第4回宇宙一リーグ 第2節
04a(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
Enemy
フラウス
ジュノーン |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | いのくち | 9439 | |
2 | Enemy | 8378 | |
3 | フラウス | 2506 | |
4 | ジュノーン | 2115 |
ジュノーンは03a、04aで「マナ」組込。 ペナルティ-1ポイント。 |
04b(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
石川
カッパ
世代交TAI |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | たにだ | 9617 | |
2 | 石川 | 6927 | |
3 | カッパ | 5581 | |
4 | 世代交TAI | 1449 |
04c(2002/05/11) 機械科ボイラーズ氏のレポート |
(2)展開 開幕の手札には、幸運にもゴールドアイドルとコーンフォークの姿がありました。これが日頃の行いの成果というものでしょうか。同時にリンカネもありましたが、当然回すわけありません。ヘイストを使用し、ゴールドアイドルを配置。最高のスタートです。 周囲のブックを見てみると、FOX'さんは普通の水、松岡さんは無属性デモトレ(?)、会社員Mさんは風ウサギの模様。とりあえず風かぶりなんで、早くも私のガルーダ最強決定です。 代わりに、警戒していた地ブックは見当たりませんでした。セカンド購入当初、ストーリーモードのこのマップでピケットのマッドマンの前に初めての敗北を喫した私は、当然マッドマンを警戒してサンダーストームを仕込んでいたのですが、全くの無駄に終わりました。 第3回全国大会の北海道予選でも、全くマッドマンが見当たらないわりになぜかサンダーストームが溢れかえっているという試合がそこかしこで見受けられたのですが、これと同じ事態がここ九州でも見られるとは。さすが日本の端っこ同士、何か通じ合うものがあるのでしょうか。 そんなこんなで試合は進み、各人が思い思いにクリーチャーをばら撒く中、私のヘイストファウンテンが全く決まりません。手札にヘイストとファウンテンが揃わないのです。そんなことはどうでもいいですか。 そういえば、FOX'さんがホーリーワード6を使ってまで私のガルーダにダゴン+水アムルのフルスイングで攻め込んで、風シールドであっさりと弾かれるというしょうもない場面があったりしましたが、このとき周囲から突っ込みを期待されて困りました。私の記憶によれば、FOX'さんはあのような凡ミスをするプレイヤーではありません。 つまりあのミスはどう考えても私を油断させるための故意、意図的なミスであり、あそこでFOX'さんに対して「このヘタレが!」とでも突っ込もうものなら たちまちのうちに思考誘導をされて敗北への道をひた走ることになるに決まっています。 というわけでここで突っ込みを入れたらやられると冷静に判断した私は、どうにか口を開くのを押し留まりました。などともっともらしく書いてはみたものの、本当のところはもちろんただ単に緊張していたからに他ならないのですが。 私のガルーダは、参加した最初の戦闘でST120を叩き出すという化け物っぷりを発揮しており、その上ガルーダなので Mさんのクランプウサギも怖くないという圧倒的有利な状況を築いていました。 松岡さんがマーブルアイドルを置いたときはかなり困りましたが、Mさんがマジックボルトでマーブルを始末してくれたので大助かり。さすがセプター紹介で「ミスターフェアプレイ」と称されるだけのことはあります。ただ、Mさんが頑張れば頑張るほど私のガルーダが強くなっていくのは皮肉という他ありませんが。 ひたすらガルーダをばら撒く私、現金を持ち歩く松岡さん、その松岡さんを利用してエコーでブーストするFOX'さん、なんだかやりづらそうなMさん。 私のガルーダが松岡さんのHP120レオナイト(ボージェス応援つき)をST130でゴミのように葬ったあたりで、弛緩したある種クソゲー的な空気が流れます。私にしてみればプレイングも何もなく、「これで勝たんでどうする」と言わんばかりのゴリ押しな展開。ガルーダがメタにハマリ過ぎて、プレイで魅せる機会が与えられないことを嘆くというのは贅沢でしょうか。 最後の方でヘイストファウンテンを2回ほど決めたりしましたが、ゲームが数ラウンド短縮されただけで、私の勝利はもはやほぼ確定事項だったといっても過言ではないでしょう。 ま、FOX'さんがST0のボジャノーイを決死の覚悟でレベル5にしたときは多少焦りましたが、ヘイスト引きで危なげなく回避。つうわけで、めでたく私は宇宙一リーグ初参戦初勝利をあげたのでした。
