銀天盤 ○日記帳扉 ○前項 ○次項


2001 「長長月夜を一人かもねむ(前編)」


一日(土)

「六時だからまだイイやと思って二度寝したらそれは夕方の六時でした」


 昼は寝ていた。久々に作業ナシ休み。

 夕方から電話で打ち合わせて、これまた久々のhitomiツアーズです。今日は横須賀ー。

 hitomi、俺、柴三郎、鷹村さんで行く空の旅。空じゃねえけど。横須賀では深夜の街をウロウロして大量のポリさんを拝見したりしてちょっとしたお上りさん気分でした。

 ここで明日Hot spiceがあることを聞いて慌てて準備です。帰ってきてから三時間くらいしか寝られなかった。

 しかし柴三郎は徹夜で参加なのでヤツには負ける。


二日(日) Hot spice演習 リアルバウト

「あの人商売嫌いなの?」――柴三郎


 やや寝不足ハイで始まったサバゲです。参加は柴三郎、俺、CozyとCozyのツレの某君。

 が、思わぬ伏兵の登場によりあっと言う間に終了です。その名は蚊。

 藪の中は蚊の大発生地帯。とてもゲームにならないということで中止、中止。以降は視界の通った平地で西部警察ごっこ風の銃撃戦をやってみました。これはこれで面白かった。決着つくのも早かったけれど。

 それでもやはり蚊の驚異やまず、一時頃引き上げ。夕食時にざち部長とヤスが合流するというのでそれでまで時間つぶしにビリヤード。日曜の昼に車だったので移動が大変だったぁー。

 夕方まで粘りきれずゲーセンなどへも移動。途中鷹村さんを拾って人員増。

 それにしても今日は成瀬へよく行った日だったけれど、ずいぶん様変わりしていたなあ。あの町も。


 日没頃町田でヤスとざち部長と合流。待ち合わせ中に鰹節を買いに行ったのだが、富沢商店主人(?)のあまりの愛想のなさに柴三郎と二人で戦慄。

 六人で淵野辺のアサヒビール館へ行って飲み食い飲み食いしましたとさ。終了ー。


 Cozyのツレの某君は大変礼儀正しい好青年ですが、「なんか事件とかあって警察に踏み込まれたらヤバいっスよ。俺の部屋ヤバいッスよ」と熱弁を繰り広げていたのが微笑ましかったです。

 なにを隠していやがりますか。


三日(月) 刃牙

「あ。昨日リアルバウト見損ねてるし」


 寝不足で一日中動き回ったのが後を引いて、頭がガンガンする気持ち悪いほどの眠さと吐き気。

 しかしやることがあるので大学へ。行ってはみたもののこりゃ仕事になりません。諦めて一時間寝て、多少マシになったところで一段落つくまで作業。道が空いてるうちに帰宅。

 運転しながら何度か寝ていた。ヤバイので途中で堺市民センターへ転がり込んで、堺分館で本を借りつつちょっと寝た。今週はずーとこんなペースなんだろうか。


田中芳樹 「東京ナイトメア 〜薬師寺涼子の怪奇事件簿〜」 講談社 1998

 田中芳樹が肩の力を抜ききってお送りする素敵物語。二巻目。

 いい意味で創竜伝の初期のようなノリとテンポの面白さ。根底ではきっちり史料にあたっているあたりが読み捨てライトノベル系とは一線を画す。単純に面白い。構成に隙なし。読んで損なし。

 小泉首相が解体したがっている石油開発公団について、どのくらい悪い組織なのか知りたい人に特にお勧めしておきます。真に受けるなよ小説を。


田中芳樹 「巴里・妖都変 〜薬師寺涼子の怪奇事件簿〜」 光文社 2000

 上の続き。読めば苦笑百万連発。斜に構えて世を切らず。田中芳樹のアイロニー全開。

 なんで版元が変わったのかよくワカランが、面白いのだから特に文句ナシ。妖雲群行あたりではどうなっちゃうのかと思ったけれど、田中芳樹まだまだ面白いジャーン。偉い人か俺。

 一巻目の「摩天楼」も含めて、この薬師寺涼子シリーズはあんまり考えないでサクッと読んで楽しむのには大変にお勧めです。あんまりいい加減なことも書いてないし。この人やっぱり取材力があるのだなあ、と実感。


