銀天盤 ○日記帳扉 ○前項 ○次項


2000 「文月生まれでサクサクで(後編)」


拾六日(日) 若竹の会 

「(選択肢壱)か死か、好きな方を選べ……」――SAKON


 若竹の日でした。

 SAKON君大爆発です。彼のキャラ名は「ケンシロウ」。しかしジャギ。

 ずーっと「ケンシロウ」でした。カタってました。身分を偽り続けましたよ。ええ。


 ……ダメだ。説明できねえあのノリ。シナリヲは大成功ナリ。

 とりあえず楽しくまたかつ皆元気で良かった。


十七日(月) 教育課程論補講 バイト 原稿受け渡し

「……。」


 例えば社会人が働くのは当然であって。

 というか「働かざる者食うべからず」と言いますし、本業をやらんで遊んでいる人間はいないわけですよ。

 で、毎日当然のようにやってることをわざわざ日記に書くって事はあんまりやらんわけです。

 本当に「日記」であれば単なる私文書ですから、ネット上に載せる必要もなくって。

 こういう形でこっそりとであろうと、人目につくところにのっけてる以上は「作品」なんスよね。

 上田中さんが言ってたけれど、エンターテイメント性がないものをわざわざ発表することには意味がないわけですよ。

 つーわけで。

 一々かいちゃーいませんが、今の立場でやるべき事はこっそり、見えないように、つまんない形できちんとこなしております。

 日記に書いてある情報だけを根拠に判断して俺の暮らしを心配してくれてる人、ありがとう。でも大丈夫。やるべき事は人並み以上にやってる自負があっての遊行です。

 ……。

 こーんなことわざわざ書くのも阿呆らしいよねー。でもサー、心配かけるのも悪いしさー。

 常識だと思ってたんだがね。「僕は頑張ってます」とか「今日は働きました」とか、そんな自慢げなことをわざわざ喧伝しないなんて。

 でもまあ、伝わってなかったんなら仕方ない。

 表現って難しいやね。


十八日(火) バイト

「休みのはずなのにやることが増えている……」


 試験官。気が重い。

 とはいえ今日の試験会場はそれほど冷房がきつくなかったので助かった。冷房、苦手なんだな……。肺にキノコの胞子が溜まっていくような独特の嫌な感じが。俺だけか。

 試験後、試験官の先生方にお呼ばれしてお昼。BM(ビジネスマネジメント=経営政策学部。どーでもいーがこの略称はどうか)は面白い先生ばかりなのか。主に海外の生活等についての興味深い話をたくさん聞かせていただいた。

 あとそごう。やっぱり話題になるか。そごう。

 帰宅後町田へ。相変わらず図書館の貸し出し禁止処分が解けないのでマメに町田の中央図書館に行って資料を借りてこないと……。トホホ。

 町田ではIHARON、Cozy鷹村さんにざち部長と合流して飲み。終電を逃したので夜明かし。

 翌朝始発で帰りましたとさって、バイトやん……。


十九日(水) バイト Niea_7(最終回) ラブひな

「俺のウィズハ今誰のところ?」


 くはあ……。

 五時の始発で帰ってきて十時登校は効くわぁ……。

 バイト中は頭クラクラ。しかも次の枠の人が来ないので延長。休みだからみんなシフトが狂ってきてるのだろうか。まー、しゃーないか。

 明日が祝日で空いたのでご迷惑を省みず都内某所でのお泊まり会に出かけたのでNieaもラブひなもリアルタイムで見ておりません。動いていてくれよ、ビデオ。

 本日は飲み屋二軒梯子。その後お邪魔した某氏宅では爆睡。嫌な客か俺は。

 泡盛がなー。二軒目の泡盛が失敗だったなー……。

 あ、寝不足もあるか。つーかそんな体調で酒を飲むな俺。


二十日(木) 海の日 合言葉は勇気

「こんな日に海へ行ったら混んで大変なのによ! バカじゃネーのカップル共!(負け惜しみ)」


 都内某所某氏宅で起床。

 朝食をとりに外出。その後昨晩に引き続き都内某所をウロウロ。

 これだけ歩き回るとかなり土地勘もつくのだが、普段の暮らしで全然来ない場所というのが勿体ない。町田にあったら人を誘いたいような飲み屋がいくつも……。

 酒の話は止しておこう。で、午前中は某氏宅で読書。午後も読書。昼食をとりに外出した以外は同じく読書。国会図書館にもないような稀覯本の群れに圧倒されっぱなし。しやわせだ。

