手賀沼エコマラソンハーフ(2001.10.28)報告

 

 日曜日は5時20分に起床。軽い朝食と出かける準備をした後、6時25分に自転車でJR橋本駅へと向かう。天候は曇りである。予報では午後から雨ということだが、午後まで持ちそうにない感じだ。

 JR橋本駅には6時40分に到着。ホリデーパスを購入し、6時44分発の八王子行きに乗り込む。

 横浜線で橋本→八王子、中央線に乗り換え八王子→西国分寺に到着する。武蔵野線の時間迄少しあったので、キヨスクであんぱんと缶コーヒーを購入し、食べながら電車を待つ。武蔵野線に乗り込み、新松戸へと向かう。途中、北朝霞駅でML・ネット仲間のヨーコさんと合流する。新松戸駅で常磐線に乗り換え新松戸→北柏と乗り継いで、8時半頃に北柏駅に到着する。受付会場へと向かう途中で雨がパラパラと降り出してきた。また昨年と同じく雨の中のレースかと少し憂鬱になる。

 受付会場まで歩いている途中でチームメイトの横尾さんがいきなり背後から登場する。山岳耐久レース以降、調子が悪いということで、今日はダメかもしれないようなことを言われていた。50歳代2連覇に向けて頑張ってほしいものだ。

 受付付近でML・ネット仲間のよったんさんと合流する。すぐそばでML仲間の矢ノ目さんとも出会う。矢ノ目さんのチームの「市川MC」の集合場所を教えてもらい、受付へと向かう。受付は混んでいなくすぐ終わる。横尾さんが「じゃあ、またあとで。」と行かれてしまったので、「市川MC」の集合場所に行く。

 雨が酷くなったときのことを考えて重ね着ができるようにナンバーカードはランシャツに付けることにする。今日は復帰第一戦と位置付けているため、ランシャツも「ハートブレイク」で走ることにする。ただし、寒いかもしれないので背中開きタイプではなく、旧タイプのランシャツにする。シューズはこの前、南大沢のアウトレットショップ「ラフェット多摩」のadidasの店で購入したシンパシーLRで走ることにする。トイレを済ませた後、事前に連絡をもらっていた柏のマラソンマンさんに出場することを電話で伝える。

 雨が結構降り出してきたため、ウィンドブレーカーのままアップに出かける。2kmほどジョグするが、雨にうたれるのが嫌になってきたので、荷物をまとめて少し離れた体育館に向かう。すでに9時30分ぐらいとなってしまった。スタートは10時である。体育館に荷物を置こうとするが今年は1階が使えないため、結構混んでいる。2階の椅子席に荷物を置き、3階の周回でもう少しジョグする。4周ぐらいで終える。膝は今のところ問題ない感じである。いつものように圧迫固定用の膝サポーターを左膝に付けて走ることにする。

 ウエアに着替え、9時50分に知育館を後にし、スタート地点へと向かう。雨なので帽子をかぶり、手袋をつけるが、そんなに気温は低くはなさそうであるので上はランシャツのみで走ることにする。

 スタートはナンバー分けされているため、既にたくさんの人が並んでいたが、3列目あたりに割り込ませてもらう。ゲストの千葉昌子選手と松田千枝選手が最前列の前で紹介された。千葉選手はナンバーカードは付けてはいるが上下ともウィンドブレーカーを着ており、本当に走るのだろうかという格好である。皆の応援をしながら走ると言っているので、ジョグをするのだろうか?。

 コースは昨年と同じで結構変則で、まず4.5km走って一旦折り返し、スタート地点あたりに戻ってきて、今度は反対側へ向かい、コの字に折れ曲がりながら途中13.7kmあたりで山の方へそれてそこそこのアップダウンがあり、15kmあたりで再度折り返し、13.7km地点に戻ってきて周回してゴールするコースである。ただ最初の川沿いのコースがアスファルトに舗装され、走りやすくなっている。雨はほとんどあがった感じだ。気温もそんなに低くはなく風もなく走りやすそうな感じである。

