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萌える風来のシレン
硬派ゲェマァ 萌え改造計画



かくして古の風来人は再びつるはしを握った。


戦いの記録
2002/01/20(Sun)
風来のシレンのソフトとスーパーファミコンを取り出し、動作確認。本当は既存のデータの名前だけ変更してプレイすればよい条件だったが、一から始めて達成してみせるわ!と、不要データを削除し、カッパ氏が指定した名前「風来のむらびと」のデータを作成する。オープニングだけ観て就寝。

2002/01/21(Mon)
こばみ谷3階にて「妖刀かまいたち」と「透視の腕輪」、4階にて「皮の盾」を入手。なんだそりゃ。何事もなくこばみ谷クリア。そのままガイバラのところへ行ったらまだ穴が開いておらず、詰め寄った末サルヤマに3回蹴られて死亡。くそう、サルヤマのくせに。
そうか、ガイバラに壷を割らせてイベントを進めるんだったっけか。

2002/01/22(Tue)
3月後半の土日4日分が仕事でつぶれることが決定。よって事実上の期限は3月中旬。勝負の行く末に暗雲が垂れ込め始める。部屋に帰るなり、疲れて泥のように眠る。

2002/01/23(Wed)
再び1階から戦い、ガイバラに壷を渡す。これって何回繰り返すのだったろうか。とりあえずそのままこばみ谷クリア。いちいちクリアするのも時間が惜しいし、リセットでイベントだけ進めるべきか....それじゃわざわざ最初からやってる意味がない、に1190ギタン。

2002/01/24(Thu)
結局こばみ谷30階を律儀に6往復。2周目以降はアイテムがどんどん充実するため、加速度的に眠くなっていった。どうでもいいが食神の方はナオキの報酬支払い中。次回はいよいよ掛軸裏だ。

2002/01/25(Fri)
久しぶりの掛軸裏チャレンジ。ああ私はここに戻ってきた、やはり掛軸裏はイイ。ってな感慨も束の間、8階の2分割パワーハウスでデブートンとブレイドゲータに瞬殺される。最高のスタートを切りましたね!

2002/01/26(Sat)
ららら休日出勤ーららららー。私の風来人人生が掛かったこの重大時に何たることでしょうか。ただでさえカルドセプト宇宙一リーグの開催に向けて週末は空きなどありませんのに。ようやく帰って掛軸裏。ノロージョに呪われ、魔人に一時凌がれ、階段でゲドロとラヴラヴじゃん!ヤケになってオドロ稼ぎ。ああこんな悠長なコトをやってる場合では......

気が付いたらいつの間にか寝てた。週末は休まないと疲れがなぁ....

2002/01/27(Sun)
めでたく呪いも解け、問題の26階に到着。ここから4階層は要注意です、が、ちゃららら〜、開幕格子部屋、モンスターハウスッ!うを、びっしり赤けぇ!ていうか、死ぬだろコレ。

死神2匹が密着、しかも柱の中。1マス離れてもう1匹。何もしなければ次のターンに最大5発叩き込まれるので、選択肢としては、
 (a)場所替えの杖で回避
 (b)使い捨ての盾を装備
の2択。これ以外は論外。場所替えを使えば部屋の出口には近づくが、多分次の瞬簡、がいこつ魔王の杖に当たる。眠っても、おにぎりでも、くちなしでも、100%死ねる。よってここは使い捨ての盾の一手。

予定通り5発被弾。魔王が移動したので、今度は場所替えOK。襲い掛かる死神!移動!死神!移動!死神!出口到達して、かなしばり!もう一枚使い捨て。フー、ギリギリ残った。エースの使い捨ての盾+4が跡形もありません。まぁ良し、生きているからこそ明日を嘆くことができるのだ。

2002/01/28(Mon)
一難去ったものの、36階過ぎて使い捨ての盾が1枚も無いのはいかがなものか。普通は最初からやり直すところなのだろうが、私は止めない。ゲームを捨てることを覚えると、クセになって逆境の粘りがなくなるからだ。死ぬときは前のめりに!なんちゃって。

バトカンのみで凌いできたが、遂に47階、開幕間もなく50ダメージの炎が壁の向こうから飛んでくる。レベルアップ音は無かったのでネイティブアークか......隣室のハズレを確認したところで4発目被弾。理不尽だがここまでのようだ。最期を悟った私は必死のかわし手で応対するも、とうとうヘルギャザーに挟撃され死亡。

2002/01/29(Tue)
今日のミーティングで2月下旬までのスケジュールが火の海に。掛軸裏どころか宇宙一の開催すら危ぶまれる今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。舟漕ぎながら25階までの下ごしらえを終えて沈没。

2002/01/30(Wed)
zephyr氏がカッパ氏側に賭けるということで合意。これで超豪華メンバー萌えレビュー2本立てである。zephyr氏は「萌え日記は勘弁」などと中途半端な態度を見せているが、千歳空港にスーパースコープを持ち込むほどの漢に萌え日記程度が書けないはずはなかろう。何度も意識を失いつつ35階までの前準備を終える。

2002/01/31(Thu)
すげー眠くてニシキーンにすら殺られそう。さすがに今日は無理っぽい。こんな状態でプレイして死のうものなら、昨日と一昨日の自分に申し訳が立たない。寝る。とにかく寝る。

2002/02/01(Fri)
2月。如月。プリンセスナイン。小春萌えー。あと2ヶ月でせいぜい8回といったところか。そろそろペースを上げるべきか、とか思っていたら、52階はスカドラと蟹に挟まれてスタート。まあ素敵!前のフロアでグレチキにしこたま殴られたままですわ(笑)。ところでスカドラ君、ものは相談なんだが1ラウンドだけ炎を我慢してもらえんかね? そそ、1ラウンドだけ。ダメ? ダメかーそうかー。ゴォー