(3)コメント
FOX'
松岡
会社員M |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | 機械科ボイラーズ | 8198 | |
2 | FOX' | 6439 | |
3 | 松岡 | 4679 | |
4 | 会社員M | 4421 |
04d(2002/05/12) |
(2)展開
(3)コメント
森陽
sieles
ルマー |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | SIN | 8763 | |
2 | 森陽 | 6924 | |
3 | sieles | 5988 | |
4 | ルマー | 4556 |
04e(2002/05/12) |
(2)展開
(3)コメント
マサキ
Max.M.Mine
TIO |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | NO.001 | 8702 | |
2 | マサキ | 7669 | |
3 | Max.M.Mine | 5070 | |
4 | TIO | 3939 |
05a(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
Enemy
FOX'
フラウス |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | 石川 | 9224 | |
2 | Enemy | 9079 | |
3 | FOX' | 8492 | |
4 | フラウス | 853 |
05b(2002/05/11) 世代交TAI氏のレポート |
(2)展開 1ラウンド、世代、ジュノーンさん、ボーズさんが地被りであることが判明。これを見てルマーさんは、げんなり。ルマーさんだけがデモニック+護符あさりなのである。 4ラウンド、世代はリコールを使用して1周。さらに、ジュノーンさんのトロルvs世代のバルダン(西地レベル1)という戦闘が発生。世代はグースを使用して400G入手。(シーフ変身)これで世代は少し独走。 10ラウンド、ルマーさんは城でカオパニ使用。世代はエスケープで回避済み。ジュノーンさん、ボーズさんの2人が遅れ始めた。そして、ルマーさんは11、12、14ラウンドでデモニック使用。400+500+400Gを得る。さらに、ルマーさんはコラプを世代に撃つ。375Gのダメージ。これで、世代とルマーさんは僅差。 ボーズさんは、ファウンテン+リープを狙うが、ルマーさんのプレイグでかき消される。また、ボーズさんはカーバンクルで世代のマミーに侵略。世代は迷わずザ ハンドを使用。ボーズさんはドラゴンフライを見事に奪われる。狙いは簡単には通さんぞよ。 18R 世代 ジュ ルマ 機ィ 持魔力 532 818 403 483 総魔力 2089 1578 1565 1015 北護符 地15 0 地62 0 東護符 0 0 0 0 西護符 地60 0 0 地11 22ラウンド、世代はバルダンでルマーさんの毒つきウルフに攻める。見事にバードに変身。バルダンは飛翔し、ウルフは死んだ。このバルダンはジュノーンさんのドラゴンゾンビ地レベル3(毒つき)の横に飛んだので攻めてみる。G・ラトラー(支援+10)に変身。ドラゴンゾンビは残りHP22となった。 これを見て、ルマーさんは25ラウンドソルティスで窒息を選択。全クリーチャーに10ダメージだ。26ラウンド、デモニック(600G)で回復させる。27ラウンド、ルマーさんはカタストロフィ発動。これでジュノーンさんのドラゴンゾンビ死亡。他のクリも瀕死。ちなみにジュノーンさんは、地リープで跡地をちゃんと確保する。 ジュノーンさんは北エリア護符を買い、ルマーさんはそれに相乗り。北エリアはレベルを上げながらなので、見かけ総魔力はジュノーンさん、ルマーさんが大きい。 27R 世代 ジュ ルマ 機ィ 持魔力 1820 1040 524 1799 総魔力 3730 2911 3638 3424 北護符 0 地63 地112 0 東護符 0 0 0 0 西護符 地110 0 地50 地61
