心などとうの昔に死んでしまった。 …はずだった。 何故心惹かれるのか。 自分でもわからない。 全く別の存在であることを一番よく知っているのに? どちらを求めているのか…。 自分でもわからない。 それは真実。 でもその想いが何であるのか。 自分でもわからない。 どうすればいいのか。 どうしたいのか。 自分でもわからない。 見ない振りをしていた。 聞こえない振りをしていた。 だけど、心だけは―どうしようもない。 心は意志を無視して動こうとする。 否、身も心も理性すらも全て同じ想い…。 やっとわかった。 だからこの想いを封印できる― だから…。 |
後書き いやはや(^^;)別荘2番目の作品がこれとは(使い回し)。 結局どう想っているのか…って愛してるみたいですね。このフィンはラケシスに対しては少なくとも表層では恋愛感情を抱くまでには発展しなかったかな。何か自己完結してますが、相手のいることだし(苦笑)、どうなることやら。 |