<Lesson #6>
'03.10.12 曇り
ちょいと買物に寄った後,会場へ。ほぼいつもの時間に到着。
ちょっと覗くと,前のクラスはまだレッスンをやってます。全員立って,頭のほうから通して
歌っていました。経験者クラスは,後半戦に突入?ですからね。
このクラスのお知りあいの方から,「11/9の練習が,中之島の中央公会堂になった」と
お聞きしました。中央公会堂は小学校の頃に写生に行ったくらいで,その近所は何度も
通った事はあるものの,中に入った事はありません。
いいなぁ,一度中に入ってみたいよなぁ。
#さて,大阪Gクラスはどうなるんでしょうか?事務局からの連絡はありません。
<発声練習は?>
さぁ,先生方の登場です。しかし,なにやらガチャガチャ上から音がする…。
上のバルコニー(って言うのか?)から出ては来たものの,舞台へ続く扉の鍵がかかってるようです。
仕方なく,ふつーに入ってきたのでした。
今日は,花月先生は出席ですが,山本先生は欠席です。ピアノの先生は初めて見る方。
はて,だれだろう??…ぱらぱらぱら(昨年のプログラムを繰る音)…,あ,三輪 佐千子 先生ですな。
「今日は発声練習,する?」
って…(^^;;)
なんでも,昨日は早くから飲んで,早く寝すぎて…気がつくと12時??ってことで,ヤなんだそうです。
とはいえ,やりましょうってことになって,いつものように,「ま」と「ぱ」です。
「顔と心,心と声はつながってます,怖い顔をしない!」
いつもいわれる事ですね。
テノールはこれに加えて「高いところ,逃げないで。発声練習なんだから」と言われました。
大阪Gは,テノールが少ないですからね,ちょっと引くと,スグわかってしまう。(^^;;)
<一点集中>
今日はある意味,一点集中なレッスンでした。
P52,851小節,Prestissimoです。
まずは復習から。先週やった871小節という中途半端なところまでを歌います。
これも何度も言われたことですが,855小節の出だし,Seid
を揃えること。「ざ=Z(a)」で揃えるのではなく,
この母音の「あ=(Z)a」で揃えるつもりで。
同じように,Bruder も「ぶ(りゅーでる)」で揃えるのではなく,「(ぶ)りゅーでる」で揃えること。
uberm Sternenzelt mus ein lieber …の発音では,後ろの音符で前の母音を言いなおすつもり,
「いーべえるむ しゅてーえるねん つぇーえると むす あいん りーいべる…」ぐらいのつもりでいいそうな。
さて,パートごとでの注意はというと,
ソプラノ,869小節のところ,鈴を鳴らすように丁寧に。871小節の
Vater もしっかりと歌う事。
次の高音は力まない事。歌詞の Wohnen の「ぼー」ではなくとも,なんでもいい(^^;;)。
つまりここまで高い音だと,子音はもはや聞こえないってことでしょうか。
アルトは長い音が続くんですが,なんとなーく,くらーい感じに聞こえ,「歌い終わったあとの
顔の方がいい!」なんてことを言われてました。
テノールは,「誰か歌ってくれぇ…」なんて声を出すんじゃなく,「ワシが歌うんじゃい!」ぐらいの
気概で歌え,と。
バスは…特になにも言われるようなことはなかったかも…ただ,「どっかん!といってください」
<覚えて正しく>
皆,予習をしてきたのか,結構暗譜ができているようで,「ぱ」で歌うほうがタイミングが取れません。
いやいや,いい傾向ですね。とはいえ,まだまだ本来のスピードでは追いつきません。
しっかり覚えましょう,ってことで,今回の練習は,間髪いれずに繰り返し繰り返し,何度も何度も
連続して歌うというもの。
例えば,872小節,wohnen,ein lieber Vater
wohnen の部分だけを連続で何度も。
同じように,いくつかの部分に区切ってやりましたが,これは結構疲れました。
この後の部分,特にソプラノは高い音が続きますが,
「無理して間違ってる音を出すのではなく,小さくても正しい音を出すこと。小さくても聞こえます。
練習すれば必ず歌えます,20年後には」
<覚えてしまえ>
872小節以降は難しい,というかしんどいところですね。
それと,部分々々できっちり合わせる事が要求されるところです。
879小節の seid は,パンと出ないとダメなところ。
「寝てても,蹴られたらパッ!と出るくらいに!」
その後の Diesen も,同じです。しかも ff がついてるくらいですから,大きく,しっかり合わせること。
887小節の Welt ! は,アルトを除いて音程が上がるところなんですが,パッと上がること。
ぞわぞわぞわって感じで上がらないように注意。
さぁ,その後は高いところが連続して,しかも長く続くところです。
「あぁ,ソプラノで応募しなくてよかったわぁ…なんて思ってるんじゃないですか,アルトォ!」
#いやいや,ホント,ここは頭のてっぺんから声を出さないといけないところなんで,
#その気持ち,わからなくはありません…来年はバスに転向か?!(笑)
また,ganzen をながーく伸ばすところ,895〜898小節,899〜902小節の2つがあるんですが,
この zen の部分では,その前に n を入れるつもりで。つまり,「があーーーーーんつぇん」かな?
903小節の Welt ! は,これまでとちょっと異なり,ちょっと長めにすること。
次の Freude ! もいつも言われるように,母音の「お」で合わせるつもりで。
注意事項はこれぐらいで,後はもう,
「覚えて!覚えて体に染み込ませて!」
「”ありた君”のように…」
ありた君…花月先生の学生時分の友人なんだそうで,瀕死のケガを負っていたときも
無意識のうちに「Freude schoner Gotterfunken
…」と歌っており,医者に呆れられたそうな。
今年も大阪Gに登場です。
それくらい,無意識のうちに歌ってしまうぐらいに覚えてしまうことが,ここのコツなんですね。
ってことで,P57,912小節まで,繰り返し繰り返しの練習が続きました。
<褒められた…の?>
今日は,Prestissimoだけで終わりました。中身はホント,繰り返し繰り返し,でした。
とにかく覚えることが必要ということです。その甲斐あって,覚えられてきたのか
「よく揃ってきました」
#おぉ,久しぶりに褒められましたな。
「大丈夫,必ず,歌えるようになります」
#うん,この調子で行けば,確かに歌えますぞ。
「これを歌わないと…曲が終わりませんから」
#って,サゲてどうするよ!(^^;;)
そして,
「今の5倍は(ヴォリュームが)大きくできると思ってます。頑張りましょう」
確かに,音が小さいですね。テノールは特に…(^^;;)
5倍になれば,確かに素晴らしい!
けど,どうやりゃええ声のまま音量を上げられるんだろ?
今日も結構疲れた一日でした。
いやぁ,つかれましたね,なんて帰り際に仲間内で話しつつ,あるイベントの打ち合わせを
体育館入り口でしていると…昨年の大阪G,副担任
有元先生がいらっしゃいました。
今日は大阪Hのリリーフだそうです。
二言三言お話し,お約束の写真撮影の後,解散となったのでした。
さぁ,これで大阪Gも前半戦が終了,来週から後半戦に突入です。