清水義範 「ゴミの定理」 実業之日本社 2001

 清水義範いつもの感じの短編集です。なんか連載エッセイの集合みたいだと思っていたらそのとおりでした。初出は週刊小説だって。

 一つネタを置いて、それを独自の文体や発想で膨らましていって規定のページ数を埋める、という感じの工程で出来ているのではないかと邪推される清水フォーマットの典例です。サクサク読めるし趣味が合う人には面白いのはいつもの通り。ちょっと流してみて合うようなら読んでみても良いのでは。

 時間のない人は「鄙根村の歩き方」だけでも。いや、面白いんですよ。俺も好きだし。

 ただ、「これ読んだからなんになるの?」とか聞かれるとちと困る。読書を実用ではなく趣味と取れる人向け。

 そういう人なら清水義範はなにを読んでも面白い。


倉阪鬼一郎 「緑の幻影」 出版芸術社 1999

 クトゥルー話というのでちょっと参考に読んでみたけれど、失敗だったかも。

 前半から中盤にかけてジャパニーズホラーストーリー風で結構雰囲気があり恐い感じもして楽しめたけれど、オチに向かうに従って加速度的にクトゥルー風味=良くワカラン。

 とりあえず夢落ちはダメだろう。と言ってみる。クトゥルー式だから厳密には違うのだけれど、俺からすると反則に思える。


四日(火) 

「学業最優先」


 昨晩から突然色々予定が入っていつ寝てるんだか起きてるんだか家にいるんだかいないんだか。

 主に学校に生息しフラフラしながら目が開けば作業。なんかヤバイと思ったら食事に行く。そんな日。

 この暮らしはダメです。健全なリズムを取り戻さないと。

 従妹が風邪だというのでお見舞いに果物を買って寄りに行ったらもう寝ていた。というか家が閉まっていた。深夜だものなあ。そりゃそうか。

 頭がわやになっている。帰って寝よう。


五日(水)

「家で飯、食わないから」――IHARON


 六時から活動。WAO。

 今日から急にリズムある暮らしへ復帰ですか? そりゃ無理だろう。でも無理なりにやってみる。

 結局午前中いっぱいくらいで電池切れ。そりゃそうか。別に早起きしたわけじゃなくて、半徹夜から眠れなくて六時に起きてただけだもんなあ。

 それでもやることがあるので大学です。半分ヤケですが。なんでこんなに忙しいんだ。

 こういう場合、寝る時間を削って色々なことをやってると絶対長持ちしないので焦らずペース配分してなんとかやっていくのが利口でしょう。そうでしょう。そうしよう。オー。


 とりあえず今日は夕方に帰れることになったので帰宅して、食事して、睡眠してしまおうと思ったがIHARONと打ち合わせが出来るらしいので町田へー。

 車で移動中に何度か寝ていた。しまった。電車にしておけば良かった。

 打ち合わせ中も寝ていたし。俺。シマッタ。

 帰宅は午前様。シマッタ。

 シマッタ。全然休めていない。

 シマッタ。


六日(木) フルバ

「私が嫌いな私が嫌いな私」


 相変わらず生活のリズムが滅茶苦茶です。

 あー。今日はいつ起きていつどう飯を食ったのだっけ。なんかあやふやだぁ。

 とにかく明日を乗り切って休みにしよう。かなり黄色信号。

 今日のフルバの格闘シーンは結構良く動いていたなあ、さすが大地監督。


重松清 「私が嫌いな私」 太田出版 1992

 ビタミンFで直木賞を取った方の昔の作品です。S木先生のご友人だというのでじゃあちょっと読んでおくかなあというのが理由なので我ながらなんだかなあ。

 さすが文学賞に入る人だけあって、筆致というか描写力はペラくありません。ヤング向けライトノベルトはかなーり一線を画しており、書き込むところはリキを入れつつ無駄に冗長なところがありません。

 話の筋も単純になにをどうだと言えるような薄っぺらいことはなく、読めば色々考えさせるところもあり、かといって長くもなく、短くもなく。まさにいー感じ読書のためにあるような本です。お勧めします。

 俺は嫌いだけどね。

 いい話だし考えさせる面白い話なのは間違いないので、お勧めします。

 が、俺は嫌いだ。読んで良かったけれど。


七日(金) K 補講(中止)

「大仏にお祈りしてきました」――高校生クイズ奈良代表ヤルナ!


