西国33ヵ所霊場巡り
  1番〜12番
〔番外含む〕

和歌山県には1番〜3番まで右写真は1番青岸渡寺
那智の滝と三重塔のバランスが素晴らしい場所です。

4番、5番札所が大阪府、6番〜9番札所は奈良県
10番、11番は京都府、12番が滋賀県です。
予習、復習をしながらお参りをしたいと思う。

 第一番
  西岸渡寺
 第二番
  金剛宝寺(紀三井寺)
 第三番
   粉河寺
 第四番
施福寺(横尾寺)
 第五番
  葛井寺
  第六番
 南法華寺(壺阪寺)
 第七番
  岡寺(龍苔寺
 第八番
  長谷寺
第九番
   興福寺
 
 第十番
   三室戸寺
 第十一番
  醍醐寺
 第十二番
 正法寺(岩間寺
第一番札所:西岸渡寺 那智山 宗派:天台宗 本尊:如意輪観世音菩薩 
和歌山県東牟嬰群那智勝浦町那智山8
TEL.0735-55-0001
ご詠歌:ふだらくや きしうつなみは みくまのの なちのおやまに ひびくたきつせ
    補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山にひびく 滝津瀬
 
表:西岸渡寺 本堂左手から撮影  裏:西岸渡寺 本堂右手から撮影
 
   表:仁王門正面 裏:仁王門裏
 
  表:世界遺産 那智の滝 裏:光峯遥拝石
 
 表・裏:熊野那智大社
 
表:那智の滝 
  那智山にある那智48滝のうち「1の滝」、落差133m
裏:昨年の台風被害の爪痕(まだまだ復興していなかった)
 
  表:紀州梅の里 中田食品梶@裏:南高梅
 紀州は梅の産地、途中見学しました。

参拝記

2012年4月5日
   神戸よりバスで参拝〔往復約530Km〕途中、梅酒、梅の製工場を見学した。それから那智の滝を見学して青岸渡寺参拝。
   本堂が再建された時、豊臣秀吉が、寄進した「大鰐口=おおわにぐち」は、直径1.4m、重量450Kg日本一だそうですが、鳴ら
   して〔低音で深みのある音色でした〕参拝しました。本堂の如意観世音菩薩は気品があり、必見です。
   
第二番札所:金剛宝寺護国院(紀三井寺)宗派:救世観音宗総本山 本尊:十一面観世音菩薩  

和歌山県和歌山市紀三井寺1201 
TEL.073-444-1002
ご詠歌:ふるさとを はるばるここに きみいでら はなのみやこも ちかくなるらん

      故郷を はるばるここに 紀三井寺 華の都も 近くなるらん


本 堂〔入母屋造本瓦葺〕
 
表:桜門 裏:ボタンと蓮華造形
 
表:鐘楼 裏:六角堂

表:JR側から見た新仏殿 裏:みやげ物店から見た桜門
 
表:新仏殿 裏:本堂上
 
表:本堂内 裏:本堂上

表:清浄水 裏:境内から見る和歌浦湾
 
表:芭蕉の句碑 裏:文塚
 
表:多宝塔 裏:開山堂
参拝記
2012年5月9日

 早咲きの桜で知られる名所、新緑(葉桜)で入母屋造本瓦葺本堂の全体を良く見ることが出来なかった。重要文化財の桜門は右側通行です。ここから231段の石段を登る。この石段は『結縁坂』と呼ばれており、江戸時代の豪商紀ノ国屋文左衛門が若い頃母を背負って紀三井寺に詣で、この石段の途中、草履の鼻緒が切れて困っていた時、和歌浦の玉津神社の娘『かよ』が鼻緒を取り換えた縁で二人が結ばれ名付けられたそうです。途中、紀三井寺の三井水〔清浄水=罪を消す、楊柳水=病気を治す、吉祥水=幸福をもたらす〕の由来など書いた標識を見ながら登る。桃山時代の雰囲気のある桜門〔1509年再建〕、室町時代中期の様式を示す多宝塔、鐘楼と重要文化財が目に付いた。奈良時代に唐からやってきた為光上人の木像が祀られている開山堂等、境内を散策している内に、木造立像では日本最大の先手十一面観音像が新仏殿で公開されていたが時間の都合でお参りすることが出来なかった。 
芭蕉も句碑:見上ぐれば 桜しまふて 紀三井寺

