぁー。とか思っていた。
しかし子供がポケモンで遊ぶときに、「誰でも頑張れば何とかなるかも」って思ってしまうのは危険なんだな。実際には世の中には個人差というものがあるわけだし。
どんなに頑張っても弱いポケモンは弱い。その真理を認めたとき、それでも「可愛いから!」とか言いながら弱いポケモンを使い続ける気持ちが、とても強い思い入れなのだね。
ゲーム的に絶対不利、というか勝てないポケモンを、ゲームで勝つという枠の外から、別の評価で応援する。ゲーマーの俺にはなかった発想だ。目から鱗。
そんだけですけど。いやつーかゲーム的にはどうかと思ってます未だに。
今日は『ゴルディアス』の三巻だけ見つけたけれど、最終刊だけ買ってもなあ。
あとまめ先輩の予想通り、おかわり飯蔵二巻見つかりません。しまったー。
二十三日(水) 血液検査(失敗)
「そりゃすべるよ。テーピング巻いているんだから」――九重親方
昨日の千代大海の負け方について、親方は厳しい発言でした。
昨日今日と健康診断に行くつもりが、なんか病院て受付終わるの早い早い。まったくかすりもしません。
こりゃ明日は朝イチかぁ。しかし午前中て混んでるんだよなあ。病院。
二十四日(木) 血液検査(失敗)
「Well.So long.」――『十二人の怒れる男』より
しまったー。
今日は時間は間に合ったのに、書類を持って行き損ねたー。保険証も。
よってまた健康診断に失敗。いつできるんだ……。
しかも『七人のナナ』も見損ねたし。なんか実は面白いらしいというし、やっぱり今川監督作品だし、フルバの後番だし、見てみようかと思ってみた矢先に。残念。
今日やっと雪印の記事をちゃんと読んだが、阿呆だなあ。
もう一生雪印の商品なんか買わねえ。という気にさせるのに十分なことをあっさりやってのける。そこに痺れたり憧れたりもしないし。なんだかなあ。
なんだかなあと言えば、今日新聞で読むまで、今回日本で行われたアフガン復興支援会議のことも、その席上で大活躍した緒方さんのことも、はっきりいってまるで知らなかったよ。なんだかなあ……。
今日良かったことはNHK衛星第二で『十二人の怒れる男』を見られたことだった。三谷幸喜の『十二人の優しい日本人』の方が日本人の俺には合うかと思ったけれど、怒れる男は無駄なシーンが無い感じが良かった。最後もあっさりしていた。
「実は私……」の方が好きは好きだけれど。
二十五日(金) 引っ越し手伝い ゼミ14:00〜 時報返却 引っ越し手伝いツアーズ
「ビバ鎌倉」――ひとみ悟空
朝から都内へ出かけてその後市内へ帰ってきてゼミの後ひとみ悟空ツアーズ。
という強行軍の上、今日は単にカレーを食べに行くはずがたまに暴走するひとみ悟空ナビのおかげで鎌倉へ。
鎌倉へ。
久々の鎌倉は早い時間のせいかまだ町が動いていた。昼か深夜しか見たことがなかったけれど、あんな感じなのだな。
帰りに王将で餃子食べて帰宅、と。
二十六日(土) 引っ越し手伝い
「面白いかもしれない」――viceを初めて見た人の感想。イェーイ。
雪。うっすらと積もるくらいに。
今日は国分寺に貴族を訪ねたのだが、手伝いに行ったのかケーブルテレビを見せて貰いにいったのか微妙になってしまった。
何故って僕ら垂涎の「vice」がやっているのですよ。ケーブルでは。
「オミ君!」とか一人で盛り上がりながら二時間もvaiceを堪能。最高です。
今日は貴族達から色々と業の深い話を聞けて有意義であった。
二十七日(日)
「栃東が見る余裕があったと、その一言ですね」――九重親方
ああ。
簡単に言うと昨日帰りに雪で立ち往生したせいで帰れず。
浜松町のイベントに参加していたyoungさんを訪ねることが出来なかった。
あまりのショックに千秋楽まで記憶がないし。年に二、三回の機会だったものを。
で、栃東。うーん。
変化かぁ……。
確かに大関同士だし、突っ込むばかりで足がついていかない千代大海が悪い。それは間違いない。
それにしても。
変化で優勝決定かぁ……。
うーん……。
まあ! おめでとうございました!
二十八日(月)
「やっぱり若い女の子との方が話してて楽しい?」
「……。
……。
……。
……。
……。
……なんとも言えないッスね」――ニュースステーションより、久米宏と栃東の会話
今日が月曜ってことで思いだしたのだけれど。
先々、先週くらいの「美味しんぼ」で、なんかおやつがテーマで、「文化部名物なんとか大会ダー」ノリの話の時に、山岡がなんらかのおやつを出したのですね。
その時のおやつについて解説する台詞の中に「うちは親父の弟子もたくさんいて大所帯だったから」云々というのがあって、読んでるときはああなるほど人が多かったから大量に作れるおやつを用意したのだなあと流していたのだけれど。
後から考えてあっ、と思った。山岡が「親父」って使ってるわ。
今までは多分「海原雄山」とか言ってたんじゃないっけ。やっぱあの雄山がひっくり返って入院した回から、雪解け? 的な展開になっているのだなあと。
そんなことを感じたのでしたよ。
二十九日(火)
「山口さん、俺間違ってますか」
「……。」――『ガチンコ』より。台本にない話振られてTOKIO大ピンチ
俺妄想劇場ー。
(BGM:かっぜーのなっかーのーすーばるー♪
『20世紀末。
長引く不況に苦しみ、自信を失いつつあった日本人に、なんとか元気を取り戻してもらいたい。
そんな願いを込めて、一つの企画を立ち上げた男達がいました。
NHK発。すべての日本人へ。
様々な困難を乗り越え、人々に愛された番組の、その軌跡をたどります。
次回、「プロジェクトX 〜挑戦者達〜」。最終回。
『プロジェクトX 〜挑戦者達へ〜』に、ご期待ください』
というのを考えてみた。
考えてみただけだが。
三十日(水) 図書館解禁 書類受け取り(失敗)
「おーいよー おいよー
はーいーにゃー はいにゃん
ほーにゃー にゃんにゃんにゃんにゃん
にゃんにゃんにゃんにゃんにゃん♪」――うろ覚えのニュースステーションのテーマ
GTO最終回とかそんなこと気にしてるライトなオタクと一般人、それどころではない。
サンデースーパー見ましたか。なんと、『史上最強の弟子』が来月で最終回だってよ!?
ななな、なんで!? 本誌登場も果たして人気も出てきてこれからじゃなかったのか!?
ああー……。また読む漫画が一つ減っていく……。
しかしイラつくなー。
ニュース23のインタビューに答えた人が「国民は誰がウソをついてるのかはわかってるんだから」って言ってたけれど、実際その通りジャン。
スパッと次官と議員をクビにすりゃ終わりじゃネーかよまったく。
小泉……。これが馬脚か。
三十一日(木) 口頭試問13:00〜 七人のナナ
「あー恥をかいた」――Tア先生
もう一生口頭諮問は御免だ。
とにかく、一月終了。
なんか七人のナナどころかOURSが出てることもyoungさんに聞くまで忘れてたしKanonのアニメが始まったこともyu2さんに聞くまで忘れきっていた。
オタクとして使い物にならなくなりつつある。危険だ。