つくばマラソンフル(2001.11.25)報告

 

 つくばマラソン完走記をアップします。全記録は下記URLで見ることができます。

 http://event.yomiuri.co.jp/

 土曜日は子供達が寝た後、21時過ぎから準備にとりかかる。22時過ぎには準備を終え、ホームページのアップと掲示板の確認と仲間の掲示板への書き込みをしているうちに23時半を過ぎてしまった。明日は5時前に起きなければならないので、睡眠時間が短くなってしまった。あわてて寝る。

 当日は4時50分に起床し、軽く朝食を済ませ、左膝とかかとのテーピング、残っていた準備をした後、5時50分頃に自転車に乗り、JR橋本駅へ向かう。しかし、途中で携帯電話を忘れたことに気付き、大急ぎで取りに戻り、再び自転車を走らせて橋本駅6時09分発の八王子行きに乗り込む。まずは第一関門はクリアと言ったところか。でも先が思いやられる。八王子駅で中央線に乗り換え、神田駅へと向かう。この間、約50分。少し仮眠する。神田駅から京浜東北線に乗り換え、上野駅には7時18分に到着。上野駅7時30分発のフレッシュ日立5号で土浦駅に向かう。上野駅でお茶を購入しているときに偶然にもチームメイトの川戸さんに出会うが私は指定席を取っていたため、その場は別れる。日立の中でおにぎり3個と大福1個を食べる。土浦駅には8時15分に到着する。トイレが空いていないかうろついているとチームメイトの明智君にばったりと出会う。明智君は朝食をとりにいくとのことなので別れる。コンビニで缶コーヒーとポカリスウェットを購入した後、土浦駅からバスで会場の筑波大学へと向かう。バスの運賃は590円。いつもながら結構な値段だなあと思う。バスは座れなかった。会場には8時50分頃に到着する。

 受け付けは自分の列は空いており、すぐに終了する。MLメンバーのみぃちゃんからゴール横50mあたりによったんといるというメールが入っていたので探すが見つけられないのでみぃちゃんに電話をかけるとみつけてくれた。場所が日陰で寒そうだったので、日のあたる場所に移動する。しばらくするとヨーコさんが現れるが、走友会の人たちと一緒にいるということでレース後にまた来るからと言って去ってしまった。しばらくしてななちゃんが登場する。9ヶ月ぶりぐらいだが、変わっていない感じだ。いつもの調子である。

 ランシャツにナンバーを付ける。今回はハートブレイクの旧バージョンの白のランシャツ、青のランパン、シューズはびわ湖でも履いたナイキの「速」で走ることにする。その後トイレに向かう。トイレを済ませ、携帯を見るとチームメイトの清田君から着信が何回かあったのでこちらから電話をする。100mのスタート地点から20mぐらいの位置にいるということで探しているとWFCのhiroshikunに声をかけられる。少し話をして、清田君を探す。清田君を見つけたが他のメンバーは見つけられなかった。清田君をhiroshikunの所に連れて行くと偶然、その横で鉄人牟田口さんを見つけたので少し話をする。清田君には居場所を教えて、アップに出かける。サッカー場で軽くアップしてから着替えに戻ると誰もいない。スタート25分ぐらい前だからもうみんなスタート地点に向かったようだ。あわただしく着替えていると清田君が「今、銅口さんが到着です。」と言って現れた。さすが銅口君は余裕である。着替えた後、清田君と一緒にスタート地点へ走っていく。

 前から3列目あたりの右側に並び、スタートを迎える。10時半、号砲一発でスタート。転ぶこともなくスムーズにスタートができ一安心である。招待選手の愛三工業の大宮選手が一人ぶっ飛んでいくがあれは誰も追いかけられない。しばらくすると結構な人数で集団が出来始める。清田君や大井君、鉄人牟田口さんらがいるのは確認できた。そんなには速いとは感じないのでたぶんキロ3分半ペースだろうと思う。集団の最後尾につけてひたすらついていくが、立体交差の坂の手前あたりから何となくつらくなり始める。後方とはやや開いている感じなのでここは我慢とついていく。5km地点を通過。17分27秒。やはりキロ3分半ペースなのだが、ついているのがつらい。沿道からMLメンバーの矢ノ目さんから声援を受ける。やはり矢ノ目さんは応援に来てくれている。さすが矢ノ目さんと思ったもののつらいのは変わらず給水を取ったあたりからじわじわ離されていく。鉄人牟田口さんも同じように離れ気味で追い抜くと、しばらく付いてこられた感じだが広い道路に出てきたあたりからじわじわ離れていく感じがした。