第三番札所:風猛山 粉河寺 宗派:粉河観音宗 本尊:千手千眼観世音菩薩  
和歌山県紀ノ川市粉河2787 
TEL.0736-73-4830
ご詠歌:ちちははの めぐみもふかき こかわじ ほとけのちかひ たのもしのみや

       父母の 恵みも深き 粉河寺 仏の誓ひ たのもしの身や 

 
表:大門 裏:中門
 
表:本堂 裏:本堂上
 
表:念仏堂 裏:太子堂
 
表:露座仏 裏:観音出現池?

表:4つのテスト 裏:不動堂

表:仏足石 裏:牧水石碑

表:丈六堂 裏:阿弥陀如来座像

 表:芭蕉句碑 裏:観音様
  
表:桃山時代の石庭〔国指定名勝〕 裏:粉河寺境内

参拝記

2012年5月9日
 大門をくぐると右に言行の4つのテスト表示にびっくりした。〔1.真実か、2.皆に公平か、3.好意と友情を深める、4.皆の為になるか〕境内は広々としていた。江戸時代後期の総檜造りの『念仏堂』や『太子堂』〔聖徳太子は17条の憲法を定め、争いをやめ和の精神を尊び、仏教布教された〕を参拝した。次に重要文化財の中門〔1832年建立〕へ、ここには四天王が安置されており、風猛山の扁額は紀州10代藩主、治宝(はるとみ)の直筆だそうです。くぐると、左に牧水の句碑〔遍路の衆の 打ち鳴らす 鉦々きこゆ〕を読んで本堂へ、生憎17時で本堂は閉まる為、木彫の虎を見ることが出来なかった。丈六堂は1806年再建一丈六尺の阿弥陀如来像を参拝して、桃山時代の枯山水観賞式庭園を静かに観賞して、参拝を終えた。  
   
第四番札所:槇尾山 施福寺 宗派:天台宗 本尊:十一面千手千眼観世音菩薩  

大阪府和泉市槇尾山町136 
TEL.0725-92-2332
ご詠歌:みやまじや ひばらまつばら わけゆけば まきのおでらに こまぞいさめる

       深山路や 檜原松原 わけゆけば 巻の尾寺に 駒ぞ勇める 

 
仁王門 
 
表:迎え観音 裏:本堂までの楓のトンネル路
 
表:空海の剃髪した愛染堂 裏:御髪堂
 
表:本堂 裏:正面上部

表:本堂左 裏:本堂鐘

表:馬頭観音像 裏:姿見の井戸
 
表:満願滝弁財天   裏:本堂前広場から葛城連山を望む
訪問記
2012年5月9日
  槇尾山バス停から本堂〔標高約530m〕まで約40分の山道を歩く、まず、目に付いたのは弁財天、空海や役行者らが修業した『満願の滝』、水は少なかったが落差〔約50m〕があり見ごたえがあった。仁王門を入り楓のトンネル道を登る途中カエルの鳴き声がして覗いて見ると空海『姿見の井戸』が右手にあった。その後、石段を登り『愛染堂』『御髪堂』を経て本堂へ。毎年、5月1日〜15日迄、本堂内の仏像が開帳されており、無料で参拝することが出来て素晴らしい体験をした。右に『文殊菩薩』、中央は『弥勒菩薩』、左に『十一面先手観音』、各々直接賽銭を入れて、じっくり参拝できた。それから、後ろに廻り、まず、『方緯観音』これが、でかい、本当に見ごたえがあった。それから『馬頭観音』を拝んだ。自分の好きな角度から、しばし時間を忘れ仏像に見惚れた。難所の一つの施福寺だが、汗をかいて参拝した甲斐があった。