さて、世代とボーズさんは、西エリアで被っていた。当初、世代3連鎖、ボーズさん2連鎖だったのだが・・・ 30R 世代 ジュ ルマ 機ィ 持魔力 1501 1080 1135 804 総魔力 3661 4577 4971 3698 北護符 0 地63 地112 0 東護符 0 0 0 0 西護符 地120 0 地50 地121
終盤に突入した。誰が見ても、ボーズさん圧倒的有利である。しかし、世代は勝てる予感がした。護符ありなら負けないという自信が、心を躍らせていた。 この時点で、世代もボーズさんも時計回り。世代は城まで23マス。(占い館上) ボーズさんは城まで16マス。(聖堂1つ手前) 世代は1回上げでは届かない総魔力。ボーズさんの聖堂通過+上げを待って、その後上げるほうが得策だ。世代はフライを使わず、ダイスは2。ボーズさんはダイス1。「くう。レベルアップは次かよ。」と、世代は思ったが表情には出さない。ボーズさんは護符を少し手放してレベル5アップ可能な資金を手に持つ。 36R 世代 ジュ ルマ 機ィ 持魔力 1340 1472 1404 1405 総魔力 4692 6119 6590 5464 北護符 0 地113 地152 0 東護符 0 0 0 0 西護符 地120 0 地50 地111
37ラウンド。 37R 世代 ジュ ルマ 機ィ 持魔力 -68 1486 1589 2749 総魔力 7628 6133 7825 9139 北護符 0 地113 地152 0 東護符 0 0 0 0 西護符 地112 0 地50 地111
38ラウンド。
松岡「あ、護符ありでは負けない世代さんが負けてる。」 世代はダイス4。ボーズさんが倒せなかったマッドマンをレベル4にしてターン終了。ボーズさんはダイス3。レベルを上げる場所もなくターン終了。
39ラウンド。
松岡「世代さんなら1を出して絶叫すると思ってましたよ。」 そういえば、前にも「ありえん」と言う人がいたような・・・。そうだ、AJCC店舗予選仙台1回戦で対戦したR−ヲカダさんである。思い出したついでに懺悔しておこう。ちょっと前までR−ヲカダさんと機械科ボイラーズさんは、「北のほうのネタセプター」ということで混ざって覚えていました。 両方に出会って試合して、もう間違えることはございません。ただ、2人ともさほど強くなかったですね。悔しかったら、福岡でもう一度勝負だ!
(3)コメント
機械科ボイラーズ
ルマー
ジュノーン |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | 世代交TAI | 9365 | |
2 | 機械科ボイラーズ | 10485 | |
3 | ルマー | 8021 | |
4 | ジュノーン | 5629 |
05c(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
いのくち
たにだ
松岡 |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | NO.001 | 11821 | |
2 | 松岡 | 7742 | |
3 | いのくち | 7202 | |
4 | たにだ | 6448 |
05d(2002/05/12) |
(2)展開
(3)コメント
TIO
Max.M.Mine
カッパ |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | TIO | 8353 | |
2 | Max.M.Mine | 5695 | |
3 | カッパ | 1785 | |
4 | sieles | 9139 |
sielesは04d、05dで「スウォーム」組込。 1位→4位降着及びペナルティ-1ポイント。 |
05e(2002/05/12) 森陽氏のレポート |
(2)展開
マサキ氏 属性:地 三番手
キーカード
会社員M氏 属性:地 四番手
キーカード
SIN氏 属性:水 一番手
キーカード
森陽 属性:水 二番手 (今回、レポの書き手を務めさせて頂いております)
キーカード |
☆ |
そこで!開き直ってこのようなコンセプトを採用しました。複数の対戦相手からの攻撃の的となる危険性は高いものの、皆さんのブックの侵略力はそこまで高くないだろうと予測し、加えてマップが広いということを計算して思い切ったわけです。 序盤の出遅れを心配して、フィーストで資金稼ぎを思いついたのは護符攻撃と相性抜群だということが一番。こちらはばら撒いて資金を溜め、他の方は余剰魔力を護符につぎ込む。そこへダーククラフト。そして止めにケルピーで通行料搾取しちゃえ〜、と妄想を膨らませました。 …というわけで、序盤のマーフォークが秘策となるわけです。おサカナ大好き。