2002/02/02(Sat)
ナオキに借金を返済し終えたので、気分転換を兼ねて食神に顔を出す。クリアだけのつもりだったがあまりに順調。行けるトコまで行ってみる? とか思いながら荷物整理してるうち、誤って壷をフリースロー!空中に四散するパコレプキンの肉の隙間から店主のハゲ頭が飛び出してきた......どうやら十字キーの下への入りが甘くなっているようだ。10年以上使ってるコントローラだし、くたびれてて当然かもしれない。

2002/02/03(Sun)
今日からまた掛軸裏の下準備。35階まではもう作業という他なく非常に退屈なのだが、例外的に私はオドロ狩りが好きだ。いまどきオドロを狩る風来人がそういるとも思えないが、これの何がいいって、掃除や洗濯をしながら出来るのがイイ。ワンミスで全てがパーの“時間ドブに捨てた感”が大きいシレンの中で、オトク度タップリの行動である。29階までの準備完了。

2002/02/04(Mon)
46階到達。初めて99階に到達した5年前とは戦法が異なるため、フロアの行動や20個の持ち物はすっかり変わったが、45階まではそれなりに安定している。当たり前の結論であるが、この勝負の成否はモンハウ等に代表される開始即終了配置、いわゆるハマリに遭うか遭わないかだろう。降り立った部屋さえ無難であれば、仕掛けを作る余裕も生まれる。

ぶっちゃけた話、カカルー様の胸先三寸という気がしないでもないが、私とカッパさんのどちらの萌えレビューを世間が望んでいるのか、偉大なる神が判断を誤ることはあるまい。

2002/02/05(Tue)
こんなに狭い開始部屋にグレチキ2羽とブレイドゲータが同居。グレチキをかわして反対側の出口から逃げ出した途端ブーンゴチ。鳴り響く警報音。背後にグレチキ兄弟の足音が聞こえた気がした.......アア、オワタカナ? ブーンダガガダガガ、ぷーわんぷーわん、ブーンダガガダガガ。ヤパリオワタヨ.....59階。

2002/02/06(Wed)
昨日を振り返っているヒマはないので今日から3日間はまた下準備の日々。例によってオドロを狩りながらWebページをメンテナンスしていて、そうか、もう明日は袴の日か、今頃きっと日本中の風来人が袴萌えーとか言って期待に胸を膨らませているのだろう、などと思った。さすがにこの日までに勝利することは出来なかったな.....本日は20階でキャンプ。

2002/02/07(Thu)
今日は袴ゲーの発売日。やりこむ時間が無いのがツライところだが、とにかく予約していたブツを取ってきて帰宅する。セーブデータが44ブロックでコピー不可仕様。風来人番付が38ブロック。ビジュアルメモリのデータスペースを空け、名前をいつもの如く「マヅポカ」とエントリーしてゲームスタート。

すると、コッパに「ようマヅポカ!」と声かけられたアスカが「相棒どのはどうした?」とか言っている。ああそうか、これはいけません。わたくし松岡の世界では、その相棒(シレン)も「マヅポカ」。アスカの名前を変える必要がありますね......

いろいろ考えてアスカの名前は「袴 萌之進」に決定。今回のシレンは名前に漢字が使えるのだ。さて入力、はかまはかま、と探してみたが、なんと「袴」の漢字が無いではないですか!袴ゲーなのに何たることでしょう。チュンソフトとも思えない失態です。

本当に無いのだろうかと「あ」から順にしらみつぶしに探している途中で眠くなっていつの間にか寝ていた......かなりダメなのではないかと自分に問いたい。

2002/02/08(Fri)
アスカの名前は、私のセカンドキャラだし「村人二段」にした。何だか女流名人って感じでステキ。しかしアスカよ、「一流の風来人目指して」とかカッコつけて言ってるけど、所詮お前らドロボーじゃん? なぜにそこまで誇らしげですか。

今のところ初級が終わったばかりだが、外伝とは言えさすがにシレン、ゲーム自体は相変わらず面白い。その他では、風景や家屋などの描写がズバ抜けており、シリーズ最高のグラフィックでシレンの世界観を満喫させてくれる。一方で、モンスターサイズや壁面デザインがまちまちなせいもあって、位置関係が分かりにくい。SFC版の頃から思っていたことだが、なぜ全体マップ表示画面でタテ・ヨコ・ナナメ線をon/offできるようにしないのだろうか。とくに大部屋状態で対角位置を把握するのは至難の業だ。せっかくメイン画面では補助線を表示できる仕様にしたわけだし、もう一歩頑張って欲しかった。

あと、シレンのせいではないのだけれど、相変わらずドリームキャストのコントローラは使いにくい。○×ボタンが他社コントローラと逆である点、LRトリガーが深すぎる点(おまけに壊れやすい)など。ドリキャスで何百時間もカルドセプトセカンドをプレイしてきた私ですら未だに使いにくいと思えてしまう。 やっているうちに慣れるかもしれないが、むしろ慣れたために掛軸裏で致命的なミスが出ては笑えない。今日の掛軸裏は大事を取って25階で中止することに。

2002/02/09(Sat)
モンスターハウスラッシュ!36階以降で......計5回か? アイテム回収できれば一気にチャンスなのだがそう都合よくは行かず、徐々に消耗した末、60階の大部屋ハウスでかすみ仙人にハチの巣にされ終了。どんなに丁寧に進めていても、終わるときは驚くほどアッサリだ.....

