北海道マラソンフル(2003.8.31)報告

 

 北海道マラソン完走記をアップします。全記録は下記URLで見ることができます。

 http://www.hokkaido-marathon.com/

 8/30は子供達の幼稚園の夕涼み会があり、今年は無視する訳には行かず、北海道入りは当日となる。8/31は朝4時に起床し、準備を済ませ、4時45分に自転車でJR橋本駅へと向う。5時04分発の電車でJR、京急と乗り継いで、6時25分頃に羽田空港に到着。途中、東神奈川で礒田君と出会うが、清田君を待つということなので、京急蒲田で別れる。

 羽田空港でとりあえず軽く朝食をとり、7時発のANAで新千歳へと飛びたつ。8時半頃に新千歳空港に到着。天候は晴れである。JRで札幌へと移動する車内でおにぎりや大福餅を食べてエネルギーを補給する。札幌駅には9時25分に到着。地下鉄南北線に乗換え真駒内競技場へと向かう。改札を出たところでばったりと関戸さんと出会う。MLメンバーのあまちゃんにも出会う。関戸さんと一緒に会場まで歩いて行く。

 会場に着いたあたりでMLメンバーの矢ノ目さん達に出会い、後ろにあまちゃんがいることを伝える。チームメイトがいるはずのあたりに行こうとしたところで望月マネージャーを発見したので連れて行ってもらう。途中、後口君と熊本の福島さんに出会ったので挨拶する。無事、メンバーと合流でき、参加賞他を受け取る。まずはウエアにナンバーを付けてレースのための準備は完了。10時現在の気象状況が発表される。天候は晴れ、気温は27℃・・・。天気予報では最高気温は24℃ということであったが、やはり夏のマラソンになってしまった。

 そうこうしているうちに7時半の便で来た清田君と礒田君が到着する。無事、全員揃ってまずはほっと一安心。11時過ぎから軽くアップを始める。途中、トイレを済ませ、3kmぐらいゆっくりとジョグをした後、ウエアに着替える。荷物を預け、再度トイレに行った後、競技場内には11時40分頃に移動。整列場所付近でぶらぶらする。ハートブレイクメンバー以外では、健気さん、okuchan、大滝君、後口君、鈴木君、矢ノ目さん、くりりん、向井君の弟と会ったと思う。草萱さんを見つけたので一声かける。

 11時50分頃に整列する。長谷川理恵選手が中島コーチと一緒にメディアを引き連れて反対方向に移動している。12時を過ぎたあたりでぞろぞろと反対側のスタートラインまで移動する。今年からコースが変わったので、どう出て行ってどちらに行くかもよくわからない。前に付いていけば良いだけのことなのだが。

 12時10分号砲一発でスタート。中央側を転ばないようにゆったりと出ていく。競技場を出て、右折かと思っていたが左折であった。目の前にokuchanがいたので合わせることにする。健気さんはすーっと前に行ってしまった。右折して広い通りに出たところで後から女子先頭集団が追い抜いてきたので後に付ける。草萱さんもしっかりと付いている。女子先頭集団のペースはさほど速くはなさそうだ。左折して下りに入るがさほどペースがあがった感じもしない。かなりゆったりとしたペースで楽に付いていける。そのせいもあって大集団である。周りには知った顔ぶれがたくさんいる。後方からの直射日光でやけに暑い。

 5km地点がやってくる。18分37秒。かなりゆったりとしたペースだ。それに気づいたか給水地点あたりから一気にペースがあがりはじめる。くりりんが落ち始めてきたので一声かけて抜いていく。7.5kmのスポンジあたりから付いて行くのがきつくなりだし集団からやや離されそうになる。ここは何とか我慢してじわじわ差を詰める。豊平川の最初の橋を越え、中島公園を左手に見ながら右折する。