 広い道路に出てくるとやや向かい風を感じる。前の大集団とは20mぐらい離れてしまい、無理して追い付く気にはなれず3人の集団の後方に付けて進む。7km地点で時計を確認するとこの2kmに7分05秒ぐらい。そんなに悪くはないが前の集団とは離れていくのは前のペースがあがっているせいだろう。次の1kmは3分40秒ぐらいかかる。向かい風のせいか。後方から1人抜いてきたがペースが速く1人が付きかけてややペースがあがるものの結局また落ち着く。そうこうしているうちに10km地点を迎える。35分17秒。この5kmが17分50秒。やはり落ちているが思ったほどではない。このまま粘っていきたいところだ。

 相変わらず3人で走る。11kmの給水地点を過ぎると後方から足音が近づいてくるのがわかったので道路中央に寄りながら後方を確認すると1人に引っ張られて銅口君が追い付いてきた。「後に春日君や牟田口さんがいますよ。」「前に清田君がいるよ。」と情報交換をし、そのまま銅口君達に我々3人も引っ張られる形になり、5人の集団となる。しばらくするとまた3人ぐらい加わり徐々に集団が膨らんできた。集団の中では非常に走りづらく、後方に下げる。そうこうしているうちに15km地点を通過。53分13秒。この5kmが17分56秒。やや落ちたが、銅口君達のおかげで少しは持ち直した感じはする。でもこの調子で行っても2時間半切りは難しい感じだ。

 ペースは何となく落ち着いた感じだが、じわじわ集団の人数が増えてきている。イーブンペースで走っている人たちが少しずつ追い付いてきている感じだ。18kmを過ぎたあたりで白のウエアの若者が横目で皆を見ながら前へ出て行く。この流れのままで行ってほしいのにペースがあがり始める。結構付いているのが厳しい。しばらくしてややペースが落ち着いた感じになる。19kmを過ぎたあたりから集団からじわじわ離されそうになるが、ここは気力で持ち直しもう一度集団に追い付く。20km地点がやってくる。1時間11分03秒。この5kmが17分50秒。ややペースがあがったが、ほぼイーブンといったところか。

 このあたりからまた集団に付いていくのが厳しくなり出すが、「気力は体力を上回る」と自分に言い聞かせて、何とか中間点までやってくる。中間点を1時間14分58秒で通過。もう一本このペースで走らないと2時間半は切れないが、もう身体が一杯一杯になってきた。給水をとったあたりから集団にははっきりと離されていくのがわかるぐらいペースが落ち始めた。やはりハーフまでのレースしか出ていないためスピードを維持できない感じだ。銅口君もいい感じで走っていると思っていたがじわじわ遅れ始めている。とりあえず銅口君を目標に走ろう。と思っていたら24km手前の給水地点あたりで銅口君が急に沿道へそれてしまい、自然と前にでてしまう。しかたがないので前を見て見える人を目標にして走る。しばらくして25km地点を通過。1時間29分44秒。この5kmが18分41秒。やはりかなりのペースダウンだ。こうなると大崩れをしないように淡々と走るしかない。

 26kmを過ぎて左折し、何となく追い風になった感じがする。気温も高く天気もよいのでペースが落ちても寒さを感じないのは嬉しい。かなり脚に来始めた感じで、またペースが落ちている感じがする。それでもあまり抜かれるわけでもなく、ときおりポツポツと抜かれる感じだ。長い直線でかなり先の方まで見渡せる。30km手前の緩やかな上りで日大生が抜いてきたのでしばらく併走するが、そのうちじわじわ離され始める。少し下りながら30km地点を通過。1時間49分10秒。この5kmが19分26秒。さらにペースが落ちている。