 最後に銭湯に行って一泊二日のツアーズは終了。某さんありがとうございました。


 相原に帰還後、祖母宅によって従姉弟達とゾイドトーク。遊戯王トーク。ポケモントーク。超速スピナートーク。最遊記トーク。イヤなオタクの伝道者か俺は。

 従妹(中学生)の部活の先輩が某アニメの男キャラと男キャラのカップリングについてさかんに議論を戦わせていることを聞き、なるべく近寄るなと忠告。「お兄ちゃんよりは全然いろんなこと知らないよ」と言われ微妙に凹む。

 「合言葉は勇気」が始まってしまったのでそのままお邪魔して見てから帰る。演劇部の従妹に三谷幸喜脚本のどこがよいかについて熱弁。そして古畑任三郎トーク。

 あー、この休暇は充実してたわ。


二十一日(金) バイト バイト バイト バイト

「夏こそホットだ緑ティーだ!」


 講義はなくなっても計算センターが動いている以上バイトは続きます。即ち四コマバイトの金曜日健在。

 途中空いた時間も試験官バイトの書類提出に行って判子がないと跳ねられたりしてる間に終了。金曜は何もできないなー。リサイクル文化センターに行って冷蔵庫を拾ってくるという使命があったんだが……。

 放課後、毎度のごとく本を抱えて町田市立中央図書館へ。前回は資料本を借りるつもりが「解説江戸仕草」とか「アイヌ教育史」とか「有限と微少のパン」とか、関係ない本をずいぶん借りてしまっていたことに帰ってから気づいたので返して今度こそ資料本を!

 ……あ、佐藤亜紀がある。……ってダメダメ! 今日は!

 で、図書館に行ったら拉致られました。ひとみ悟空カー。「どっかへドライブ」。

 新宿になりました。夜の歌舞伎町は凄かったです。君らどこから湧いて来るんだという日曜のハンズ的人出。寝ろよ。夜なんだから。

 皆が入った大衆居酒屋があまりに煙草の煙濛々で、正直耐えられる自信がなかったので俺だけ離脱。だって無理だよ。あんなの。溶けるっていやマジで。

 溶けたくなかったので一人だけ焼き鳥横町。大生モツ煮中生モツ焼きでご満悦。アジア的猥雑さが嫌いでなければ、安いし旨いし言うことなし。

 酔っぱらうとラーメンが食べたくなる症候群が発症したので「桂花」へ。だが!

 ショック! 桂花が不味くなってルー……。


壱、キャベツが甘くない。つーか普通のキャベツだこれ!

弐、麺がすいとんみたい。なんか短いしすぐボツボツ切れる。しかも固い。固いだけでコシがない。

三、スープの変な臭み(豚骨独特の風味)がなくなってる。俺はアレはあんまり好きじゃなかったけれど、今思うとアレが病みつきというかキモだったのに……。

四、大老麺なのに入ってる角煮がしょっぱい、つーか不自然にくどい味に……。


 あうー……。

 昔磯野に教えて貰ったときには「世の中にこれほどうまいラーメンがあるとは!」とか思ったけれど、これじゃーなー……。

 やはりエントロピーは増大するしパンはバターを塗った面を下にして落ちるし、食い物屋の味は必ず不味くなるのだなあ……。


「考えられている最悪の事態よりも、必ず一段悪いことが起きる」(まーふぃーの法則)


