_ __      
ジャケット
アルバム名 デューン

  ナビゲーションボタンCONTENTS
見出しマーク インディーズ時代、唯一のアルバム。メジャーデビュー後再発
見出しマーク プロデュース JACK DANGER
見出しマーク 発売日 1997/10/25
見出しマーク 価 格 ¥3,150 DCCA-9 Ki/oon Sony Records
   
 
   
_
1.
Shutting from the sky _


8,追憶の情景

 前奏のアコースティックギターは一見、スペイン風に聴こえるが誰がなんといおうと断固として違う。音質に漂う儚さは日本人特有のものだ。3rdアルバム「heavenly」の「静かの海」ではギターが第2のボーカルと化しているが、本曲ではベースが化している。tetsu ベースと反対に幽かに鳴るアコースティックギターは、微風になり霧雨になり hyde と tetsu を包む。そんな触れたら壊れそうなギター・朗々とうねり歌うベース・切っ先鋭いドラム・細かなシンバル。絶妙のバランスで3人が積み上げた塔を崩さぬよう、さらに hyde がそっと情景を積み上げた。男のデリケートを形にするとこうなる。

 slow
○○○○○○○○
fast 
軽, 明 light
○○○○○○○○
heavy 暗, 重
甘, 柔 mellow
○○○○○○○
hard 固, 激



10,失われた眺め

 「作曲者 ken」と「ギタリスト ken」の間を揺れる振り子が「作曲者」側に振り切ったまま戻って来なかった。歌伴は、ピアノと時おり効果音のように鳴って締まりを与えるドラムのみ。ken は自分の曲を、tetsu は惚れ込んだ歌声を、ソファーにふんぞり返って聴いていればよい何とも贅沢なアレンジ。次アルバム「Tierra」の「瞳に映るもの」のミラーソングであり、枯葉・空・公園・鳥・想い出といった同じシチュエーションにまったく異なる立場を描いている。幸福は不幸に、不幸は幸福に。曲名はもとよりピアノの音質までもが正反対。

slow
○○○○○○○○
fast
light
○○○○○○○○
heavy _
_mellow
○○○○○○○
hard


 10曲ぜんぶが連作調。各曲の終わりと始まりが呼応しあい、次々、綴り合わさって遂には1本の曲となる面白い並びをしている。これほどまでとは思わなかった ken の鋭敏さと繊細さに至る所で出会う。が、未だし怪物ギターは目覚めずといったところ。インディーズ時代作ということで、くちばしの黄色い音を期待していたがどうしてどうして。結成はこれより2年前であるが、スタート時点で演奏レベルはすでに高かったとみえる。(ドラムはメジャーデビュー後初代 sakura)

−2001.02.17−

_  
2.
Voice
3.
Taste of love
4.
Entichers
5.
Floods of tears
6.
Dune
7.
Be destined
8.
追憶の情景
9.
As if in a dream
10. ,
失われた眺め
_  
   
<作詩>
<作曲>
 
1.
hyde
L'Arc
2.
ken
3.
ken
4.
hyde
5.
tetsu
6.
tetsu
7.
ken
8.
L'Arc
9.
ken
10. ,
ken
_  
  <参加ミュージシャン>  
{キーボード}
清水 賢治
_
  <参考サイト>



 
 
CONTENTS ナビゲーションボタン 2nd アルバム
   


..................................................................................................................................................................................
Copyright(C)2001 Watanabe All rights reserved.