梨花の散る夜に

あとがき


読んで下さり、ありがとうございました。m(_ _)m
今迄のシリーズ外伝の中で一番思い入れの強い作品となったきがします。

作品を書きながら聞いていた曲は「鎌倉」というCD。
秋の鎌倉をイメージに色々なアーティストの作品を集めたCDなのですが(もしや、神奈川限定発売?!(汗))特に大好きな14曲目「ヘンデルのラルゴ(オンブラ・マイ・フ)」をエンドレスでかけながら中盤の話は書いていました。
伴奏のリズムが舞い散る雪、または梨花のイメージです。
6話はそれを聴きながら読んでいただけたら、とても嬉しいです。


前作「海棠の夢」で、棠花が言っていた「待っている人」というのはもしかしたらゼフェルのことも入っていたのかもしれませんね。
彼個人、というわけではなく、顔も知らぬ父の面影であり、かつて兄のように思っていた人の面影でもあったのです。
(棠花の父親が誰であるかは、御想像におまかせ。ヒントはある…はず…たぶん<よっぽど読み込んでなきゃ無理か(笑))



作品の力量不足を、あとがきで誤魔化すような解説をしてしまいましたが、このへんで。
98/10/18 拝 佳月



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