2002 「如月ハニー(前編)」
一日(金)
「ちなみにコミティアは創作系オンリーなので、念のため。
創作系大好きっ子ならどうしても行きたいイベントだけど、2次創作系好きには用なしのイベントよ」――young
「というわけでジャンヌ=ダルクを見ましたね」
「……テレビでやったからな」
「テレビで見てそんな高らかに宣言されても」
「しカも『ニュースステーションが見られネエ』って怒ってたデスよ」
「うるさい黙れじゃあ今日はその講評つーか感想つーか。順にどうぞ」
「ふむ……。考証はまともだったのではないか。衣装等、きちんと違和感が出ていた」
「あの帽子変だったよねー」
「はいその話は長くなるから終了。次」
「飛び道具の扱いがすごいご都合だったと思う」
「成田に同感」
「専門的な話になりそうだから終了。次」
「乱戦時における刀剣の運用については興味深い描写が」
「あんたもそういう見方しかできんのか。次」
「神様のお告げで戦争なんて馬鹿げてマース」
「あんたが言うな。次」
「……面白かった?」
『……。』
「と、当時の時代風俗をよく勉強して」
「100年戦争時の戦術思想の捉え方が」
「もーにんぐすたーという日本にはなかった武器の運用が」
「つまリ西洋における『神』という」
「意義とか小理屈とかいいから、面白かった?」
ふぉ、ふぉろみー!
いやでも、面白かった、ような気も、するんだ。
どこかがなんとなく、こう。一つ一つの要素は。
なんで全体的になんとなく面白くなかった気がするのだろう。
二日(土) 書類を取りに(失敗)
「それを言い張るなら帰れ」――柴三郎。俺の物真似に対して。
ひとみ悟空ツアーズでしたけどね。
どこいったとか何食ったとかそういう問題じゃないんですよ。
鷹村さんが。
あんなん鷹村さんちゃう。
鷹村や。
そんな感じですね。
しあわせものめ……。
三日(日) 節分
「嘘でも日記は、むしろ仮想敵です」――yu2。日記大戦勃発か!?
あいにくの雨で。
柊に刺した目刺しを地面に刺すべきなのかそのへんの木に引っかけるだけでいいのかで議論。地面はべちゃべちゃだったので結局木に引っかけたけれど、正解はどっちだったのだろうか。
ネコとかが食うこと考えたら、軒下においといた方が良かったのだろうか。つーかネコにやるものでもないのか。
いやでもあのまま腐ると勿体ないよな……。
そんなことを考えた一日。ちなみに巻きずしは食わなかった。なんかおでんでやんの。
四日(月) 書類取り バイト
「・・・野郎・・・
挑戦状だ。これは挑戦状だ」――yu2
健康診断は月末に延ばそう。
さて、今日は朝から帝某大学に書類取りに行って午後まで待たされたり素敵な日でしたが、学校で久々に劉秋華に会えたので概ね良し。
秋華君とは小説系創作舐めんなトークやリアルバアニメ舐めんなトークやとにかくお前等舐めんなトークや、まあそんな感じで大いに盛り上がりまくりましたとさ。
しかし文章系同人には厳しい時代です。まあ俺と彼では世間のプレッシャーが違うので一緒にしては悪いのだけれど。カンパレ。
文章系と言えばご存じですか。我々のすぐ近くでも文章系サイト同士の抗争が始まってます。
この二人バトルロワイヤル参加サイトは「ZALDUSUTER2」と「ユユゆゆ」です。
ことの発端はyu2さんがIRCで漏らした台詞を俺が勝手に日記に張ったことでした。昨日。
「嘘でも日記は、むしろ仮想敵です」――yu2
この台詞からはyu2さんのヲベロンに対するライバル心、いやむしろそれを越えて明確な敵意、そして殺意が感じられます。ガチンコ風に言えばこうです。
「やってやるさ。俺達は所詮アウトロー。今までだってさんざんやりたいことをやってきた。
今回のヲベロンの日記も、今までと同じように腕力で解決してみせる。
永井豪FANなど力で黙らせてやる。あまりにも浅はかなyu2の思惑。
だが、暴力とメイドだけを頼りに生きてきたそのスタイルを、口で言って変えることは出来ない――。
いつも通りなにも出来ないTOKIO。だってやらせだし。