2002/02/10(Sun)
この週末が勝負と連戦に挑んだが、またもや36階・37階の連続開幕モンスターハウスに沈む。なんのこれしき、と気力を振り絞った3連戦目は、29階開幕モンスターハウス、30階2分割ドレインハウス、31階大部屋パワーハウス(でぶ大盛りサービス).....(゚Д゚) ポカーン

これはカッパか? カッパの仕業なのか!? そうか、このカートリッジを遠隔操作しているのだなそうだそうに決まった。上昇機運の私に水を注したつもりだろうがキサマの思い通りにはさせんわ!

つーわけで気分転換にエンダネス島へ。今年の初オンカルドはゆたか氏、Max.M.Mine氏、KENJI氏。ゆたか・KENJI両氏は道玄坂ダムウッドの準備らしい。私はアイボリー主体の清貧ブックで一気に8000G到達。ホーリーワードX待ちリーチまで行くが、そこからランプロ剥がされ地形変化撃たれMineドレインゆたかドレインと集中砲火を浴び、やはり一気に転落する。最後はゆたか氏磐石トップのホーリーワードX引きで終わったアーコリャコリャ。

うぬうクソゲー共め。もう掛軸裏もカルドも当分やらない。

2002/02/11(Mon)
アスカに逃避したらここでもモンスターハウス。上級で大部屋2回含む計4回。いい加減にして欲しいのですが。でも「見通しの悪い大部屋」は、ゲーム序盤でもあるしナイスバランスだと思う。試しに明かりの巻物を使ってみた途端、ヘンな龍にビュービュー飛ばされた(笑)

結局、上級はSFCのこばみ谷や64の鬼が島に比べると多少難しかったものの、何とか一発クリア。ラスト1つ前の階では、私がカナ縛ったアークドラゴンに次々突っ込むミナモやヘイジの馬鹿っぷりに閉口し、起死回生の大部屋で見えた階段が遥か対角だった時はとっとと村に帰ろうかとも思ったが、まぁ何とかなるもんだ。

あと、コヨリ萌え。チュンソフトもようやく分かってきたようです。セガの萌え専アドバイザがいると見たがどうか。

2002/02/12(Tue)
アスカは「フェイの問題」であるところの「ムラドの試練」を20問クリア。実戦ではこんなのねーよ的な状況が多いが、風来人なりたての人がシレンの仕組みを学ぶ練習問題としては良い内容だと思う。迫り来るタウロスを火炎草でジュージュー焼きながら、狂牛病の焼却施設不足を懸念してみました。

2002/02/13(Wed)
掛軸裏13F。階段の北にシレン用の穴を掘ってオドロを狩っていたところ、おかしな現象に遭遇した。

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■  階  ■
      ■
■     ■
オドロの群れに迷い込んできたガイコツ魔人を処理しようと、階段の両側、つまりシレンから見て左下と右下に向かって弓矢を撃とうとしたが、そちらの方向を向くことが出来ないのだ。 十字キーのナナメを何度も押し直すが、シレンは横や下を向くばかり。コントローラの故障かと思い、別のものに差し替えてみたがダメ。魔人が暴れたおかげでイッテツ戦車が出現し、あわやオダブツの展開になってしまった。

一難去った後に、同じことが別の壁際で起きるか試してみたが再現せず。では先程だけの一時的現象だったのかともう一度最初の穴に入ってみたら、やはりその場所ではシレンがナナメ下に向かない。 上記のつるはしで掘った位置はフロアの上端で、これ以上上には掘れない位置であったためそれが影響しているのかと考え、別のフロアで同様の条件を作ったが再現しなかった。

ということは、南に階段がある状態というのが怪現象の原因なのかもしれない。この仮説を確認するには、今度また同じような位置に階段が来るのを待つしかあるまい。

2002/02/14(Thu)
52Fの大部屋モンスターハウスを切り抜けたものの、ダメージをリカバーできずに53階で死亡。そもそも今回は34階が大部屋モンスターハウスだった影響でアイテム調整出来なかったのがケチの付き始めだったな.....

どどどんどんどんどんどん。どどん。
1位 98830 むらびと 53F

キョトン (・_・)

嫌な予感を胸に宿屋を飛び出し、それを確認すると、、、そこには燦然と輝くサルヤマ&弟子ーズのネームエントリーが。風来人番付が消えてる......メニューに戻って確認。こばみ谷から最終問題まで全て消えてる。電池切れか? と思って、1階でテキトーに死んで番付を見直すとたった今死んだ1階の記録は残っている。が、過去の記録はやはり跡形もない。何回か繰り返してみてもやっぱり新しい記録はフツーに残る。

これが噂に聞くデータ飛びか......5年前の思い出の記録も全てパーとはなんとも儚いものだ。つーかこんなカートリッジでプレイしててこれから先ダイジョブなのだろか。

2002/02/15(Fri)
昨日の悪夢を振り払うように掛軸裏の下準備。のはずが、店の入り口の敵を矢で射ようとして誤って店主を撃つ。本格的ニコントローラモ限界デスネ......なにやらもうどーでもいい気分になってきたのですが。

2002/02/16(Sat)
カルドセプト第4回宇宙一リーグ用AIセプターβ版の最終調整。5属性×護符あり・なしの計10体をひたすら動かして確認する。

面白いのは、AIのスペルパラメータを上げてリンカネーション4枚持たせるとガンガン即撃ちしてくれる点。ばら撒きに最適なクリーチャーを初手から切り飛ばし、ブックに2枚しか入っていないランプロが手札に2枚ともあっても躊躇無く回す。 いつまで経ってもブックが回るだけで手が進まない有様は、リンカネが瞬間的にはマイナス60Gの損失しか生み出さない存在であることをよく示している。特に序盤のコスト・機会両面の損失は、確率的な均質化では決して埋めることができないのだ。

