銀天盤 ○日記帳扉 ○前項 ○次項


2001 「淡々と霜月(後編)」


十六日(金) K休

「大胆予測。「まだβ版だから」って理由で連勝数リセットかけるつもりでしょ?」」――柴三郎


 一日ワープロ打ち。うっへり。

 急に入ってくるお仕事、嬉しいあまり悲鳴も絶叫。

 お疲れ自分ということでhitomiツアーズでカレーへGO! 柴三郎を含めた三名。

 道中話題になったのが、俺が朝日の朝刊で見つけてきた「成瀬で白骨死体」という記事。場所は町田市成瀬が丘三丁目の雑木林。通称アルデンヌ。

 MAPIONの地図で見てみても、バッチリ我等Hot Spiceの演習地に使用していたあの森です。

 おまけに柴三郎が「あそこの青ビニルシートの下ちゃうん?」と心当たりアリアリの様子。いやー。

 うすら一年、白骨死体と仲良くサバゲをやっていた気分はどうでしょう我々。


 カレー食った後ゲーセン寄って、hitomiの4円覇王丸に斬り殺されたりして久々に遊んだ。UFOキャッチャーでおーさか人形取るのに1400円ほどかかったが、まあ良し。結果オーライ。


 それと昨晩、木曜深夜テレビ神奈川で放映している「ナジカ電撃作戦」を見てみたのだけれど。いやあ。ビックリ。

 ちょっと懐かしい感じのする音楽や作風の、炎の転校生を手がけた西島監督が送るスパイアクション物で、昔のルパンみたいな雰囲気が漂っているのですが。

 そんなことよりパンチラが。ええ。全編の五割はパンチラで占められているくらいの。ええ。

 供給過多で市場崩壊というか。あんまりその辺にゴロゴロ転がってると有難味がなくなるんだなあと納得するほどパンチラ。もはやナジカパンチラ作戦。そんな風味。

 いや、面白いからいいんですけどね。冬馬由美だし。


十七日(土)

「ヤフオクにけってーい」――無理はしない男、柴三郎


 明日は若竹で準備したいのにこの百枚の原稿打ちがまったく終わりませんね。

 手がイテエ。

 しかも仮にこれを乗り切ったとしても来週頭は俺の修論発表ですね。

 どこからワープで時間を捻出するか。それが問題。

 あと前から思ってるのだけれど車でどっか出かけるときに助手席にhitomiが乗っててスイッチを押すと道を教えてくれる機構を誰か作ってくれ。

 カーナビなんかより断然便利。たまにノリでどっか行っちゃうだろうけど。


十八日(日) 若竹の会 リアルバ

「食べてませんからね!」――ヲベロンのスリムな理由


 若竹の会。俺、hitomi、yu2Cozy

 はるばるお越しのyu2さんを囲んで和気藹々と過ごしました。もちろんウソですが。

 yu2さんはかなりTRPG慣れしていたので良かったのですが、我々が初めての人と遊ぶのに慣れていなかったせいで同じ話を何度も何度もしたり。かなり段取り悪く進行しました。申し訳なし。

 終了直前直後に鷹村さんとヲベロン登場。

 二人を加えて鷹村家で食べたり飲んだりダレたりゲームやったり。毎度お世話になります。


 かなり面白く遊んでいる皆に背を向けつつ、PCを占拠してワープロ打ち。

 悲しい。

 しかもhitomiと鷹村さんを残してみんなが帰ってもワープロ打ち。

 暇になった二人にこんな時のために持ってきたビデオを見せてワープロ打ち。

・ナジカ電撃作戦

「なんだよこれー。なんでこんなアングルばっか」

 よしよし。大好評だ。hitomi寝たし。

・HELLSING

「なんかネー、ちょっとこれ、格好いい、って感じ?」

 よしよし。大好評だ。hitomi寝てるし。

・リアルバウトのダメダメな回

「なんだよこれー。ななな、なんだよこれー」

 よしよし。大好評だ。hitomi起きてこないし。

・プロジェクトX

 hitomiが「ミバエ?」と聞いてきてビビった。


 そしたら貴方! 終わりましたよワープロ打ちが!