 だらだら上りを過ぎて平坦な道になる。日大生にはかなり離されてしまった。またポツポツと抜かれる。32kmあたりで沿道から「寺ちゃんさん、ファイト。柏のマラソンマンです。頑張ってください。」と声がかかる。クラブチームGAZELLEの部長さんだ。ネットでは知っているが初対面である。こちらも笑顔で応える。応援のおかげで少し気持ちが高まったか走りのリズムがよくなってきた。抜かれた人との差が離れなくなり始めた。しばらくして左折すると向かい風に変わる。しかたがないか。33kmあたりで沿道から駒澤の秀さんんが「寺ちゃん、ファイト。ドリンクは?」とペットボトルを差し出してくれたが、手をあげただけでいただくのは遠慮した。35kmあたりにいるかなと勝ってに思いこんでいたのでちょっとふいをつかれたかな。34kmあたりで今度はWFCのみよちゃんが沿道から「寺ちゃん、ファイト」と声をかけてくれる。そういえば、みよちゃんも駒澤の秀さんと同じく10kmに出場するって言ってたっけ。知り合いの応援を立て続けに受けて気分もよくなりこのままの調子で走りきれる感じがしてきた。35km手前ではまたまた矢ノ目さんの応援を受ける。ここでも「ドリンクは?」と聞かれたが、手をあげただけでいただくのは遠慮した。35km地点がやってくる。2時間08分36秒。この5kmが19分26秒。おっ、さきほどと同じ感じで持ちこたえているな。

 かなり前に何人かいるのはわかる。抜かれた人も数人抜き返し始めた。周りが勝ってに落ちてきている感じだ。とりあえず前を見据えてしっかりと追いかける。給水をとり、しばらくして残り5km地点を通過。2時間17分08秒。この2.195kmが8分32秒。うわ〜、残りをキロ4分で行っても2時間37分台かあ。これはびわ湖の記録を上回るのは難しそうだ。立体交差の上りをかけ上がったところで沿道の人が「32位」と教えてくれる。よし、何とか20位台までは持っていくぞ!と気合いを入れる。右折しながらゆっくりとかけ下りる。ポツポツと人は見えている。しばらくして1人追い抜いて、31位にあがる。何となく前方に清田君らしい姿が見える。ジョグしている感じだ。残り4km地点あたりで清田君を捕らえ「ラスト、がんば!」と声をかけて追い抜く。2時間20分49秒。この1kmが3分41秒。前の方に赤いウエア2人が見えるのだが、なかなか追い付かない。しばらくして残り3km地点を通過。2時間24分37秒。この1kmが3分48秒。やや落ちたか。右折したところで1人追い抜く。赤いウエア2人にもじわじわ迫り始めた。40km地点を通過。2時間27分36秒。これぐらいでゴールしたかったなあ。この5kmが19分00秒。ペースはあがっている。

 残り2km地点を2時間28分20秒で通過。この1kmが3分43秒。立体交差を駆け上がる途中で赤いウエア2人をまとめて追い抜く。下りを駆け下りながらさらにペースを上げようと頑張る。前に3人ぐらいの集団が見える。これもまとめて追い抜いて、残り1km地点を2時間31分55秒で通過。この1kmが3分35秒。スタート地点あたりでもう1人追い抜くと前に30kmあたりで追い抜かれた日大生を発見。よし、日大生までは追い付こうと頑張る。競技場手前を左折し、日大生との差は10mぐらい。右折してトラックにはいり、第2コーナーあたりで日大生を追い抜く。前を見ると大井君がいる。ジョグペースだ。このままいけば追い抜けるはず。第3コーナーを過ぎて曲走路で大井君を追い抜き、直線を50mぐらい走ってゴール。2時間35分26秒。残り2.195kmが7分50秒と上出来のあがり。残り5kmが18分18秒とこちらもまずまずのあがりであった。ラストを気持ちよく走り切れたところが今回のレースの収穫でもあった。