 10時丁度、号砲一発でスタート。そんなに飛び出している者はいない。川沿いを終え、右折し、再度右折して広い道路へと出てくる。1km地点は見落とす。左膝のサポーターがずれているのが気になり、沿道にそれて直し、すぐコースに戻る。横尾さんは周りにはいない感じだ。

 左折すると、10mぐらい前に大集団がいるのがわかるが今一つ追っていけない。やや縦長になり、前方を走っていると勢いよく追いかけてくる者がいて並びかけてきてペースをあわせてくる。誰かなと思い、ちらっと視線を横にやると最近よく同じレースの年代別で見かける人である。しばらくして前との間隔が開き始めたので一気に追いかけてその集団に追い付いたものの何となく身体は一杯の感じになってくる。3km地点を10分20秒で通過。もう少し速いと思っていたのだが、やはりレースから離れているのとスピード練習をしていないために間隔が鈍っている。じわじわ遅れ始めると並んでいた人も前へ出ていってしまう。追いかけられない自分が歯がゆい。先頭が折り返してくる。何人か通過後、大集団がやってくる。この集団に付いていきたかったなあと考えながら自分も漸く4.5km地点を折り返す。しばらくして、矢ノ目さんとすれ違ったので手をあげる。5km地点がやってくる。17分11秒。この2kmはまずまずのタイムで走れている。今のところ膝の調子も問題なさそうである。

 やや息があがった感じで一人離れて行ってしまう。これは後続が追い付いてくるのを待つしかない感じだ。途中、よったんとすれ違うが、その他の知り合いには気付かなかった。後方から集団が追い抜いてきたのでペースをあわせて付いていく。集団は8人ぐらいである。途中右折したり左折したりしていると最初の川沿いの砂利道に戻ってくる。右折してしばらくして荷物を置いた体育館そばを通過。ここで9km通過。給水があったため、タイムは確認しなかった。

 集団のまま公園脇をぐるっと半周し、右折してしばらくすると10km地点を通過。34分42秒。この5kmが17分31秒。やはりペースが落ちている。集団が少しばらける。前に3人ほど行ったので頑張って追いかける。200mぐらい前に大集団がいる。ちょうど5km17分ペースで行っている感じだ。やはりあの集団にいなければだめだなあと感じる。

 前からパラパラと落ちてくる人を拾いながら5人ぐらいの集団で進む。いつも見かける人との差は100mぐらいで膠着状態の感じだ。

 右折して13.7km地点の上りにはいる。集団は一気にばらける。前から長身の人も落ちてきた。この程度の上りと距離ではたいしたことはない。しばらくすると先頭が折り返してくる。東京理科大の学生ともう一人が競っている。少し平坦のまま左折して、しばらくして結構長い下りでその先に上りが見えている。ぱらぱらと折り返してくる。下りは膝をやや気にしながら走るが痛みはなさそうだ。

 上りきって、2度目の折り返しで15km地点通過のはずだったが、表示を見落としタイムチェックできず。給水でエネルゲンをとり、また下りで膝を気にしながら駆け下り、その後、また一気に上る。上りの途中で女子トップとすれ違う。あまり差がない感じだ。右折手前で矢ノ目さんとすれ違う。少し後から黒猫だろうか?。着ぐるみの人が元気良く走ってくる。なかなかの強者である。右折して最後の下りも膝を気にしながら走るが痛みはなさそうである。下りきって右折し、4人ぐらいの集団で走る。後方から中国電力の五十嵐選手のようなフォームで抜いてくる選手がいるが、結構一杯でじわじわ離されていく。

 左折して、しばらくして再度左折するとやや向かい風を感じる。もう脚が一杯一杯で前へ出ていってくれない。長身の人にも再び抜かれる。いつもの人とも一旦は20m差ぐらいまで縮まっていたが、またじわじわ離され始めた。距離とタイムは確認しているが時計を止める無駄な作業が出来ない。頑張れば12分台が出そうな感じが頭では分かっているのだが身体が反応してくれない。右折すると路面が未舗装で走りづらい。何となく膝を捻るのが嫌で気力とともにペースもダウンし始める。小さな橋を超えるアップダウンも下りを駆け下りることができない。はっと気付くと長身の人とは20mぐらい差がついてしまっている。いつの間にと言う感じであるが、もう追いかける気力がない。