 やーな世の中……。

二十二(土) K ZOIDS 原稿郵送〆切

「しかし、セミが少ない夏だ……」


 昨晩の新宿行きひとみ悟空ツアーズ中に、飲み会をやりたいという提案が出たので今日飲み会です。突発です。人、集まるかっちゅーの。

 なんとか声をかけて回りましたが、今日の今日じゃなかなかねー……。関係各位の努力には感謝。

 今日はビールしか飲まなかったので全然平気でした。念のためご報告。ハイ。


二十三日(日) CCさくら(再)

「冷房に弱いもんで暑い時期は室内がむしろ地獄」


 ひとみ悟空ツアーズ四日目の開始です。僕は初日は不参加でしたがひとみ悟空と柴三郎は全日出席だそうです。死ぬんじゃないでしょうか。

 そんなわけでドライブ。向かうは都心。浅草。

 スゲー遠い。道路も怖い。着く頃は運転手柴三郎集中力切れでグッタリ。

 お参りしてお好み焼き食って帰宅。時間的に店がほとんど閉まっていて土産含む買い物ができなかったのが痛い。草履買わないと……。

 今週末はすっかりひとみ悟空日和だった。三日連続で会ってるし。この遭遇率はどうか。下手すると高校時代レベルである。

 来週はどんな日になるのやら。とりあえず水曜のNieaが終わってるから楽しみが減ってることは間違いない。相撲も終わったし……。

 オールスターも見ていない。いかん。なんだかいかん気がするぞ。このままじゃ。


二十四日(月) K UP`S

「……あ、『一言居士』なんて日本語あるんだ。やっぱ」


 庭木が萎れていて心配。夕方に水はやっているんだが、そのたんびに蚊に食われるので弱る。

 そんな弱り果てた体調にも容赦なく春学期最終レポートの〆切が迫ってきますよ。明日です。つーかどうしていつもこう、ハリウッド映画的に盛り上がるギリギリスケジュールなんだ……。

 まあ、今回は原因が解明済なんですが。

 教育課程なわけですよ。カリキュラム。

 一般的に、というか教職課程を通ってきた人間から見るとたぶん、カリキュラムってのは予備校で言う年間スケジュールであり、「夏休みの計画」であり、どういう航路でもって学習を進めていくかという設計図であると。俺もそういう考えでいたわけですが。

 今回取り上げるべきはむしろBRITAINで言う「ナショナル・カリキュラム」であって、国家的視野というか上からの視点というか全体を概観してと言うか。

 要するに学校制度を含む教育制度そのものをどういじるか、あるいはいじらないかと、そのへんを見ろって急に言われてもなー……。

 結局日本人でやってきた俺にとって、教育の権限分散、地方分権はお題目だけで一向進まぬものという現実が長くあったものだから、どうしてもそういう視点その物に対して懐疑的になってしまうし。だって、一般の人が全然興味持ってないジャン。そんな学習設計図とかに。

 彼等って要するに自分が、あるいは自分の子供がいじめとかにあわないでスポーツ万能で成績優秀で何でも出来て東大入って。でも夢とこだわりを持って職業は自分の好きな道へ進んで自己実現しながらやってくのが「最高」なわけでしょ。

 そんでもって常に評価は「最高」からの減点法やん。「できればできるだけいいに決まってる」って、そんな気狂いな人達に系統的学習の大切さなんて意味ないやん。


「今の学習内容は過密にすぎます。よって大いに減らします。しかしトップのレベルを下げないように、できる子にはできる子用のエリートコースも用意します」

「大変結構。で、もちろんうちの子はエリートコースに進めるわけですよね?」


 ムリムリ無裡ー。「個性を伸長する教育」をやったら、各人の得意不得意によって学習成果にムラが出るのはあったり前なんだから。

 現在の日本のエリート教育が、全人格、全方向的秀才を欲しがっている以上、そこに行ける人はそれこそ百人に一人だって……。いいジャン別に。そういう人だって必要なんだから。好きな人にはやらせておけば。役割分担で行こうぜー……。

 なんて意見を持ってる僕はですね。「落ちこぼれを容認する才能差別論者」と呼ばれるわけですよ。アハハ。

 学齢制度を解体しない限り、落ちこぼれは必ず発生するし。では進度別教育をやろうかって、PTAの皆さんはどうもそれはお嫌らしい。小学校修了なら小学校修了なりのレベルには持ってきて欲しいわけだ。

 じゃあ、各人の個性はある程度無視せざるを得ないんだってば。もっとゆっくり学ぶべき人にも十二才の時点でこのレベルまではできるようになれやと言わないと。

 でもそれをやると詰め込み教育なわけでしょ? 心の余裕のない教育名わけでしょ?