第五番札所:紫雲山 葛井寺 宗派:真言御室派 本尊:十一面千手千眼観世音菩薩  

大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21 
TEL.072-954-1111
ご詠歌:まいるより たのみをかくる ふじいてら はなのうてなに むらさきのくも

       参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲 


表:南大門 正面 裏:南大門裏

表:本堂 裏:出世地蔵菩薩と藤棚

表:三本松
裏:専心龍乗観世音菩薩

表:塔の礎石
裏:南大門裏の仏様

表:烏枢沙摩明王
裏:南大門裏面の壁画
参拝記
2012年6月13日
  江戸時代に再建された、重要文化財の南大門を入ると正面に本堂がある。平安後期寺を復興させた暴れん坊のあかんたれの藤井安基の名から『あかん時こそこの寺へ参ろう』→あかん河内の藤井寺と言われているそうです。毎月18日は開扉〔300円要〕され、国宝の十一面千手千眼観世音菩薩を見ることが出来るそうですが残念でした。境内には藤棚がありましたが花はなく新緑が綺麗でした。藤井寺合戦で楠正成が戦勝を願ってお参りした縁もあり、3人兄弟仲良くする三本松もありました。烏枢沙摩明王は、炎の神で『烈火で不浄を清浄と化する』神力を持っているそうです。怨霊や悪霊の出入り口とされる、便所を清浄に変える為に南大門を入った右手の便所に祀られていました。 
第六番札所:壺阪山 南法華寺〔壺阪寺〕 宗派:真言宗 本尊:十一面千手観世音菩薩   

奈良県高市郡高取町壺阪3 
TEL.0744-52-2016 入山料:600円
ご詠歌:いわをたて みずをたたえて つぼさかの にわにいさごも じょうどなるらん

       岩をたて 水をたたえて 壺阪の 庭に砂も 浄土なるらん 


表:仁王門 裏:本堂

表:入山口 裏:盲人老人ホーム

境内の石像

境内の石像

壺阪大仏〔平成19年開眼〕

三重塔

表:澤一とお里の像 裏:石造仏伝図とまよけはし

表:ブタガヤの仏足石
裏:セイロンの仏足石

表:健脚祈願
裏:土佐の城下町〔薬屋〕
 
表:天竺渡来大観音石像(壺阪大仏)と大涅槃像
 裏:仁王さんの下駄
参拝記
2012年6月13日
高取山の8合目、眼病平癒、浄瑠璃の『壺阪霊験記』で知られるお寺、遠くより壺阪大仏〔全長20m、重量1200t、66分割〕が見える。境内には大涅槃像〔全長8m〕もある。インド政府から提供された石材を現地の石工がパーツ毎に彫刻したものだそうです。麓は土佐の城下町、武士から薬屋に転じ、医薬品の工場が目に留まった。本堂で目のお守りを買った。
第七番札所:東光山 岡寺〔龍蓋寺〕 宗派:真言宗豊山派 本尊:如意輪観世音菩薩   

奈良県高市郡明日香村岡806 
TEL.0744-54-2007 入山料:300円、駐車料:500円
ご詠歌:けさみれば つゆおかでらの にわにこけ さながらるりの ひかりなりけり

       けさ見れば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり 


表:仁王門正面 裏:仁王門裏

本堂 

表:太子堂 裏:飛鳥の里

表:鐘楼 裏:三重塔より境内を望

表:龍蓋池
裏:義淵僧上

表:三重塔 
裏:さつき(樹齢500年)

表:駐車場近くの出店 
裏:治田神社
参拝記
2012年6月13日
駐車場から急坂を登り、治田神社横を通り、重要文化財の仁王門へ進む、入ると樹齢500年の皐月が花を咲かせて出迎えてくれた。昔暴れん坊の龍が大雨、強風で田畑を荒らして困った農民が義淵僧上に助けを求め、観音様から授けられた法力で龍を小池〔龍蓋池〕に封じ込めたそうです。寺の名前もこの伝説に由来していて、災いを取り除いてくれると言う信仰が生まれ、日本最初の厄除け霊場として知られるようになったそうです。入り母屋造りの鐘楼で、まず、鐘を突き厄を落としてから参拝した。帰りに駐車場横の出店で、ぐず餅を試食、とても美味しかったので買う。
番外:豊山 発起院 宗派:真言宗豊山派 本尊:徳道上人  

