<Lesson #12>

11/25,晴れ。

長いような気がした12回の通常レッスンも,
今日が最終日
早かったなぁ…(遠い目)

もちろん,今日はピアノの山本先生,花月先生とも出席です。

しかし,いつもと格好が違う!
花月先生,ネクタイしてるよ…山本先生もなんか華やかな感じのする格好でした。

#最終日だから?

##レッスン終了後,知人の結婚式へ行かれるとの事でした。

#近々そのお姿をアップできるか!?


<前説?>

今回も打ち上げチケット販売の案内を皆さんの前でやりました。
さすがに参加されようとする方は,既に購入済なので反響はまばら。

まぁ,そんなもんでしょう。

#完全にスタッフになってる…(--;;)


<最後の発生練習>

今日は,何をやっても「最後の」がついてしまいますね。(^^;;)

とはいえ,いつものように発声練習からでした。(笑)
「ままままままままま」の練習。

ブレスのとき,一息つくんじゃなくて
次に備えるために息継ぎ=ブレスをするんだ
とのこと。

「ぱぱぱ」の方は「ぱぱぱぱぱぱぱぱ,ぱぱぱぱぱぱぱぱぱ〜」
と今日は2回繰り返し。
息継ぎについては「ままま」のときと同じで,次に備える,次を歌うためのブレスだよ,
とおっしゃってました。


<総仕上げ?>

今日は最終日,総仕上げの日,だと思ってました。
勝手な予想では,前半は途中で止めて指導,でも後半は止めずに流すのかな?と
思ってましたが…

止められっぱなしぢゃん…(--;;)

花月 真 プチ・オン・ステージ(=”O Freude,nicht diese Tone!〜”の独唱)はなく,
Freude!から。

で,Dの部分に入る。

…ばらばら。

小生でもわかる。もちろん,皆さんわかってるんでしょうけど。
大きな流れに流されて,各々がもとに戻せないような,そんな感じでした。


<できるやん?!>

で,何をしたか。

色んなテンポで棒を振って,合わさせることをしました。
やたらめったら速いテンポであったり,ゆーーっくりなテンポであったり。

今日は,「回りの音を聞くんじゃなく,
棒を見て,棒に合わしなさい」と仰ってました。

#確かに。光速と音速を比べると,当然
光速の方が速いものね。

先生もなかなか”いけず”な方(笑)で…途中で速く振ったり,急にゆっくり振ったり,
されてまして,我々は一生懸命ついていったのでした。

#指揮が見えない山本先生,ご苦労様です。m(_ _)m

一通り追えた後,

みんな,できるやん?! ちゃんと合わせられるやん! なんで最初っからせぇへんの?」

…ははは(^^;;;;),やればできるんですよ…

でも,その直後に歌うと…ばらばら…(^^;;;)


<勢いはそのままに>

小生も含めて,走り過ぎでした。
多分皆さんも承知しているんだと思うのですが,なかなか直せない。

ところが,「E」の終わりの方,”dim.”の箇所は,逆の指摘でした。
この箇所は音を小さくするわけですが…

勢いはそのままに,音を小さくするんだよぉ

ディミネンド,ディミネンド,ディミネンド,ディミネンド,…って感じで思いながら
歌ってたので,確かにしぼむように
なってしまってました。
そうか,
勢いはそのままなんだな。

#む,むつかしい…


<鉄橋,鉄橋,鉄橋…は急ぎすぎ?>

さぁ,”Kusse〜”です。

先生,一言。

さすが花月クラス! 出だしは下手でも終わりはうまい!」(苦笑)

あかんがな…(^^;;;;)

苦しくなるからもがく,これはダメ!それを見せないようにするんだよ,って。
それに,それぞれのパートの
声が合うと,それは大きな力になります。
足し算やなくて,掛け算になる。だから,ええ声でやらな,あかんでぇ!

だそうです。

難しいところは一気に走り抜けてまえ!って明石先生は仰ってました。
でも,ちょっと走りすぎてたようです。

#楽譜に”鉄橋,鉄橋,鉄橋…”って書いてたのはマズかったかな?(^^;)


<今日の残業は…>

景気が悪いのに,ここんとこ残業が多くて(しかもサービスだよん),ごぜんさまのときも
少なくないのですが…あ,これは愚痴です。

今日は,
ソプラノに残業命令が出ました。(^^;;;)

合わない,低い,の連発でダメだしばっかりでした。

男声のみおっけー!
アルトのみおっけー!
男声+アルトおっけー!

全部でだめ〜!

先生,
ソプラノがあかんやなんて!!」「あかんあかん,ソプラノ,残業!」(笑)

で,ソプラノだけの練習に突入しました。
1発目は,「うんうん,
首の振り方は正しいよぉ!

#先生の指導が行き届いてるんです,はい。

何度か繰り返して,「はーい,おっけー!」
何故か会場から,拍手が起こりました。(^-^;)

また,楽譜を見ないようにってことで,爆弾(?)発言が…

「楽譜を見てOKを出すよりも,(楽譜を)
見ずにNGの方が正解!
「間違うてもええから,無茶苦茶歌ってもええから,
顔上げて歌お!

