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ジャケット写真
アルバム名 ティエラ

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見出しマーク 2 nd アルバム。メジャーデビュー第1作
見出しマーク プロデュース L'Arc 富樫 春生
見出しマーク 発売日 1994/07/14
見出しマーク 価 格 ¥2,800 KSC2 80 Ki/oon Sony Records
   
 
   
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1.
in the Air _


3,Blame

 「トリオ=ザ=豹変」その1。 アコースティックギターのみをバックに低く歌い出す穏やかなはじまり。深く静かに罪を悔いる歌かと思えば、急変する旋律と共にいきなり開き直って激高する。ところがそれに反してベースは静観を決め込み最後までまったく調子を変えない。ギターも、泣き叫ぶわけでもなければことさら煽るわけでもない。感情的に荒ぶれるのはボーカルだけなのである。豹変御三家の中では珍しい作り。ここまで叙情的に歌うのだ。不義か不倫か不貞かゲイか、並大抵でない恋の罪に殉じる男の歌‥‥であろう。

 slow
○○○○○○○○
fast 
軽, 明 light
○○○○○○○○
heavy 暗,重
甘, 柔 mellow
○○○○○○○○
hard 固, 激


10,White Feathers

 30秒、40秒、50秒‥‥囲碁の秒読みをしているのではない。えらい長い前奏である。1分を超えてもまだ hyde は歌い出さない。やっと歌いはじめるやドラマのワンシーンのような歌詞と澄んで良く透る裏声が、降下と飛翔・浮遊をいとも簡単に具現化してみせる。地を這うような低音と、空に溶けそうな裏声を内包するこの人の喉はいったいどんな造りになっているのか、驚きの美しさだ。前奏と同じ旋律、同じアレンジで終奏が終わっていく。8分の長編だが少しも気にならず毎度聞き惚れてしまう。「もっと歌い続けてくれ〜」などと後ろ髪を引かれた日にゃ hyde の虜となった証拠。ken が hyde の高音開拓に乗り出す予兆がここに‥‥。

slow
○○○○○○○○
fast
light
○○○○○○○○
heavy _
_mellow
○○○○○○○○
hard


 hyde の声が若い。ken のギターは青臭く、tetsu のベースも固い。まだ音に色気が宿っておらず、最新の音と比べると年月を感じる。6年あれば、こうも音は変化するのだ。時間を瞬時に遡り成長の度合いを体感する。これも遅れてきたファンに与えられた楽しみの1つである。全編通して透明度の高いアレンジは hyde の声をいちばん表に出そうとする作りか。(ドラムはメジャーデビュー後初代 sakura)

−2000.08.31−

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「トリオ=ザ=豹変」
 とは何ぞや
 
2.
All Dead
 
3.
Blame
 
4.
Wind of Gold
 
5.
Blurry Eyes
 
6.
Inner Core
 
7.
眠りによせて
 
8.
風の行方
 
9.
瞳に映るもの
 
10. ,
White Feathers______
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<作詩>
<作曲>
 
1.
hyde
hyde
2.
hyde
3.
tetsu
4.
ken
5.
tetsu
6.
sakura
7.
ken
8.
ken
9.
ken
10. ,
ken
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_ <参加ミュージシャン>  
{キーボード}
富樫 春生
{サキソフォン}
田中 邦和
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_ <参考サイト>  
富樫春生 公式




 
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