結論: ただの無能は、無能なリンカネ即撃ちに勝る。

2002/02/17(Sun)
今日はリーグマップ抽選会。前回同様ドロー役にたにだ氏を迎え、神聖なるカードの神託により全30戦の順番を決定した。しかし妙にマップがシャッフルされてない。今になって考えてみると、エスパー相手にいくらカード伏せてシャッフルしたところで無意味だったかもしれない。

またこの日、たにだ氏は不思議のダンジョンを初体験。最初の敵が近寄って来ると、凄まじい勢いで部屋のあちこちにぶつかりながらあさっての方向に応戦している。マムル1匹に乱打されHP5のアスカ(笑)。アクションゲームと勘違いしているように思われるので、自分も敵も1ターン1行動だからじっとしていれば大丈夫であることを説明した。

たにだ氏にシレンの定石を説明していて気付いたのだが、やはり全くの初心者にとってこのゲームは難しい。例えばポリゴンが出現するフロアで、広い部屋に複数の赤点が見えれば次ターンでポリゴンに囲まれる可能性をノータイムで“読む”のは風来人なら当然だが、そんなトコロまで初めての人の気が回ろうはずが無い。ズバッと踏み込んで次の瞬間にはハラヘリ〜コキコキハラヘリ〜コキコキ、である。

さらに一度失敗したからといって、次から確実にそれを注意できるかというとそうでもない。つまり一連のニュートラルな警戒行動というのは、過去に犯した凡ミスと流した涙の量に裏付けられた経験の賜物であり、シレンが理論的なパズルゲームであるにも関わらず、それは非常にアナログな“嗅覚”とでも呼ぶべきものだということだ。

結論: 千回死ね。

2002/02/18(Mon)
昨日の話を反芻してて思ったのだけど、シレン中毒の人たちはいつもごくフツーに最悪のケースを想定していると思う。剣の攻撃は基本的に空振るし、度数0の杖は投げても当たらない。「アレとコレがあーなってそこにアレがあったら死ぬ」(←糸のように細い可能性)というように、いつも状況を疑っているのだ。

ここからちょっと話が飛躍するんだけど、カルドセプトにおいてレアケースでゲームをひっくり返されたとき精神的にどう反応するかという問題は、実はシレンが関係してるんじゃないかと妄想してみる。以下妄想。

最近流行のデジタルセプターは、4人分の最適解から遡って正着手を読み、そこから外れた出来事には「ありえーん!」と反応する。一方、掛軸裏系セプターは理屈を超えたところでバカバカしく達観的なので、降りかかった災難に対してそれがたとえ1/32であろうが1/49であろうが、一言「否めない」と諦める。 この「いなめない」心理はシレン終盤の無常世界で到達した悟りの境地であり、これらを私は「ありえーん属」「いなめない属」と分類してみましたがどうか。

まあだからといって「バルダンダースがダゴンになるんじゃないか?」とアイテム使っちゃうKENJIさんはいかがなものかと思った。どうでもいいか。

2002/02/19(Tue)
皆様にいただいたカルドセプト全国大会レポートの原稿についていろいろと作業。ドリキャス上ではデータ取りのため宇宙一AIが戦っている。今日もまた掛軸裏&アスカ一切無し、つーか只のゲーマー日記になりつつありますか?

2002/02/20(Wed)
今日明日にも死にそうな今日この頃、深夜に心の安息を求めてPS2用エモーショナルアドベンチャー「ICO」のサントラを買いに行く。すると店員曰く「まだ入ってませんねぇ」。3週間前から予約してるのに「入ってない」も無いもんだと問い詰めたら、どうやらメーカーのプレスが全然足りなくて品物がどこにも無いらしい。

恐るべしICO!恐るべし大島ミチル!ああ早く聴いてダラダラ泣きてーヨルダ萌えー

2002/02/21(Thu)
カルド会議室のFOX'氏の荒らし(笑)だけ修正してフトンに沈没。

2002/02/22(Fri)
全てが終わったわけではないが、何とかひと山越えた。とりあえず今日は久しぶりにフツーに寝て、週末は宇宙一の最終準備と行きたいものだ。

そんなわけで今日は本屋に間に合う時間。をを、「イエスタディをうたって(3)」が出ているではありませんか!これって(2)から2年ぶり? 冬目先生は「羊のうた」のような退廃美もステキだが、「イエスタディ」で描かれる日常の微熱も身悶えるほどイイ。ちょっと前にヨルダ絡みで「萌えとカワイイは違うのです」ってゆーどうでもいい話をしたけど、つまりはハルが「カワイイ」で、八重樫が「萌え」なのよ。わかるかなぁ。わかんねぇだろうなぁ(笑)

2002/02/23(Sat)
昨日までのアレなマイニチが明けて週末いきなり部屋でゲームっつーのは耐えられないので、今日はサッカーの練習試合だ!車は一路若戸大橋を越えて若松へ。海風が少し肌寒いながらも春のような穏やかな日差しの中、シーズン中にも対戦するお馴染みの相手と25分ハーフ3本をこなした。 メンバーがいつもと違うこともあって最終ラインが揃わず、簡単に縦へポンポン放り込まれ慌ててサポートの繰り返し。結果、いつもよりも多めに走っております。

あと予想通りといってはナンだが個人的に最悪の出来。体が切れないとかそういう以前に全く蹴れてない。平常私は毎日帰宅後の20〜30分をトレーニングに充てているが、2月以降その時間を萌えシレに回してしまったことが原因なのは明らか。平日はそこしか空き時間が無いので、賭けに勝つには他にやり様が無いのだが.....2トドを追う者1トドを得ず、ということなのか。

試合から帰った後、宇宙一AI調整中にハングアップ(わたしが)。

2002/02/24(Sun)
宇宙一AIに関して世代交TAI氏やルマー氏からご意見をいただき、更にチューニング中。昨年末のAI予選に注力した世代氏はこの分野に詳しく、今回も一味違った着眼点を披露してくれた。いっそのこと店舗予選もAIで出場してればもっと成績良かったんじゃないの? と思っているのは私だけではあるまい(笑)