そんな時、ユユゆゆクラブに信じられないことが!!!」
対して本日、ヲベロンから正式に宣戦布告返しがありました。
詳しくは彼のサイトのTOP絵です。これです。画像直リンクですがまあまあ。
そう。これは上でyu2氏も語っているように、明確な挑戦状です。ガチンコ風に言えば以下です。
「お前等全員ぶちのめしちゃるけんのう。ヲベロンの鼻息は荒い。
yu2がメイド好き? だったらこの俺の描いたメイドを見ろ。
この俺の描いたメイドを見て、参りましたと土下座しろ。
それが嫌ならメイドと対話式の、その日記を畳んで田舎へ帰るんだな。
自分が先に対話形式を使ったことを棚に上げた、傲慢極まりないヲベロンの台詞。
そこまで言ってるかどうかは視聴者にはわからないからナレーションでテキトー言っても別にイイや。
早くDASH村に帰って農業を営みたいと思っているTOKIO。
そんなとき、ZALDUSUTER2にとんでもない事態が!!!」
さあこのテキストサイトバトル、一体どうなってしまうのでしょう。
なお、人のサイトをダシに更新一回楽した銀天盤に。
次週ついに、恐れていた最悪の出来事が待つ!!!
五日(火) 〒着 くぇりあ
「学生が昼まで寝てるのはいい。だが夜までは寝るな」――社会人
いや俺のことじゃないって。
そんなわけで今日はいろいろ勉強になりました。
まる。
夜中にIRCでyu2さんに色々吹き込んでおきました。ヲベロンが不在のこの二日間の情報操作が勝負です。
早く戦争になーれ。
六日(水) バイト
「多津丘君ていうか多津丘」――ボス
「重い物を運ぶときにいなかったから」という理由で、職場での呼び名ランクが下がりました。
一気に呼び捨てへ退化。
ま、間が悪い……。
ところで今日は生まれて初めてKanonのアニメを見ましたね。(それにしても凄い放映スケジュールだ)
感想? いや、絵は気が狂ったように目が大きくて死にそうでしたけど、話はわりと、「まんま」ゲームの通りに、なんの捻りもなく進んでおりますれば。
原作好きな人がアニメ見て憤ることとは無縁でしょうし(この枠前番組で学習したと思われる)、アニメ見てゲームやった人も「うわあアニメの通りだ」って……。
……。
いねえよ。深夜アニメの原作ゲーやってないで見てるヤツなんて。
……。
寝るか。
七日(木) 七人のナナ
「見たい人は見ればいいし、そうでもない人は見なくていいです」――yu2
七人のナナってのを見たんだけどねぇ……。
うーん……。
見た回も悪かったのかもしれんけど。
うーん……。
今日の一言に集約ということで。
八日(金)
「ポケモンマスターになったあと、どうする気なんだろうね」
「さあ……。」――任意たんとうにゅう
とりあえず小学校に復学するのでは。
いや、フリースクールか。もう受け入れて貰えないだろうし。
で、大検……。かなあ。
なんかフリーターとかやってそう。
って膨らませるほどの話かよこれ。
九日(土)
「アイ・アム・カリフォルニアン!」――石井一久
世間は連休か。
学生って常に休みといえばそうだけど、つねに休みじゃないといえば休みじゃないからな。
たまにクラッとするな。このロード。
夜、鷹村家からコール。
ので夜も夜遅くにノコノコ出かける。
現代さんと俺、あとからIHARONも合流。
で、朝までダラダラした。
今日はIHARONに、本のカバー紙の裏に絵を描かせることに成功した。
素晴らしいミッションコンプリートだった。
十日(日)
「ジャンプ出てっぞ。OURS増刊も」――IHARON
朝帰宅。ひとみ悟空とIRCしながらガオレンジャーの最終回と仮面ライダーを見た。
そして寝ずに出先へ。ダメスケジュールだ。
死んだように一日を過ごし、夜、鷹村家へ出かけてピザなど食べてオリンピック見てダラダラしてきた。
今日はIHARONに、ミスプリ紙(A4)の裏に絵を描かせることに成功した。
素晴らしいミッションコンプリートだった。
十一日(月) 建国記念の日
「我が名は死神!!