 休みジャー。明日は休むのじゃー。

 などと幽鬼のように行軍。今日は大学でジトジトと生活。

 健康診断が血液検査で引っかかっていて大笑い。コレステロールが高いってさ。

 俺が? この俺が?

 どういうことだ……。これだけ運動して野菜食ってるのにコレステロールが危険値だと? なにかの間違いじゃないのかオイ!

 しかし実は心当たりが。この診断やった頃って、確かキチガイのように毎日毎日松屋の牛丼ばっかり食ってた頃だったからなあ。もーしょうがないような気もする。とほー。

 凹みつつ帰ってきて高校生クイズなんか見てます。大げさなリアクションに若さを感じつつ赤面しきりでマトモに画面が見られねえ。くはぁーっ!


小島あきら 「まほらば(1)」 ENIX 2001

 最近方々で話題だったので手を出してみました。ポストラブひな萌え系漫画。

 ガンガンNEOだか、月間だか隔月間だかの連載なので展開が遅いです。あと一巻で五話しか入っていないので恐ろしいほど食い足りないです。それを置いておいてみれば。

 作者は大変にキャラクタの記号化の上手い方で、絵ヅラに拒否反応を起こすことが皆無で読めます。萌え系漫画で「うわ! サム!」と思わずにサクサク読めるのは貴重。しかも普通に面白いです。俺はあんまり萌えないけど、ツボにはまる人なら女の子の絵のためだけに買ってもいいのかも。

 漫画として普通に面白いです。いやホントに。うっかり買って損ナシ。ボリューム以外は。


八日(土)

「ヘルシングはこんな人が書いてます」――エース桃組平野耕太漫画の煽り。ヒデエ。


 ケンタッキーも安売り開始の980円セット!? でも牛丼三杯分以上か。

 巨人は対ヤクルト二連勝。残りヤクルト戦全部勝てば2.5ゲーム差まで追いつけるそうだけれど、流石にどうだろうか。

 ただ、長嶋監督の「ミラクルアゲイン」というセリフはカッコイイので応援はしてみたい。


 今日は父の命日ということで、早いもんだよもう二年目か。その節はお世話になりました。

 朝から家族と祖母で墓参り。昼はバーミヤンでご供養ご供養と言いつつ昼食会。

 いつもの通り母と祖母が頼んだものをちょっとずつ食べては後全て俺にくれたので自分の食べるものは注文しておかなくてよかった! セーフ! 人間は学習するのです。

 それでも本当に食べ過ぎた。

 帰りがけに皆でセンター祭りに寄ってみた。いつもTRPGやってるところでお祭りかあ。

 若竹の会も参加して焼きそばの店でも出せればよいのだろうけれど、みんな社会人だし。学生メンバーのいないサークルは滅び去るのみかとまた暗鬱。

 それはともかく一通り見た後は堺分館でダラダラ。地域史料で昔の町田市のこととかを調べてみたり。鎌倉期の中心は小山田だったのかあ。せっちんめ! とか考えてみる。


 帰って寝てたら夜はhitomiツアーズ。ゲーセンと柴三郎萌えキャラ特集。ジョナサンでダベりつつせっちんめ! とか考えてみた。


九日(日) リアルバウト

「はぁ、とーはぁ、いぃつもぉー♪」――誰?


 ツアーズ帰宅は深夜。風呂入って就寝。のつもりだったが、ネットゲーで対戦相手を捕まえなければならなくなったので待機。寝ずに朝へ。仮面ライダーとか見てから就寝。

 昼起床。あんまり寝てないが時間が勿体ないので半寝で作業開始。随所で血圧下がってんなー俺と再確認。おお。家の中で歩きながら寝るか俺。

 夕方から今日もツアーズ。カレー屋に出かけて閉まっていたりする台風中行軍。柴三郎からサイトが更新されていると聞いて今日もせっちんめ! とか思ってみた。

 今日はちょっとバーチャ4をはじめてやってみたけれど、随所で確定ダメージケースが減っていて、仲間内で遊ぶ分には面白そうでした。相変わらずhitomiのエスパー反応が凄かったです。

 あとはわかんない話になるだろうから読まなくて良いよ。


 ところで柴三郎がとらハのリリカルおもちゃ箱というソフトを貸してくれるというのでhitomiに大回りさせて取りに寄って貰い帰宅。即ちhitomiのコースは相模原→柴三郎の家→相原→柴三郎の家→帰宅。大迷惑です。