奈良県桜井市初瀬776 
TEL.0744-47-8032 入山料:無料
ご詠歌:ごくらくは よそにはあらじ わがこころ おなじはちすの へだてやはある

       極楽は よそにはあらじ わが心 おなじ蓮の へだてやはある


表:国道165号線からの入口 裏:法起院門

法起院 表:本堂 裏:右側面より

表:沓脱石 裏:徳道上人

表:はがきの木 裏:葉の裏

表:御廟 裏:綬与所
参拝記
2012年6月13日
西国三三ヵ所観音霊場巡りの祖と言われる『徳道上人』が隠棲(いんせい)した場所で長谷寺の入口にある。国道から門前町を歩いて、突き当り手前を右に入った場所です。仏像の撮影は禁止されているが、先達さんが外より撮るのは良いと言われたので開祖の座像を望遠で撮らせて頂く。80歳の時、沓脱石から松の木に上がり法起菩薩となり飛び去ったそうです。石に触れれば願いが叶うとか…。御廟には、郵便局のシンボルツリーはがきの木(多羅葉樹=モチノキ科の常緑灌木)や13重石塔があり自由に入れる。
第八番札所:豊山 長谷寺 宗派:真言宗 本尊:十一面観世音菩薩   

奈良県桜井市初瀬731−1 
TEL.0744-47-7001 入山料:500円
ご詠歌:いくたびも まいるこころは はつせでら やまもちかいも ふかきたにがわ

       いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川 


表:入口 裏:本堂〔国宝〕

登廊〔399段〕

表:石段途中の写経道場 裏:紀貫之の梅

表:大悲閣 裏:本堂舞台より五重塔を望

表:仁王門 裏:化主退山式

本長谷寺 外観と中の様子

表:御影堂 裏:石段の途中
  
表:長谷の舞台から本像を見る  裏:長谷の舞台から山々を望む
参拝記
2012年6月13日
第83世化主小野塚幾澄の退山式当日に参拝する。納経の時『西国巡礼慈悲の道』や散華(さんげ)等を受け取れるがこれらを集めたいと思っている。法話集にもなるが、今日で化主が変わられて内容が違うことになる。寺は創建以来10数回消失していて今の本尊は室町時代再建(徳川3代将軍家光が2万両造営費を寄進)されたものだそうです。登廊を登ると写経道場や二つ目の曲がり角に紀貫之が歌に残した『故郷の梅』が目に入った。本長谷寺の中央には模造であるが銅板法華説相図が祀られていた。本流なのに寂れているのが良く判らない。会社も家でもそうだが、後継者を育成しなければ本流といえども衰えていく…。

第九番札所:興福寺 南円堂 宗派:法相宗大本山 本尊:不空羅索観世音菩薩  

奈良県奈良市登大路町48
TEL.0742-22-7755
ご詠歌:はるのひは なんえんどうに かがやきて みかさのやまにも はるるうすぐも

       春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲 


  表:南円堂〔正面〕 裏:南円堂〔右側面〕

表:東金堂〔国宝〕 裏:国宝館

表:五重塔〔国宝〕高さ 50.1m
裏:三重塔〔国宝〕高さ 19.1m

表:北円堂〔国宝〕裏:不動明王

表:一言祈願 

表:南円堂 裏:境内の鹿

表:中金堂〔平成再建工事中〕裏:中門跡
訪問記
2012年7月5日
  興福寺は古文化財の宝庫と言われ、駐車場横に国宝館がある。時間の都合で観賞出来なかったのでもう一度ゆっくり訪ねたいと思っている。ご本尊の不空羅索観音菩薩はここだけで、羅=獣を捕える網、索=魚を釣り上げる糸をもって一切の衆生を救いすべての願いを叶えてくださる観音様。中金堂は再建工事中で平成30年落慶予定なので再訪問したい。北円堂〔境内で一番古い〕三重塔が鎌倉時代の再建。五重塔、東金堂は室町時代の再建、南円堂は江戸時代の再建とか…。

