<Lesson #5>
'03.10.5 曇り,といっていいでしょう。
今日は一般チケットの発売日。
ってことは,チラシがばら撒かれてるはずと思い,梅田地下のチケットぴあに行くが,無い。
んー,今年は手には入らんか?と思いつつ,MBS本社へ。
すると,ありましたありました。今年は二つ折りになってます。
で,写真はというと…昨年の公式プログラムからの使いまわしぢゃん…
そうさいさい写真撮影なんてできないでしょうから,仕方の無いことですが。
今年のカラーは,オレンジ?橙?蜜柑色?って感じの色ですね。
レッスン会場は長蛇の列なんだろうと思ってましたが,そんなには長い列では
ありませんでした。整理券制にしていたかららしいんですが,整理券の1番の方は,
なんと,AM5:00に来ていたそうな。
<いつもの>
今日も発声練習からです。
前回は「ま」と「ぱ」を入れ替えて,「ぱ」をレガートで発声しましたが,今回は Normal に
「ま」をレガートで発声します。
「イメージで声は変わります。いい声が出る事,出す事をイメージして」
「『まー,まー,まー,』と1音1音を出すんじゃなく,つないで,ひとつにする」
「最後が大事。途中は最後に(声を)飛ばすための過程なんです」
続いて,Normal な「ぱ」です。
難しい顔をしない,首を縦に振らないっていうのはいつも言われることですね。
<覚えてるつもりなんですけどねぇ>
さぁ,本題です。予告通り,P15,313小節,Gのおさらいです。
小生の嫌いなところでもあります。何が嫌いって…ちゃんとやってるつもりでも,
他のパートに引っ張られてしまうところが,一番嫌いです。(^^;;)
今年はソプラノの出来がいいようで,しかも,人数的に多いもんですから,引っ張り込まれる…
いやでも(笑)聞こえてきますから,逃れようが無い。
まぁ,ぶつくさ言っても仕方ないんで,耳タコなぐらいに覚えるしかありません。
まず,出だしが遅い。かっこ付きとはいえ,f があるわけですから,パッと大きく出ないと
いけないんですね。今日もなんども「しっかり息,吸ってから!」と言われました。
ブレスは基本的に「,」のある部分,314小節目
Reben の後,316小節目 Tod の後で
やることになるます。
おさらいのはずなのに,発音も結構手直しを受けました。これはテノール,ソプラノだけかな?
uns は「うーんす」ではなく「うーうんす」,undは「うーうんとぅ」,Freundは「ふろおいんと」
steht は「すてぃーいっとぅ」ぐらいのつもりで歌うこと。
もう,あとは覚えて,覚えて,覚えて…覚えるしかなさそうです。
<…>
今日は前半戦だけで疲れ切ってしまいました…もう最初っから,
「テノール,だめぇ!」
ってことで,イヤになるほど,テノールは繰り返しました。
ホント,疲れ果てましたね…
以上。
って訳にもいきません。(^^;;)
歌詞が追いついてこないことを察知したのか,「ぱ」でやりましょうってことに。
これだとなんとか,形になるようです。テンポも本来のものでも行けそうです。
それでも「いい声を意識して,遠くに声を飛ばす」よう,何度も言われました。
疲れるぐらいやれば,まぁ,なんとかなるもの??