〈〜試合開始〜〉 Mさんの手札に壁(ストーンウォール)とボーテックスが見えると、「森陽さんだ〜」と揶揄される。壁ブックも有名になったものだという感慨に、ワタクシ喜びを禁じえません。わ〜い 4ラウンド、伏兵マーフォーク西に降臨。「これが私の秘策です」と言い放ち、笑いを誘う。オイシイ構図です。同じく4ラウンドにマサキさんの手札にアシッドレインが見えて密かにげんなりする私。 6ラウンド、マサキさんがグーバクイーンを配置。けれど、Mさんに子供を産めない体にされちゃうのです…。今日は「母の日」なのに、ぐーばおかぁさんにターンウォールを撃つなんて。私のグラニットアイドルのことを考えるとさらにげんなりしましたが、これはナイスでした。増殖されたら、キンカジューやら泥男が凶暴化しますから。あまつさえこちらのブックは攻撃力ないのに…(ドルール頼り)。 東にMさん、SINさんの土地。北にマサキさん、森陽がクリーチャーを展開させる。 8ラウンド、東砦右の配置(水に地形変化完了)にケルピーかアンダインで迷う森陽。この時点で、リコールが足止め戦術の障害になることは既に判っていた。理想はそこ、二つある砦周辺だ。しかしまだ対戦相手のクリーチャーが出きれていないことも考慮し、アンダインを置くという慎重策を取った。ここは特に判断に迷った場面で、今考えてみても正しいか誤りかは判別できない。 Mさんから「森陽さんのマスグロの使い方はいかしてるよね」と言われ、内心いい気になる。その後、発言主のバジリスクにアンダインが二度までもやられることは知る由もなかった。というわけで11ラウンド、西アンダインをレベル3に。何も知らないが故に気分いいです。ちょっとノリノリです。そしてついにケルピーを城の右隣に配置。まだ属性は火。 地道な護符運用とスペシャルカードのホーリーワードX、そしてリコールとグレイスの活用でMさんの追い上げが始まる。紳士的プレイングが冴え渡るのを垣間見た。 SINさんも序盤の護符リードをうまく使って、リコールによる城領地能力で東の土地レベルを上げる。依然、安定したペースで総魔力を上昇させる。隙が無い。 マサキさんは最下位ながらも着々と反撃の用意を整える。この時点では、クリーチャー交換に力を注いでいるようだ。魔力は、ドレインマジックを誰も入れていないと判断したためか、手元に大量に持っている。 森陽は手持ち魔力を手広く投資。のらりくらりと、キーカードであるダーククラフトを待つ。 15ラウンド、サカナをシンクで水に。17ラウンド、Mさんの手札にバジリスクがあるのにケルピーにインフルエンスをかけて水にする私。カードが手札一杯になるのが嫌でうった手である。「ま、ガセアスフォーム沢山あるからいっか〜」と楽観していた面も否めない。 もうそろそろグレイスがやばい、と焦りだしたところへ…18ラウンド、やっとダーククラフト一回目。もちろん即打ち。3人に与えた護符ダメージは200〜500G。レベル1ケルピーにバジリスク所有のMさん侵略せず、28G払う。因みに、その時私はガセアス2枚持ち。SINさんダゴン配置。 19ラウンド、フィーストを撃ったターンに周回して、城隣ケルピーをレベル4に。そこへ次のラウンドに、SINさんがクインテッセンスを撃ち込む。あうち!森陽、仕方なく北アンダインをレベル4に上げる。未だに飛びぬけて1位SINさん、それを3人が追う展開。 面白い戦闘が起こった。侵略側マンドレイク対防御側バジリスク、どちらもグース付というもの。即死発動でマンドレイクだけ死ぬか、それとも不発→絶叫でお互い死ぬか。正直、ここでMさんがグースを使うとは思わなかった。緊張と興奮が高まる中、50%で即死発動!侵略側のマサキさんマンドレイクだけが遺産ゲット(笑) 結果は運ですが、それだけに面白い対決であった。 東土地に連鎖を作るSINさん。なんといってもエスケープの使い方がうまい! 空き地(水地形)確保と、聖堂を利用した細かな護符が印象づけられた。これで水5連鎖、磐石である。森陽、バリケードを使用。その後、マサキさんがアイアンアイドル配置されている状態、3分の1の確率でケルピーを踏む。城直前でトライアンフかアシッドという選択、男ならトライアンフですよね!ここも運。 西、バジリスクで取られた水土地に、隣接していたアンダインを移動侵略させたら地アムル使われて即死発動。Mさんのアイテム使用の思い切りの良さにやられてしまった。アイタタタ 24R、Mさん東の地(地)を上げて音楽変わる。