温泉カルド(2000/09/15) 松岡のブック&レポート |
温泉カルド用ブック「おんかる」 |
Creature | 21 | Item | 07 | Spell | 22 |
ケットシー | 3 | イクシア | 1 | アップヒーバル | 2 |
バンディクート | 3 | クロスボウ | 2 | オムニポーテント | 1 |
I・サラマンダー | 2 | ネクロスカラベ | 2 | シンク | 2 |
パイレート | 3 | バックラー | 2 | ヘイスト | 3 |
マッドクラウン | 2 | ホーリーブライト | 4 | ||
ムジナ | 3 | ホーリーワードX | 3 | ||
メガロドン | 2 | リコール | 3 | ||
リザードマン | 3 | リンカネーション | 4 |
レギュレーションを見れば分かるとおり、「おんかる」は3卓同時実施でポイントを競うため、同じ卓のセプターがそれなりに協力し合って温泉を築いていくという、言わば団体戦的なプレイが求められます。その点、私が参加した卓の皆さんは、そこのトコロを十分に理解された方ばかりでした。
AHO氏:「マジックボルト」「イビルブラスト」(恐らく)4枚ずつ
....この方々は「協力」という言葉を知らないのでしょうか?(含むオレ)
「おーいみんなぁ、一緒に頑張ろうよ、温泉作ろうよう(T-T)」 結局終了直前の35ラウンド頃まで、「おんせん」の「お」の字すら出来る気配の無かった私たちでしたが、ここから事態は急変します。なんと皆さん、ここまで手持ち魔力全てを賭けて狂ったように撃ち続けた攻撃スペルを「ピタッ!」と止め、一心不乱に土地属性を変更していくではありませんか! この終盤の、掌を返したかのような変身ぶりにワタシは、社会人として在るべき振る舞いの美しさと、オトナの汚さの両方を垣間見たような気がしました。3卓の中で、この卓の4人の合計年齢がダントツなのは伊達ではなかったということでしょうか。ボクはこんなオトナになんかなりたくないなと思いましたが、口には出しませんでした。 でも、優勝者が出たのは我が卓からですし、4人の順位は12人中、1位・4位・5位・7位と最高の結果。他の2卓は、終了直前の「シンク」乱発で、多くの温泉が ただの水溜りになったと聞きます。人間という生き物の、なんと業深きことよ! 芥川の「蜘蛛の糸」に思いを巡らさずにいられない松岡でありました。 |
セメントマッチ用ブック「Arena7b」 |
Creature | 22 | Item | 03 | Spell | 25 |
シーフ | 3 | ホーリーグレイル | 3 | シャッター | 2 |
スチームギア | 3 | パーミッション | 3 | ||
バトルギアα | 2 | ヘイスト | 3 | ||
バトルギアβ | 2 | ホーリーワードX | 3 | ||
ボージェス | 3 | マナ | 2 | ||
リトルグレイ | 2 | ライフフォース | 2 | ||
ルナティックヘア | 2 | ランドプロテクト | 3 | ||
マッドクラウン | 1 | リコール | 3 | ||
ミルメコレオ | 4 | リンカネーション | 4 |
一目見てわかる、何が何でも勝ちたいというブック構成。「9/15開催、セプターズカップ優勝者参加であるからして、これが全国大会でなくて何が全国大会よ?」という強い思い込みの下、気持ちの上では「宇宙一リーグ代表」(これまた勝手な思い込み)のつもりで臨んだわけです。 「ほんなこつ ここでアピールしとけば、うちのリーグに遠征ば してくれるセプターが増えるかもしんねーくさ」という下心もたっぷり。私の場合、ルマー氏らのように華麗なプレイスタイルで目を引くことはできないでしょうから、とにかく結果を出すしかないと思っていました。 とはいえ、関東のトップセプターがこれだけ集まると壮観の一言。どの組み合わせに入っても緩い試合になろうはずはなく、1回戦・決勝戦とも出鼻を軽く叩かれて見事なまでに出遅れたのです。1回戦ではAHO氏ときくぞう氏に口頭で談合されながらのマーク、決勝戦ではいきなりマサ・オサダ氏から「ライフフォース」+「カオスパニック」被弾。マップが「開拓者たち」であるだけに、例えるなら千二でゲート2馬身遅れくらいでしょうか。 結果的には先行3人が馬混みに包まれるラッキーもあって、2試合とも奇跡的な後方一気が決まり、勝ちを拾わせていただきました。(囁くような声で)ありがとうございます。 ....そういえば、1回戦では私を風避けにして一緒に上がっていったセプターがいましたが、宇宙一リーグの彼はわたくしに対して強硬な敵対言動を繰り返しており、彼には「感謝」という言葉の意味と共に人の道の何たるかを(笑)叩き込んで差し上げる必要があるのではなかろうかと思う今日この頃です。 |