 だったら教える内容を減らすわい、と。もちろん結果として学力低下という事態は出てきますが。それは覚悟の上ですわな?

 こう聞くと、それは嫌だと答えるわけだな。学力は下げないでくれ、と。

 無理。

 そんなこんなでいまいち乗り気になれないレポート作業ですよ。トホー。


 あと今日久しぶりに古い友人にあった。嬉しかったんだけれど。

 なんか相変わらずこっちが一言言うと必ず一回ニヤリと笑いながら皮肉(※しかもつまらない)を返さないと気が済まないらしくて。疲れるんだよね……。悪いヤツじゃないんだけど……。

 久々に会えた友人と話し込めば話し込むほど心の中にイヤな気分の澱が溜まっていく自分。そんなもんと向き合うとテンションだうーん。当然ー。

 ……。伊集院のラジオ聞いて頑張ろう。


二十五日(火) バイト代理 バイト代理 バイト代理 教育課程論レポート〆切

「徹夜から一日活動して頭暖かいキマってきてる症候群」


「単純な話だけれどね」

 うん。

「大事なレポートのある日にバイトの代理を買って出るのはどうかと」

 実は俺もそう思った。

「……。」

 
 さて、おかげさまで最終レポートも出ましたよ。これで良くも悪くも春学期終了です。

 今日はその余勢を駆って町田へでも出ようかと考えておりましたが、バイト代理三コマに生気を吸い取られました。K井改めぽじ君がいなかったらヤバかったな。居眠りとか突然型をやりだしたりとか『終ー了ー』とか言ってみたりとか。

 最終的に「♪ぼくらの パンツは やわらか パンツっ」と歌い出した僕に冷静に「頭からなんか出てますよ」と突っ込んでのけるぽじ君はやはり素敵でした。明日からは頑張ろう。

 今日は寝かせてくれ……。


二十六日(水) ラブひな

「月末金欠症候群」


 朝起きると眼鏡がひん曲がっています。昨晩久々の開放感に任せてゴロゴロしながら本を読み続けてそのまま寝た結果がこれか。

 認めたくないものだな。若さ故の過ちというものは。

 至上命題眼鏡修理に東奔西走した一日でしたよ。しかし、凄い雨だった今日も。梅雨があけてから豪雨が来るような気がする。毎年。水瓶に降れよどうせなら。東京に降ってもすぐに流れて終わりだろうに。

 アニメのラブひながどんどん動きが良くなって反比例に話がオワって行くような今日このごろ。


二十七日(木) バイト 合言葉は勇気

「シックスセンスの見過ぎだろ!」 サイコー


 上のセリフはCMから。かなり強引。サイコー。

 ところで左のまぶたの上とか右脇の下とか、妙に腫れていたりしこりができたり。

 左内腿にはなんだか黄色く変色していて一部だけ浮いてる場所があったり。

 背中から腰もバキバキいっててうまく曲がらなかったり。

 どうも、学期末の無理がここに来て一気に出ましたか。体中不調。

 健康の大切さを痛感しますなあ。皆様ご自愛くだされよ。

 それはそうと趣味の読書のせいか酒が飲みたくて飲みたくてしょうがない。正確には、居酒屋へ飲みに行きたくてしょうがない。

 しかも肴の旨いところで、日本酒をこう、キューッと。くわー。飲みてぇー。

 ビールでもいいけどね。モツ煮とかをつつきながらダラダラと。くわー。飲みてぇー。

 今日はこれバッカです。まったく。


二十八日(金) バイト バイト バイト

「夜の町田はガラ悪くなったなー。僕でも怖いです」


 春期最終バイト。これが終わると計算機センターとも縁が切れる。とりあえずばんざーい。

 月末は金欠症候群の学生です。二十五才なのに。同期は稼いでる世代なのに。フリーターレベルの収入もない学生です。奨学金は総て学費。

 そんな僕ですが今日は学位授与式後のパーティーの残り料理の始末のために呼ばれました。万歳! 一食浮いた!(本音)

 しかしその料理のレパートリーが凄い。寿司(かんぴょうとアナゴのみ)、生姜(百本くらい。多い!)、あとケーキ!