東の地護符=Mさん、東の水護符=SINさんの争い。グレイスが勢いを増す。25R、森陽が城の左隣にマッドクラウン配置。後に大切な仕事を果たす。アシッドレインで森陽のグラニットアイドルが破壊されたお陰で、リコールを撃ち城に帰れるMさん。 27R、森陽手札にインフルエンスが来る。迷わずケルピーに撃ち、次のターンにランプロをかける。この直後にターンウォールをMさんが引く。あ、危なかった…。結果、対象はグーバクイーンへ。マサキさん、産めない辛さを二度までも味わう。 依然としてSINさん1位で、Mさんが追い上げる。続いて3位森陽、4位マサキさん。マサキさん、手元に溜めていた魔力を次々と西の森へ投資し、リコールでさらに差を埋める。Mさん、ケルピーにはまる。次のターン、ダーククラフトで追い討ちをかけられる。魔力がマイナスになるという痛打。 マサキさんの西のマッドマンがSINさんに水に変えられてから、SINさん、Mさんに踏まれる。通行料約800Gゲットで、マサキさん追い上げ加速。 37R、Mさんターンウォールでグラニットを考える人に変えるが、次ターン森陽の鬼ダイス(アイアンアイドルが場にあり、3分の1の確率で配置交換できるという状況)6で再びグラニット推参。リコールを封じることに成功する。 マサキさん、手札のバジリスクをリンカネで飛ばしていたためはまり。ここも試合を左右した局面だったと思う。 マサキさんがここで土地を手放し、バグ発生。リプレイ故障につき以後の試合展開は私の記憶に依存する。 私のブック残り枚数も少なくなり、アイドルも置かれたことでダーククラフトを警戒する雰囲気が強まる。護符を売り、土地に投資するプレイに一時転換する傾向が高まる。Mさんがマーブルアイドルを配置したことで、侵略・配置が行いにくい環境になる。 森陽は足止めで得た魔力をサカナに投資する。やがて、南の環状線をぐるぐる回って足止め回避、土地確保に動いていたSINさんをはめる。具体的に言えば、東砦先の城側で時間稼ぎのエスケープを使い、レベル4アンダインを踏むダイスを出す。これを回避して南下し、占い館に止まった次のダイスでマサキさんのグリマルキンレベル4か森陽のサカナレベル4かの選択になるというものだ。結果、僅かに安い後者を選ばれた。サカナ、本懐を遂げた瞬間である。 手堅いプレイングで勝利の一歩手前まで来ていたSINさんは、サカナ踏みに加えてキングトータスレベル4を森陽のドルールに落とされる。マスグロース2回、ダゴンの応援でHP70になった亀を、ST70ぎりぎりで辛くも撃退。SINさん、思わず嘆息する。これは私もちょっとできすぎた展開だなという思いを禁じえなかった。 できすぎた展開の最たるものが、終盤のコアティ事件。グラニットが破壊された隙をついて、マサキさんスクイーズで森陽の二つあるガセアスの片方を破壊、城隣レベル5ケルピーを踏んでバジリスクで侵略し、レベルを一つ下げて通行料を支払う。Mさんのバジに懲りていたので、たまらずガセアス使用。ついに森陽の防御アイテムは尽きた。次のターン、Mさんのケルピー踏みでコアティ侵略。 もうだめだ!あぁ、あの時(1、2ラウンド前。即死に対する防衛力が無いという理由で)手放したムジナマスクが悔やまれる…と思ったら、なんとHP5を残してケルピーが生還した! マスグロース、城隣に置いたマッドクラウン、SINさんのダゴンといった内助の功の成果だ。この通行料で森陽目標達成となった。 しかし最後の最後、虎視眈々と1位を狙っていたマサキさんが勝負にでる。アイアンアイドルが場にある状態で、森陽ダイス4がでると踏む位置にあるタモリをレベル5に!通行料1800Gが3分の1の確率で立ちはだかる。この時点で私の総魔力は10,000台になっていたが、リコールの引き次第ではマサキさんに軍配が上がるのだ。 そして次のターン、なんとMさんがタモリを踏む。これでマサキさん目標達成、あとはリコールさえ出れば上がりだ。次のラウンド、私は盟友「フライ」を引き、ダイス4−4でタモリを通過する。持つべきものは翼だと思った。緊張は続いたが、結局マサキさんの手札にリコールは来ず、森陽ゴール。 序盤からリードを保っていたSINさん、中盤から追い上げたMさんを足止めでなんとか抑え、終盤のマサキさんとの引き勝負に辛くも勝利できた。
【反省】 とはいっても綱渡りな局面もあり、アイドル配置、ダーククラフトのタイミング、そして地形変化とランドプロテクト…どれも際どいタイミングだ。リベレーションがあれば、領地の地形変化やクリーチャー交換、レベル上げがもっと巧くできただろう。バランス、カード種など吟味の余地はありそうだ。 最終的に、私の通行料収入は5612G(そりゃ勝ちますよね…)。なんといっても運が良かったというべき試合内容だった。 最後に、宇宙一初勝利記念ということで少し勝ち誇らせて頂きます。