 時間はまさに午前三時半。こんな時間まで家の一角を占拠されてアニメを見せ続けられていた鷹村さんを放り出して帰りました。

 非道い後輩もいたものだ。


十九日(月) 刃牙 修論題目提出〆切 研究会原稿〆切

「良く見るとそのメール、差出人がお義父さんでなく、『ニムダさん』て人なんですよ」――伊集院光


 帰ってすぐ寝て起きて学校へ。

 昨日つーか今朝打ってた原稿を出して編集構成印刷製本……。

 他の原稿のフォーマット違いなどに悩まされつつ、なんとか五時の予定を二時間繰り下げて終了。

 同人やってて良かった。ホントに良かった。

 しかしこれから一晩で明日の準備かぁ……。


 今日のジャンプ。

 つーかワンピース。

 半径五キロぶっ飛ばす爆弾を空中へ運び去って被害ゼロ。

 格好いい話やネー。素敵屋ネー。

 五キロ上へ飛ぶっていったら五千メートルか。

 富士山は三千メートルだ。

 エベレストのてっぺんまで行ったわけか。あの時間で。爆弾抱えて。

 いくらなんでも子供を舐めてないか。

 まーいーですけど。俺の嫌いな漫画のことはどーでも。俺は気をつけよーっと。


二十日(火) プロジェクトX 修論発表

「僕は 普遍を信じます!

 古いも新しいもない

 許せないものは許せないし

 変わるべきでないものは

 変わるべきではない

 当たり前の話です

 誰が何と言おうと」――クラーマン


 さ、再提……。


二十一日(水) HELLSING

「狂牛病云々ではなく食生活自体が肉食から離れていく転機なのかもしれません」――筑紫哲也


 こりゃあ、今年は。

 暮れも正月もねぇなぁ。


二十二日(木) フルバ ナジカ

「えっちなのはいけないと思います。

 というか撲殺」――任意さん


 今日の魁皇は凄かった!

 まさに上手投げ倒し! やっぱり右上手取ると強い!

 今日もこれが精一杯。もうー。煮詰まるなあ。


二十三日(金)

「皆を助けたいっていうのは、要するに大事なものとそうでないものの区別もつかない、ってことだよね」

「まぁ、そうやな」――任意たんとうにゅう


 勤労感謝の日。

 寿司を食いに行った。

 そのくらいか。今日は。

 あ。炬燵出した。

 あ。父の会社の人が線香上げに来てたな。

 すべて遠くの世界のようだ。


二十四日(土) 

「高嶺響はじめました」――俺


 一息ついて鷹村さんちで大分土産の酒を飲む会。

 IHARON、ヤスyu2さんに、あとからひとみ悟空と柴三郎が合流。

 夜半にはスペシャルレアゲスト、せっちんも登場。

 せっちん元気そうで良かったよ。しかしコミケは落ちていた。これにて身内全落選決定。当日は寂しいことになりそうです。

 鍋をつついてカプヌケをやって、その後皆でジョナサンに繰り出し、ひとみ悟空に送って貰って帰宅。

 帰ったら六時。朝だよオイオイ。


二十五日(日) リアルバ(終)