2002/02/25(Mon)
未明に宇宙一AI最終版完成。AIパラメータを会議室にコピーアンドペーストしようかと思ったが、テキストのままだとヒジョーに見にくい。嗚呼今からHTMLでテーブル書くのか? オレ猛烈に眠いですよ? でもコレ今日中に掲示しないとSP申請に間に合わないし。そうだね、シクシク。

そこまで丁寧にやっても殆どの人が見てない罠。

2002/02/26(Tue)
宇宙一リーグの第1回SP申請で最も勝利したのは会社員M氏だろう。よもや通るとは誰も思わなかった「ホーリーワードX」が、誰の希望とも被らずすんなりM氏のSPとなったのは驚きだ。わたくし的には、3者競合となった「ソルティス」よりもXの方がSP的価値は高いと踏んでいる。どのマップにもよく馴染み、ブックとの相性も唯一バリアーと合わせにくいことを除いてほぼオールマイティ。 ひとことで言うと「考え無しに4枚入れても大丈夫なカード」であり、そのノータイム加減は「リンカネ4枚入れるか否か」の比ではない。X獲得によるM氏の安定性向上は疑う余地がなく、前半戦のダトールマーは彼を中心に進むことになる。

2002/02/27(Wed)
あたたたた。またもやハマタヨ。このまま3月前半まで火の海になってしまうと、萌えシレどころか宇宙一リーグすら危ないか? 真冬の水シャワーは死の臭い(笑)

2002/02/28(Thu)
Max.M.Mine氏が道玄坂会議室に「サプレッションの使い方を教えてください」と書き込んでいる。自らSPにサプレッションを指定しておきながらその翌日にコレ。遂に「たにだイズム」がここまで浸透したか、とある意味感慨深い。 早くからワタシは たにだサンの様々な偽装行動を「ステルス」と名付け、高く評価すると同時に強い警戒を呼びかけてきたが、第3回全国大会で彼がセミファイナリストとして結果を残したことで、ようやく世間的にもその有効性が認知され始めたようである。

で、Mine氏の技だが、シンプルながら実に切れ味鋭い。ボケの舞台にめがねーずの本拠地を選択したのも好判断。このアクションによりMine氏は「使い方も分からないのにサプレッションをSP指定した迂闊セプター」という認識を流布することに成功した。 多くのセプターはそこに無意識の優越を感じたと思うが、その瞬間実はあなたの方がMine氏にマウントポジションを取られているのだ。恐るべし、たにだ門下のキグニ族。今回のリーグ戦ではMax.M.Mine氏の武闘派ステルスがブレイクするかもしれない。

2002/03/01(Fri)
シレンを中断してはや半月、ああもう3月デスネ!? 3月下旬の週末は無いも同然なので実質残り2週間なのに、ここに来てこのスケジュール大渋滞ぶりは松岡負けたも同然デスカ? つーか、宇宙一リーグ開幕を3月9日に持ってきた時点で終わっていたのかも(笑)。

そんな状況下でもリーグ説明のフレバーテキストどうしようかとか、無駄なことに意識が割かれているのは否めない。早く帰らないとまた水シャワーだ頑張れワタシ。

2002/03/02(Sat)
宇宙一リーグのSP申請が一段落ついた模様。妙なSP申請メールがたくさん来て笑ったので無断転載するよ。てかコレ、掲載意識して書いてるでしょ?

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SINです。SPカード、マイトダガーにしたいのはやまやまですが、もはや彼は、私のもとを離れて、宇宙一のシンボルに昇進してしまいました。そこでわたしは、新たな友「ベルオブロウ」と仲良くなるべく精進していきたいです。 ちなみに手間を省くために申しますが、かぶったときは、「アイボリーアイドル」で。かぶるんだろうなぁ、ベルオブロウ。
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被るかっつーの。相変わらずSINさん愉快すぎます。いちおーSPというのは長期的戦術の肝であるが、人によっては見せ場生成装置と捉える向きもあるようだ。以下はそういった一部の方々。

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NO.001です。遅れて申し訳ございません。
 SP指定:マイン
実はマインドシーカーと迷ったんですが。万が一SPが被った場合(予想されるセプター:いのくち氏)、私はSP未指定でお願いいたします。

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おひさしぶりです。いのくちです。遅れましたが参加したいと思いメールを送ります。SPは、バーブルです。また、よろしくお願いします。
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カルドセプトをご存知ない方に分かりやすく説明すると、SPカードに「ベルオブロウ」や「マインドシーカー」を申請するのは、阪神タイガースがドラフト1巡目に吉本の若手を指名するようなものである。しかしその発想が福岡セプターの一風変わった戦術傾向を作り出しているのも事実。彼らの戦いを見ていると、本当にカルドセプトはひとつじゃないよなぁと思わずにいられない。

誤解の無いように付け加えると、上記は「勝つためのカルド」と「楽しむためのカルド」があるという意味で言っているのではなくて、勝つための戦法に“絶対”は存在しないという、純粋な勝負の話である。

2002/03/03(Sun)
リーグ戦への導入を巡って協議中の「カード消耗ルール」については、概ね好評ながら運営上成り立つかどうか不安があるのも事実だ。ルール原稿の下書きをしていて思ったのは、直感的に理解するのが難しくなってきているのではないかということ。前回までのルールにしても、初めて参加する方から見れば新しい要素であるし、そこにセカンドの上積み分があって、更に消耗ルールを積み上げると.....これはかなり重い。

大会のあるべき姿を考える時、「レベルが高い」「発想が斬新」というのも大事だけど、やはり傍から見て「楽しそう、参加したい」と思ってもらえることを優先すべきだと思う。参加者全員がこれだけ時間と労力をかけてるのだから、自分たちが楽しむだけでなくてその楽しさを誰かに伝えられるものでありたいし、逆にそうでなければこんなオフ大会は続かない。

そう考えると消耗ルールは閉鎖的なのか? などと思い直していたら、ルールの趣旨自体は賛同しながらもその点を懸念するメールが今日までに何通か来た。リーグメンバーとは長く一緒にやってきただけに、この辺の視点はみんな同じだよなぁ。さてどうしたものか......

