インターコンチネンタル大連に泊まる大連3日間(ANA往復直行便)〔2018年1月12日~1月14日〕

 HA社の大連3日間ツアー〔総勢11名(女性6名、男性5名)現地ガイドのみ〕に兄貴と参加した。関西空港10時20分発、2時間20分のフライトで大連の現地時間11時40分着(行は寒い時期の平日、機内は3割の乗客で空いていたが帰りは訪日客でほぼ満席でした)。昼食は機内食。一日目午後より、大連観光開始。まず、北大橋、老虎灘(ラオフータン)公園虎彫広場、大連港、旧満鉄本社、旧日本人街。夕食は新四川飯店。ホテル到着後休憩。その後、夜景観賞(OP=150元)『青海広場』『青海大橋』『みどりの山頂上』『東本願寺』『中山広場』『旧ロシア人街』を観光する。二日目も大連観光、9時スタート『中山広場』『旧ヤマトホテル迎賓庁』へ、昼食は餃子料理。午後、旅順訪問(大連市内より東へ45km)へ。『旅順軍港』『旅順駅』『白玉塔』『旧関東軍司令部』『旅順博物館』『東鶏冠山』『203高知』『川島芳子旧居』を終え、夕食は天天漁港で海鮮中華。夜のオプション『大連夜のショー』は参加人数が少なく中止。三日目、午前は自由行動。私達兄弟二人だけでしたが、半日観光(OP=150元)に参加し『ちんちん電車乗車』『人民広場』『大連駅』『38市場』『大和ホテルでコーヒを飲み』等の観光を終え空港へ。二泊三日の短い大連観光でしたが、見所一杯の歴史を振り返る充実した内容でした。

*誤記、記載事項や不都合写真や内容などございましたら修正、削除しますので、ご連絡の程、宜しくお願いします。

遼寧省大連について
 
大連は中国遼寧省南端の遼東半島に位置する近代的な港湾都市であり、1898年にロシア人によって建設された町です。1905年日露戦争により約40年間(満州)、日本の租借地だったのでロシアと日本の統治時代の建物が多く、日本の面影の残る施設が多く興味深く見学しました。ガイドさん情報では人口は約600万人(大連市内に300万人・郊外に300万人)、兵庫県の550万より多い。時差は1時間遅れです。通貨は元。為替レイトは1元=約18.18円、表示額の約19倍が日本円となります。


表:出発前 裏:ルート

韓国上空

表:空港到着 裏:
大連空港

表:ホテル 裏:友好広場

インターコンチネンタル
ホテル
 

表:23階窓からの景色 裏:ホテルロビー

表:ベッド 裏:テレビ画面

風呂・洗面所

   各画像にマウスを当てるともう一枚画像が見れます。

出発日程

 朝、8時20分関西国際空港第一ターミナル4階出発ロビーでHA社担当者よりeチケットを受領。HA社とはこれで終り。ANAカウンターでチックイン(マイレージ265登録済み)。北出発口より入り保安検査を受けて出国審査を受けて北ウイングシャトルで中間駅下車。飛行機を待つ間、兄貴と旅の無事を祈願し乾杯。ANA、NH-0945便に搭乗し、11時50分入国審査を終えて荷物を受取り出口で現地ガイド(曽さん)の出迎えを受けました!(^^)!。

平成30年1月12日(金)晴れ→大連観光:北大橋→虎彫広場→旧日本人街→大連港→旧満鉄本社→夕食(四川料理)
                  夕食後:OP夜景観賞(星海広場→青海大橋→みどりの山頂上→東本願寺→中山広場→旧ロシア人街)

 
1)大連観光1。
  現地ガイドの曽さんに両替(1元=18.18円)して頂く。関空よりレイトは良かった。注意事項『ホテルの水も飲めない、車優先であること(30万人╱年交通事故死)、信号機は少なく右側通行なので、左を見て右を見て渡ること~等』を聞きながら市内観光開始。まず、北大橋を見学。北九州市と大連市の友好記念橋で1987年に造られ橋の長さは230m。次に大理石と花崗岩で虎と人形の像がある虎彫広場。そして、屋根瓦が目立つ旧日本人街を散策。フグの日本料理店等が目につく。大連港には4つの埠頭が有り1~2埠頭はロシアが作り3~4埠頭は日本が増設したとか…4階の展望台より見学した。次に、1907年に作られ現在は国営鉄道局が使用している旧満鉄本社を見学(現在も使われているのは素晴らしいと思いました)。夕食は四川料理。兄貴は純正紹興酒『会稽山』、私は『雪花』のビールを注文、料理と良く合って美味しかった~。中国では出された料理を(食べきれないほど満足したと言う意味で)少しだけ残すのがマナーだそうです。その後、チェックイン後休憩して夜景観賞へ。まず、大連の南西方向、星海広場へ。煩悩が無くなるようにアカシア白い街燈(108個ある)をみて、綺麗な星海大橋のイルミネーションもう最高でした。みどりの山(海抜200m)の頂上より港の夜景も堪能。京都の東本願寺を模して建てられた寺を外より見学。旧ロシア人街を散策。最後にホテル前の友好広場ドーム『1997年に作られ(直径は19.97m)五つの手(5大陸)で支えられている』円形ドームを見て一日の観光を終えた。


表:旧日本家? 裏:旧日本人街入口?

表:真珠人形 裏:アカシア人形

表:北広場 裏:老虎灘虎彫広場

表:日本料理店 裏:大連美術館?

表:京和 裏:カササギ 

                     旧日本人街

旧満鉄本社(現在はJR)

表:みどりの山頂上
テレビ塔
裏:ホテル?

