須貝バレエ「ドン・キホーテ」全幕公演プログラム・ノンブル
須貝バレエの公演プログラムでは、すっかりお約束になったしまったノンブル遊び。ノンブルとは、デザイン業界の専門用語でページ番号のこと。
前々回の「くるみ割り人形」ではネズミが、前回の「コッペリア」ではヒロインのスワニルダが、数字と遊んだり、ページ内容に合わせたアクションを起こしたりと、そんなお遊びが定番になってしまい、「今度はなにするの?」「今度は誰が?」と、プログラム制作当初からワクワク顔で聞かれてしまうと、これは徹夜してでもやんないとね!
で、今回の「ドン・キホーテ」は、登場人物のキャラクターがそれぞれ濃いので逆に選ぶのが大変。タイトルロールのドン・キホーテとサンチョ・パンサはもちろんのこと、このバレエの主人公のバジルとキトリも茶目っ気たっぷりだし、闘牛士のエスパーダとその恋人のメルセデスも捨て難い。
悩んだ挙げ句、ここはガマーシュに決定。ガマーシュはヒロインのキトリにぞっこんの貴族。キトリの父のロレンツォも貧乏床屋のバジルよりも貴族で金持ちなガマーシュに嫁入りさせたいと思っている。ただ、ガマーシュはちょっと変。志村けんのバカ殿様みたいなキャラクター。やっぱりガマーシュがぴったり!
という訳で、ガマーシュ劇場です。サムネールをクリックすると、ノンブル部分の画像を表示します。
さて、せっかくだからパラパラマンガにしたら?なんて声も聞こえたりするんですが、それも一興。そのうちに登場するかもしれません。