IBM Think Pad 600 (2645-41J)
私が普段使用しているコンピュータは「IBM ThinkPad 600 (2645-41J)」です。ちょっと、紹介させていただきます。
このマシンは、98年7月に購入しました。
当時、A4ノートの薄型のマシンで FDD or
CD-ROM
を内蔵できる機種で探したところ、一番良さそうだったので購入しました。(1ランク上の
266MHz の 51J は高すぎて手が出ませんでした。 (ToT) )
当時のノートPCとしては、結構、高かったし、仕事で使用していた
IBM
のディスクトップ・パソコンに不安があったの躊躇しましたが、以前から一度は
「ノート・パソコンのロールスロイス」と言われていた(いる?)
Think Pad
を使用してみたかったので思い切って購入しました。
今では現在までに使用してきた他メーカのノート
PC
と比べて、ハードの安定性等々、質に関しては満足しております。次に購入するのも
IBM に使用かと考えております。(が、最近の IBM
は質実剛健からちょっと離れてきたようなので不安ですが。。。)
このマシンの基本スペックは、
プロセッサ モバイルPentium II - 233MHz 512KB外部キャッシュ付 (MMC-1) チップセット Intel 440BX 主記憶(RAM)容量 32MB(SDRAM) 最大 160MB ビデオ・サブシステム NeoMagic** MagicGraph 128XD ビデオ・RAM 2MB ハードディスク 3.2GB ディスプレイ 13.3インチ TFT液晶
購入時に Kingston Technology
KTM-TP770/64(64MB Module SODIMM)
のメモリ (64MB) を購入し、96MBにして使用していました。この
Kingston Technology
製のメモリは店で、わざわざ、取り寄せてもらいました。ある本の著者が
「Kingston Technology のメモリが一番いい」
と書いてあったからです。
(ほとんどのショップでは売っていませが、次回、メモリを購入するときも
Kingston Technology
にしようかと思っています。手に入らなければ、Princeton Technology
、 Green House 、IBM
が他社製周辺機器として販売している Century Microelectronics
かな。)
ハードディスク容量が足りなくなってきたので、99年2月に、最初に入っていた
IBM DYKA-23240 (9.5mm厚 3.2GB) から、 IBM DADA-26480 (12.5mm厚 6.4GB)に換装、その後、
00年9月に DJSA-220(9.5mm厚 20.0GB)に換装しました。
(BIOS の Version によっては 8GB
以上の容量を認識できません。できるだけ最新の BIOS の
Version にしましょう。ただ、バッテリ が生きていないと、Version
Up できません)
メモリについては、00年10月に IBM 20L0241 のメモリ(64MB)
を購入し、IBM の仕様上では最大の 160MB にしました。
(いろいろなメモリ・メーカによると、 BIOS が最新であれば 192MB
まで可能との事だったので、128MB
のメモリの購入を考えましたが、お金が無くてあきらめました。。。。
(i_i) )
注)中部ノートセンター 様によると、
「TP600(41J と51J)は2スロット並んでいるメモリスロットにて、バックアップ電池に近い方のスロットはV133-A128Mにて 64M分 V133-A256Mにて128M分しか認識しません。バックアップ電池から遠い方のスロットはV133-A128Mにて128M分 V133-A256Mにて256M分認識します。つまりオンボードの32Mを含めるとV133-A256Mを2枚挿して415M認識します(BIOS上は425M)いずれもIBMの仕様を逸脱していますのでお客様のすべての機械で動作する保証はありません。一枚のみ128M以上のメモリを挿す場合はバックアップ電池から遠い方に挿すのがお得です。これはシステムボードの仕様です。 (2003/03/19追記)」
とのことです。(2002/03/22 追記)
現在のスペックは、
プロセッサ モバイルPentium II - 233MHz 512KB外部キャッシュ付 (MMC-1) 主記憶(RAM)容量 160MB ハードディスク 20GB BIOS バージョン IBET46WW (ディスケット・バージョン 1.15)
(バッテリ・パックの新しいのが買えなくて、BIOS のアップデートができないので。。。)
交換したHDD
左から DYKA-23240,DADA-26480,DJSA-220
製品仕様
モデル名 DYKA-23240 DADA-26480 DJSA-220 IC25N040ATCS05
(換装予定)製品シリーズ名 Travelstar 3GN Travelstar 6GT Travelstar 20GN Travelstar 40GNX 記憶容量 3.24 GB 6.48 GB 20 GB 40 GB 製造年月 1998/6 1999/1 2000/5 インターフェース ATA-3 拡張IDE (ATA-4準拠) ATA-5 ATA-5 セクター・サイズ 512 Byte ← ← ← ゾーン数 8 ←