 20km地点がやってくる。1時間09分41秒。この10km34分59秒。まだキロ3分半ペースはキープできている。くねくねと未舗装道路を走りながらしばらくするとフィニッシュ地点が見えてくる。後方から2人ほどが抜いてくるがどうぞお先にという感じで淡々とゴールをめざし、ゴール。タイムは1時間13分36秒。残り2.195kmに3分55秒もかかってしまい、昨年のタイムを上回ることができなかったのが少し残念である。

 ゴールすると長身の人が待ってくれており、「引っ張っていただいてありがとうございました。お名前を聞かせてください。」と言われるので「ハートブレイクの寺根です。」と言うと「有名な方ですね。」と言われてしまった。有名なのだろうか?。自分では無名だと思っているのだが。。。その方は荒木さんというお名前で地元ということであった。

 ゴール後、すぐに体育館に戻り、着替えて荷物をまとめ、市川MCのテント前に荷物を置き、コースを逆走する。しばらくしてすでにゴールして逆送していた矢ノ目さんと出会う。もうほとんど通過し、あとは竹内(妻)さんぐらいということであった。20km地点より少し戻ったあたりまで逆送して、またゴールに向かおうとしているあたりで竹内(妻)さんを発見する。「ラストがんばです。」と声をかける。矢ノ目さんはそのまま併走しながら引っ張って行かれた。いつもながら元気な方である。私はダウンをかねて淡々と沼沿い、川沿いをジョグし、しばらくしてテント地点へと戻ると、テント付近は荷物預かりに荷物を預けた人で長蛇の列であった。この列を見て荷物を預けなくてよかったと思ってしまったのは私だけだろうか?。

 テントのそばで着替えたり、MLメンバーの方々と話をしていると、結構な方が自己ベストを更新したとのことである。みんな凄いなあ。

 タイムが張り出されていたので確認すると、私は40〜44歳代で6位だった。入賞ぎりぎりであった。40歳代1位は1時間12分01秒であったので、やはり1時間11分台で走れるようにならないと年代別1位は厳しいと感じた。早くそのレベルまで復活したいものだ。年代別表彰は昨年と同じくメダルであった。今年は小さいメダルも付いていた。横尾さんは1時間15分57秒で50〜54歳代で2位であった。

 テントに戻り、帰宅準備をしながら雑談をする。今回、MLメンバーで出会えたのは、矢ノ目さん、大西さん、竹内(妻)さん、竹内(夫)さん、村口(よったん)さん、阿部さん、小倉さん、ヨーコさん、あすかっちさんでした。残念ながらタケさんと akachanさんには出会えなかったと思う。また次の機会に出会えることを楽しみにしておこう。

 ヨーコさんとよったんと3人で祝杯をあげるために北柏駅へと向かうが駅周辺では食べるところがなさそうであったので、新松戸駅まで移動すて、駅近くの日本料理店で祝杯をあげる。途中、みぃちゃんからの祝メールやあまちゃんからの祝TELがはいり食べながら楽しいひとときを過ごす。生中2杯で結構酔っぱらってしまった感じであった。新松戸駅でよったんと別れ、ヨーコさんとは北朝霞駅で別れる。乗り継ぎに結構時間がかかり、橋本駅に着いたのは17時をはるかに回っていた。駅周辺でコーヒー豆とお土産にシュークリームを購入し、自転車に乗って帰宅した。すっかり日は暮れてしまったが、新松戸駅で降っていた雨も橋本駅ではやんでいたので、傘をさすこともなく、無事、自転車で帰ることができてよかった。

 左膝の感じは土曜ほどの痛みはなく、ピリピリした感じもない。終わってから湿布を貼ったのがよかったかもしれない。夜は夕食後、子供をお風呂にいれて寝かしつけている間に自分も爆睡してしまい、HPに結果をアップすることができなかった。

 月曜朝のジョグでは左脚の太もも全面に筋肉痛があったが、それ以外は疲れはあるが問題無く走れてよかった。ただ、子供達が風邪をひいてしまっているので、そのうち自分もひきそうな感じはある。