別海町パイロットマラソンフル(1999.10.3)報告

 

 土曜日、起床は5時00分。準備等を済ませ6時過ぎに自転車2台で嫁さん、巧君と一緒にJR相模原駅へ向かう。JR線で新横浜駅まで出てそこからバスで羽田空港に向かう。羽田空港には7時45分頃に到着。8時頃に岡村君と無事合流し、8時35分発の中標津行で中標津へ向かう。中標津空港には10時15分頃到着。曇っていて、気温はやや低いが寒いというほどではない。大会が用意した無料バスに乗り、宿には11時前に到着。

 雨が降りそうなので、岡村君とすぐジョグに出かける。走り始める頃にはポツポツと雨が降り出す。スタート地点の競技場までいき、サブトラックを15分弱走るが、途中からかなりの雨が降ってくる。宿に戻る途中は土砂降りになる。帽子は被っていたが、ジャージ、シューズはずぶぬれになってしまう。着替えてから昼食、買い物と済ませる。宿に戻ってきて、今年は忘れずにスペシャルドリンクを作る。

 開会式場への送迎バスは17時に来るということなので、朝早かったこともあり、皆でしばらくお昼ねする。16時過ぎに起きて、陸上の日本選手権をしばらく見る。巧君が起きそうにないので、嫁さんと巧君は開会式、パーティには参加しないことにする。

 17時過ぎに送迎バスが到着し、開会式場へ岡村君と移動する。受付を済ませ、スペシャルドリンクを預けて開会式場で時間を過ごす。6時半から開会式、7時過ぎからパーティがあり、8時過ぎには終了する。宿に戻ると夕食を準備しているとのことなので、おかずだけいただいた。テレビで天気予報を確認すると北海道はほぼ全域で大雨洪水注意報が出ており、朝までにかなりの雨量があるということである。日曜の天候も曇り後雨で風が強く、気温も高めということである。入浴やら準備を済ませて10時半頃には就寝する。暖房を付けて寝たため結構暑く、何度か目が覚めてしまう。

 日曜は起床は6時半。雨は上がっているようだ。7時から朝食をとり8時にチェックアウトをして、送迎バスを待つ。今年はしっかりと前日に確認したので、間違いなくバスは来た。同じバスに牟田口さんが乗っていたので挨拶をする。会場には8時15分頃到着する。9時前には晴れてくる。

 9時過ぎから岡村君とアップに出かける。サブトラックを15分ぐらい走って私はトイレに向かう。最終コールは9時半から9時50分までなので、それに間に合うように準備する。9時45分に着替えて最終コールを済ませ、スタートを待つ。招待選手は男子は4名。富士通の栗原、日立電線の斉藤、山中、アラコの米原である。女子は文教大学の浅井えり子のみ。グローバリーの真木は健康マラソン10kmに出場である。

 10時丁度号砲一発でスタート。米原が飛び出し、招待3名が続き、その後を我々が追いかける。2kmまでは下り気味の追い風になるため、積極的に付いていこうと考えていた。が、300mあたりで招待の斉藤が下がってきたので、ついあわせてしまう。400m通過は83秒。遅いと思ったが、前3人とは少し差があるので追いかけられない。もう斉藤選手にあわせるしかなくなってしまった。今年はコース間違いもなく、600mで競技場外へと出て行く。ロードに出てきて追い風。しかし、何となくペースが遅い気がする。1km地点は見過ごしてしまい、タイムチェックができなかった。左折するところが2kmなので前の通過を確認する。6分15秒。やはり前は速い。我々の集団は7分で通過。遅い。やられた。招待の実業団で持ちタイムが2時間16分台なのにこんなペースで走ること自体おかしいと速く見切りをつけるべきだった。もうどうしようもないので斉藤選手に引っ張ってもらうしかない。再度左折して、上りにはいり、強烈な向かい風に変わる。斉藤選手が引っ張り、後を岡村君、牟田口さん、私とあと2人ぐらい。

 5km通過。17分48秒。これはかなり厳しい出だしになってしまった。相変わらず斉藤選手が引っ張る。風は相当強い。長野のときより強い感じがする。今回は折り返すだけまだましか。淡々と進み、

 10km通過。35分50秒。この5km18分02秒。先頭通過は33分13秒と表示。ここから斉藤選手が我々がついてくるのをきらいだし、蛇行し始める。岡村君も最初はついていたが、途中から無視する。そのうち岡村君が前を引っ張り始める。斉藤選手は一旦下がり、また途中から前を引っ張り始める。

 15km通過。54分18秒。この5km18分28秒。もうタイムはどうでもよくなってきた。このあたりから25番が引っ張り始めるが誰もつかずにいかせてしまう。20mぐらい差がつき、その後を岡村君と私と牟田口さん、44番の中山さんで追いかける。斉藤選手は下がってしまう。時折突風が吹き、身体がとまりそうになる。

