四国JR駅構内の桜を求めて

2005.4.1〜4.10

4月9日〜10日
松山〜今治〜八幡浜〜福岡

4月9日

いよいよ、この旅も終盤に突入

予讃線堀江駅(JR四国から教えてもらった駅)
こんもりはちきれそうな桜の花
予讃線堀江駅(JR四国から教えてもらった駅)
ほんとに桜は綺麗と思う、来て良かった

いよいよこの旅も終盤に入ってきた。今日の午後は今治の井出病院のお年寄りにオカリナを聴いてもらうことになっている。
松山駅で「瀬戸の花嫁」のBGMに送り出され今日もJR駅の満開の桜を目指す。まず松山から三つ目の駅、堀江駅を目指す。
蛇足だが今回の旅も手持ちの現金は少なくし、郵便局のキャッシュカードでこまめにおろしていた。今日が土曜日で明日日曜日、
手持ちの現金は少し、あわてて駅近くの郵便局を探す。キャッシュコーナーが土曜日休みだったら今晩の宿代どうしようかと思ってしまった。セーフ

堀江駅に到着、空は晴れわたり、輝くような桜が目に飛び込んできた。テレビのニュースによると今日はあちこちで満開だそうだ。
ほっこり、ふんわり、満タン状態の古木の桜は今の瞬間はこの駅の女王様です。光をすかして見える花びらはいとおしくもあります。
そう、これを見に来たのだ。桜の木の足元にこんもり盛られた土はひな壇にも見えます。イメージしてた駅の桜そのものです。
松山に近いためか30分後に次の列車が来た。オカリナを2曲位桜に聴いてもらって次は予定していた最後の駅、粟井駅へと向かう
粟井駅について驚いた、桜が赤い。最初は桃の木かなと思ったが花びらの形は桜だ。それが6本連続して束になって並んで咲いて壮観だ
ホームの反対側にも古木の桜が花をびっしりつけて存在を誇示している。しかし残念なことがある、ほとんどの桜の木の枝が大量に切られている。
しかも、その枝が木の根元にまだ放置してある。見た感じ通行の邪魔になるわけでもなので、病気だったのかなと思うしかない。一寸残念
まだこの駅が最後ではないが、四国JR駅桜の旅の締めくくりのような気がした。これより今治へ向かうことにする。到着はお昼頃の予定だ。

今治に到着し、今日はここにとまる予定なのでまずホテルを予約し、軽く食事をして電話で聞いた道順に沿って歩いて井出病院へ向かった。
病院に着くと車椅子に乗ったお年寄り達がもうスタンバイされていたので、挨拶もそこそこに、呼吸も整えぬまま演奏を始めることになった。
1時間ちょっと、お年寄りの好きそうな曲を選んで演奏する。(この間デジカメをお願いしてなかったので演奏している写真はない)
演奏が終わり、院長が桜の綺麗なところへご案内しましょうと、川土手にある桜の名所に連れて行ってもらいました。
そこはまあ、数キロにわたり大木の桜の木が連なる豪華絢爛な場所でした。JR駅の桜とはまた違った世界を堪能することが出来ました。
院長から今日のお泊りは?と聞かれ「ここに泊まります」と答えると、「夜 魚の美味しい店にご案内しましょうか」と言われ私は即「ハイ」と答えた。
今治市内を散策した後、時間を約束しお店へ向かった。古いこじんまりとしたお店で新しくて美味しい刺身を何種類も頂いた。この旅最高の食事だ。
ビールもしっかり頂いたのでホテルで寝るまで満足感に満ちていました。旅の良い思い出が出来ました。井出院長有難うございました。

いよいよ明日は福岡に帰るのかと思い、今日までの出来事を思い出しながら早めに寝ました。明日の朝も早いので。

予讃線粟井駅(JR四国から教えてもらった駅)
ここの桜は赤い。また一味違う、たまりません
予讃線粟井駅(JR四国から教えてもらった駅)
反対のホームの桜、枝が相当切られていた
何の為?


治市の井出病院にてオカリナ演奏
井出院長と病院福祉音楽隊の皆さん

今治市内に流れる川土手の桜
井出院長に案内してもらう
この川土手の桜、両岸数キロにわたって満開
スゴイけど桜の百名選には入ってないそうだ。


<その他桜お勧めの駅>

予讃線   波止浜駅
(ここの桜相当綺麗オススメ)

4月10日

あーあ今日で終わりか

予讃線 運転席横の車窓から 予讃線 運転席横の車窓から


いよいよ最終日、今日中に帰らなければいけないので朝早くホテルを出る。青春18切符の有効期限は今日まで、家までこの切符を使って帰る予定である。
途中、車窓からの景色は何処を見ても、山の方を見ても桜真っ盛りである。今治を出て松山で乗り換え伊予大州まで行く。今日は車窓からの景色を
楽しんで旅をすることにする。伊予大州で次列車の待ち時間の間、町並みを見物する。一寸距離があるので行きは駅前からタクシーに乗る。
古い町並みを見て帰りは途中でタクシー拾うつもりだったが流しのタクシーが来ない、時間も迫っており重いリュックを担いだまま小走りで駅まで行く。
列車の中で汗が噴出してきた。八幡浜駅に着き即フェリー乗り場へ急ぐ。いよいよ四国ともお別れだ。
フェリーの中でも先ほどの汗が気持ち悪い。大部屋ではあるが上半身裸になりシャツを取り替えた。
四国のお土産はフェリー乗り場で買ったジャコ天だけだがフェリーの中で3枚ビールのつまみで食べた。暖めたほうが美味しいと思う。

2時間15分乗船し、臼杵のフェリー乗り場に着くとさすがに旅の終わりを実感する。
出発時、一分咲きだった桜も葉桜になっている。桜の世界は10日間が勝負なのかと思った。
日豊本線に乗ったら一途に帰るだけである。やはり寂しさは隠せない。

旅の途中一日も雨に合わなかったが、別府ですごい雨が降ってきた。涙雨と言うやつだろうか?
鈍行で小倉まで行き、小倉から初めての快速で家へ向かう。

旅の途中、天気にも恵まれ最高でした。


フェリーから八幡浜港を見る
四国よさよなら
日豊本線の途中駅
とうとう帰ってきた、5時間後は家に帰り着く


<その他桜お勧めの駅>

予讃線   伊予平野駅




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