 今日じゃなくてもいいじゃないって? 喝! 歯を食いしばれ三等兵!(ナックル)

 桃子さんですよ。

 高町桃子さんが対象ヒロインに昇格しているのですよ。今すぐ遊ばなくっちゃ! 桃子さーん。グローパー(創作効果音)。

 今までは美由紀が一番レンが二番赤星三番とかヌルいことを言っていた俺ですが、桃子さんが来たなら今日から要塞の警備体制を倍にせよ! ばんざーい。ばんざーい。ばんざーい。文句あるカー。

 そして深夜帰宅。リアルバウトのアニメを録画しつつウキウキロッキンとりあえずプレーイ。シッダーン。


 ……しかし、なのはちゃんが主人公のCCさくらでどうしてヒロイン攻略が出来るんだ?

 あ。成る程。途中で恭也に視点が変わるわけか。こりゃまめにセーブしておかないと分岐が掴みにくいな。


(6時間ぐらい後)


 ふっざけっるなぁーっっっっっっっっ!!!

 なんじゃそりゃぁーっ! わしゃあ恭也とラブラブの桃子さんが普通に見たかったんじゃコラぁーっ! 士郎パパといちゃいちゃするところなんざ見せられたって知るかぁーっ!

 むしろ萎えるだろうがぁあああああーっ! ガァーアツ!(天津冴)

 あああっ!? って気がついたら夜が明けてるし! 今日は学校だし! 台風だし!

 よりによってこんな理由で徹夜行軍かぁーっ!! 俺の桃子さんを返せぇーっ!

 ぐふ っ。


 先に柴三郎に聞いておくんだった……。


・リアルバウトのアニメ

 オープニングからペラく単調ながら良く動く感じです。今日が確か第二話のはずだけれど先週既に霧林先輩との対決が終わっていた模様。展開早いな随分。

 ウリを良くわかっている人が作っているらしく、格闘シーンの動きと涼子のスカートのまくれ上がり効果を前面に押し立てて構成されております。細かい話とかどうでも良くてわりと勢いで。

 慶一郎が出てきたけれど、脈略とかはなし。原作ともあんまり関係ない流れ。

 とにかく美少女キャラに新進声優を充てて動かしゃいーんだよコラ、というわかりやすさ。誰も文句は言いません。俺も文句は言いません。

 来週見るかは不明。


あずまきよひこ 「あずまんが大王(3)」 メディアワークス 2001

 買えたし。今さらながら一応。

 超有名作品なので解説とかもしません。まったり面白いので誰でも値段分は楽しめるでしょう。

 最近ちよちゃんがタメ口を利き始めているのがいい傾向だと思う。


サムシング吉松 「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」 ソフトバンク 1999

 貴方がもし自虐を楽しめるセガファン、しかもメガドライバー世代ならこれを買うしかありません。

 そうでないなら買わない方がいいです。

 基準としては、「スーパー32X」と聞いてもう視線を泳がせて笑えるようなら確定。


十日(月) K 刃牙

「すいませんー。ねてましたー」――おーさか


 台風直撃プラス昨日の徹夜プラス一昨日あんまり寝てないプラスリリカルおもちゃ箱ダメージにより被害深刻。フラフラ運転出発日和。すごい体調だ。

 今日一日なにをどうやったか良く覚えていない。朦朧。帰りにあんまり雨がひどいので立ち読みを兼ねてコンビニで時間潰していたら膝が抜けて恥をかいたくらいか。

 でも一応道場へ。

 なんか素振りの時に抜ける感触を掴んだ。スゲエ。人間てどんどん出来ることが増える。やっぱり身体は動かすべきだよ。錯覚かもしれないけれど、基本に関してコツを掴むのは大進歩だ。

 これはひょっとしなくても身体がかなり極限状態でいい感じに力が抜けていたのが功を奏した模様。だからといって二度と人為的にやりたくないけど。

 そんなだったので帰ったらパターンと寝てしまった。伊集院のラジオ聞きに起きてきたけれど、もう寝ます。


 それにしても桃子さん。嗚呼。

 全読者はネット上のコンテンツや同人誌等で、とらハ3の高町桃子さんに関する作品を発見した際には可及的速やかなる連絡を求む。こうなったらファンページでも作るかぁ? おのれぇえええ。