 このあたりは毎年のことながら凄い人垣である。また離されそうになるが、健気さんやなおきむちさんも付いているのでここでも我慢と自分に言い聞かせてじわじわ詰めていく。しばらくして10km地点がやってくる。36分16秒。この5km17分39秒。やはりかなり女子先頭集団のペースが上がっている。大通りを右折してしばらく行くと左折する。ここからが新コースである。どうやら女子先頭集団を引っ張っているのは堀江選手ではなく、30番の選手(田上選手)のようだ。隣には青木君やゆうすけさんも付いている感じだ。だんだん自分が付いているのがきつくなり、離れたくなるが、まだまだ我慢と自分に言い聞かせる。コースがどうとか感じている余裕もない。女子選手も他に誰がいるのかもわからない。

 15km地点がやってくる。54分03秒。この5km17分47秒。少しペースが落ちてはいるがさほど変わらない感じだ。かなり身体がきつい。もう少しペースが落ちてほしい感じだ。でも20kmまでは頑張って付いていこうと気合を入れる。周りの集団もぱらぱら脱落し始めた感じがする。そこそこのペースなので後方から追い上げてくる選手もいなく、集団から離れれば取り残される感じになりそうだ。

 20km地点がやってくる。1時間11分51秒。この5km17分48秒。ペースが落ちる気配はない。このあたりで前から牟田口さんが落ちてきて集団に吸収される。もう自分の身体はいっぱいいっぱいの感じである。ぎりぎりまで無理して頑張るかそこそこ最後まで頑張れるペースに落とすか考えどころだ。上りでやや集団から離され、下りで追い付いたあたりで中間点を1時間15分45秒で通過。第一折り返し点に差し掛かるあたりで集団から離され始める。やはりこのまま無理して付いていくと完走も危ういと判断したためである。上りに差し掛かるあたりで田中千洋選手に追い抜かれる。もう一人、前から落ちてきた選手と並走しながら上りを駆け上がる。右折する手前あたりで矢ノ目さんが声をかけてくれるがほとんど反応できず。単純にこのままキロ4分で走れば2時間40分丁度ぐらいかと頭の中で計算する。途中、パパさんからも声をかけられたがたぶん首を向けただけだったと思う。

 25km地点がやってくる。1時間30分06秒。この5km18分15秒。まだそこそこのペースで走れている。給水地点に目をやると黄色いウエアの選手が歩いている。okuchanかな?。やはりokuchanだ。並走している間は調子が良さそうに見えたのだが。一声かけて抜いていく。後方から緑色のウエアの選手(駒澤公園JCの選手)が追い付いてきたので付いていく。ペースもかなり落ちた感じで身体のきつさはなくなってきた。27kmあたりを左折したあたりで前方に清田君らしき選手を発見する。近付いてみるとやはり清田君である。一声かけて追い抜いていく。

 しばらくして30km地点を通過。1時間49分22秒。この5km19分16秒。かなりペースが落ちた。気温もやや下がったかペースも落ちたこともあり暑さもさほど感じなくなり始めた。新潟の疾風さんが沿道から声をかけてくれる。少しして望月マネージャーと関戸さんを発見し、望月マネージャーからゼリーを受け取る。ただ今回は胸のあたりがつっかえている感じですぐにゼリーを飲む気にはなれず、しばらく持ったままで走る。並走していた駒澤公園JCの選手がやや下がり始めた。前方から一人、女子選手が落ちてき始めたので頑張って追い付き追い越す。付いてくる気配はなかった。

 35km地点がやってくる。2時間08分38秒。この5km19分16秒。イーブンペースで淡々と走っている感じだ。何もなければこのペースで最後まで行けそうな感じがする。左折して第二折り返し点へ向かう。ゴールへ向かう選手と擦れ違い始めるが既に先頭は通過してしまっている。進藤選手や一條選手、ゆうすけさんや熊本の福島さんとも擦れ違うが女子先頭がなかなか来ない。右折して漸く中継車を発見する。女子先頭は堀江選手だ。横には青木君や牟田口さんの他に数名の男子選手が付いている。少し遅れて田上選手もやってきた。田上選手からはかなり離れて田中選手が3位である。残り5km地点を2時間17分10秒で通過。この2.195kmは8分32秒。頑張れば田中選手に追い付けるかもしれないなぁと思って頑張る。第二折り返し点を折り返す。後方はぱらぱらと来ている感じだ。残り4km地点通過。2時間21分00秒。この1km3分50秒。しばらくして草萱さんを発見したので一声かけるがかなり疲れている感じで反応なし。残り3km地点を2時間24分51秒で通過。この1km3分51秒。ほぼこのペースにはまっている。田中選手は一向に見えてくる感じはない。