2002/03/04(Mon)
リーグ説明ページをキリキリ書くべし書くべし。ここは新規参加者がリーグを知るための重要な手掛かりなので、ニュアンス重要。参考に2年前のセプター紹介文を読んでみると、世代交TAI氏は寡黙なセプターだったようである。ネコを被っていたのか、それとも途中で壊れたのか。うーん、リーグにセプターの歴史あり。

あと誰とは言いませんが、既に他人のSPとして告知したカードをわざわざSP申請して来るのは何か新手の心理作戦デスカ?

2002/03/05(Tue)
萌えシレが会議室の話題に上がっていたので、久しぶりに電源を入れて半月前の中断データを覗いてみる。この時はヒドイ偏りで、34階まで使い捨ての盾が出なかった。35階でようやく出たものの、装備外しの罠やおはらいの巻物も無かったので仕方なくバトルカウンターで進むと、40階で開幕4分割モンハウ。意を決して使い捨ての盾を装備したら呪われていた。お約束。その後どうにか耐え続け、50階で「柳の杖」が出たときは怒りを通り越して笑ってしまった。我ながらよく投げずにプレイし続けたものだ。

そしてセーブデータは現在61階。使い捨ての盾-18。開幕部屋で正面ファイターが隣接、距離3マスにグレチキ、逆サイドは4マス向こうにスカドラ。画面外の下方にあと1体。どれも見事な軸のズレ具合。仕方なく正面ファイターを柳の杖(笑)でカナ縛ったところ、下方から岩が飛んで来たためさすがにアホらしくなって中断したのだった。

萌えシレやってないのは時間が無いためだが、この未来の無いセーブデータがモチベーション下げてる側面も否めない。

2002/03/06(Wed)
さんざん悩んだ結果、消耗ルールは見送り。ルマー氏も言う通り、もちょっと時間があればどうにか出来たかもなぁと惜しまれるが、まあ今回の状況においては妥当な結論デしょー。次の機会にはもっと新しいアイデアを試してみたい。

その点、「青い風の街」主催の「三題噺選手権」は私たちの意図と共通する部分も多く、非常に参考になる。ああいう感覚をどう真剣勝負に融合するかが今後の課題か。

2002/03/07(Thu)
深夜の執務室。ワタシのパソコンの画面上では、イコが棒切れ片手にヨルダの手を引き画面のあちこちを走りまわっている。スクリーンセーバーをマジマジと見入る隣席の同僚。

 「なんですかコレ?」
 「ICOってゆーゲームの主人公とヒロイン」
 「ふーん。この主人公はひとさらいですか?」

普段ゲームしないフツーの人にもそう見えるらしい(笑)。まーねー、棒切れ振り回しながら女の子引っ張りまわしてたら、ひとさらいが妥当なセンかもな。ツノ生えてるし。をんそわ。

2002/03/08(Fri)
リーグ最終出欠状況を確認して、質問に返信して、日付変わってブック構築開始。2戦目「預言者の神殿」は思い切り裏を突く方針で決まっているのでいいとして、問題は不思議と勝てないダムウッドをどうするか。ブックの総合魔力値と終了ラウンド数を勘案しながら3冊分のブックを組み上げ、明け方のエンダネス島へ。せいぜい1試合分しか時間が無いので、試すのはやはりダムウッドでGO!

結果。武闘派3名にボコボコ叩かれながらも何とかトップキープし、我慢に我慢の末、最終ラウンド態勢充分で突き放しにかかったら、2者連続ソウルコレクター引き直止まりを喰らって沈没。はぁー否めねぇ。やっぱダムウッドはフツーじゃ展開があてにならないから、積極的に試合の注文つけた方がいいかも......自分らしくないけど仕方がない。

もう朝だし、数時間後には試合なので一から組み直す余裕も無く、ブックのストックから選び出して微調整が精一杯か。

2002/03/09(Sat)
リーグ第1節は望外の3連勝。全試合でセミファイナリストに当たる厳しい組み合わせだったが、1戦目3戦目はカッパ氏が谷間ブックで私は本命ブックだったこともあり、奇跡的に逆転勝利できた。ただ、あれだけブックパワーでアドバンテージ貰ってなおカッパ氏圧倒的有利の展開になるのは、いくらこちらが格下とはいえ問題あり過ぎ。逆にカッパ氏は9割がた手中にしたはずの勝利を2つも逃して呆然としている。いやー実戦のカルドは理屈じゃないよねー、否めない、否めない。

しかし私もリンカネ・メズマ無しの2戦目は先行したまま最後まで試合を引っ張れたわけだし、当リーグ的に本命とか谷間とかいうのが絶対じゃないとは言える。セプター界では「リンカネ・メズマ4枚入ってないブックには100%負けない」なんつー論調をよく見かけるけど、それも言い過ぎってもんでしょう。リンカネもメズマも強烈なパワーを持ったカードだけど、これらのカードが効きにくい状況というのは確実にある。