 これでビールを飲みます。メチャメチャ残ってるんだもん。勿体ない。缶ビール五本でとりあえずリタイア。ケーキと合わないこと限りなし……。

 さて、そんなに飲み食いしてちょっと気分悪く午後のバイト。でもまあ、酒を抜くために芝生の上で昼寝したり(雨が降って最悪)したので利用者に迷惑をかけない程度には仕事できました。

 さて、昨日町田リサイクル文化センター三冊百円の古本コーナーで買った居酒屋の本があとをひいています。具体的には飲みに行きたくてたまらねえ。気の合う仲間と居酒屋へ。(NOTチェーン店)

 だから行きました。柿島屋。堪能。馬肉サイコー。世の中サイコー俺サイコー。

 二次会が北の家族。サイテー。チェーンサイテー。俺サイテー。

 二次会以降が余計だったなー。今日は……。


二十九日(土) ZOIDS

「お祭りにカップル大発生。駆除しろ駆除」


 運動のあと、盆踊りに顔を出してきれーなおねーさんの浴衣を堪能。夏サイコー。

 帰宅後ビール。最近はですね、水で流して温度調節したグラスにほとんど垂直に立てて瓶ビールを注いで泡バッカのヤツを八分まで埋めますよ。

 で、その泡が静まった頃残りを注いできめ細かな泡スペシャル完成! これが旨いんだー。

 ところが運悪く今日のビールはアサヒスーパードライ(缶)。ビール好きなら名前を聞いただけで気分が悪くなる銘柄です。

 案の定マズ! マズイ! マズイよ! テケスター!

 気分直しに二杯目はエビス。でも缶!

 案の定缶臭! 缶臭いよ! 臭い!

 はぁー……。ビールくらい瓶で飲みたいよねー……。


三十日(日) CCさくら(再)

「確かに休日だが……。外へ出て行楽しようという天気ではないわな」


 ウソ! 今日土用丑の日だったの!? ウナギの日だったの?

 ああっ! すっかり忘れていたよウナギ食べてないよ。てーことはこの夏は風邪ひいて身体弱らせてボロボロ確定かい! 今日ウナギを食わなかったばかりに獄中死の源内の呪いが! 呪いが! (偽情報)

 などと馬鹿なことを言ってるうちに七月最後の日曜も終わりか。来週は八月が始まる。気分を入れ替えて行こう。暑さに負けないように。


三十一日(月) 帝某大学へ原稿返還

「このセミの少なさは、やっぱり異常だと思わない?」


 七月最後の日。

 最後の日に相応しく豪華ないい日旅立ち。具体的にはペールエールにアサヒ黒生二本、どこだかの地ビール(スタウト)とエビス! ビールだけで何リットルだよ俺。

 くっはー……。夏はやっぱりビールだわ。これで気の合う仲間か綺麗なおねーさんか、飲む相手さえいればなー。そこまで言っては贅沢だとわかっちゃいるけれど。

 やーっぱり夏の暑い日に膝がガクガクいって立ってられなくなるまで運動したあとさらに風呂に入って、その後に飲むビールってのは格別旨い! 生きてる旨さだ! みんなにもこの旨さをどうにか伝えたいよねー……。

 夏合宿とかどうだろう。うまいこと騙して迂闊な輩を何人か山奥かどっかに拉致って、一日俺の技の練習台、もとい様々な運動をしていただいて、その後飲み会ってのは。ある意味サイコーではなかろうか。

 本気でそんなことも考えつつ。明日より八月。


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