2000 「皐月食べたでしょ。おじいちゃん(前編)」
一日(月)
「新しい月と花粉」
prrrr…… prrrr……
「ふぁい……。(うー。さっき寝たバッカだぞ俺ー)」
『もしもし? 多津丘さんですか?』
「ふぁい……。(誰だよもー、超眠いのにー)」
『O美林大学の外国語センターの者ですが』
「バイトですか!? 今行きます!」
そんな朝。つーか今日大学あったのね。てっきりゴールデンウィークで休みだとバッカリ。つーか昨日も「明日は休みだから何時までだって飲めますよ!」って言い切ってたし。虚偽情報ジャン俺。
しかし体が重い。連日肉ばかりだったからなあ、と言いつつ今日のお昼もステーキの「どん」でランチ。美味しかったし店員の接客が良くて嬉しかったけれど肉が熱くて舌がやられたし。
うし。日記追いついたぞ。五月も頑張ろう。まずはこの連休ででれっと休もう! 全力で!
デレッと。
二日(火)
「お前、ツラ怖ぇからな」
デレデレ起床。デレッと暮らし。
朝から町へ出て買い物などしようと考えていたのがもう午後だったのが我ながら変。過ぎ去りし時をドリーム計画立案? 寝てろよ。
町田で何人かと合流。帰りにまた焼き肉。何日連続で肉食ってるんだ俺は。もう、本当に体調悪くするぞ俺。
それからGOLのところに行って、明日から大分の親元に行くというGOLを相手に翌朝七時過ぎまで延々話す。しばらく会ってなかったから話すことたくさんあったのだろうか。って、バーベキューで会っとるやん。なんだったんだあれは。
今日の嫌会話は上に。そんな面と向かって言わなくても……。
三日(水) ラブひな
「出かけようにも大渋滞!」
ぎゃあああああああーっ!!!
「なんだなんだ?」
早速ラブひな録り逃がしたぁーっ! 見逃したぁーっ!!!
「第三話でもうかい」
どうしよう……。てーとく録ってないかなあ。あああああ。
「向こうはこっちに期待してるんじゃないのか?」
今日は素子だったのに! 今日は素子だったのに!
「聞けよ、人の話」
あああー……。
「ちなみに、なんで? 朝の時点でテープ用意したりやる気満々だったのに」
うんと、夜十時頃すげー「あやつり左近」読みたくなって新中古書店行って立ち読みしてたら午前一時だった。
「……てーとくさん、こいつ殴っていいです」
四日(木)
「拾弐時間爆睡。どっかおかしいのか俺」
「羽田さんはやっぱり人、殺してみたいと思います?」
「それはまあ」
「じゃあ、こないだの事件みたいな事やる可能性があるわけですか」
「それはない」
「? 解説を」
「剣術をやっているんだから自分のやってることがただの踊りなのか、きちんとした技術なのかを確認したいと思うのは当然だろう?」
「そりゃまあ、わからんではないです」
「でも、それは犯罪だし」
「当然ですねえ」
「だからやらない。これにてきゅーいーでぃー。なにか質問が?」
「シンプルなんですねえ」
「武術なぞ趣味の一環だ。その上自律心や根性がなければ続かない。強くなりたいのならば銃を持てばよいし、ボクシングを習えばよい。にもかかわらず武道ではなく武術をやっている人間の目的は、ひどく単純なものだ」
「それは?」
「強き魂の獲得」
「自分がどれくらい強いか試したいという気持ちが暴力につながることもあるでしょう。格闘技やってる人とかは特に」
「魂の強さは「試せ」ない。試せる類のものではない。試す必要もない。日々の暮らしの中で常に確認せねばならないことだ。……なにもやらなくても強くあれる人間が一番なのだよ。我々はそこに至る確固たる自己を確立する手段として武術を選んでいるというだけのことだ。但し、そのためには正しく技を身につけなければならない。殺せるかどうかを気にするというのはそういうことだな」
「えー、と。例えば一流の料理人になると志して生きている人はそれが全うできれば強い魂を持ってるということになって、だけどまずい料理作っててもしょーがない、と」
「まあ、そうか。わかりにくい喩えだな」
「悪かったね。……しかしそれじゃあ、自分が正しい技を身につけてるかどうかはどうやって判断するわけ?」
「お師匠様に見て貰うか、その時が来たら嫌でも結果が出る」
「うわ。自己評価むずかしそー。モチベーション持続できなさそー」
「武術とはそういうものだ。ちゃんとやってる人間は、どんどん暴力からは離れていくものだよ」
「そのわりには、あんた結構暴力的だよね」
「あ。あれは何?」
「え? 別に(打撃音となにかが倒れるような音」)
「さて諸君、〆葉は急用があって帰ったらしい。よって今日の日記はこれまで。私もこれで失礼する。良い連休を。それでは」