十一日(火)

「これはやっぱ、アメリカに対する、戦争、ですよね……」――TBSコメンテータ


 午前中は台風直撃で身動き取れず。しょーがないのでカレーとか作りながら台風特集を見ていて。

 午後はPC作業とか。

 夕方からhitomiツアーズ。本日は八王子の万豚記へ。

 久々に行ったら量が昔に戻っていて味も昔に戻っていた。アレ? いい感じじゃない? これ。

 ところがhitomi情報によると店員の接客は悪くなっていたらしい。なかなか全部はうまくいかないか。

 その後ゲーセンで遊んだりして帰りました。


 なんか淡泊だって? そりゃ印象薄まるわさ。

 帰ったらIHARONから留守電に不審メッセージ。アメリカとか国防総省とか。爆弾テロでもあったかと思いつつテレビを付けてみたら貴方。なんてことですか。

 慌ててIHARONに電話。テレビを見ながらパレスティナ関連のこととかを話して、その後ネットでも色々を見てみる。

 見れば見るほど大変な事態じゃないか。

 ついでにネットゲーでも戦争始まってるし。寝られねえ……。


 嗚呼。今日は桃子さんの話をしようと思っていたのに……。


 一応まとめておくと、アラブ系と見られるテロ組織が、「飛行機をハイジャックして目標へ突っ込ませる」という過去最悪級の大規模テロを行い、貿易センターに二機、ペンタゴン(国防総省)に一機を叩き込みました。

 依然動向不明の飛行機が少なくともあと一機。一説にはハイジャックされた飛行機は全部で11機とも言われ、ちょっと確実なソースがないのでわからないのですが、下手をすると継続する事態です。

 素人のまとめでは限界があるので、詳しくは各ニュースサイトなどをご覧ください。


十二日(水) バイト

「今回のテロでの景気悪化を理由にすれば国債30兆円突破しても文句は出ないだろう。やるな小泉」――ってオイオイあんたちょっと穿ちすぎじゃないのかぁ?


 なんだかんだで五時頃までテレビやネットにかじりつき。不謹慎ながら世界の一大事なので目が離せません。

 で、寝る。

 昼起床。当然調子悪い。

 とにかく大学へ行ってみて雑務をこなし、フラフラと帰宅。パンフレットを300部作ったりすると人間疲れます。

 今日はとっとと寝るぞー。オー。


「……西だ。今回の件について話を聞こうと、在米経験のある月夜見君に来て貰った」

「いやあ。ビル二つ役所一つで大騒ぎのアメリカデス。奴等東京大空襲で民間人何人殺したと思ってやが」

「来て貰って早速で悪いが、帰れ」


 新聞自体は朝日と日経しか読んでないけれど、日経の方がテロのことも狂牛病のことも用語解説しつつ突っ込んで書いてあるように思えた。朝日はやっぱ文系なんだなー、と変な感想を持ったり。


十三日(木) K フルバ

「電波でもカバーできないほど、私の頭がバカだということよ」――花島咲


 気がつけばゼミ旅行出発は明日でした。早っ。

 慌てて旅程を汲んだり宿を手配したり切符を買ったり。

 なんか足りないものがありそうだけれどまー凡そ日本なので向こうで買いましょう。

 今回もおもーいノートPCを持っていく予定ですので前回の旅行並には連絡も取れるはず。IRCやICQは流石に無理だと思うけれど(何故ってテレカが……)、メールくらいは読める予定です。

 しかし、金沢かあ。ゼミ旅行に見慣れたところへ行くことになったのはなんか変な気分。


十四日(金) 深夜ゼミ旅行出発

「だってヤツ、初音ちゃんでしょ?」――柴三郎


 出発前にはいつものことだがなやかやと雑務が出るので、一日潰してそれを終わらせる。

 で、今回は旅行中写真を撮ろうと思ったのだが、どうせなら柴三郎にデジカメを借りられないかと思って電話してみたらオッケーだったので引き取りにゴー。

 八王子まで迎えに行った車中でギャルゲートーク。ダメかつ勉強になりました。

 帰ってきたら電車出発30分前。危ない危ない。

 日付変更直後の電車で出発。


銀天盤 ○日記帳扉 ○前項 ○次項