 しばらくして40km地点を通過。2時間27分55秒。この5km19分17秒。やはりほぼイーブンペースである。給水地点をジョグしている旭化成の佐々選手を追い抜く。残り2km地点通過。2時間28分40秒。この1km3分49秒。左折して中島公園はもうすぐかなぁと前方に目をやるとなんとなく女子選手らしき選手が二人見える。残り1km地点を通過。2時間32分33秒。この1km3分53秒。女子選手は田上選手と堀江選手であることが自分の目にもわかった。と言うことは田中選手の逆転優勝か。どうりで追いつかないはずだ。中島公園に入り田上選手は射程距離に入ってきた。しばらくして田上選手を追い抜くが堀江選手には届きそうにない。堀江選手のゴールを確認後、10秒ぐらいでゴール。2時間36分16秒。ラスト1kmが3分43秒、ラスト2.195kmが8分21秒であった。

 ゴールするとすぐ前に青木君がいた。完走メダルをかけてもらい、少し行くとゆうすけさんがいたので少し話をする。給水をとり、氷をもらい、完走Tシャツをもらい、着替えを受け取り、更衣室で着替える。そこそこテレビにも映っていたようで何人かの人からは携帯にメールが入っていた。仲間うちで多少アクシデントがあり、ばたばたしたが、清田君がいろいろと対応してくれたおかげで何とか事なきを得た感じであった。かなり疲労感がありホテルにチェックインし、しばらく横になっていた。

 17時30分からフェアウエルパーティに参加したが気分が優れずあまり食べることはできなかった。その後のネットランナー大集合の宴会でもあまり飲める状態ではなく、22時過ぎにはホテルに戻り、世界陸上の女子マラソンを見た。

 翌日の北海道新聞で順位を確認すると51位であった。朝は朝練をしてから市内観光をした後、熊本の福島さんとサッポロビール園に行って食事をし、15時過ぎには札幌駅から新千歳空港へと移動をした。たまたま移動の列車の中で新潟の疾風さん、たくろーさんに出会った。また同じ車両に田中千洋選手と旦那さんと娘さんが乗っていた。帰りの便は19:25発のANAに乗り、羽田空港21:04発の新横浜駅行きバスに乗って23時前には家に着くことができた。

 今回のレースは暑さとの戦いにもなったことで内臓のダメージが大きく、なかなか疲労感が抜けなかった。8月に思ったように走りこめなかった影響と冷夏ということもあってあまり暑さに慣れていなかったことも原因であると思う。夏のマラソンはやはりそれなりに対策をしたうえで乗り込まなければならないことを改めて感じたレースであった。

ハートブレイク関係者の記録です。

氏名

所属

記録

順位

大滝 学

慶應義塾志木

2時間33分36秒

43位

青木 崇

ハートブレイク

2時間36分05秒

50位

寺根秀幸

ハートブレイク

2時間36分16秒

51位

熊谷真樹

高砂香料工業

2時間38分15秒

56位

福島史裕

六会AC

2時間49分36秒

103位

清田宏明

ハートブレイク

2時間53分38秒

140位

後和直樹

神宮AC

2時間54分25秒

149位(自己新)

礒田康弘

ハートブレイク

2時間54分30秒

152位

鈴木剛弘

中央三井信託信

2時間56分47秒

178位

奥村英世

モントブラン

2時間57分47秒

191位

村田 博

不忍池AC

2時間58分32秒

201位

山口浩満

ハートブレイク

3時間10分41秒

378位

草萱昌子

静岡陸協

2時間45分37秒

女子10位