 20km通過。1時間13分37秒。この5km19分19秒。ついに19分台を刻んでしまう。先頭通過は1時間08分13秒と表示。先頭が折り返してくる。富士通の栗原と日立電線の山中の2人。しばらくしてアラコの米原がジョグしている。ハーフでやめたのかな?。中間点はよく覚えていないが1時間17分40秒〜50秒ぐらい。2時間半も無理と記録は完全にあきらめる。25番が折り返し、20m差ぐらいで我々4人が折り返す。追い風の下りに変わり、ここでギアチェンジをし、一気に加速する。私と岡村君でペースを作り、25番を追いかける。23キロあたりで25番に追いつくが、このあたりで私が疲れてしまい、下がり始める。しばらくしてまた25番がペースアップ。また離され始める。それを牟田口さん、岡村君、中山さんが追いかけ、私がやや下がり気味。

 25km通過。1時間31分23秒。この5km17分46秒。気温も高く、追い風で体感的には無風であり、暑さを感じていまひとつペースに乗れない。中山さんがやや下がってきたので、一声かけて追い抜き、しばらくして岡村君と牟田口さんに一旦追いつく。25番はまた20mぐらい前にいる。ここからじわじわ岡村君に離され始める。牟田口さんもあまり調子がよくない感じで私の後ろについてくる。

 30km通過。1時間49分01秒。この5km17分38秒。どうも身体がいまひとつ動かない。このままでは25番にやられてしまう。岡村君ともじわじわ開くが同じように25番とも開いていく。岡村君には何とか25番をとらえてくれることを祈りながらこちらも見える範囲で必死にがんばっていく。35km手前あたりで岡村君が25番を捕らえる。ここで100m以上は私と開いている。

 35km通過。2時間06分34秒。この5km17分33秒。岡村君とはどんどん開いていく感じである。25番との差もつまらない。残り5km地点を2時間14分21秒で通過。この2.195km7分47秒。このあたりから25番との差がややつまり始める。25番も後ろを気にし始めた。残り4km地点を2時間17分52秒で通過。この1km3分31秒。25番は射程距離内にはいってきた。残り3km地点あたりで25番を追い抜く。残り3km地点は2時間21分13秒で通過。この1km3分21秒。

 右折して、しばらくして40km通過。2時間24分05秒。この5km17分31秒。残り2km地点を2時間24分46秒で通過。この1km3分33秒。再度右折して、向かい風に変わる。25番の位置を確認する。まず抜かれないだろう。岡村君とは400mぐらいは開いている感じがする。残り1km地点を2時間28分24秒で通過。この1km3分38秒。競技場に入るところで岡村君のゴールを確認。バックストレートでもう一度25番を確認すると全然見えないので一般2位を確信してそのままゴール。2時間31分56秒。残り1kmが3分32秒。残り2.195kmが7分51秒でした。

 総合1位は日立電線の山中選手で2時間25分27秒、総合2位が富士通の栗原選手で2時間26分51秒、総合3位(一般1位)が岡村君で2時間30分30秒、私が総合4位(一般2位)で2時間31分56秒でした。25番は私の後で2時間33分04秒でした。岡村君は後半を1時間12分台で走っているので昨年の私の後半より速かったです。私は前半で何となく疲れてしまって後半は下りの追い風にしてはいまひとつタイムがのびずに1時間14分16秒ぐらいかかってしまいました。

 ゴール後も相変わらず風は強く、気温も下がってきて表彰式はかなり寒かったです。今年の一般優勝の副賞は東芝のビデオデッキでした。やられました。今年は昨年に比べて参加者が少なかったのか完走賞の鮭一匹のほかに入賞者にまで鮭一匹がついていました。今回はレース前の調子から見ていても岡村君には勝てそうな気はしませんでしたので順位は妥当な結果だと思います。結局招待選手でもぎりぎり26分を切った程度だったので前半の向かい風は相当だったと思います。もう少し前半から突っ込むつもりがまんまと日立電線の斉藤選手にやられてしまいました。でもこんな調子でも31分台で走れたのは前半のスローペースがよかったのかもしれません。

 レース後は3時過ぎの無料バスで中標津空港にむかい、17時10分発の羽田行きで帰ってきました。21時半前には家に到着しました。内臓のダメージは結構ある感じがします。今のところ脚のダメージはあまりなさそうなので、回復次第、つくばマラソンにむけて頑張りたいと思います。

上位の結果です。

順位

氏名

所属

記録

1

山中

日立電線

2時間25分27秒

2

栗原

富士通

2時間26分51秒

3

岡村

住友電工横浜

2時間30分30秒

4

寺根

ハートブレイク

2時間31分56秒

5

高橋

千葉市

2時間33分04秒

6

中山

旭川走友会

2時間33分50秒