「ぱ」なら,相応の音程,速さで行けるようになります。そして,ちらほら拍手すらあります。
「これこれ,歌詞なしで拍手貰ってどうすんの?」
#仰る通り。「はいはい,よーがんばったな」の拍手と受け止めておこう。
まぁ,歌詞が追いつかないのはテノールだけではなく,他のパートも同じなんで,
「楽譜を見ても音は出ません。見て音が取れるんなら天才!初心者じゃありません!」
「覚えて,直感で!」
テノールは全篇通して注意されっぱなしでした。
アルトは319小節のあたり,高いところがありますが「滅多に高いところがないから,
ここで聴かせないと!」とのことでした。
ソプラノは,よく出来ているそうです。ですが,315小節のあたり,走りすぎと何度も
注意されてました。
たしかに,一緒になって歌うと先走ってましたね。それにつられて,他のパートも
引っ張られてしまう様で,そうなるとピアノとも指揮ともずれてきてしまいます。
で,ブレスをすると今度は遅くなる。
#あ,ソプラノが諸悪の根源と言う意味じゃないですよ。
#引っ張られて止められない他のパートも,ある意味,ダメダメですから。
##ピアノと指揮も合ってない時があるようーな…
##ピアノの天板(反響板っていうのかな)や譜面台が棒を見えなくしている?
ソプラノも319小節は高いところです。ソプラノのここは,「高いところは通過点と思って」
とのことです。ここに到達するためではなく,さらに後ろにつながる様にということでしょう。
バスは…なんかありましたっけ?m(_ _)mゴメンなさい,覚えてません…
<早口言葉を覚えて>
前半戦で気力を使い果たしたテノール,大丈夫か…
後半戦は,「冒険です」の一言から始まりました。
P52,851小節,Prestissimo です。
”-issimo”は”極めて”の意味,Prest が”速く”ですから”極めて速く”っことです。
#意表をつかれました,ここをやるとは。
#そういやぁ,富士フィルムに,NEOPAN PREST
ってモノクロフィルムがあります。
#ISO400や1600の高感度なんで,速いシャッターが切れるという意味で,PREST
なのかな?
出だしの Seid は,待ち構えておくこと。f があるように,ばん!と出なければなりません。
858小節目の Welt ! は,引っ張らずにすぐに切ること。同じく864小節目の
Bruder ! もすぐ切る。
865小節めの uberm は「いーべるむ」ではなく「いーべぇえるむ」,続く Sternen も「しゅてぇーえるねん」。
単語が音符でわかれるときは,母音を言いなおすってことでしょうか。
869小節目の Vater が遅れ気味なので,合わせること。
基本的には「,」でブレス。でも,苦しくなったらどこでブレスしてもいいでしょう,とのこと。
大きな注意点はこんなところでした。
871小節までの出来で,この後が(まともに)歌えるかが決まるんだそうで,後につなぐためにも
いい形にしなければなりません。
まぁ,そのためにもこの”早口言葉”を,しっかり覚えるしかありません。
各パートとも言われたのは,855小節の Seid
,859小節の der について,ばん!というかパキッ!
というか,待ち構えていたかのように,張り詰めた弓が解き放たれたかのように,出てくださいとの
ことです。このあたりは,何度も練習しました。
今日は871小節目まで。
ソプラノは,872小節目が聴かせどころなんですが(だと思う),今日はおあずけです。
<だめぢゃん…>
残り時間もわずかとなり,アタマをさらうことになりました。
P8,バリトンソロからです。
コーラスの入る257小節,いきなり外しちゃいます。
もう何度もやったところなのにねぇ…
指摘もされましたが,明らかにテノールが走りすぎてます。歌っててわかります。
「あぁ…だめだめだめ…」なんて思いつつも,戻りませんでした。これはいかん…
#でも,一人じゃどうにもならないんだ,これが…
#最後の最後で流れを壊しちゃいました。
さすがにここは手直しされて,次に進む。
P12,285小節,Eも,んー,ばらばらかな。
P15,313小節,G。んんー。
おしりだけかっこいいのは大阪Gクラスの特徴か?ってな感じでした。
<あうぅ,疲れたぞ>
それにしても,今日はテノールの厄日でした。
#いや,厄・災難ではなく,身から出たさびと言うべきか?
いつもの倍くらいの疲労感がありましたね。(^^;;;)
なんにせよ,覚えること。音に合わせるのではなく棒に合わせること。
ソプラノはじめ,ご近所さんに惑わされることなく我が道を行く(笑)が必要ですね。