#わかりますけど…。

それと,「
ぴったり合う快感を覚えてください。合わない不快感も知ってください」
と仰ってました。


<だって…>

男声合唱,”Laufet Bruder〜”の箇所,

「皆さん,まじめに歌いすぎ。前も言うたけど,ここは酔っ払った感じで歌って欲しい。
休符がそうなんですよね。で,それ以外のところは,そんなおっさんでも,ちゃんと歌うてる
やろ?って感じを見せて欲しいんや」

だって,真面目なんやもん…


<記号を守ろう>

M,主題の部分です。

いつもはソプラノに引っ張られて,自分のパート(テノール)を見失ってばっかりなんですが,
今日は後ろ(?)に上手で,声量もある方がおられて,見失うことなく歌えました(と思ってる(^^;;))。

ここでは,楽譜内の記号, sf をしっかり守るように言われました。
特に,”E-ly-sium”の”ly”の箇所を何度も繰り返し指摘されました。
それ以外の sf も,指揮されてるときにも力を入れて振ってました。

途中に2度ある”Daine Zauber〜”では仕切り直し,歌いなおすつもりでというのは
タイミングを合わす意味でも結構重要かな,って感じでした。

でも,やっぱり,走りすぎかな?バラけていくのがなんとなくわかる…


<えっ?そうなの?>

男声から始まる”Seid umschlungen,Millionen!〜”。
ここ,結構好きなんです。なんか
威厳ある感じで。

ってば,これ,大間違いなんですってね?!(笑)

えっ?そうなの?って感じ。(^^;;)

「百万の人々よ!我が抱擁を受けよ!この接吻を全世界に!」(by楽譜の訳詞)

#花月先生おっしゃるように,”
威厳ある抱擁”やら”威厳ある接吻”なんて欲しくはないよな…

歌詞の意味を理解して,もっとロマンチックに歌わにゃいかんそうです。
うーん,こんなところでドイツ語の勉強不足を露呈してしまったぞ…

#学生時分,もっとちゃんと勉強しとくべきだったよ…
#でも,ドイツ語ってどちらかというと,演説口調が合ってるんだい!(←勝手な思いこみ)

この「どっかんばりばりががががが」(Lesson #2参照)の後に続く, p から始まる”Ihrsturzt nieder〜”。

「どっかんばりばり〜」の勢い,強さを引きずらないこと,との指摘。
”Ihrsturzt nieder〜”に入る前の4小節で気持ちを切り換えないとだめだよ,とのことでした。


<歌は心ですぅ?>

フーガ,やっぱりアルトは受難でしたね?!
いやいや,今日は,そんなことはありませんでした。

けど,「
アルトは遠慮しすぎ,も〜っと,あつかましく!」ですって。(笑)

#長嶋監督に対する野村監督のように,だって。(^^;;)
##ちょっと,あつかましすぎ?(笑)

「遠くにむかって歌いましょう,皆さん,近くに歌いすぎ。」
これはみんなに言われました。

それと…
「声よりも喜びが伝わるように,
その思いが大事
「ちょっとくらい音が間違ってても,伝わるんですよ,
喜びを伝える気持ちが大事」
「(歌詞は)うそでもええから,
気持ちを伝えて!

#最後のはちょっと…(^^;;)

なんか,浜村 淳 調の喋りが似合いそうなコメントでした。f(^^;)

ライブはミスってあたりまえ。完璧を期すならスタジオ録音やるんですよ,
ミスも含めてその全てがライブなんですよ,

って仰ってました。やっぱり現役の歌手だから言えることなんでしょうか。
ちょっと元気付けられたような気がします。


<ソリストよりええ声で!>

Sの部分,”Deine Zauber,Deine Zauber〜”。

ここはソリスト=プロ相手に,多勢に無勢で挑む…(←なんか違う…)

いえ,ソリストに合唱がかぶってくるところ。
ソリスト以上にええ声を出しなさいよ」と仰ってました。

まぁ,それは無理としても,病は気から…ではなく,気は心,歌は心で戦おう!

#だから,戦うんじゃないってば…戦ったら,玉砕…(笑)


<先生も焦ってる…>

今日は,なんだか先生も焦っていたようです。しかもかなり。

指揮をしていて,入るべきところでキュー(っていうのかな?)を出し損ねること数回。
「ごめんごめん…もっかい(もう1回)!」

ピアノの山本先生も,花月先生との連携が上手く行かず,ミスってました。

#山本先生のミスは,今回が初めてだったような…

やっぱり,
我々の出来がそうさせたんでしょうか…(^^;;;;;;;)

最後の最後,Prestissimoからやって終わる予定でしたが,”Tochter aus Elysium”の入りで
先生,ちょんぼ。(^^;;)

「ごめ〜ん,間違えてもた!勘弁して!」(爆)

もう一度,Prestissimoからやりなおしました。
もちろん,山本先生は最後の最後までピアノを弾いてくださって,会場は割れんばかりの拍手!

(*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆ パチパチ
(^-^)//""パチパチ
(^^)//゛゛゛パチパチ


<終わってしまいました>

このあと,MBSの方から佐渡特別レッスン,リハ,本番に関する緒注意があり,
花月,山本両先生に花束の贈呈がありました。

#山本先生は,今回で少なくとも3回花束を貰ってるぞ!(笑)


とうとう,通常レッスン12回が終わってしまいました。
9/2から,長いなぁと思いつつあっという間に過ぎ去りました。

どのレッスンも楽しく参加したが,さて,
自分の腕(声)は上がったのか?
一応は暗譜はしたつもりです。けど,歌詞の意味が理解できてない…

う〜みゅ,いいんだろうか…

あとは佐渡レッスンで雰囲気をつかんで,リハで会場の雰囲気をつかんで…
本番は,後は野となれ,山となれ!

#いや,えーい,どうにでもしろ!って感じの「俎板の上の鯉」かな?(^^;;)


<今日のおまけ>

みんなに「テレビに映るでぇ!」と冷やかされたチケットは,これだ!

今日の花月,山本両先生のお姿,写真が出来あがりましたら,アップします。

#上手く写ってるかな?


・・・・・・