<Lesson #1>


'02.9.1 晴れ

暑い。今日は
今年度初の練習日
11:45頃に着たというのに人で一杯だった。知った顔もちらほら。
二言三言,言葉を交わすも,暑くてたまらん。
楽譜は持っているが,今年は今年,
真新しい楽譜で始めようと思い,買い求める。500円なり。
受付もスムーズに終わり,会場へ入る。やっぱりアルトは多い。

MBSの人の前説が始まる。今回も2000人ほどが落選したとの事。その人たちのためにも,ちゃんとやろう。
ここのクラスは,狙い通り
花月組だった。よしよし。
諸注意のなかに,「佐渡レッスンCDを発売する」とのこと。おぉ,こんなのをつくってるのか!
オケはユースオーケストラを編成,10月から練習,ウィーンフィルから五名ほど招くとか言ってた。
(これは練習だけかな?本番も?)


<いきなりかい!(笑)>

そして,練習だ。でも,花月先生の姿はない。
そもそも,来週の日曜日(9/8)はオペラに出るはず,居なくて不思議ではないけど…
いきなりかい!
なんでも,11月までに4本のオペラに出るらしく,欠席がちになりそうと思われます。
ということで,今回と次回は有元先生がピンチヒッター。ピアノは昨年同様,山本センセ。

身元調査ならぬ,経験調査が始まりました。初心者,しかも第九をよく知らない人も参加しているようです。
でも,それでも構わない,何かのきっかけで参加して歌うって,いい事です(去年はまさにそうでした)。
しかし,中には
皆勤賞,20回という猛者もおりました。いやはや,頭が下がります。

先ずは,泳がされました(笑)。体をほぐす意味で,平泳ぎ,クロール,背泳,バタフライ,古式泳法。
そして,重心のお話。足の裏全体に体重が乗る位置を探し,それがホームポジション。
高い声でも上を向かず,低くても下を向かず。
お尻の穴へ集める様に…
って,言わんとする事は
わかるよーな,わからないよーな。

発生練習は,有元先生のピアノで。そのうち「声の通るのをみてよ」ってことで,
山本先生が壇上中央に上がり,よく聞えたら○を出すってことをやってました。
最初は大きなバツ。だんだん小さいバツになって三角から丸に。
奥歯を空けて…歯ブラシを奥歯で噛んで練習して,といってました…
ぼそぼそと声を出さないように,とのこと。


<笑うしかないだろ>

ようやく本題。P10,257小節,Dから。
先ずは,独語の発音練習。楽譜のお尻にある発音記号を参照しながら発音練習を進めます。
いやぁ,忘れてるな。いかんいかん。

Deine Zauberからstreng geteiltまで,伴奏に乗せて練習です。
ははは,
笑うしかないだろ!ってくらい,ばらばら。

#去年もそうだったような気がする…遠い目。

楽譜には,ソプラノパートはありませんが,アルトパートを一緒に歌います。
テノール,もっと若く!との激が飛ぶ。
先生,発音練習を忘れて,テノールだけalle MenschenからFlugelweiltまでやってしまう。(笑)
でも,みんなついていってる。
初心者じゃねーのか!(笑)
改めて発音をやって,もう一度各パートごと,そして,合わせて練習。
alleの出だしをパッとでるように,とのこと。

休憩をすっ飛ばして,次は同じ歌詞の続くP26,559小節目から。
発音は既にやった通りで,パートごとに練習。先ずはアルト,次がソプラノ,その次は女声一緒に,
と進んでるんですが,女声一緒に,という所で
アルトがいつも再練習を余儀なくされてました。
やっぱり耳馴染んだ旋律のソプラノに引っ張られるわな…


<ガッタガタ>

そして,P25,543小節,M。
駆け足で発音をやって,練習する。アルト,やっぱり手直し多し。とはいえ,全てのパートがガタガタ。(笑)
「あぁ,あかんやん,あかんやん!」って感じで,ピアノと指揮棒にずれて行き,
勝手に歌声がバラけていく様
手に取るようにわかり,それでいて修正できないもどかしさを感じつつ…笑うしかないだろ!
やっぱり,楽譜に目を取られ指揮棒が見えず,発音することに気が向きピアノが聞こえない,と言うことなんでしょうね。

という間におしまいの時刻。お疲れ様でした。
次回も有元先生との事。楽しい説明&レッスンでした。


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