NT4で「高度暗号化の〜」でSP6aがインストールできない
WindowsNT4.0 に ServicePack6a (SP6)
をインストールしようとすると、
となってインストールできない場合があります。これは、Internet
Explorer 5.5 (IE5.5) 以上が導入されている場合に起きます。SP6
は40ビット版の暗号化に対応していますが、 IE5.5
は128ビット版の暗号化のため、 SP6
が対応できないためです。これに対応するには、
- Update フォルダ内の Update.inf をエディタで開きます。
- その中の、「CheckSecurity.System32.files」セクションを探します。
- Schannel.dll ファイル名の前に”;”(セミコロン)を入れます。
- Update.inf を保存する。
- Update フォルダ内の Update.exe を実行して、 SP6
をインストールする。
以上です。もし、手に入れた SP6
が圧縮版の場合、展開して修正した後インストールする必要があります。
展開の方法は、
- 「スタート」→「プログラム」→「コマンド プロンプト」でコマンドプロンプトを開きます。
- コマンドで SP6 の圧縮版(ここでは sp6full_i386.exe)があるフォルダ(ここでは、d:\sp6full)に移動します。
- SP6 の圧縮版に”/X”のオプションをつけて実行します。
- SP6
の圧縮版が実行され、展開先のフォルダを指定するよう聞かれますので、適当なフォルダを指定し「OK」ボタンをクリックしてください。(例えば、D:\SP6FULL\SP6
など)
- 「展開が完了しました」となるので、「OK」ボタンを押してください。
以上で展開されたので、後は上で説明したように Update.inf
を修正すれば SP6 をインストールできるようになります。
参考:Microsoft 技術情報 JP250867 高度暗号化の IE があると Service Pack 6a をインストールできない
Create:2002/09/14 Last modified:2009/10/02
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