[勝鬨の祝歌]
(3)コメント
マサキ
SIN
会社員M |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | 森陽 | 10625 | |
2 | マサキ | 9881 | |
3 | SIN | 7078 | |
4 | 会社員M | 5699 |
06a(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
NO.001
機械科ボイラーズ
フラウス |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | カッパ | 6293 | |
2 | NO.001 | 5447 | |
3 | 機械科ボイラーズ | 5168 | |
4 | フラウス | 3430 |
06b(2002/05/11) |
(2)展開
(3)コメント
いのくち
ジュノーン
石川 |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | FOX' | 7602 | |
2 | いのくち | 6390 | |
3 | ジュノーン | 3559 | |
4 | 石川 | 2804 |
06c(2002/05/11) |
(2)展開 開始早々世代氏の手札にシャインが見える。松岡の「世代さんがブックを間違えたようですのでやり直しましょうか?」との提案に世代氏は「間違ってないですー」と不満顔だ。
護符ありなら絶対負けない。 あまりといえばあまりな世代理論に目頭を押さえる3人。この誰をも寄せ付けない根拠レスな思い込みこそが、世代氏の血であり肉なのだろう。それを取り除いてしまったら、きっと彼は死んでしまう。 Enemy氏は魔力増加手段としてパーミッション+マナに加えミスルトまで投入してきた。前後のブックをパワーダウンさせてでもここに集中し、絶対押し切って勝つという気迫が感じられる。本気中の本気であろうそのブックは、回せば回すほど魔力差がグングン広がっていく。 松岡はバリアー型で挑む。ブックスピードの弱点をアースシェイカーによるリセットとパーミッション+マナを最大限に欲張るプレイングで補い、終盤の混戦に望みを繋ぐ狙いだ。 たにだ氏は、その辺の道端に落ちてそうなほど平凡な水ブック。やる気があるのかさえ疑わしいが、雑魚相手にはコレくらいで丁度いいということでしょうか。 試合は攻めも攻めたり、守りも守ったりで、それぞれの思惑が見事に嵌った三つ巴の激戦となった。Enemy氏は松岡のアースシェイカーに全く動じることなく、次々と土地レベルアップ。「撃てるものなら撃ってみろ。すぐにまた上げてやる!」と言わんばかりだ。 世代氏はシャッターによるアイテム破壊など、ゲーム展開ではなくとことんコインがらみの戦闘を優先するプレイングで終始安定して護符を拾い続け、最終的に60枚まで達した。松岡は、移動スペルを最適化することで高額地をかわし、序盤の劣勢をひたすら耐えた。 松岡が虎の子アースシェイカーをギリギリまで我慢しリセットのタイミングを計っていたところ、ここまで何のアクションも起こさずダイスだけ振っていた最下位一人旅のたにだ氏が、松岡の鼻前の土地を突然レベル4に上げてきた。上げるべきときには上げないのに、明らかな通行料狙い撃ち。 たにだ氏の相変わらず的外れなマンマークに苦りきる松岡だったが、このレベルアップで3人に対するアースシェイカーの収支がプラスに転じた。迷わず地震発動し、総魔力は横一線に引き戻される。
しかし、再び圧倒的なエンジンパワーでEnemy氏が抜け出す。わずか5,6ラウンドであっという間にレベル4を林立させ、通行料とボーナス込みのリーチ状況を作り出した。追い込まれた松岡は必死にEnemy氏を止めに行く。キープしてきたフライを使い、バジリスク+フュージョンでEnemy氏の連鎖に飛び込んで陥落。