第十番札所:明星山 三室戸寺 宗派:本山修験宗 本尊:千手観世音菩薩  

京都府宇治市菟道滋賀谷21
TEL.0774-21-2067
ご詠歌:よもすがら つきをみむろと わけゆけば うじのかわせに たつはしらなみ
    夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波

      


表:山門 裏:階段

表:本堂 裏:本堂正面の鰐口

中央が本堂、右へ阿弥陀堂、鐘楼、三重塔

表:狛牛〔勝運の牛〕 裏:狛兎〔福徳兎〕

 表:狛蛇 裏:不動水

表:浮舟の碑 裏:阿弥陀堂 
 
表:境内の紫陽花 裏:本堂前の蓮
参拝記
2012年7月5日
  山門を入ると右は紫陽花が咲き誇っていた。階段を上がると左に不動水、手を清めて本堂へ蓮の花が見頃で本当に美しい境内だ。お参りをしてから、本堂前の狛兎〔卵形の球を立てて健康祈願〕。、狛牛〔口の中の球に触り勝運祈願〕、狛蛇〔宇賀神〕忙しくお参りをした。蓮の花を入れて本堂を写真に撮りフェイスブックでアップする。
第十一番札所:深雪山 上醍醐・准胝堂(醍醐寺)宗派:真言宗醍醐派本尊:准胝観世音菩薩 

京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL.075-571-0002
ご詠歌:ぎゃくえんも もらさですくう がんなれば じゅんていどうは たものしきかな
    逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂 頼もしきかな
   


五重塔〔国宝〕
京都府最古の建物

表:吽形 裏:阿形
仁王門

表:西大門〔仁王門〕裏:唐門

表:金堂〔国宝〕 裏:薬師如来像・准胝観世音菩薩(中央部拡大)
参拝記
2012年7月5日
  三年前〔2008年8月24日未明〕落雷で上醍醐寺准胝堂が焼失した為、今は金堂でのお参りとなっている。駐車場から、三宝院の唐門前を歩いて、豊臣秀頼が再建した、西大門〔仁王門〕より右入左退(うにゅうさたい=右足で入り、左足で出る)入山料は500円。この仁王像は、平安後期(1134年)仏師勢増が造立したものだそうです。向かって左側・西側の口を閉じた方が吽形像で、右側・東側の口を開けた方が阿形像、見ごたえがある。『阿吽の呼吸』の語源となっている。 
第十二番札所:岩間山 正法寺(岩間寺)宗派:真言宗醍醐派 本尊:先手観世音菩薩 

滋賀県大津市石山内畑82 
TEL.077-534-1630
ご詠歌:みなかみは いづくなるらん いわまてら きしうつなみは まつかぜのおと
    水上は いずくなるらん 岩間寺 岸打つ波は 松風の音
   


表:仁王像 裏: 鐘楼他

表:本堂・納経所 裏:大師堂

表:白姫龍神 裏:標高443mの景色

表:ボケ封じ観音 裏:仏足石
 
表:日本一の桂の大樹群
裏:ご本尊出現の霊木

表:芭蕉池 裏:不動堂

表:聖観音 裏:稲妻龍神社
参拝記
2013年2月5日
  滋賀県と京都府の境にある岩間山〔標高443m〕山頂にあり、毎月の縁日(17日)のみJR石山駅より直通バスが出ている。ご本尊の先手観世音菩薩は『汗かき観音』『雷除観音』『厄除観音』として親しまれている。本堂は江戸時代初期建立、境内には大師堂、芭蕉池、稲妻龍神社など見所は多くある。芭蕉が参籠し霊験を得たので『古池や 蛙とびこむ 水の音』等直筆の石碑のあった。近畿十樂観音の四番霊場であり、ボケ封じ観音様の仏足石の上でボケ防止の祈願をした。