(三十分後)
「ところでそこの死体」
「はい?」
「先程劉秋華氏から聞いたのだが、貴様初めに更新した時点では私の名前を成田と間違っていたようだな」
「あれはだって事故ですって。二人名前似てるし。直したやん!」
「人の名前間違えるとは万死。貴様しかも宙港東方ではABさんの御名前も初め間違えて書いてたらしいな。成田に聞いたぞ」
「バンシーっ!?(西洋の死を呼ぶ精霊)」
「悪・即・斬」
「ら、来週もまた見てくださいねぇーっ! つーか劉何お前チクってん(色々と停止)」
五日(金) こどもの日
「行楽帰りの酔っぱらいと横浜線で揉めてみたりするこどもの日」
ずーっと物書き。
夕方外出。
カレー食って帰宅。
ポケモンで柴三郎に負ける。
そんな連休最後の日。
六日(土) K 六番目の小夜子
「連休中日って言うな」
こちとら講義ですからねえ。GW終了。もちろんガンダムウイングです。
連休通して細々といろんなものを書いていたのですが結局手を広げすぎてどれも完成できず。明日の日曜でどれか仕上がらんもんかなあ。
七日(日)
「出てくる代打が皆四番(by巨人戦中継アナ)」
若之花がいないとなると誰を応援しようかの五月場所開幕。
それにしても今日は巨人ですよ。江藤の代打満塁ホームラン。やはり長島野球は燃える。やっぱりプロは夢を与えなくては。
でもアナウンサーの言っていた「敢えてリスクを背負う巨人野球」というのはどうだろう。決して敢えて背負ってるわけじゃないと思う……。
しかし、げーむギャザは一体どこに行けばあるのか。最寄りの書店からは一通り消えてしまったようだ……。町田の中央図書館まで行ってわざわざ読むのもあれだしなあ。
たるんでるな。日記まで。まあ、日曜だしいっか。
じゃあネー。
八日(月) K 健康診断結果
「なんにでも「マニア」とつけなきゃ気が済まない某メーカからついに! 「ギャルゲーマニア」登場! 主人公は高校生として三年間で色々な女の子と知り合ったり知り合わなかったり幼なじみの赤い髪の……。え? ときメモ? 何それ」
昨日はPC繋いでる間だけで蚊を三匹も撃墜したよ。もうそんな季節か。抱きしめて! (田中さんのみ笑)
今日は昼になにを食べようかとウロウロして「牛丼」と決めたはいいけれど、吉野屋の特盛りが確か安くなったんだよなとちょっと足を伸ばしてみて、ついでに生まれて初めて「つゆだく」を注文して通気取り。ヒヒヒ。みねちゃんにハガキでも書くか(ToHeartPS版ネタ)。
そんでねー、大学まで戻る途中に弁当屋で牛丼が¥380だったからつい買っちゃった。食べ比べ。っつーか食べ過ぎ。おかげで六限は気持ち悪くて……。いや、当たり前なんだけどね。
しかし、外で食ってうまい牛丼ってなかなかないなあ。なんか変に甘ったるいみりんじゃなくて砂糖で甘さを出してるような気持ち悪い味のヤツばっか。松屋は肉がゴムみたいであれはいっそ潔いか。なんか妙に味の濃い味噌汁も付くし。
それにしても悔やまれるのが、八王子のアニメイトに行く途中に牛めし専門店ってのがあってねえ。いつか行こういつか行こうと思っていたら、ある日中華屋になっちゃってたよ。ああ、専門店で金出して食うなりの牛丼の味を知るラストチャンスだったのかもなあ。残念無念。
昔、どっちの料理ショーの応援団で牛丼の店が出ていたような気はしたけれど、あれはほとんど都内の遠くだったしなあ。一回食べたい牛丼。専門店の。
全然脈略ないが今日も公園で牛丼つつきながら思ったのは「ああ、やば豚の味噌カツくいてえ」だったし。名古屋良かったなあ。名古屋。ゴールデンウィークに行ってくれば良かった。名古屋。
食う話ばっかりだったな。今日。
今日は道場で一汗流したのでビールが旨い! 日記がビールネタになると夏ですか? でもまだ五月なのに。
アツアツ餃子でビールを飲んだあとは、今日は日本酒にシフトしてます。ああ、いい暮らし。
九日(火)
「蚊取り線香つけました。少し早いが夏便り」
いやあ暑い暑い。初夏だねえ。いいねえ。
昨日寝すぎたのかいまいち根性の入らない今日。夜中にちょっと走りに出て、そのへんぐるっと回って十字路のセブンイレブンで岩明均の連載など立ち読みしていますと。
右肩の当たりを緑色の尺取り虫がニョコニョコ動いています。どうやら山でくっついた模様。
微笑ましく思いながらそっと手に取り、逃がしてやろうと思ったその時。
隣でファッション雑誌立ち読みしてたお姉さんが凄い目で見てるのよ! こっちを! 目が合ったら逸らすし! 「虫使い」だと思われてる俺!?