16 ← ユーザー・シリンダー数 8,128 9,280 22,784 データヘッド数 4 6 4 ← ディスク枚数 2 3 2 ← 面記憶密度 3.12 Gbit/inch2 4.1 Gbits/inch2 17.1 Gbits/inch2
(26.5 Mbits/mm2)34 Gbits/inch2
(52.7 Mbits/mm2)線記憶密度 223.1 KBPI 256.4 KBPI 451.1 KBPI
(17.8 Kbits/mm)トラック密度 14,000 TPI 16,000 TPI 38,000 TPI
(1,496 Tracks/mm)データバッファーサイズ 128 KB (上位 38KB はファームウェアで使用) 512 KB (上位 49KB はファームウェアで使用) 2048 KB (上位 173KB はファームウェアで使用) 8196 KB
回転数 4200 rpm ← ← 5400 rpm 平均回転待ち時間 7.1 msec ← ← 5.5 msec メディア転送速度 56.2 〜 93.5 Mbits/sec 61.5 〜 102.6 Mbits/sec 108.8 〜 202.9 Mbits/sec 297 Mbits/sec (最大) インターフェイス転送速度
(PIO)16.6 MB/sec (Mode-4) ← ← インターフェイス転送速度
(Ultra DMA)33.3 MB/sec (Mode-2) ← 66.6 MB/sec (Mode-4) 100 MB/sec (Mode-5) シーク時間 読み取り
(平均)13 msec 12 msec ←
←
シーク時間 読み取り
(トラック間平均)4 msec ←
2.5 msec ← シーク時間 読み取り
(フルストローク平均)23 msec ← ← ← 消費電力 始動時(最大) 4.7 W ← ← 5.0 W 消費電力 シーク時 2.3 W ← ← 2.6 W 消費電力 リード/ライト 2.0 W/2.1 W 2.1 W/2.2 W 2.0 W/2.1 W 2.5 W/2.5 W 消費電力 パフォーマンス・アイドル時 1.85 W ← ← 2.0 W 消費電力 アクティブ・アイドル時 0.85 W 0.95 W 0.85 W 1.3 W 消費電力 ローパワー・アイドル時 0.65 W ← ←
0.85 W
消費電力 スタンバイ時 0.3 W ← 0.25 W ← 消費電力 スリープ時 0.1 W ← ← ← エネルギー消費効率 0.0002 W/MB 0.0001 W/MB 0.03 W/GB 0.021 W/GB 厚さ 9.5 mm 12.5 mm 9.5 mm ← 幅 70 mm ← ← ← 奥行き 100 mm ← ← ← 取り付け位置 SFF-8201準拠 ← ← 重量 99 g 140 g 99 g 102 g 動作時 周辺温度 5 〜 55 ℃ ← ← ← 動作時 相対湿度 8 〜 90 %(結露なきこと) ← ← ← 動作時 最大湿球温度 29.4 ℃(結露なきこと) ← ← ← 動作時 耐衝撃性(半正弦波) 150 G / 2 msec 125 G / 2 msec 175 G / 2 msec
1715 (m/sec2) / 2 msec200 G / 2 msec
1960 (m/sec2) / 2 msec動作時 耐振動性(ランダム実効値) 0.67 G , 5 〜 500Hz ← 0.67 G(6.6 m/sec2)
5 〜 500Hz← 非動作時 周辺温度 -40 〜 65 ℃ ← ← ← 非動作時 相対湿度 5 〜 95 %(結露なきこと) ← ← ← 非動作時 湿球温度 40 ℃(結露なきこと) ← ← ← 非動作時 耐衝撃性(半正弦波) 700 G / 1 msec 600 G /2 msec 800 G / 1 msec
7840 (m/sec2) / 1 msec← 非動作時 耐振動性(ランダム実効値) 3.01 G , 5 〜 500Hz ← 3.01 G(29.5 m/sec)
5 〜 500Hz←
増設したメモリ
上が Kingston Technology KTM-TP770/64、下が IBM 20L0241
このマシンはとても気に入っているため、長く使いたいのですが、仕事で大量の
DB をアクセスするには非力になってきており、また、Windows
XP の要求するクロックには達しておらず(現在、Windows2000 SP2)、今後のことを考えると、買い換えようかと思っています。が、最後のチャンスとして(お金がないので)、CPU
の換装を考えています。366MHzか400MHz の MMC-1
カートリッジが手に入ったらやってみようかと探索中です。また、HDD
も 40GB クラスにしてみようかと考えています。
(MMC-1 400MHz の換装報告は Web 上で見かけるのですが、40GB
しかも Ultea DMA Mode-5 の
HHD への換装報告は見たことがないなぁ。)
MMC-1 366MHz の CPU を手に入れたので、換装しました。(2002/5/14 UP)