「過剰なドローは必ずプラスに作用し、デメリットはない」と無条件に言い切っちゃう人までいるが、これは明らかに恣意的な発言。ドローサポートカードを他の直接効果があるカードに差し替えれば、ドロー率は下がり、作戦の選択肢は広がる。ならば、必要150%のドローで選択肢3のブックと必要120%のドローで選択肢4のブックはどちらが強いかというと、それは状況次第。過剰なドローとやらは適度なドローのブックに比べて“相対的に”弱くなっている可能性があるということだ。

要は、無批判に4・4とやるんじゃなくて、環境や作戦に合わせて“余剰量”を検討する必要があるよね、って話デス。

2002/03/10(Sun)
リーグ戦第1節初日を終え、リーグ参加者その他大勢で夜通しゲーム大会。カルド、麻雀、カタン、レトロゲーム等々、会場はさながらセプター達のモンスターハウスである。ちなみに家庭持ちのエーテルデビルはサクッと帰りました(笑)。

ワタシは会場でもしつこくアスカやってるカッパ氏と萌えシレ談義。

 カ 「まだ当分大丈夫そうで、安心して見ていられますよ」
 松 「まあ別に。いざとなれば肉使うから」
 カ 「肉使ってないんですか!?」
 松 「おいおい。肉使って50〜60階で死んでると思ってたわけ?」
 カ 「......」(目に見えて渋い表情)
 松 「一度17階で大部屋状態からチキン売っちゃって「究」になったけどね」
 カ 「ありがち。それは注意しないと」

 松 「ところで、カッパさんは掛軸裏99階の生還率どれくらい?」
 カ 「究+なら5%、肉有りなら90%ですね」

なるほど、以前訊ねたKENJI氏からもまったく同様の答が返ってきており、かなり現実的な数値と見ていいだろう。つーかこの男は、自分は1回で90%成功するけど、何度やっても松岡には100%無理と言っているのか。返す返すナメた話である。

2002/03/11(Mon)
ニンゲンの体はひとつしかありません偉い人。
ああラシャーガになりたい.....


プッシュプルでもいい。

2002/03/12(Tue)
ルマー氏から宇宙一リーグ第1節レポートが到着。たった2日後の一番乗り、驚くべき速さ!いつもありがとうございます。でもすみません今全く手が出ないんです。余裕が出たらバッチリ仕上げますので少々お待ちください。

と後日の日記には書いておこう。

2002/03/13(Wed)
三途の瓦版に繋ぐ1日3分きりのゲーム時間。アスカのデイリープレゼントだけが日々唯一の楽しみです。だからそれがただの「どんぶりの盾」だったりすると絶望のあまり死にたくなります。せめて+3にしとけチュンソフト。

でも、本当はもっと素晴らしいモノが欲しい。風魔石をくれとは言いませんよ、ゲームバランス崩れるでしょうし。システム的破綻が無く、なおかつ全国1,000万風来人が涙を流して喜ぶ逸品。それを私は提案したい。


スペシャルデイリープレゼント第一弾
 ゆうわくのはかま

どうですか光一さん!

2002/03/14(Thu)
ゲームの話題が無いので、今日笑ったメールでも転載してみる。

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新種のウィルスが社内に侵入した疑いがありますので、社外向けメールの送受信を緊急停止します。
【特徴】
pacth.exeというファイルがテンプされたメールが届く。メール内は空。サブジェクトは以下の通り(メールアドレスが.jpの時は日本語)


 SUBJECT: IMPORTANT
 SUBJECT: 重要
 SUBJECT: Re:重要
 SUBJECT: 重要なお知らせ
 SUBJECT: Re:重要なお知らせ
 SUBJECT: 例の件
 SUBJECT: Re:例の件
 SUBJECT: お久しぶりです
 SUBJECT: Re:お久しぶりです
 SUBJECT: こんにちは
 SUBJECT: Re:こんにちは
 SUBJECT: 極秘
 SUBJECT: Re:極秘
 SUBJECT: 資料
 SUBJECT: Re:資料
 SUBJECT: 蛙
 SUBJECT: ウャR
 SUBJECT: うんこ

【破壊活動】
現在確認されていません。メールを大量配信

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「蛙」以降の流れが完璧だと思う。良い仕事だシステム管理者。

2002/03/15(Fri)
はー。
無事じゃないけど、ようやく片付、いた、、、
フトン、萌、え。。。。

2002/03/16(Sat)
夕方近くまでぐーーーーっすり寝て、目覚めると1ヶ月ぶりの萌えシレ。来週は土日ともに出勤なので、残り2週間のうち掛軸裏に費やせるのは実質1週間、12〜13時間くらい? でも大丈夫、ここから先は肉も使うし、捨てゲームもするよー、へっへっへ


あれ
番付がセーブデータごと消し飛んでますが。

ええええ、マジでマジでマジでマジで!!??



うそぉ。今からこばみ谷行くの?

2002/03/17(Sun)
とか言いながら、割とまったりこばみ谷を30階まで2往復してたりする。この非常事態にオレってヤツは....などとボケーッと考え事しながらプレイしてて、目の前を潜ったドラゴンヘッドが黒過ぎることに気付くも一瞬遅く。

28F スルードラゴンにたおされる

おおまさかこばみ谷で死ぬとは。でも目が覚めた。こんなことやってる時間は一切無い。ガイバラに会って「中断−渓谷の宿場から」、ガイバラに会って「中断−渓谷の宿場から」。掛軸裏出た。以上

2002/03/18(Mon)
いきなり5階で大部屋ですか。
こんなトコロでやられちゃー肉ありも肉なしも関係ないつーの。
ドンマイ次。

2002/03/19(Tue)
肉使用を前に一応はっきり言っておきたいのは、肉が落ちていれば今までのようにわざわざ避けたりせず拾うというだけの話であって、シューベル肉屋や魔王罠完をやる気は全くないということ。そう、今回だけはあくまで自分の技術でクリアする。どれほど勝利を欲しているとしても、これは誇りを賭けた戦いなのだから。