我らはHELLSING!!
これより世界の敵を根だやしに
参る!!」――ウォルター=クム=ドルネーズ
さすがに今日は寝ていた。昼まで。
午後、読む本だけサクッと読んで今日は終了。
夜、貴族の所へ行って本を読みものを食べて充電。
ケーブルTVのXファイルを夢中で見て帰宅。
これにて連休終了。
十二日(火) 大学卒業パーティー
「おまえは暗い学生だったなぁ! ハハ!」――I垣先生そりゃないです
母校帝某大学の卒業記念パーティーにOB参加。
あー緊張した。結構飲んだはずなのに全然酔ってないでやんの。
集合から終了まで気の抜けない飲み会。今後増えるのだろうか。
き、キツ……。
十三日(水) Kanon
「まーアニメとまんがは別モノですので」――平野耕太
昨日は二次会に行っていたら地震に気がつかないというていたらくでした。そんなに揺れたんなら絶対気がついたと思うんだが。みんなで担いでない?
今日は一日学校でバイトだったので特に面白い話もなし。なんでかサンデーが偉い面白かったので買おうか迷った覚えがあったけれど、なんでだろう。不明。
そうだ。アフタヌーンシーズン増刊が出ていたので買った。なんと表紙が「蟲師」ですよ。せっかくカラーの表紙だからということでしょうか。編集の方の指示でしょうか。漆原さん女の子三人も描いてますが……。
映えねえ……。
勘弁してあげてください。そういうタイプの作家さんじゃないと思います。
増刊といえばこないだIHARONに教えて貰って買ったOURS増刊は、HELLSING外伝がやはり面白そうでした。戦いはこれからだ! みたいに終わってたので続き読まないとですけれど。
今日ちょっと面白かったことー。
マガジン立ち読みしてるとき、隣にいかにも今風の男の子二人がやってきて、同じく立ち読みをしながら小声でなんか話してるのですよ。
「お。勝った」
「ほんと?」
「会長パワーだ」
ははあ。「はじめの一歩」を読んでいるなあ、と思うのですよ。
さすが普通の男子。オタク野郎とは違います。好きな作品だけ読み流すのでしょう。
「トータルフットだ」
「マジかよこれ」
ははあ。なんかサッカーマンガを読んでいるな、と思うのですよ。
掛川十一人抜きとかそんなの。因みに俺はオタクなのでそのマンガは読んでないしタイトルもシラねえ。
で、次なんだが……。
「お。無縫無縫」
「無縫手術だ」
えーっ!?
「テル先生」!?
読んでるんだ君ら。
それは意外と不良とかが「スーパードクターK」見てたのと同じことか?
十四日(木)
「〆葉。仏壇のチョコ持ってきて」――母上
一昨日飲み会から徹夜で昨日のバイトに繋いだので今日は休みたかった。
しかし家にいると車を洗えだの買い物に行けだの使いに行けだの、全く休めないのでした。
哀しき無収入学生。嗚呼。
十五日(金)
「せっちんのページが更新してるぞ」――まめ先輩もビックリ
昨晩急に電話があって調査旅行用の関係書類を取りに学校へ行くことに。
なんかバタバタしてるな。ここのところ。
で、それは準備できたのだけれど、ついでに図書館に行こうと思ったら何故か閉館。昼なのに。
と思ったら経営政策学科入試だそうで。もうそんなシーズンか。
しかし、これで今日寝て、明日起きて、準備して……。
明後日は若竹で、そのあと夜行で出て、もう出発か。
全然時間ないぞオイ。
それから帰ってきたら翌日が試験で、その後すぐ提出論文〆切。
今月いっぱいは落ち着かないなあ。これは。
それが終わったら急にプータローで暇になるのがなんとも。
そういや今日学校でpozy君にあったけれど、彼とも早く飲んでおかないと「長男だから両親に連れ戻される」フラグ発生で田舎に帰っちゃうし。
あ。それを防ぐために留年? つーかヲベロンもCozyも留年?
多いぞオイ!