<Lesson #4>

'02.9.22 曇り
今日も花月先生はお休み。有元先生でした。ピアノは山本先生。
副担任を自称していました。なんでも,花月先生,10月も既に3回のHelpが出ているそうな。
ってことで,「どうせフーガも教えるかな」とのこと。


<き,きつい…>

先ずは体操。ラジオ体操第一ですな。ピアノがあれば面白いのに。
今日は始めてのやるトレーニング。まずは
吸った息を10秒かけて吐き出す。できました。
次は
15秒かけて吐き出す。できました。次は20秒。…怪しい。次は25秒。…(^^;;)
最後,
30秒。…(^^;;;;;;;;)…死ぬかと思いました。

続いて,顔の体操。トリス,サントリー,ニッカ。口を開く,笑う,を繰り返す。
音程を練習。「まめ」で歌う。だんだん音程が上がって行きます。…そのうち,ついていけなくなりました。
で,下がります。これもついていけなくなりました。
先生,「みれ,ぜーんぶ歌った人!」「スゴイ音程ですよ,普通はできません」だって。
知らないって,すごいことですねぇ」(笑)
引き続き,「となりのビアガーデン」。いいですねぇ,これ,好きです。(笑)
でも,そろそろ屋内で飲みたいですねぇ。


<小出しに,小出しに>

今日は,P28,595小節。もうひとつの主題,Seid umschlungen〜の部分を徹底的にやりました。
以降のフーガとかでも出てくるところなので,時間をかけてじっくりやりましょう,とのこと。
出だし,一拍置いてからの「Seid」。浅くならない様に,ふわっと出ないこと。
「〜schlun-gen」の箇所は”重いスタッカート”で,といってました。
束になった
回数券を小出しに使うような…っていってますが,わかったような,わからんような。

最初の一拍は,音をとるためのもの,目印だそうです。去年は北村先生だったかな,同じように解説されてました。
楽譜上,コーラスの sf や ff はきっちり守るものとして,オケにあるsfなんかにも注意して,雰囲気を音に出す様に,
アクセントを意識して心をこめるところ,と考えなさいと。うん,なるほど。
それと,600小節目「Kuss der」のところ,「Kuss」と「der」は切れる様に歌うこと。
楽譜では休符とかはないものの,その様に歌うらしい。
602小節目の「Welt」も,「ヴェーーーーるッ”トゥ”」としっかり発音する。

このあたり,難しいこともあって,先生,
「困難と思ってると,ずーっと”こんなん”」ですって。
おまけに「(この洒落について)解説しないよぉ」だって。

#解説しよう!
#”こんなん”=大阪弁でいう,”このような”の意味ですね。これが”困難”とかかっているんです。

なぜかこの駄洒落,
山本先生のツボにはまったのか,かなりうけていました。


<コーラスが主役>

息の長い所が続くこともあって,意識してリズムをとることを何度もいっておりました。
ん,たしかに自分でコントロールしないと合わないよな。

「そのときにも
上下に首を動かさない!どうしてもやりたければ,横に…」(笑)

このあたりのオケって,なんとなくタラタラと流れるところで,
コーラスが意識してアタマをとらないと,総崩れになるとの事でした。
606小節目,アルトから始まる「Die〜」。ここはアルトが”発起人”で,アルトがしっかりしないとだめなところ。
先生曰く,「
Dieの3段活用」。アルトがでたDieにソプラノが乗っかってくる。それがどうも不協な音で,アルトが逃げる。
それに合わせてテノールが乗っかってきて,いい感じになる
”これぞ合唱”の部分です。
この箇所は小生も好きなところなんですね。去年もそう書いたような気がします。

#他に,「muss」「ein」の3段活用があるそうな。


<アカペラ>

ソプラノ608小節目,「der」のところ,以外に重要なところだそうで,ここをしっかり出さないと後が崩れるとか。
で,
各パート毎にピアノの伴奏無し(つまり,アカペラですな)で歌う。少なくとも素人目には「きっこうきれいぢゃん」。
コーラスとして全体で歌うと,これまた結構いい。たしかに,先生の仰ったようなところ,ダメといえばダメですけど…
テノールはこのあたり高い所が続いて,結構しんどいところです。ですが,「
テナーポイント」ってのが,誰にでもあって,
そこを見つけると難なく音が出る!これを使って歌え!…とおっしゃるんですけどねぇ…

#そんな
夢のようなところ,いつ見つかるんだろうか?(笑)


<言葉の意味と歌い方>

611小節目,「Bru-der」というのは呼びかけているんだそうな。
で,その後の休符は呼びかけに対する
反応を待つところです。しっかりと,切ることが必要です。
そのあと,Ster-nen-zeltのnenはちょっと抜くつもりで,といってました。そうでないと,
「皆さんの歌い方だと,”星の天蓋”を見上げるんじゃなくて,
竹槍で突き刺すような感じ」になるらしい。
620小節目の休符,これもしっかり切ること。
このあとの「muss」は,ソプラノ以外は全て三つの長さがあるんで,意識しておくことが重要だそうです。
それまでテノールとバスはよく似た音程で進んでくるんですが,626小節目でバスは下がり,テノールは駆けあがる。
バスが下がるんで,テノールは意識して上げること,これが重要だそうです。
色々と指導いただいてるわけですが,なかなかうまくできないんですね。
「一度じゃ,わからんわな。けど,教えたでぇ,あとは
復習してや!」
って,うーん,その通りだ…(苦笑)

最後,全員起立で595小節からおさらい。
起立すると,案外声が出るもんです。先生は座っても,寝っころがっても,声は出るもんだよ,ってよくいってましたし
実際に見せてくれましたが,やっぱり立って歌うと違う様に思いますね。
先生は少々(いや,多大な?)不満が残ってそうでしたが,これにて今日の練習はおしまい。


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