34階。

つるはし×2、使い捨ての盾×3、罠師の腕輪、木の矢×99、
巨大なおにぎり、弟切草、
ふきとばし杖×2、場所替え杖×2、かなしばり杖×2、まどう杖×2、
死神の肉×1、カラクロイドの肉×2。

風来のむらびと肉あり1回目、参ります。

2002/03/20(Wed)

風来のむらびと
2002年3月20日2時22分
掛軸裏99階より生還する
 得点:1100056
 レベル:46(exp306227)
 レベルダウン無し
 最大HP:250
 最大満腹度:200%
 力:8/8
 武器:つるはし
 盾:使い捨ての盾

アイテム:
 つるはし
 つるはし(未識別)
 つるはし(未識別)
 使い捨ての盾
 使い捨ての盾-8
 使い捨ての盾-11
 罠師の腕輪
 71本の木の矢
 巨大なおにぎり
 弟切草
 弟切草
 弟切草
 弟切草
 弟切草
 ふきとばしの杖6
 ふきとばしの杖(未識別-0)
 場所替えの杖(未識別-1)
 場所替えの杖(未識別-0)
 大部屋の巻物
 モンスターハウスの巻物

2002/03/21(Thu)
やぁ、桜が咲いてるよ。まるで私の勝利を称えているようだ!

まぁわたくし的には99.99%の勝算があったからこそ賭けたのですが。マジプレイは5年ぶりってゆー部分の不安が全く無かったといえば嘘になるけど、アクションゲームでもあるまいし5年前に出来たことが今出来ないはずがない。ましてや我々古の風来人は、誰かに教わった技術でクリアしたのではありません。当時僅かな同志たちと共に肉もつるはしも無いところから出発し、己の力で切り拓いて掛軸裏99階の高みに到達したんです。そうやって身に染み付いた感覚を忘れるわけないじゃないですか。

だいたいカッパさんにしても、いくら松岡がシレンから距離を置いているとはいえ、現役のゲェマァであることは対戦会などの交流から十分承知しているはず。それなのにどうして、自分がほぼ確実にできる程度のことを松岡にできないなんて判断したのでしょうか。全く腑に落ちない話です。さてはあなた、最初から美少女ゲーしたかっただけと違うんかい!

それならそうと素直に言えばいいのに。そういうのが恥ずかしいお年頃なんですかね(笑)。まぁいいでしょう。今日から私たちは萌え仲間、いえ、萌え萌えブラザーズです。長く険しい真実の萌えへの道を共に歩んで行こうではありませんか!

もちろんzephyrさんもですよ。なに逃げようとしてんですか。

2002/03/22(Fri)
肉ありなのでとりたてて書くことも無いが、ポイントを少し振り返ってみよう。今回はいま一度基本を顧みて、(1)アイテムをソートしない、(2)確実に軸を確認する、(3)再開時の自分宛に伝言する、の3点を徹底した。

(1)は条件反射的にソート動作を行ってしまうのを防ぐため、意識的にゆっくりコントローラ操作を行った。感覚的にはボタンと十字キーの間に必ず半拍置く。これは傷みが目立ってきたコントローラによる誤操作を防ぐ意味でも有効だったと思う。

(2)は、斜めラインが合っていることを確認する際に、モニター画面のドットで数えるだけでなく、定規で縦、横、斜めの長さを測って確認した。カッパ氏に定規の話を聞いたとき、ドットで数える方法とどれほど差があるのかと思ったが、より慎重な確認ができるならやった方がいいのは言うまでもない。

(3)はゲーム中断前と再開後のプレイイメージを揃えるための策である。シレンでは、一度中断してプレイを切ってしまうとテンションが下がって危機管理が甘くなりがちだ。そこで、ステータス画面以外の要素、例えばつるはしの度数が気になるので節約したいとか、あと2,3フロア中に補給を行いたいので罠の種類をチェックとか、ゲーム展開への思いをメモしておいて再開時に読むことで、中断前までのテンションを脳内にリロードするのである。これは、潜在的危機(=メモ)をテンションが下がった状態から客観視できるという副次的効果もあった。

例えば今回の場合、80階の暗闇デブ発狂で死神の肉を消費し、アイテム薄からモンハウ発動を考え始めた前夜の自分を、翌朝の自分が「カラク肉使用タイミングまで待っても遅くない」と諌め、昼食時の自分が「では、90階までにアイテム補充が失敗したとき、良い即死罠の存在するフロアあるいは2分割4分割フロアで発動」と明確な指針を示している(笑)。

36階以降のモンスターハウスは、44階パワー、56階2分割開幕ドレイン、57階大部屋、63階4分割、87階2分割。どれもそれなりに危険だったし全体的に決して恵まれた展開ではなかったが、常に「最悪の場合は肉がある」と考え、思い切ったプレイができた。つまり、肉はお守り的な機能を果たしたと言えるだろう。

93階は終盤の山場だったかもしれない。開幕部屋の配置は以下のとおり。

 ■■■■■■■  試:シレン
 ■  試  ■  ス:スカイドラゴン
 ■ス   罠■  ヘ:ヘルギャザー(睡眠中)
 ■   ヘグ■  グ:グレートチキン
 ■  水  ■  水:水路
 ■        罠:バネの罠
スカドラとグレチキに出口方向を塞ぐ形でサンドイッチされており、単純にスカドラが発狂するだけでもかなり危険である。幸いにして体力は満タンだが、肉やかなしばりの類は既に無く、盾が十分なことを除いてアイテム構成は99階クリア時とほぼ同じ。結果的に私はこのフロアをほぼ1周することになり、ふきとばし4度数、場所替え3度数を消費したのだった。

ああ、生きてるって素晴らしい。



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