すぐにコンビニからは逃げましたが、それにしても傷ついたなあ。あの目……。
十日(水) ラブひな第四話
「最悪なのは、ガキ」
ラブひなに間に合おうと思って必死で走って帰ってきてなんとか五分遅れくらいで録画開始。気息奄々の所へ今回の話を見てしまったので死去。
オイオイ。視聴者がわかりにくくなるような形で手を加えてどうするよ。
そんなわけで今日は元気がないので早々にさよならー。
十一日(木)
「近況報告書というと急に形式主義に」
塩沢兼人さんのご冥福をお祈りしつつ。
この訃報を知ったのが昨日の夜というか今朝早く早くというか。とにかくネットなんですよね。で、インターネットがない時代だったらじゃあいつ知っただろうかと考えると、たぶん次の月以降のアニメ誌の記事とかなんだよね。新聞じゃ載らないだろうし。……って、調べてないけどさ。新聞。
何が言いたいかというと、やっぱネットすげえやと。同報性というか即時性というか。そりゃあ世界も狭くなるよ。うん。
世界が狭くなるってのは、情報化が進むってのは、まあ悪いことではないんだけれど、その分より本質的なモノが問われるようになるんだよね。情報の渦の中で自分に有用なモノをチョイスする能力が必要になってきて、これが本義の意味での情報処理能力なんだろうけれど。
なんだか今は情報を処理するためのツールや、それを操るための技術がもてはやされてるようだけれど、むしろそれらを運用して、得た情報を元に判断するための頭とか行動するための意志とかが重要だと思うんだけれどなあ。
なんの話をしてるんだ俺は。
ええと、今日は講義受けたりバイトしたりしました。とっぴんからりのぷう。
十二日(金)
「ドミノ倒師」
ふぇー。
金曜は疲れる。スケジュールぎっしりだものなあ。何回か「目ぇ赤いよ」とか言われたし。見た目に出るほど疲れるのか。
そんな気分をリフレッシュするため、学校がひけるとすぐに町田へ。カレー戦隊には間に合わなかったもののポケモン戦隊に合流。憂さを晴らす。
憂さ晴らしついでにGUSりにまで参加してたら帰宅が翌朝四時になりましたとさ……。まいどながらてーとくに感謝。
十三日(土) K 六番目の小夜子 ZOIDS サクラ大戦
「うぐぅってなんだ」
だって帰ってきたのが東の空が白み始めた頃なんだからさあ……。
それからちょっと寝て、大学行って調子いいわけないんだよね。ヘロヘロ。
帰ってきてちょっとお昼寝。それから稼動です。しかし良くないサイクルの暮らしだ。
道場行ってベッコベコになったあと、本日は夜中から鷹村さんの所におしかけて宴会。明日は親戚の結婚式だから早く寝たいという家主の願いを微笑してシカトし僕とIHARONとざち部長で飲んだりビデオ見たりPCで遊んだりCOCO壱の十辛食べたりしましたとさ。
帰宅は日曜早朝。だからやめようよこういう暮らし……。
十四日(日)
「ペルガモン図書館司書」
えー、当然ながら体調が良くありません。充電してたら一日終わってしまいました。しかし今日の夕立はすごかった。
家中引っかき回して探していた去年大晦日の新聞が大学図書館の縮刷版であっさり見つかってしまってなんかちょっと悔しい。資料収集ってコツさえ掴めば一瞬なんだなあ。つーか、家にあっても出てきて運用できないんじゃまさにこれ死蔵か。
やらなきゃなんないことがスゲーある。来週は週末が学会で休めないし、これはペース配分気を使っていかないと大変そうだなあ……。
ってあらら。5MGの容量のうちついに4.5以上を使ってしまったか。銀天盤どうしようか……。
十五日(月) K
「たまに思い出そう。逸見政孝という名前」
週はじめ。かったるいぜ!(元気に)
講義終わって帰ろうと思ったら雨もあるのかもしれないけど学バス乗り場に長蛇の列。マジで百人規模。並ぶ気消失。傘ないし。
だからローソンで立ち読みとかしてたんですが……。今日ってジャンプ出てなかったのか。どこでも見かけなかったけれど。
しかし、五月も半分来てしまったなあ。こんなに忙しい暮らしになるとは思わなかった。せめてこの夜中のネットしながらダラダラ文を書く時間は大切にしなければと思ったり思わなかったり。
それにしても電話代請求弐万円はイテエ。三月から四月は旅行の準備とかで長距離電話を結構したからなあ。しょーがないといえばしょーがないんだけれど。イテエ。
ところで何!? ABさんのページで今見たけれど、「NieA_7」ってノンスクランブル放送って事は何? うちで見られるの!? WOWWOW入ってないけど!
もしそうなら大朗報! 万歳!!!