 表:大連港四埠頭事務所裏:4階景色

     大連港4階展望台より

四川料理(夕食)

表:星海広場 裏:星海大橋(8Km)

表:夜店街 裏:夜空で将棋?

東本願寺

表:星海広場(アカシアの街燈) 裏:星海広場

ロシア人街 

友好広場のドーム 

ロシア人街 

平成30年1月13日(土)晴れ→中山広場(旧ヤマトホテル迎賓庁見学)→昼食(餃子料理)→旅順訪問→夕食、天天漁港(海鮮料理)

2)大連観光2。
 
朝6時、6階でバイキング朝食。ホテル出発は9時なので、ホテルの近くを散策。まず、便利店で水(3元)を購入。昔神戸にもあった新世界、大連では百貨店でしたが閉まっていた。スーパーが有ったので入り白酒(50度)を購入する。中山広場(中央に東経:121.33、北緯:38.49表示有り)迄は徒歩で5分もかからない。9時より本日の観光が始まるので下見をする。広場の周りは日本統治時代の建物が残っていて、今も使われている(*_*)。ヤマトホテルは中に入り、昔使っていた時計等の骨とう品等も触らせて頂き、先人の活躍状況、歴史の舞台を感じることが出来て大変良かったです。ホテルの前でツアー全員の集合写真を撮る。翌日は2階喫茶室でコーヒーを頂く。遼寧省で採れる中国の石(有名な翡翠の一つ)岫岩玉(しゅうがんぎょく)文化展示館を案内して頂いた。14の元素が肌に良いとか…コロコロを購入する。昼食は餃子料理。親父を想い出し(ビールに度の強い酒を入れて飲んでいた…)、午前中購入した白酒をビールに入れて兄貴とこっそり飲む!(^^)!。旅順訪問を終えた帰り、民芸品店に立ち寄り、兄貴が購入した中国の南極星の化身、財運招福、延命長寿、招徳人望の神様(七福神の一つ)『福禄寿』を私も購入した。ふくよかな素敵な笑顔が気に入りました。


表:インター
 コンチネンタルホテル
裏:大連銀行
  寺院?写っている。

表:便利店 裏:新世界

表:中国人民銀行 裏:説明碑

表:郵便局(関東通信省?) 裏:表札

入口説明文 

表:大連賓館(ヤマトホテル)裏:正面入口

大連賓館(ヤマトホテルロビー) 

表:スーパー 裏:白酒

中山広場(地下鉄他)

中国銀行

星海大橋(旅順へ)

岫岩玉展示館

表:コロコロ 裏:原石 

 表:昼食(餃子料理) 裏:夕食:海鮮料理

表:総合民芸品店 裏: 福禄寿と集合写真


3)旅順訪問〔旅順軍港→旅順駅→白玉塔→旧関東軍司令部→旅順博物館→203高地→東鶏冠山→川島芳子旧居〕

  旅順訪問←左の文字をクリックして下さい。

平成30年1月14日(日)曇り→午前中は自由行動(私達兄弟二人はOP半日観光を楽しむ)→大連空港。

4)OP大連半日観光3.:人民広場→大連駅→路面電車→38市場→ヤマトホテル

  今回のツアーは若い人が多く、自由行動時間を満喫されていました。この日のオプションも何と私達兄弟二人のみの参加でバスは貸し切りでした(*_*)。大連で一番広いのは星海広場、2番目が人民広場。市役所、裁判所、警察署などがある。次に上野駅を模して造られた大連駅、確かによく似ている。それから、旧満州時代から有る路面電車、料金は距離に関係なく1元で2コースあり、201番線で大連駅より38広場まで6駅乗車した。古い車体と、新型車両があるようですがガイドさんの計らいで(バス内で待機)旧式のちんちん電車に乗車する。38市場を見学してあの、川島芳子が結婚したというヤマトホテル迄行き、二階の喫茶室でコーヒーを飲む。


        表:大連駅 裏:駅前の電車

  表:電車 裏:内部

        表:人民広場(右:裁判所) 裏:市役所

     電車内部(表:路線図 裏:つり革

表:コーヒー 裏:内部 

表:帰りのバス 裏:二人乗車

表:フライトルート 裏:ANA946便

  38市場見学左の文字をクリックして下さい。


旅行後記
1)今回は『支那事変』で昭和12年に中国河北省で戦死した叔父の冥福を祈り、二度と悲惨な戦争をしない為にも1904年日露戦争の主要戦場となった旅順(203高地=日本側戦死者約1万人余り、ロシア側5000人余り)を訪れ、頂上の爾霊山に参拝しました。
2)ホテルのテレビは53チャンネルが日本語放送。その他は日本兵の残虐なシーンを映したドラマが多く、大変残念に思いました。また、不都合なニュース(石油タンカー火災)はスクランブルがかかって見れませんでした。

3)台湾の故宮博物館もそうでしたが、旅順博物館も写真撮影OK素晴らしいと思います。1階の仏像の写真を沢山撮ることが出来ました。ただ、35分間の見学でじっくり見れませんでした(>_<)。写真で楽しみたいと思います!(^^)!。
4)大学など学校施設が多く建設されていて、高速道路や高層ビルも多く建設中であり、びっくりしました。中国は今、日本の高度成長時代と思われこれからが楽しみだと思いました。少し気になったのは建設途中の高層ビルが中断していたり、夜電気がついていなくて空き部屋となっているように見えました。
5)変化の少ない日々を過ごしていますが、大連の名勝旧跡を観光し、歴史に触れ、お陰様で愉しい大連旅行を終えることが出来ました。また、今回は日頃疎遠となっている兄貴と一緒に旅行出来、一緒に飲み色々な昔話も聞くことが出来て感謝・感謝で~す。


  

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