 順位は21位であった。大井君と少し話をしていると、18km過ぎでペースをあげた白ウエハの若者が入賞札をかけているのに気づき、声をかける。「えっ!、あれから4位まであがったの。凄いね!。タイムは?」「2時間29分49秒でした。前半を抑えて後半あげていくつもりでした。先々週の渡瀬も走って2時間31分でした。」と、さすがに若い選手は違うなぁと思った。東京国際マラソンにも出場すると言っていたので、どんな走りをするか楽しみにしておくことにしよう。完走Tシャツを受け取り、荷物の場所に戻り、着替える。着替えている最中に女子のトップがゴールしていた。着替えが終わり、35km地点へ向おうかと思ったが、今からでは、たぶんヨーコさんもみぃちゃんも通過してしまっているだろうと思い、とりやめる。

 顔を洗いたくて、水道を探すがよくわからない。エネルゲンを提供しているテントの横で水も提供されていたのでもらい、ついでに顔も洗ってしまった。そこにたまたま、みよちゃんが現れたので、10kmの結果を聞くと38分台で4位だったということであった。上位3人が招待の資生堂の実業団選手達なので実質1位ということになる。先週、東京国際女子マラソンを完走したばかりなのに凄いものだ。横浜の田中さんもいたので結果を確認すると3時間は切ったとのこと。清田君を見つけると、よったんに挨拶をしたいと言うので、荷物置き場に戻るとヨーコさんが既に戻っていた。結果を聞くと、元気良く「3時間31分だったよ。」と自己ベストを10分程更新。みぃちゃんも先にゴールしているとのことで、女性陣は大健闘である。よったんに電話すると残り500m地点でヨーコさんを待っていると言うので、既にゴールしていることを伝えると急いで戻ってきた。みぃちゃんもヨーコさんを迎えに言っていたとのことで一緒に戻ってきた。みぃちゃんにタイムを聞くと3時間22分台と言うことであった。ななちゃん、矢ノ目さんも応援から戻ってきた。矢ノ目さんが冷たいビールを差し入れてくれて、みんなで乾杯をした。

 hiroshikunが戻ってくるのが見えたので、清田君と一緒にhiroshikunの荷物置き場に向う。そのときに松田さんが戻ってこられた。hiroshikunは3時間30分だったと言うことであった。近くに銅口君、山口さんがいてタイムを確認していると明智君が戻ってきた。今回はみんないまひとつの結果に終わってしまったのが少し残念であった。河口湖組の結果を確認するために藤田君に電話をかける。「2時間28分台で総合8位でした。他のメンバーはわかりませんでした。」と言うことであった。きっちりと2時間半を切ってくるあたりはさすがだ。

 柏のマラソンマンさんを見かけたので話をしに向う。少し話をして、かんぽロードレースではよろしくということで別れる。また荷物置き場に戻り、みんなと雑談をする。清田君は調子が悪そうで横になってしまった。ななちゃんは10kmで32分54秒ということで惜しくも入賞をのがしたようだが前半は弘山選手をリードしていたということで完全復活も間近な模様。よったんも10kmで39分33秒で自己ベスト更新であった。この後、渡辺さん兄弟、宮崎さんと出会った。矢ノ目さんがタケさんを連れてきて少し話をする。渡瀬に続きサブスリーということで、まだまだ延びそうな予感。

 その後、打ち上げということで、土浦駅ビル内のレストランに集合する。参加者はななちゃん、みぃちゃん、よったん、ヨーコさん、矢ノ目さん、渡辺さん兄弟、清田君と私の9名であった。みぃちゃんが帰りのバスの中から調子が悪そうで少し心配したが、何とか復活したようだ。清田君は少し横になったおかげで完全復活していた。私は矢ノ目さん差し入れのレース後のビールがすっかりまわり、あまり飲めずに何とか食事だけは済ませた。みんなレース後とは思えないぐらい元気におしゃべりもし飲んでもいた。凄いパワーである。

 18時前になり、遠い人もいるのでお開きとする。18時20分のフレッシュ日立は超満員で通路に立つのもやっとであった。普通電車で帰った矢ノ目さんが少しうらやましかった。上野駅でとりあえず解散と言うことでみんなと別れる。帰りは乗り継ぎが悪く、家には21時頃に着いた。子供達が帰りを待っていて、パワー全開と言う感じであったので少し相手をし、疲れていたけど、頑張ってお風呂に入れた。その後、寝かしつけている間に自分も寝てしまった。おかげでホームページの更新をすることができなかった。月曜は疲れていたこともあって完全休養日とした。もちろん出勤したのは間違いないが。