その高額地を奪回すべく移動侵略したEnemyアンダインに対し、更にバジリスクはアースアムルで迎撃、即死発動。相次ぐ土地レベルダウン。 結局バジリスクの土地はEnemy氏が再度の移動侵略によって奪回し、それによって空いた東の水土地に松岡マッドマンの楔が打ち込まれる。再びEnemy・世代・松岡は横一線。ただし今度は3人とも目標魔力に近づいており、Enemy氏以外の2人も何かきっかけがあれば抜け出せる。 地震にも侵略にも怯まず、衰えぬスピードで突き進むEnemy氏。その姿はハードマークを引きずりながらゴールを目指すヴィエリのようである。 Enemy氏が東へ達成周回に入ったところで、松岡が楔のマッドマンにワイルドグロース+レベルアップ。ワイルドグロースは侵略絡みで使いたかったが、Enemy氏の手札に防御アイテムが途切れず、ゲーム終盤に来て通行料狙いに変更したのだった。果たしてこの2/9が決まる。Enemy氏からデバサイの通行料を得た松岡はすかさず地属性連鎖に注ぎ込み、Enemy氏に2000G差のリーチ。 これに対し、世代氏は素のバルダンダースをレベル4に上げ、残り2ラウンドでシャイン!2位に浮上し松岡との差を一気に詰める。この場面、一般的にはバルダン隣のデコイをレベルアップするところだが、手順的に最大限欲張るならそれもアリな選択であったし、何より世代氏の中ではデコイ<バルダンダースなのだろう。
最終ラウンド。 しかし、最終ラウンド4番手、ここまで何をすることもされることもなく、総魔力1000G前後を行ったり来たりしていた たにだ氏が、フライで周回コースを無視してEnemy氏の高額地に突っ込み、故意の振込み。こうして、三者三様に死力を尽くした好ゲームは、それらと全く無関係なところで幕を下ろされることとなった。
4人対戦のゲームは、一対一の勝負では味わえないバランスの妙味を持っていて、それこそが麻雀やカルドセプトの魅力と言えるのだが、それは4人がそれぞれグッドゲームを築こうとする意思によって辛うじて成立している。大げさに言えば、それは各々の勝負に対する美意識だろう。 カルドセプトにおける典型例として、「ラス目のメテオ」がある。4位である自分のターン直後に1位と2位が必ずゴールするという局面で、メテオを引いてきた場合どうするか。「自分が1位になれない以上、どちらにも撃たない」もしくは「自分の順位が1つでも上がるなら撃ち、それ以外は撃たない」という人がたぶん多いと思うが、これ以外にもたくさんの判断基準が存在するに違いない。 ちなみにわたくし松岡の考え方は、たとえメテオを撃つことで自分の順位が上がらない局面だったとしても、ライフォ+リコールとか、メズマ・サプレ連発とか、自分が4位に甘んじている原因となるような極度の妨害をしてきた相手が居るなら、きっとその人に撃つ。 なぜならそれがゲーム内の因果応報だからだ。こういうしっぺ返しに文句を言う人も時々いるが、それまで散々妨害を加えた相手に対して、“今は”順位に関係ないからそんなことするな、などと言うのは虫が良すぎるだろう。 かように、何が良くて何がダメなのかは人それぞれで、セプターが10人いれば10人の考え方がある。宇宙一リーグで行使しないことを推奨している「戦術的会話」と同じ性質を持った問題ではなかろうか。 よって、実際の現場における対応としては、「詰まるところ皆で楽しんでこそのゲームだから、少しでも多くの人が納得できる落しドコロを探してやっていくしかありませんね」という感じだ。わたくし的には「通行料差込みがアリなら、もう順位なんてどうにでもできる」と思うのだが、たにだ氏的には全然OKなのだろう。それは彼のセプター哲学として認めるしかないし、今後私の たにだ氏に対する考え方・戦い方も変えざるを得ない。
それでも、たった一つだけ確かなことがある。それは、
ぁぁカルドラ様、このヨブ・トリューニヒトをどうにかしてください・・・・・・
(3)コメント
松岡
世代交TAI
たにだ |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | Enemy | 7567 | |
2 | 松岡 | 7250 | |
3 | 世代交TAI | 5028 | |
4 | たにだ | 694 |
06d(2002/05/12) |
(2)展開
(3)コメント
sieles
SIN
TIO |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | 会社員M | 9490 | |
2 | sieles | 6100 | |
3 | SIN | 4254 | |
4 | TIO | 2373 |
06e(2002/05/12) |
(2)展開
(3)コメント
森陽
ルマー
マサキ |
順位 | セプター | 魔力 | 枯渇 |
1 | Max.M.Mine | 4134 | |
2 | 森陽 | 3848 | |
3 | ルマー | 3493 | |
4 | マサキ | 1007 |