「あなたの落としのはこの金の斧ですか? or Die!」――うにゅう


 むー。

 帰宅後やることあってすぐ寝られず、バタバタしていたら朝が来て昼。オイオイ。

 昼に寝て夕方起きてもうアウト。今日は仕事にならなかった。

 昨日ジョナサンで大口開けて寝てた人は、友達の結婚式行けたんだろうか。

 昨日帰りにひとみ悟空に見せて貰った鳥居南面の神社が気になるんだが、さてどこだっけかな……。

 関係ないついでにもう一つ。俺なら絶対ドラクエ4のCMで「よっ。10年ぶり」って言わせたけどなあ。

 というか言ってもらいたかったなあ。

 1990年の発売か。ずいぶん経ったんだな。あれから。


二十六日(月) 刃牙 修論題目変更〆切

「祝! ふぇいかーず打ち切り終了! 来週はシェイクスピアだ!」――週間少年ジャンプ


 ひ、一区切りついた……。

「前にS原先生がさー」

 あ? ああ。

「一日八時間研究しなさい、って言ってたじゃん?」

 言ってた言ってた。

「最近それに迫ってたね。あんた」

 そう、ね。

 もう無理。限界。死にます。


 昨日のリアルバ最終回ですか?

 どうでも。

 まあ、次の単行本の原作者コメントに期待しておきます。


 今日の刃牙ですか?

 渋川先生ーっ。最後くらいもうちょっと綺麗な絵で動かせてあげたかった……。

 でも、やはり、格好良かった。

 負けても格好良い爺いは良いね。


二十七日(火) プロジェクトX

「ぶち殺すぞ、ヒューマン」――任意たんとうにゅう


 気がついたら明日がもう一つの原稿の締切でした。

 これが終わったらちょっとでも休むぞ。おー。


二十八日(水) HELLSING ワープロ打ち〆切16:30帝某大学

「そういうことを言う人は作り手の側に回ってみるといいような」――原田宇田児


 にんげんてすごい。

 なんというか、間に合った。よかった。

 これで明日からは楽になる。ばんざーい。ばんざーい。

 そんなぬか喜びとともに国分寺でパーティー。酒を飲んではピザを食い。酒を飲んではピザを食い。

 酒が抜けるまで待ってから帰宅なので当然午前様です。四時とかです。

 途中でサンデー、マガジン、ヤンサン、ヤンジャン、モーニングを立ち読みして帰ると五時でした。

 留守電を聞いたら東久留米に朝八時までに資料を持っていかないとあかんようです。

 いぇー。


二十九日(木) フルバ

「君の論文をどう指導するかI垣が楽しみにしてるとT崎に伝えてくれ」――絶対に嫌です


 寝たら絶対起きられない。

 風呂入ってネットゲーを覗いたら出発。なんて嫌な帰宅だ。

 寝不足運転で事故だけは避けるため、苦手なコーヒーをコンビニごとに買う感じでガブガブガブ。

 朝日差す多摩川越えはまさにスリルドライブ。メガイテエ。

 西武新宿線の踏切は全然開かないし。

 つーか北東京渋滞しすぎ。頭が痛い。

 しかし届け物無事終了。終わった……。

 ブブー。ウソでした。その足で帝某大学へ。

 朝食は車中でメロンパン。

 帝某大学で待ち合わせまでに三度ばかり寝る。どこで寝てたか思い出せないけど。

 ここでお使い終了ー。

 ブブー。ウソでした。その足で某美林大学へ。

 俺はロマンシング・サガか。

 今日は流石に九時まで仕事する気にならなかったので、つーかダメ。無理。

 帰ってフルバ録画予約入れて寝ました。

 寝たというかいなくなった。この世から。フルバも見るつもりだったけど予約は保険。保険成功。


三十日(金)

「もっとブロッキングしろって」――柴三郎


 起きた。昼。

 鷹村さんから電話が来て起きた。「月曜飲もうよ」という。なんかまた急に呼ばれて今は福岡にいるらしい。

 スゲエ仕事だ。と思いつつ身支度。さあ今日はオフだー。

 と思ってメールチェックしていたら大学に呼ばれていました。

 年末、オカシイ。みんな。

 死んだ魚のような目で仕事。

 終わったら夕方。

 ひとみ悟空を呼び出してカレー食って柴三郎と合流してゲーセン寄って帰りました。

 来月はもうちょっと暇が出来ますように。

 無理かあ。師走だものなあ。


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